

調剤薬局へ転職をしようと考えている薬剤師
別の調剤薬局への転職を考えているのですが、求人が多すぎてどれが自分に合っているのかわかりません。
条件の交渉なんかもうまくいくか心配です。
まずは何から始めれば良いでしょうか。

このような薬剤師の疑問に答えていきます。
本記事の内容
この記事を読むと次のことがわかります。
- 調剤薬局への転職活動の流れ
- 調剤薬局の薬剤師求人の探し方
- 転職先調剤薬局の絞り込み方
- エントリーから面接、試験について
- 転職後にすべきこと

pharma_di(ファマディー)Follow @pharma_di
転職2回の大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。
転職に失敗する薬剤師をゼロにしたいという思いで、自らの経験を基に記事を作成しています。
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転職を考えると不安になるのは当然です。今後の流れや注意すべき点がわかればその不安は軽減されるでしょう。まずはこの記事で、転職活動の流れや注意点をイメージしていただければと思います。
転職すること自体が初めてで不安がいっぱいという薬剤師は、まずこちらを読んでいただくと全体の流れがわかります。
薬剤師が転職するときに不安になるのは当然です。その理由と不安を限りなくゼロに近づける方法についてまとめました。ぜひご覧ください。
調剤薬局への転職事情や年収の相場を知る
調剤薬局へ転職を希望しているということですね。
まずは、最近の調剤薬局への転職事情を知っておきましょう。売り手市場ではあるものの、数年前とは状況が大きく変わっています。
でもあなたなら大丈夫。この中の記事を読んでいただければ不安は解消されるはずです。
そして正しい手順で転職活動を進めていけば、転職成功の確率が格段にアップします。
すでに調剤薬局で何年も働いているからわかっているという方は、必要なところだけ読んでいただければ大丈夫です。
最新の調剤薬局への転職事情はこのようになっています。
特に調剤薬局への薬剤師の転職は厳しい状況になりました。でもあきらめてはいけません。全体としては厳しいですが、個別で見ていけばまだ薬剤師が必要という薬局があります。そういう薬局の探し方がわかります。ぜひご覧ください。
転職市場の動向が気になる薬剤師向けに、薬剤師の転職市場の動向、薬剤師の転職は今後どうなるか、薬剤師が生き残るために必要なことについてまとめました。ぜひご覧ください。
あなたの薬局、最近暇ではありませんか?薬局の業績悪化で給与や賞与(ボーナス)カットが増えてきています。業績悪化が続くと最悪倒産の可能性だって出てきます。自分がいる薬局の経営状況を掴んでおきましょう。
コロナ禍で転職をしようとしている薬剤師向けの記事です。コロナ禍での転職活動の注意点、コロナ後に強くなる薬局の特徴をまとめました。ぜひご覧ください。
調剤薬局の年収相場を知っておきましょう。20代、30代なら年収600万円は目指すべき最低ラインです。
20代・30代薬剤師の方へ年収は600万円を超えていますか?この記事は薬局の一般薬剤師が年収600万円に到達するのは難しくないということをまとめています。年収600万円未満の薬剤師の方はぜひご覧ください。
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定年まで長く勤務を続けるつもりなら、退職金制度も気になりますね。
退職金制度についてしっかり考えたことはありますか?いやいやい退職金あるでしょ。と思った薬剤師向けの記事です。退職金制度があれば老後も安心できます。無かったら・・・
年収や退職金以外では、福利厚生の充実度も各社で大きく差がついています。
薬剤師が転職するときに福利厚生はどの程度考慮するべきかを知りたい方向けの記事です。薬局の福利厚生とは、薬局の福利厚生の例、大手と個人薬局の違いがわかります。ぜひご覧ください。
調剤薬局での薬剤師雇用形態は正社員薬剤師、パート薬剤師、派遣薬剤師の3つです。
詳細についてはこちらにまとめましたのでご覧ください。
正社員薬剤師とパート薬剤師、派遣薬剤師はどれが得なのか。どの雇用形態で働くと良いのかをまとめました。ぜひご覧ください。
派遣薬剤師として調剤薬局で働きたい方はこちらが参考になるかもしれません。
派遣薬剤師のメリットとデメリットについて。派遣薬剤師の時給は3,000円から4,000円が相場。時給3,000円で1日8時間働けば24,000円。月に20日勤務するとして月給480,000円。年収で600万円弱。時給4,000円なら想定年収はなんと844万8000円!
