【薬剤師の転職事情】薬剤師が転職しやすい業種・地域・時期は?理由も
q

薬剤師の転職事情を知りたい薬剤師

薬剤師の転職事情について教えてください。

薬剤師が転職しやすい業種や地域、時期はありますか?

pharma

このような薬剤師の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

  • 薬剤師の転職事情
  • 薬剤師が転職しやすい業種
  • なぜ薬剤師は転職しやすいのか
  • 薬剤師が転職しやすい地域
  • 転職しやすい薬剤師はどんな人、どんな資格を持っている?
  • 薬剤師が転職しやすい月
  • 薬剤師が転職しやすいのは何年目?
自己紹介

1313495085_749
pharma-di
私は転職経験2回の大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師です。
1回目は転職大失敗。2回目の転職活動では薬剤師転職サイトのコンサルタントの方に大変お世話になりました。そのおかげで転職に成功し、転職1年目の年収は600万円超。現在の年収は880万円です。⇒薬剤師になってからの年収推移公開

薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。自らの体験談を基にしてこの記事を書いています。

結論
今ならまだ調剤薬局とドラッグストアへの転職はしやすいと言えます。とはいえ、これからずっとその状況が続くわけではありません。悩んでいるなら転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。

薬剤師の転職事情

2020年は新型コロナウイルス感染症による受診控えなどで処方箋受付回数が減った調剤薬局業界は大打撃を受けました。


2021年の調剤薬局の倒産数は過去最多となっているものの、薬局の求人意欲は回復傾向にあります。


特に新卒薬剤師の採用がうまくいかなかった中小の調剤薬局では中途薬剤師の採用意欲が高まっています。


また、求職者にも動きが出てきています。


感染者数が増加した夏場には転職希望の薬剤師は様子見といった感じでしたが、収束の兆しが見えてくると一気に動き始めました。

pharma

実際、うちの薬局にも薬局見学の話が入り始めています。

調剤報酬の相次ぐ改定により『調剤』は厳しい状況と言えますが、薬局・ドラッグストアの店舗数はまだ増え続けています。


2022年も薬剤師は転職しやすい状況が続くと言えるでしょう。

薬剤師が転職しやすい業種

転職しやすい=求人数が多いと考えれば、薬剤師が最も転職しやすいのは調剤薬局です。

調剤薬局

薬剤師が転職しやすいのは調剤薬局なのは間違いありません。

その理由は2つあります。

  • 店舗数が多い
  • 企業数が多い

調剤薬局は日本全国に6万軒以上もあります。コンビニやガソリンスタンドよりもその数が多いという話は聞いたことがあるのではないでしょうか。


知名度のある大手調剤薬局チェーンは新卒薬剤師の採用が進んでいますので、薬剤師の中途採用は補充程度というところも少なくありません。


それでも調剤薬局に薬剤師が転職しやすいのはなぜでしょうか。


実は、調剤薬局上位10社の売上を合計しても、調剤薬局市場全体の20%程度にしかならないのです。


これは調剤薬局の寡占化が進んでいないことを意味しています。


まだまだ家族経営の個人薬局が多く、その企業数は数千社とも


大手による中小調剤薬局チェーンの買収(M&A)が行われていますが、まだまだ個人薬局、中小の調剤薬局運営企業は数多く存在しています。


中小の調剤薬局運営企業では知名度不足などの理由で新卒薬剤師の採用が困難であり、中途薬剤師を採用せざるを得ない状況となっています。


当面は調剤薬局への転職しやすい状況は変わらないでしょう。

ドラッグストア

調剤薬局の次に薬剤師が転職をしやすいのはドラッグストアです。


店舗数は、全国に2万店以上あります。


最近店舗数がどんどん増えているから調剤薬局よりドラッグストアの方が転職しやすいのではないかと思う人もいるでしょう。


調剤薬局の方が転職しやすい理由は、ドラッグストアの方が店舗数が少ないというだけではありません。理由がもう一つあります。


それは調剤薬局に比べてドラッグストアは寡占化が進んでいるということです。


店舗数は2万店以上ありますが、企業数は約127社ほど(ドラッグストアチェーン協会正会員企業数2021年度)です。


ドラッグストア市場では上位10社でその売上70%以上を占めています。


言い換えれば大手企業が多いということです。


知名度も高く、新卒薬剤師の採用を行いやすいため中途薬剤師の採用数は少なめですし、なにより企業数が少ないのでそれだけ選択肢が少ないということです。


ドラッグストアの中でも調剤併設店舗を増やしているところでは薬剤師の採用意欲は高いですから、ドラッグストアが転職しにくいという事ではありません。

なぜ薬剤師は転職しやすいのか

その答えは、求職者数よりも求人数の方が多いから。

なぜそうなるのでしょうか。


理由は大きく3つあります。

  • 薬剤師を必要とする調剤薬局とドラッグストアの店舗数が増えているから
  • 薬剤師は誰もがなれるわけではないから
  • 薬剤師は女性が多いから

薬剤師を必要とする調剤薬局とドラッグストアの店舗数が増えているから

店舗数の増加ペースは落ち着いてきていますが、調剤薬局、ドラッグストアの店舗数の増加が続いています。


