「○○薬局に転職するので△月に辞めさせていただきたいと思います。」と退職願を上司に提出し、「ハイわかりました。」とすんなり受理される薬剤師は現状ではまだ少数派だと思います。

慢性的な薬剤師不足で採用に苦慮している薬局では、その薬剤師に辞められては困ってしまうため引き留め交渉(工作)に入ります。

 

薬剤師に辞められないように行う引き留め工作の例

とにかく説得してくる

「もう一度考えてみて」とか「何が不満なの?」など、とにかくいろんな方面からの説得工作が行われます。

説得くらい済むならまだましです。

ひどい会社だと「こんな忙しい時に辞めるのは非常識だ」とか「次の薬剤師が決まるまでは辞めてもらっては困る」、「辞めるのであれば代わりの薬剤師をどこからか引き抜いて来い」などと言われます。

 

給料を上げるから・・

説得だけでうまくいかない場合、会社は次の手を考えてきます。

それは給料を上げるから留まってくれないかという作戦です。

給与体系がしっかり定められているチェーン調剤ではほとんどありませんが、個人薬局ではあり得ます。

最終的には、昇給額を抑えたりボーナスを減額したりして調整してきますから給料を上げるからという説得には乗らない方が良いと思います。

 

退職の交渉に疲れ、こんなに引き留めてくれるのならもう少しこの会社で頑張ろうかなと思ってしまう場合もあると思いますが、ここで勘違いしてはいけません。

会社が必要としているのは「あなた」ではなく、「薬剤師免許を持つあなた」なのです。

もし、説得に応じて今の会社に留まったとしても、今後替わりの薬剤師が見つかれば辞めようと思っている(いた)「あなた」は「いつでもやめてもらっていい人」になってしまいます。

そうならない為にも、退職の交渉の時には決意は固まっていて何を言われても変わらないということを相手に解らせましょう。

 

円満に薬局を辞める方法