派遣薬剤師とパート薬剤師の違いを知りたい薬剤師向けの記事です。派遣薬剤師とパート薬剤師の決定的な違い、派遣薬剤師とパート薬剤師で迷ったらどうすれば良いかをまとめました。ぜひご覧ください。
薬剤師求人の正しい探し方
調剤薬局への転職事情はある程度理解できたのではないでしょうか。
次は、薬剤師求人の正しい探し方についてです。
調剤薬局の薬剤師求人は、簡単にたくさん見つかります。
たくさん見つかりすぎてしまうので、どこの薬局にしたらよいのか迷ってしまう薬剤師も多いのではないでしょうか。
(インターネットで検索すると求人情報が上位に表示されますが、ここに応募してはダメですよ。直接応募すると確実に損します。あなたにピッタリの好条件求人が他にあるはずですから。)
転職希望の薬局に直接応募したほうが採用されやすい?直接応募でも条件は変わらない?そんな疑問をもつ転職希望の薬剤師向けの記事です。ぜひご覧ください。
あなたの希望に合った求人を見つけるには、正しい方法で探さなくてはなりません。
薬剤師が求人を探す方法をまとめました。事実、結果的に一番得する転職方法は、薬剤師転職サイトを利用して転職すること。転職薬剤師の8割以上が利用しています。
非推奨の薬剤師求人の探し方もまとめてあります。
薬剤師転職サイトや転職エージェントを使わずに転職することもできますか?その方が自分のペースで転職活動できるかなと思っている薬剤師向けの記事です。答え:転職はできますが、問題が起こります。ぜひご覧ください。
調剤薬局の薬剤師求人の探し方はいろいろありますが、転職薬剤師の約9割が利用している薬剤師転職サイト経由での転職が最も成功率が高く、また自分の手間を減らせます。
結論は、『薬剤師転職サイトに登録する』の一択です。
どこの薬剤師転職サイトに登録すべきかはこちらにまとめました。
薬剤師転職サイトの正しい選び方を知っていますか?どの薬剤師転職サイトを使って転職すれば失敗しないのか。どこに登録すればよいのか迷っている薬剤師向けです。この記事を読んでいただければ結論が出ます。ぜひご覧ください。
調剤薬局への転職希望なら、以下の3社から選べば間違いなし。うちの会社によく来るのはこの3社のコンサルタントだけです。
薬剤師転職サイトに登録するのはどうしても心配、不安という方はこちらの記事が参考になるかもしれません。
薬剤師転職サイトを選ぶな!は嘘です。個人情報保護、費用・手数料、勤務先にバレるリスクなどしっかり選んで安心して転職活動をしていきましょう。
薬剤師転職サイトに登録したら絶対に転職をしなくてはいけないという事ではありませんので安心してください。

転職をしないという選択肢も残っています。もし他の調剤薬局に転職をしたらどうなるかというイメージをつかむためにも、まずは話を聞いてじっくり比較してみることをおすすめします。行動あるのみです。
繰り返しになりますが、マイナビ薬剤師、ファルマスタッフ
、薬キャリ
の3つならどこも大手で、実績十分。あなたの転職活動を全力でサポートしてくれます。ここで登録を済ませてしまいましょう。
無事に薬剤師転職サイトに登録することができたら後は待つだけ。
当日または翌営業日には電話かメールで転職コンサルタントから連絡が来ます。
薬剤師転職サイトに登録すると電話がたくさんかかってくるのではという不安な薬剤師向けの記事です。電話に出たくない、電話が苦手、電話に出られない場合の対処法、メールやオンライン(WEB)の活用法をまとめました。
転職サイトの転職コンサルタントがあなたに対してどんな転職サポートをしてくれるのかについては、こちらにまとめました。
薬剤師転職エージェントについて知りたい薬剤師向けの記事です。薬剤師転職エージェントっていったい何をしてくれるのか、電話がかかってきたら何を話せばよいのかがわかります。ぜひご覧ください。
転職コンサルタントの方に転職先に求める希望や今の職場の不満などを伝えます。

転職に求める条件とか漠然としすぎていて、自分でも何を求めているのか良くわかっていないです・・・

こちらの記事が参考になるかもしれません。
転職の希望条件の優先順位をどうやってつけたらよいかわからない薬剤師向けの記事です。転職先に求める優先順位のつけ方がわかります。是非ご覧下さい。
コンサルタントとの電話による面談の後に求人を紹介してもらえます。あとはコンサルタントと相談しながら徐々に絞り込んでいきます。
紹介された薬剤師求人から転職先を絞り込む方法
あなたの希望に合うような求人が数件から10件程紹介されますが、最終的にはここから1社に絞り込まなくてはなりません。
絞り込むのに最も有効な方法は薬局見学をすることです。
