薬剤師の第二新卒は転職に有利?不利?転職成功ポイントは転職理由!
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転職を考えている第二新卒薬剤師

薬剤師の第二新卒は転職に有利ですか?それとも不利ですか?

第二新卒特有の転職成功ポイントがあれば教えてください。

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このような薬剤師の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

  • 薬剤師の第二新卒とは
  • 第二新卒の薬剤師は転職に有利?不利?
  • 第二新卒薬剤師の退職理由(転職理由)
  • 第二新卒の薬剤師が転職を成功させるポイント
自己紹介

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私は転職経験2回の大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師です。
1回目は転職大失敗。2回目の転職活動では薬剤師転職サイトのコンサルタントの方に大変お世話になりました。そのおかげで転職に成功し、転職1年目の年収は600万円超。現在の年収は880万円です。⇒薬剤師になってからの年収推移公開

薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。自らの体験談を基にしてこの記事を書いています。

結論
第二新卒薬剤師の転職は有利。薬局からすれば第二新卒は最も入社して欲しい薬剤師の一人です。
転職を繰り返すことの無いように、次は長く勤務できる薬局を選びましょう。

薬剤師の第二新卒とは

一般的に、第二新卒とは入社後3年以内に転職活動をしている人のことを言いますので、


第二新卒薬剤師とは、入社後3年以内に転職活動をしている27、28歳くらいまでの薬剤師のことになります。

薬剤師の離職率は高く、新卒で入社した薬剤師の30%以上が入社後3年以内に離職しています。


薬剤師が入社3年以内の第二新卒で転職をするのはそう珍しいことではありません。


1年目はとにかく仕事を覚えるのに必死だったが、2年目以降は一通り仕事ができるようになっていろいろ考える余裕が出てきた。


周りと比較してみたら年収が低い。他にもいろいろとおかしいことに気づいた。


これからのことを考えてみたら、今の職場では将来が心配。


就職活動ではあまり考えていなかったことが今はとても気になり出した。


このような理由で転職を考え始める第二新卒薬剤師が少なくありません。


あなたと同期入社の薬剤師のうち、すでに何人かは転職をしているのではないでしょうか?

第二新卒の薬剤師は転職に有利?不利?

第二新卒の薬剤師は転職に有利です。


その理由は次の通り。

 第二新卒の薬剤師が採用されやすい理由

  • 新入社員研修は受講済みであり、一定の実務経験がある
  • 若いのでこれからさらに伸びていける
  • 就職の失敗については、採用する側もあまり気にしない

第二新卒薬剤師は、超基本的なビジネスマナーを理解している上に実務経験がある。そして何と言ってもまだ若いのでまだまだ伸びていくこれからの人材。


将来性のある薬剤師ということで病院、薬局、ドラッグストア、企業では積極的に採用していきます。


就職時のミスマッチは起こり得ることですから、1回目の転職については採用する側はさほど気にしません。


なので第二新卒薬剤師の転職は全く問題ありません


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では、第二新卒薬剤師の転職で不利になることはないのでしょうか。

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第二新卒の薬剤師のうち、すでに転職歴がある薬剤師は採用に不利になることがあります。

『なぜ短期間で転職を繰り返しているのだろう・・・』


『またすぐに辞めてしまうのではないか・・・』


このように思われてしまう場合が少なくありません。


そのような採用側が持っている不安を面接でしっかりと払拭してあげれば問題なく採用されるはずです。

すでに転職歴のある第二新卒薬剤師は、再び転職をする必要の無いように長く続けられるところをしっかりと探していきましょう。


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そういう私も新卒で入社した会社を1年半で辞めて転職し、2社目の薬局も1年で辞めました。
3社目となった今の薬局でずっと続けています。
不利とは言いつつも何とか採用してもらえたのは薬剤師転職サイトのおかげです。

第二新卒の薬剤師が転職を成功させるポイント

転職が初めての第二新卒薬剤師も、転職歴のある第二新卒薬剤師も転職を成功させるポイントは同じです。


基本的に、正しい転職活動の流れに沿って行えば大丈夫ですが、第二新卒薬剤師が特に注意すべき点は次の2つです。

 第二新卒薬剤師が転職を成功させるポイント

  • 就活の時とは違った目線で情報収集する
  • 退職理由・転職理由を前向きに言い換えて伝える
  • 就活の時とは違った目線で情報収集する

    学生時代の就職活動ではどうやって就職先を比べていたでしょうか。


    知名度、基本給の高さ、休みの取りやすさ、人事担当者の印象、教育研修制度、国家試験対策をしてくれた、高級な食事に連れて行ってもらった・・・といったところではないでしょうか。


