
転職を考えている薬剤師がいます。
転職活動は仕事を辞めてから始めたほうが良いのでしょうか?
それとも仕事を続けながら転職活動をした方が良いのでしょうか?
仕事を辞めてから転職先を探すことのデメリット
どうせ仕事はすぐ見つかるだろうから、仕事を辞めてちょっとゆっくりしてから転職活動を始めようと思う薬剤師もいるかもしれません。
今まで全然休めなかったからこの機会に旅行に行ったりして遊ぼう。
仕事を辞めてからの方がゆっくり転職先の薬局を探せるし。
しかし、ここには大きなデメリットがあります。
収入が途絶える、国民健康保険への切り替え手続きが必要、ほかにもありますが、最も大きなデメリットは、
採用する側にこの仕事をしていない期間は何だ??と不信感を持たれる
ことです。
実際うちの薬局もこの理由で採用を断ったことがあります。
仕事から離れなければならなかった理由があるのなら問題にはなりませんが、ただ遊びたかっただけというのは問題外です。
採用してから旅行に行くので長期の休みをくれだのと、しょっちゅうゴネられても困ります。
仕事を続けながらかつ、内緒で転職活動を行う
ベストな方法は、仕事を今まで通り続けながら職場には内緒で転職活動を行う事。
休みの日を使って転職活動を行うのです。
貴重な休みを転職活動に使うのは大変だ思うかもしれませんが、そうでもありません。実際私も最初はそう思いましたが大丈夫でした。
仕事を続けながらでも転職活動は可能
薬剤師が転職先の調剤薬局を探す時に使う方法の一覧(まとめ)でも紹介しましたが、転職先の薬局を探す方法はたくさんあります。
自力で全て行おうとすると時間がかかるだけで情報が思うように集まりません。
私の転職失敗談の中でも書きましたが、
転職を成功させるためには、とにかく質の良い情報を多く得ることです。
表面的な情報ではなく、本当のところはどうなのかが重要です。
時間をかけず、効率的に希望通りに転職先を探すのであれば、エムスリーキャリアなどの薬剤師転職支援サイトを利用することが一番の近道です。
自分の希望条件に沿った薬局をコンサルタントが探し出して複数紹介してくれます。
自分の希望にあった薬局をコンサルタントと相談しながら絞り込んでいき、休みの日に見学や面接を設定してもらう。これも自分でやる必要はありません。
設定された日に薬局見学・面接に行く。
おそらく複数の薬局からぜひうちにという言葉をもらえるでしょう。
そうなったらコンサルタントと相談しながら転職先の薬局を決める。
そして転職先の薬局がほぼ固まった時点で職場に退職の意思を申し出る。
退職日が決まったら転職先の薬局に伝えて採用してもらう。
これが一番スマートな転職の流れではないでしょうか。
転職先の薬局を探すのに仕事を辞める必要はありません。仕事を続けながら転職活動をすることは十分可能です。転職を考えている薬剤師の大部分は在職中に転職活動を行っています。
これも薬剤師転職サイトが大きな力になってくれていることの表れではないでしょうか。
転職で絶対に損をしたくない薬剤師向けに、損をしない転職活動法についてまとめました。転職活動は転職をしようと思ってから開始したのでは遅すぎます。すでに他の薬剤師に差をつけられているかも。