地域支援体制加算を算定するために今まで休みだった平日も開局することになりました。薬局の定休日が日曜だけになってしまい、平日に休みが取れなくなりました。

もともと完全週休2日制だったのですが日曜日しか休めていません。

このままこの状況がずっと続くのでしょうか?

休みが取れない原因を分析

薬剤師、医療事務の人員そのままで営業時間、営業日を増やしたことでシフトに無理が生じている。

基準調剤加算算定要件の開局時間の要件の確認です。

基準調剤加算算定要件(一部)

ハ 一定時間以上開局していること。

「平日は1日8時間以上、土曜日又は日曜日のいずれかの曜日には一定時間以上開局し、かつ、週45時間以上開局していること」

2016年の調剤報酬改定は薬局にとって相当厳しく利益が思うように出ていない薬局が少なくありません。どこで点数を増やすかといえば「基準調剤加算」と「後発医薬品調剤体制加算」です。

今まで平日定休日だったのを開局するだけで月の受付回数×320円の収入増になるわけですから、経営陣は当然皮算用します。そして実行に移します。

薬剤師や事務の人員を増やしてくれるなら良いですが、多くの薬局ではそのままの人数で回しているようです。

どうすれば薬剤師不足のなかで休みがとれるようになるか

薬局の営業時間を長くすることと営業日を増やすことは簡単なのですが、そこからまた短くしたり休みを増やすことは難しいと思われます。せっかくとった基準調剤加算の320円を手放すことはないでしょう。当面この開局時間で行くはずです。

増員してくれれば良いですがそのままの人員でシフトを回していくと働くスタッフに無理が生じてきます。

最悪の場合、他の日の薬剤師が不足。そして待ち時間が長くなりクレームが頻発。評判が落ちて売り上げ減少という本末転倒なことが起こり得ます。

そうならないためにも経営陣には今期の利益積み上げばかりに集中せず、先を見越して考えて欲しいものです。

薬局でとれる対策ですが、就業規則にもよりますがまずは休めていない分の振替休日をしっかり請求すること。他薬局からの支援(ヘルプ)をもらうなどして休ませてもらうことです。

無理をしてシフトをまわしていると上の人たちは、このままで大丈夫なんだと勘違いします。

無理なものは無理としっかり言うことが大事です。