    就活と同じように転職活動をしてはいけません。

    薬剤師の就職活動と転職活動は全く別物と思ってください。


    就職活動は会社選びでしたが、転職活動は店舗選びです。


    就職は「会社に」
    転職は「薬局・店舗に」
    です。


    就職活動では株式会社○○と○○ホールディングスと○○薬局というように会社を比較しましたね。


    そして、入社を決めた時にはどこの薬局に配属されるかわからなかったでしょう。


    転職活動では、○○薬局の△△店というように薬局単位で比較します。


    どこの薬局で働くかを自分で選ぶのです。


    知名度ではなく、将来性はどうなのか。どのくらい店舗数を増やしていくのか。どうやって売上高を増やしていくのか。その戦略はどのようなものなのか。


    基本給の高さではなく、転職後に実際いくらもらえるのか。今後の昇給はどの程度なのか。


    休みの取りやすさではなく、具体的にどういうシフトを組んでいるのか。何枚の処方せんを薬剤師何人で調剤をしているのか。事務は何人なのか。


    そこへ転職すると具体的にどういった働き方になるのかをはっきりとイメージできるよう、徹底的な情報収集が必要です。

    徹底的に情報収集をしたい第二新卒薬剤師におすすめな薬剤師転職サイト・転職エージェント

    • マイナビ薬剤師|20代から40代の正社員薬剤師の転職に強い転職サイト。派遣薬剤師でなければまずはここに登録しましょう。
    • ファルマスタッフ|日本調剤のグループ会社。転職支援20年以上の実績あり。派遣やパートの求人も豊富に持っているので女性薬剤師にもおすすめです。
    • 薬キャリ|エムスリーグループが運営している薬剤師転職サイト。登録者数No.1 オールマイティに強い。

    情報収集から求人の紹介、転職サポート、店舗見学や面接の日程調整、面接同行、給与等の条件交渉など薬剤師はすべて無料です。

    就職活動での面接の印象、会社説明会の印象は転職活動において一切不要です。


    入社後に高級な食事に連れて行ってもらったことなど無かったように、採用担当者・人事担当者の印象も転職活動において一切不要です。

    退職理由・転職理由を前向きに言い換えて伝える

    薬剤師転職サイト・求人サイトのサポートを受けていれば心配はいりませんが、面接が心配と思っている薬剤師も多いと思います。

    面接で最も注意すべき点は、退職理由・転職理由をポジティブにどう伝えるかです。

     第二新卒薬剤師の退職・転職理由

    • 給料が安い
    • 残業が多い
    • 昇給額が雀の涙程度で・・・
    • ボーナスが安くて・・・
    • 資格取得のための補助が出ません・・・
    • 今の薬局ではこれ以上成長できないと思い・・・
    • 人間関係が・・・

    このような理由で転職を考えたのだと思いますが、これをそのまま伝えてはいけません。

    ネガティブな退職理由・転職理由をいかにポジティブに言い換えるか。これが転職では非常に大事です。


    「給料は安いし、人間関係も悪い職場だったんですよー」と今の職場の悪いところを並べて面接で言ったところで、面接官は同情するふりをするだけ。


    この薬剤師を採用しようという判断には決してなりません。


    また、人間関係というワードが出た時点で、『この人は人間関係構築に難ありか?』と思われてしまうだけでなんの得にもなりません。

    面接では転職理由を前向きに言い換えて伝えましょう。

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    面接官だって薬剤師。なんで転職をしようとしているのかはだいたいわかります。
    だからこそ、後ろ向きの転職理由を前向きにどう言い換えてくるか。面接官はそこを見ているのです。

    あとはやる気と熱意、長く働きたいという思いが伝わってくるかどうかで採用か不採用かが決まります。

    面接で今の職場の悪いところを並べるのではなく、なぜここなのかを積極的にアピールしましょう。


    次は長く働きたい、将来はこうなりたい、それがここなら実現できるということを伝えてください。


    加えて、今までどんな仕事をしてきたか、そしてその経験をどう活かせるのかを伝えましょう。

    面接での薬剤師業務経験アピール例

    • かかりつけ薬剤師は要件を満たす前だったので取れませんでしたが、毎回自分が担当していた患者さんがいました。
      かかりつけ薬剤師アピール
    • 在宅にはいつも自分が行っていました。往診にも同行していました。
      在宅経験をアピール
    • 在庫担当をやっていて、在庫月数(在庫金額)を担当になってから○○%減らすことができ、欠品が増えることもありませんでした。
      調剤以外の仕事のアピール
    • こういう取り組みを自分で考えて、薬局全体のインシデント減少に貢献しました。
      リーダーシップをアピール
    • 入社2年目には新入社員の研修担当となって教えました。
      教育経験ありをアピール

    具体的に何をしてどういう貢献をしてきたのかを伝えましょう。


    面接官も薬剤師ですから、わかってくれるはずです。

    第二新卒薬剤師の転職活動まとめ

    1. 第二新卒薬剤師の転職は有利
    2. 第二新卒薬剤師の求人は多い
    3. 転職を繰り返さないためにも転職先の選定は慎重に
    4. 徹底的な情報収集が必要(就活とは全く異なる視点が必要)
    5. 薬剤師転職サイト・求人サイトを利用してサポートを受けるべき