
転職先の薬局の条件として在宅医療を実施している薬局をあげる薬剤師が増えてきました。
入院を短期化させてなるべく在宅でという流れですから当然のことでしょう。
最近は在宅業務をやっている薬局がだいぶ増えてきましたが、全く在宅業務をてがけていない薬局も存在しています。
在宅をやっている薬局に転職したい場合、どのように探せばよいのでしょうか?
在宅をやっている薬局を探す方法
チェーン薬局であれば、社内の薬局で在宅をやっている薬局を探す
⇒異動の希望だけで済みますから転職の必要がありません。チェーン薬局であればそのうちいくつかの薬局で在宅医療を行っていう薬局があるでしょう。
地域の在宅の勉強会に参加して、どこの薬局が在宅に取り組んでいるのかを探す。
⇒在宅をしたいという熱意が伝われば採用してくれるかもしれません。
卸の担当者に情報をもらう
⇒在宅を熱心にやっている薬局やその薬局の評判などを探ることが可能です。また、在宅医療を行っている医師の情報をつかんでおくことも可能です。
薬剤師転職サイトに登録して探してもらう
⇒地域を変えて転職する場合はいままで説明した方法で情報を得ることが難しくなってきますが、薬剤師転職サイトを利用し、転職先の条件に「在宅をやっている薬局」と伝えれば希望の地域で求人が出ている薬局のうち、在宅をやっている薬局を絞り込んで紹介してもらえます。この方法が一番効率が良いです。
在宅医療をやりたいが、今の薬局では全くやっていないし今後も出来そうもない。
転職してもかまわないというのであれば薬剤師転職サイトを利用してみて下さい。
検索だけでも薬局を絞り込むことが可能です。
在宅をしている薬局が検索可能な薬剤師転職サイト
在宅業務は薬局薬剤師にとってとても重要な業務です。在宅をやっていない薬局は薬局ではないと言わんばかりに地域支援体制加算の算定要件にもなっているのはご存じのとおりです。ここでは薬剤師が転職する際に在宅業務のある薬局を見つける方法をまとめました。
10年後も存続している薬局とは。在宅に積極的に取り組んでいなければ存続の可能性は低いでしょう。平成26年の調剤報酬改定では基準調剤加算2の算定には在宅の実施が必須となりました。この流れを見れば、次回の調剤報酬改定では基準調剤加算1にも在宅実施の要件が入ってくることが考えられます。
在宅経験のある薬剤師急募!在宅経験のある薬剤師はどこの薬局でも欲しがるでしょう。うちの会社は昔から在宅医療に力を入れています。在宅の研修や地域ケア会議への参加はもちろん、地域包括支援センターとの連携など着々と進めています。今回の調剤報酬改定では、基準調剤加算2を算定するには在宅が必須となりました。次回の調剤報酬改定では基準調剤加算1も在宅の件数が条件に入ってくることでしょう。在宅医療がさらに進みます。薬剤師だけが乗り遅れるわけにはいきません。しっかりと地域の医療の輪に入らないと存在意義がなくなります。