奨学金の返済で困っていませんか?

薬科大学・薬学部の中には学生の50%以上が奨学金を借りているところもあります。

奨学金とは

経済的理由で修学が困難な優れた学生に学資の貸与を行い、また、経済・社会情勢等を踏まえ、学生等が安心して学べるよう、「貸与」または「給付」する制度です。

奨学金の種類

第一種奨学金(無利息)

貸与型奨学金のうち、利息が付かないものを第一種奨学金(無利息)といいます。
特に優れた学生及び生徒で経済的理由により著しく修学困難な人に貸与されるものですので、選考基準が厳しめとなっています。

6年制の薬科大学が国立、公立、私立のいずれかにより貸与される金額が異なります。また、自宅からの通学か自宅外からの通学かによっても貸与される金額は異なります。

平成29年以前に薬科大学に入学して卒業した薬剤師の場合、私立大学では30,000円、54,000円、64,000円のいずれかの額が無利息で貸与されています。

第一種奨学金 6年制 

第二種奨学金(利息付)

利息がついてしまう奨学金ですが、第一種奨学金よりも選考基準はゆるやかです。
第一種奨学金が借りられなかった場合はこちらの第二種奨学金を借りるかたがほとんどです。

奨学金の利息は年(365日あたり)3%が上限となっており、在学中は無利息です。

貸与される奨学金の額

月額20,000円~120,000円(10,000円刻み)

例えば、月額50,000円を6年間(72か月)借りると、総額3,600,000円となります。
借りた金利が1.0%だとすると、毎月16,629円を20年間にわたって返済しなくてはなりません。

また、月額100,000円を6年間(72か月)借りると、総額が7,200,000円となります。
金利1.0%とすると、毎月33,259円を20年間返済し続けることになります。

毎月3万円以上の返済はきついと考える薬剤師は少なくないのではないでしょうか。

奨学金返せる?返せない?

新卒薬剤師給与(初任給の比較)



薬局勤務だと初任給は概ね月額25万円から30万円ほど。ドラッグストアなら初任給は概ね月額30万円から35万円ほどです。初任給から税金等が引かれますから手取り額はもっと少ないですね。

この記事を読んでくれている薬剤師は経験によってもっと給料をもらっているかもしれません。
それでも毎月3万円とか4万円の返済はきついと思います。

早く奨学金を返したいなら

繰り上げ返済という制度があります。
手取り給与が高くて余裕があれば繰り上げて返済することも可能です。

奨学金を返せない、そんな時は

奨学金を多く借りたので月々の返済が辛い。
これから住宅ローンも借りなくてはいけないが奨学金の返済があって借りられない。

奨学金の返済がきつい場合、「返還期限猶予」と月々の返済月額を1/2または1/3に減らしてもらう「減額返還」がありますが、収入基準があるためどちらも利用できない薬剤師がほとんどです。

ではどうすべきか。

次のいずれか一方もしくは両方をしなくてはいけません。

  • 出費を減らす
  • 収入を増やす

出費を減らす方法

とにかく節約生活を行うこと。
携帯電話を格安スマホに変える
毎日買っているコーヒーをやめる
タバコをやめる
などなど。

収入を増やす

薬剤師が転職をしないで収入を増やす方法はいろいろあります。こちらにまとめました。

もし今の薬局に不満があるのであればもっと高収入の勤務先に転職をする手もありますね。


雇用形態の変更で年収をアップさせる方法もあります。
パート薬剤師→正社員薬剤師
パート薬剤師→派遣薬剤師


転職をするのであれば薬剤師転職サイト経由で転職することを推奨します。
奨学金の返済のサポートを受けることができる薬局の紹介も実際に行っています。