転職を考えている薬剤師向けに薬局見学で見るべきチェックポイントをまとめました。自分が勤務する職場の見学は必須です。なんとなく見学するのではなく見るべきところを良く見ましょう。転職成功のカギは現地調査です。
理想は気になった全ての薬局を見学することです。
とはいっても、普段から仕事で忙しく、時間的に難しいという方も多いでしょう。
薬局見学以外で転職先を絞りこんでいく方法をまとめました。
一番はあなたが最も優先している条件が叶う薬局です。他の条件が良かったとしても、最も優先している条件が叶わなければ満足感は得られないからです。
転職の希望条件の優先順位をどうやってつけたらよいかわからない薬剤師向けの記事です。転職先に求める優先順位のつけ方がわかります。是非ご覧下さい。
最も優先している条件が叶う薬局が複数の場合は、以下を参考にして絞り込んでいきましょう。
先の事を考えれば個人よりも大手を推奨します。
個人薬局で働いている薬剤師向けの記事です。大手の調剤薬局チェーンに転職するメリット、薬局で働くなら大手の調剤薬局チェーン一択である理由、大手の調剤薬局チェーンに転職するお得な方法をまとめました。ぜひご覧ください。
薬剤師が転職するときに福利厚生はどの程度考慮するべきかを知りたい方向けの記事です。薬局の福利厚生とは、薬局の福利厚生の例、大手と個人薬局の違いがわかります。ぜひご覧ください。
将来的にどのようなキャリアパスを歩めるのかイメージできる薬局が良いでしょう。
薬剤師のキャリアパスにはどんなものがあるでしょうか。キャリアプランとは何が違うのでしょうか。このページでは薬剤師のキャリアパス・キャリアプランについて説明しています。大手薬局薬剤師のキャリアマップも掲載しました。
男性薬剤師ならではの注意点もあります。
転職の事で悩んでいる男性薬剤師向けの記事です。男性薬剤師が転職することについて、男性薬剤師が転職する際の薬局選びのポイント、男性薬剤師の転職注意点についてまとめました。ぜひご覧ください。
女性薬剤師ならではの注意点もあります。
女性に理解の無い薬局で働いていませんか?結婚、妊娠、出産、育児と女性薬剤師ならではのライフイベントに理解のない薬局からは今すぐ転職すべきです。
どんな薬局に転職したらよいのかはそれぞれ異なりますが、確認すべきポイントをイメージしやすいようにまとめた記事をどうぞ。
調剤薬局へ転職を考えている薬剤師向けの記事です。店舗数が伸びている薬局に転職すべき3つの理由、店舗が増えてないのは危険な兆候、店舗数が少ない薬局にこれから起きることがわかります。ぜひご覧ください。
薬局で不正を強要されている薬剤師、不正を発見した薬剤師、不正する会社では働きたくないと考えている薬剤師向けの記事です。薬剤師がまずやるべきこと、コンプライアンス重視・CSRの取り組みが行われている薬局に転職する大切さについてまとめました。ぜひご覧ください。
その薬剤師向け教育研修制度は本物?研修が充実している薬局に転職したい薬剤師向けに、本当に勉強になる薬局の見分け方を管理薬剤師が解説。教育研修が充実している薬局の特徴がわかります。
どこの薬局に転職しようかと検討している薬剤師向けの記事です。転職するなら新卒薬剤師を採用できている薬局が良い理由、新卒薬剤師を採用できない薬局に転職するデメリットについてまとめました。ぜひご覧ください。
使いなれたレセコンや電子薬歴だといろいろ楽です。
転職先の調剤薬局の選び方を紹介している記事です。転職先でも同じレセコン、電子薬歴であればすぐに業務に慣れることができますね。仕事の流れが違うので最初は戸惑うこともありますが、電子薬歴が同じなら安心です。ぜひご覧ください。
こういう薬局は避けておいた方が無難です。
ブラック薬局には絶対に転職したくない薬剤師向けの記事です。ブラック薬局を除外するためには薬局WEBサイトのどこを見れば良いか、薬局WEBサイト(ホームページ)に書いてあったらブラック確定なことについてまとめました。
閉局の噂を聞いて不安な薬剤師・薬局事務向けの記事です。薬局が廃業・閉局する可能性が高い危険な兆候、薬局が廃業・閉局したら従業員はどうなる?危険な兆候を察知したらするべきことについてまとめましたぜひご覧ください。
薬剤師が転職しない方がいい7つ状況、こういう薬局には転職しない方が良いといえる薬局の特徴をまとめました。転職を考えている薬剤師向けの記事です。ぜひご覧ください。
あなたが勤める薬局は「ブラック薬局」ではないですか?調剤薬局の業界にもいわゆるブラック企業は存在しています。間違ってブラック薬局に転職してしまわないためにも特徴と見極め方をしっかり理解しておきましょう。
調剤薬局で働く薬剤師向けの記事です。他社に売却されやすい薬局の特徴、他社の傘下に入る可能性が高い薬局の特徴についてまとめました。あなたの薬局は大丈夫ですか?