まだまだ薬剤師を採用したいと考えている企業が多いということです。

薬剤師は誰もがなれるわけではないから

薬剤師になるには、薬科大学を卒業して薬剤師国家試験に合格する必要があります。


誰もがなりたくてなれるわけではない、狭き門ということです。

薬剤師は女性が多いから

薬剤師は男性よりも女性の方が多く、妊娠・出産・育児で仕事を離れるケースがあります。


その補充で薬剤師の求人が出ることも少なくありません。

薬剤師が転職しやすい地域

日本全国に調剤薬局やドラッグストアがあるので薬剤師は転職しやすい。

芸能関係であれば東京近郊に住んでいないと仕事にならないでしょう。


しかし、調剤薬局やドラッグストアは日本全国どこにでもあります


働く場所がどこにでもある薬剤師は転職しやすいと言えるでしょう。

「田舎だと職が無いから・・・」は薬剤師に当てはまりません。


薬局やドラッグストアは全国各地にあるにも関わらず、薬剤師は都市部に偏っています。


地域によって差はありますが、おおむね都市部よりも地方(僻地)のほうが薬剤師の不足度合いが高く、転職しやすい状況となっています。

転職しやすい薬剤師はどんな人、どんな資格を持っている?

どんな薬剤師が転職しやすいのか(採用されやすいのか)気になっている人もいると思いますのでまとめてみました。

 転職しやすい=採用されやすい薬剤師の特徴

  • 若い
  • 知識が豊富
  • やる気がある
  • 向上心がある
  • コミュニケーションスキルが高い
  • 人当たりが良い
  • 素直
  • クセが無い

皆さん納得していただけるのではないかと思います。


あなたが一緒に働きたいと思う薬剤師像=採用されやすい薬剤師だと思ってまず間違いありません。

薬剤師がどんな資格を持っていると転職しやすくなるかについてはこちらにまとめました。

持っていると転職に有利な資格と言えば、認定薬剤師、実務実習指導薬剤師、普通自動車運転免許くらいです。


もちろん他の専門資格は業務に役立ちますが、転転職のしやすさという点においては薬剤師免許を持っていれば問題ありません。

薬剤師が転職しやすい月

薬剤師が転職しやすい月は無い。いつでも転職しやすい。

薬剤師が特に転職しやすい時期というのはありません。


うちの会社に限って言えば、新卒薬剤師が入社した直後は採用意欲が低下します。もう少しで新人が育つのだから中途薬剤師を採用する必要はないとの理由からです。


3月から7月、8月くらいまでは新人育成に専念します。


ただ、毎年下半期には妊娠出産、退職、転職などでだんだんと当初の人員計画からズレが生じてきます。そうなると中途薬剤師を採用するしかありません。


もちろん新卒薬剤師を予定数確保できなかった場合(特に国家試験合格者が少なかった年)は4月からすぐに中途薬剤師の採用活動を始めます。


とはいえ、会社全体で見れば時期の違いはあるものの、各店舗でいつ薬剤師が不足するかなんて誰にもわかりません。


ですから、『○月が転職しやすい月だからその月まで待ちましょう』というのは全く意味のないことですし、月によって採用条件が変わることも全くありません。


転職しやすい月は特にないということです。

薬剤師が転職しやすいのは何年目?

では薬剤師は何年目が転職しやすいのでしょうか。


年齢が上がれば上がるほど転職しにくくなります。


どの会社でも入社してくれる薬剤師には長く働いて欲しいと考えています。


薬剤師が若ければ若い程転職しやすいというのは間違いない事実です。

pharma

現時点で同程度の能力の薬剤師がいたら、当然伸びしろの大きい若い薬剤師を採用します。

薬剤師が転職しやすいもう一つの要因は、薬剤師転職サイト・薬剤師求人サイトの存在です。


転職を考えている薬剤師ならすべて無料で求人の紹介をしてもらえます。


それだけでなく、薬局見学や面接の日程調整、条件・給与交渉、面接同行などもサポートしてくれます。


これにより薬剤師の転職しやすさはかなり増していると言えるでしょう。

 薬剤師の転職しやすさをさらに高めてくれる薬剤師転職サイト

薬剤師の転職しやすさのまとめ

  1. 薬剤師が転職しやすい業種は調剤薬局とドラッグストア
  2. 求人数が多いので転職しやすい状況が続いている
  3. 都市部よりも地方の方が転職しやすい
  4. 年齢は若ければ若い程転職をしやすいので、迷っているなら早めに転職活動を始めたほうが良い
  5. 転職しやすい月、何年目というものは関係ない
  6. 薬剤師転職サイトの利用で薬剤師の転職しやすさはさらにアップしている

いかがでしょうか。


薬剤師の転職のしやすさとその理由がお分かりいただけたと思います。


今の職場に不満があるなら、転職がしやすい今のうちに他の薬局を見て比べてみてはどうでしょう。


転職活動を始めたからといって転職をしなくても良いのです。


他社の話を聞いて比較してみると、今の職場が恵まれているという事がわかるかもしれませんし、やっぱりここはブラックだということに気づくかもしれません。


話を聞くだけでも大丈夫。


相談も無料ですし、今の職場にバレることもありません

 転職について話をちょっと聞くだけでも大丈夫な薬剤師転職サイト

  • マイナビ薬剤師|20代から40代の正社員薬剤師の転職に強い転職サイト。派遣薬剤師でなければまずはここに登録しましょう。
  • ファルマスタッフ|日本調剤のグループ会社。転職支援20年以上の実績あり。派遣やパートの求人も豊富に持っているので女性薬剤師にもおすすめです。