
薬剤師だと他の薬局に行くことは少ないと思いますが、良い雰囲気の薬局となんとなく暗い雰囲気の薬局ってありますよね。
あなたの薬局の雰囲気はどうですか?
せっかくなら良い雰囲気の薬局で働きたいですよね。
雰囲気を良い方向に変える方法ありますよ。
一般の薬剤師ができる雰囲気を良くする方法はこちら
薬局の人間関係悪くないですか?変な薬剤師がいるとたちまち職場の人間関係が悪くなってしまいますね。人間関係最悪の状態から改善させる方法6つをまとめました。
薬局の雰囲気づくりで一番影響力があるのはやはり上司
薬局の雰囲気に大きな影響を与えているのは上司である管理薬剤師です。
上司の言動や行動が変わるだけでも職場の雰囲気がガラッと変わります。
管理薬剤師が最悪だとそこで働く薬剤師や事務はたまったもんではありません。 薬局は狭い空間の中で、薬剤師と事務合わせて数名で運営しているところが多いと思います。 少ないところでは薬剤師1名+事務1名というところもありますが …
管理薬剤師(上司)はスタッフの意見や希望をしっかり聴いているでしょうか?
いつもイライラして話しをする雰囲気ではない・・・
いつもピリピリしていて声をかけづらい・・・
こんな状況では薬局の雰囲気が良くなるわけはありません。
薬局の雰囲気をよくするなら上司(管理薬剤師)が絶対にすべきこと
スタッフの話をしっかり聴く
顔を見て、メモを取りながらしっかりと話を聴きましょう。薬歴を書きながらとかパソコン作業をしながらではダメです。
上司と気軽に話ができる関係であればスタッフの要望、改善点の提案などの情報が集まりやすくなります。
スタッフ間のコミュニケーションを増やす
コミニュケーションが活発でお互い信頼し合えている状態であれば、困ったときにも相談しやすいですね。
そのためにもお互いを「知る」必要があります。
朝礼で自分の事を話す時間を設けるなどしてお互いを知る事ができる時間を創りましょう。
ここで大切なのは上司から話を始めること。他のスタッフが話をしやすい雰囲気を作るのは上司の責任です。
私語厳禁の薬局もあるようですが、患者さんがいるのにしゃべってばかりで仕事をしない人が過去にいたからそんなルールができたのではないでしょうか。
調剤や監査の時は集中して取り組み、それ以外の時は積極的にコミュニケーションをとれるような体制を作ります。
ピリピリとした雰囲気の中で仕事をしていると大変疲れます。その雰囲気のせいで間違えが増えるかもしれません。間違えるとまた怒られるからそうならないようにまた変な気を使う。そして疲れて間違える。
悪循環ですね。
その悪循環を断ち切りましょう。
コミュニケーションがしっかりとれていない薬局はミスが多い傾向にあります。
褒め方・叱り方に気をつける
ちょっとでも良い仕事をしてくれたスタッフをみんなの前で褒めましょう。
みんなの前でなくても個別に褒めてももちろん構いません。
褒められたらもっと頑張ろうという気になってくれるはずです。その時すぐに褒めることができなかった場合は時間が経ってからでも大丈夫です。
怒るときはその場でその行動に対してのみ怒りましょう。褒めるときとは違い、怒るのはその時すぐでなければいけません。自分では十分に反省していたのにまたあとからネチネチと怒られたらはっきり言って嫌になりますよね。
管理薬剤師は常に感情をコントロールしておきましょう。
プライベートに踏み込みすぎない
スタッフに対して全く無関心すぎるのも良くないですが、プライベートに踏み込みすぎるのもいけません。
普段のコミュニケーションがどの程度取れているかで変わってくると思いますが、相手が嫌だなと思うようなことまで聞くのはやめましょう。相手が話してくれることならOKです。
Twitter、Facebook、インスタグラムなどのSNSの扱いも注意が必要です。部下が嫌がるようなこと(例えばFacebookの友達申請など)はやめましょう。
部下の手柄は部下のもの。上司の手柄も部下のもの
部下をさらに上に売り込む。一般スタッフは他の薬局の責任者やさらに上の上司に働きぶりがなかなか伝わりません。部下の良い部分を外に向けてどんどんアピールしていきましょう。
管理薬剤師の上司や他の薬局責任者からフィードバックがあればそのスタッフのモチベーションアップにつながります。
ただ指示を出すのではなくサポートする
仕事をサポートするという視点で指示を出します。担当業務で困っていることを助ける、一緒に解決していくのが上司の仕事。
お互い助け合うという文化の醸成にもつながります。
質問があっても答えをすぐに言うのではなく、ヒントを与えて考えさせることで成長を促します。
若い女性薬剤師・事務スタッフの管理薬剤師への声
みんなこんな風に思っていますよ。
仕事ができる薬剤師も仕事ができないと思われている薬剤師も、仕事ができる事務も仕事ができないと思われている事務もしっかり考えて仕事をしてくれています。
管理薬剤師のあなたが優秀であればあるほど、部下のできない部分にばかり目が行きがちです。
部下のできる部分にフォーカスしてどんどん褒めていきましょう。
褒められて嫌な気持ちになる人はいませんし、あなたが考えるように褒められると調子に乗って仕事をしなくなる薬剤師も事務もほとんどいません。
あなたの薬局の薬剤師・事務スタッフの人生の邪魔をしない薬局、スタッフがハッピーになれる薬局をつくっていけば、薬剤師の働き方改革は成功したようなものです。
薬局の人間関係や雰囲気を調べるのは難しいもの。求人情報にも本当のところは書かれていません。ではどのように調べればよいのでしょうか。この記事では薬局の雰囲気や人間関係を見抜く方法をまとめました。ぜひご覧ください。