求人票から見抜けることって結構あります。
薬剤師の求人票や募集要項の見方を知りたい薬剤師向けの記事です。 薬剤師の求人票・募集要項の正しい見方、そこ書いてあったら危険なブラック薬局ワードがわかります。ぜひご覧ください。
候補の薬局を一つに絞り込めなくても大丈夫です。最終的には薬局見学で決めれば良いのですから。
どんなに良いと思っていた薬局でも、見学して変な薬剤師がいたり雰囲気が良くなかったら嫌ですよね。
薬局見学では『感じる』ことができる部分が大きいので、絞り込むには最適な手段です。
できれば少なくとも3社程度は実際に勤務する店舗を見学させてもらいましょう。
転職を考えている薬剤師向けに薬局見学で見るべきチェックポイントをまとめました。自分が勤務する職場の見学は必須です。なんとなく見学するのではなく見るべきところを良く見ましょう。転職成功のカギは現地調査です。
エントリーから面接、採用までの流れ
いくつかの候補に絞り込むことができたらエントリーをします。
これは、転職サイトのコンサルタントにお願いすれば大丈夫です。
薬局見学だけでなく、面接や試験の日程の調整まで全て代行してくれます。
また、事前の条件交渉もコンサルタントがあなたの代わりにやってくれますから、交渉が苦手という方でも安心です。
この記事で、薬剤師が転職時に給与交渉をすると年収は本当にアップするのかがわかります。転職時の給与交渉で薬剤師の年収がアップする理由、給与交渉でも年収がアップしない例、給与交渉に必要な武器についてまとめました。
履歴書が心配というかたも大丈夫。コンサルタントによるサポートあります。
転職を考えている薬剤師向けに履歴書の書き方注意点をまとめました。私を含めた薬剤師採用の担当者(人事)は履歴書のどこを見ているかがわかります。ぜひご覧ください。
面接が心配というかたも大丈夫。コンサルタントによるサポートもありますし、面接に同行してくれることもあります。
転職を希望する薬剤師が採用面接・試験に受からない原因は?その対処法についてまとめました。ぜひご覧ください。
転職を考えるきっかけとなった薬剤師の不満と希望・要望と、調剤薬局の人事が採用したい薬剤師の条件。 この2つの間にある大きなギャップを埋めていかなければ転職は成功しません。
薬剤師の転職で面接同行は使うべき?メリットとデメリットを解説しました。面接での安心感を得られる面接同行で転職成功率がアップ。ぜひご覧ください。
筆記試験が心配でも平気です。
薬剤師の採用試験のうち、筆記試験が心配な薬剤師向けの記事です。 調剤薬局の中途採用試験(筆記試験)の問題例と筆記試験対策、面接と筆記試験ではどちらが重視されているかがわかります。ぜひご覧ください。
今の職場が辞められるか不安な方も安心してください。確実に辞められます。
薬局の辞め方を知りたい、退職の切り出し方で悩んでいる薬剤師向けの記事です。上手な退職の伝え方・切り出し方、退職を伝えるときに気を付けること、退職を切り出してからの流れがわかります。
退職理由を上司にどう伝えてよいか悩んでいる薬剤師向けの記事です。上司も納得せざるを得ない転職時の退職理由、退職理由として絶対に言ってはいけないこと5つ、上司に退職の意向を伝えるときの注意点がわかります。ぜひご覧ください。
今の職場をなかなか辞めることができずに困っている、これから退職を考えているがどのように退職すれば良いかわからないという薬剤師向けの記事です。退職を引き止められないようにするためには、退職引き止めの実例、それでも辞めさせてくれない時の最終手段がわかります。ぜひご覧ください。
転職後にすべきこと
転職後の初出勤の日が不安な薬剤師向けの記事です。転職後の出勤初日にやるべきこと、出勤初日の服装、出勤初日の持ち物をまとめました。ぜひご覧ください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
ある程度転職の流れがつかめたのではないでしょうか。
転職活動はあなたひとりで行うものではありません。
薬剤師転職サイトのコンサルタントからサポートを受けながら、一歩一歩進めていくことができます。
相談する味方がいますので転職が初めての方でも大丈夫。
さあ、一歩踏み出しましょう。
心機一転。新しい薬局で活躍している姿がイメージできますね。
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