年収ダウンの薬剤師がすぐやるべきこと7選【合併・人事制度の変更】
menaseru

年収ダウンの提示を受けた薬剤師

他社との合併に伴って人事制度が統一されるらしく、年収ダウンの提示を受けました。

がんばっても取り戻せないくらいの年収ダウンです。

これからどうすれば良いでしょうか。

pharma

このような薬剤師の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
この記事を読むと次のことがわかります。

  • 年収ダウンの提示を受けた薬剤師が確認すべきこと
  • 年収ダウンの提示を受けた薬剤師がこれからやるべきこと
  • 今後の正しい身の振り方
自己紹介

pharma_di(ファマディー)
転職2回の大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。

転職に失敗する薬剤師をゼロにしたいという思いで、自らの経験を基に記事を作成しています。
詳しい自己紹介

結論
年収ダウンの提示を受けたということは、会社が求める人材ではないと言われているのと同じこと。会社なんてそんなものです。薬剤師なら他の薬局の求人がまだたくさんあります。年収ダウン提示に不満がある場合は無理に今の会社に残る意味はないでしょう。

薬剤師が転職をしようとして年収ダウンになりそうなら。

自分の年収がどのくらい下がるのかを調べる

人事制度の変更が発表されてしばらくすると、個人宛に新旧の給与比較表が送付されてきます。


そこでどのくらい年収が下がってしまうのかを確認しましょう。


例えば、現行の給与400,000円、新制度の給与400,000円と記載されていたとします。


新旧の給与金額が同じだから大丈夫と思ってはいけません。


そこには大きな落とし穴があります。


新制度の給与内訳に調整手当とか調整給移行調整給などの項目はないでしょうか。


これらの項目に記載の額はいずれ支給されなくなるものです。

調整手当についてはこちらをご覧ください。




新制度の給与400,000円の内訳に調整給17,000円と書かれていたら、この17,000円はある時期が来たら無くなります。


ある時期とは1年後かもしれませんし、毎年少しずつ段階的に減らされるのかもしれません。


どのペースで減少されていくのかは会社に確認しましょう。

調整手当、調整給、移行調整給などの項目に書かれている金額×12(カ月)で計算された金額が年収ダウン額となります。

基本給が減っていないかを調べる

基本給が減額されていないか良く調べましょう。


賞与や残業代、退職金の計算の基となるのが基本給です。


基本給が減額となってしまうと賞与、残業代、退職金が減額となるのと同じです。


基本給の減少額×賞与支給月数で計算された金額も年収ダウン額です。


先ほどの計算式と合わせると以下の式ができあがります。

調整手当等×12(カ月)+基本給の減少額×賞与支給月数+前年の残業代×(基本給の減額率)=年収ダウン総額
※残業時間は同じと仮定した場合。

年収ダウンの金額が頑張って取り戻せるかどうかを見極める

一時的に年収がダウンしてしまったとしても、今後の頑張りによって十分取り返せる額であればこのまま留まるのも一つです。


但し、給与テーブルの上限に達していて昇給が見込めない、年収ダウンの金額が大きすぎて取り戻せるのは不可能という場合には転職も視野に入れていきます。

今後の昇給はどうなるか

新旧の年収を比較しただけではまだ不足です。


単年で比較するのではなく、長期にわたる影響を考慮しなければなりません。


昇給額、昇給率がどうなるのかを十分確認しておきましょう。


不明な点は会社に説明を求めます。

不足している資格や能力の取得

年収ダウンを避けるのに必要な資格や能力があるのならまずはそこに注力しましょう。


認定薬剤師さえ取得すれば年収ダウンが避けられる。
認定実務実習指導薬剤師の資格があれば年収ダウンが避けられる。


人事制度に資格の要件があったらまずは積極的に取得を目指していきましょう。

人事制度を最大限活用する

例えば自分が選択したコースや、勤務地、転勤の可否などを変えることによって年収ダウンの幅を小さくすることはできないでしょうか。


もう一度人事制度の説明書をしっかり読み込みましょう。


勤務地を変えることができないか、転勤可能なコースに変更することができないかなど、年収アップにつながるような変更について再度検討してみましょう。

他社の薬局との年収相場を比較する

提示された年収が相場的にどうなのかを、他社の薬局の年収と比較してみましょう。


年収がダウンしたとしても、同じ地域の他社の薬局よりも年収が高ければ今の会社に留まった方がお得です。


逆に、他社の薬局の方が年収が高いなら留まる意味はもはやありません。


地域の薬剤師の年収相場はこちらに登録するとコンサルタントが無料で教えてくれます。

 他の薬剤師の年収相場を知りたい薬剤師向け

今後の身の振り方を考える

年収ダウンの提示を受けたということは、あなたは会社が望む働き方をしていないと言われているのと同じです。


今まで頑張って働いてきたにも関わらず年収ダウンの提示はものすごくショックですね。


でも会社なんて所詮そんなもの。


会社のために頑張って働く必要なんて最初から無かったのです。


今の会社でなくたって、患者さんのために正しい仕事ができる薬局は世の中にたくさんあります。

 調剤薬局への転職に強い転職サイト・転職エージェント3選

  • マイナビ薬剤師|20代から40代の正社員薬剤師の転職に強い転職サイト。派遣薬剤師でなければまずはここに登録しましょう。
  • ファルマスタッフ|日本調剤のグループ会社。転職支援20年以上の実績あり。派遣やパートの求人も豊富に持っているので女性薬剤師にもおすすめです。
  • 薬キャリ|エムスリーグループが運営している薬剤師転職サイト。登録者数No.1 オールマイティに強い。

年収ダウン提示=会社からは要らないと言われているのと同じ
もっとドライになっても大丈夫。

大丈夫でしょうか。S社やP社の薬剤師さん。

今ならまだ薬剤師の転職先はたくさんあります。

 おすすめした薬剤師転職サイト