薬剤師の転職にAmazonはおすすめ?仕事内容や勤務地・待遇など
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Amazonの薬剤師職に興味がある薬剤師

あのamazonが薬剤師を募集しているみたいなんですが、どんなことをやるのでしょうか?

Amazon調剤センターみたいなのを作って全部発送するんですかね?

  • 調剤薬局や病院での仕事に飽きてしまった
  • 薬剤師としてのキャリアやスキルをもっと高めたい
  • 調剤薬局の将来性や安定性に不安を感じている
  • 新しいことにチャレンジしたい

あなたはこのようなことを考えたことはありませんか?

すでにご存じかもしれませんが、あのAmazonが薬剤師の募集を始めて話題となりました。

Amazonは世界最大のオンラインショッピングサイトですが、薬局事業にも参入しています。

Amazonで働く薬剤師はどんな仕事をしているのでしょうか?

また、Amazonで働く薬剤師にはどんなメリットがあるのでしょうか?

この記事では、Amazonで働く薬剤師の魅力とは何か、転職のメリットや条件を徹底解説します。

本記事の内容
この記事では次のことがわかります。

  • Amazonが薬局事業に参入した背景とビジョン
  • Amazonが求める薬剤師のスキルや人物像
  • Amazonで働く薬剤師の年収や待遇
  • Amazonで働く薬剤師になるための採用プロセスとコツ
  • Amazonで働く薬剤師に向いている人や注意点
自己紹介

pharma_di(ファマディー)

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ストーリーズでは内容の濃い情報を発信中≫ ファマディー

全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。

管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
【私が薬剤師採用のために連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト

面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。

私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。

ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。

このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。

≫詳しい自己紹介

結論
現状ではAmazonで働く薬剤師は、物流センターで一般用医薬品に関する相談や販売を行います。ただ今後オンライン診療と電子処方せんが普及すればAmazon薬局が調剤の中心になる可能性があります。

Amazonが薬剤師を求人している理由とは?

Amazonが薬局事業に参入した背景とビジョン、Amazonが求める薬剤師のスキルや人物像、Amazonが提供する薬剤師のキャリアパスや教育制度について説明します。

Amazonが薬局事業に参入した背景とビジョン

Amazonは2020年に米国でオンライン薬局「Amazon Pharmacy」を開始しました。

これは、Amazonが買収したオンライン薬局「PillPack」のサービスを拡大したものです。

Amazon Pharmacyでは処方箋をオンラインで送信すると薬が自宅に配送され、プライム会員ならば割引価格になるというサービスを提供しています。

Amazonはこのサービスで、医療業界におけるコストや効率性、透明性、アクセシビリティなどの課題に挑戦しています。

日本でも処方せんの電子化がやっと始まりました。

診療と服薬指導、処方せんの受け渡しが全てオンライン化され、自宅に薬が配送されるようになるのも時間の問題です。

特に巨大な物流センターを持つAmazonが本格的に調剤を始めたら、町の調剤薬局は勝てないでしょう。

Amazonで働く薬剤師の年収や待遇はどうなっている?

Amazonで働く薬剤師の年収や待遇を見てみましょう。

Amazon薬局の薬剤師の年収

以前出ていた募集要項によると、給与は682万円~となっています。

この年収には固定残業と賞与が含まれた年収です。

また、Amazonで働く薬剤師は株式などのインセンティブも受け取ることができるようです。

Amazonの薬剤師勤務時間

現在募集している東京都江東区の物流センターでの勤務時間は、基本9:00-18:00で、365日(土日祝日含む)シフト勤務となっています。

Amazon薬剤師の仕事内容

アマゾンで医薬品販売するために医薬品専用物流センターにおいて、医薬品販売するために必要な、お客様への情報提供、適正販売の判断、薬機法遵守した販売のサポート等をおこなっていただく業務となります。

特に医薬品に関するプロジェクトにおいて、医薬品販売に関わる薬剤師業務となります。主にウェブサイトを通じてお客様が医薬品を購入する際に、適正販売の判断を中心に担当していただきます。
薬機法遵守の上で適正販売を判断することで、お客様に販売できる商品のセレクションの拡大に貢献頂きます。

このポジションでは、お客様から医薬品に関する電話での問合せ業務も多くなりますので、お客様と円滑にコミュニケーションする必要がございます。電話を通しお客様への正しい情報提供を行うことで、セルフメディケーションを推進してくことが重要となります。

現状では調剤ではなく、医薬品のオンライン販売に関する質問への回答と医薬品の選択のサポート業務が主となっています。

実際には電話でのやりとりが多いようです。

仕事内容の割合

50% 医薬品に関するプロジェクトにおいて医薬品適正販売の判断
40% Customerとのコミュニケーション
10% CSチームとのCustomer対応に関するコミュニケーション

Amazonで働く薬剤師の福利厚生

Amazonで働く薬剤師の福利厚生は、以下のようなものです。

  • 健康保険や厚生年金などの社会保険完備
  • 有給休暇や産休・育休などの各種休暇制度
  • 社員割引や社内カフェテリアなどの福利厚生施設
  • 社員向けの健康診断やメンタルヘルスケアなどの健康支援

Amazonが求める薬剤師のスキルや人物像

Amazonが求める薬剤師のスキルや人物像は、公式サイトによると以下の通りです。

  1. Sense of ownership:オーナーシップを持って行動できる
  2. Self-starter:自ら率先して動くことができる
  3. Contribution to the team:チームのゴールを意識して行動できる
  4. Agility and flexibility:素早く物事を整理し、かつ柔軟に対応することができる
  5. Sense of self development:新しい知識について常に興味を持つことができる
  6. Compliance with laws and Make correct judgment:薬機法を遵守し正しい判断ができる

さらに、以下の経験があると歓迎されます。

  • 社内他部署との業務対応経験
  • 電話対応しながら、サイト内で調査や、記録をする程度のPCスキル
  • ドラッグストア・コールセンターでの経験
  • 英語力(読み書き・会話)
  • インクルーシブなカルチャーへの貢献や多様性に富んだグループで働くことに対して前向きであること
pharma

英語が得意な薬剤師はAmazonに向いているのではないでしょうか。

Amazonの薬剤師職への応募条件

Amazonの薬剤師職への応募条件は薬剤師としての実務経験が1年以上あれば誰でも可能です。

新卒薬剤師は募集していません。

  • 薬剤師免許を有していること
  • 薬剤師としての業務経験1年以上
  • 対人販売(患者、顧客対応)の経験が1年以上

Amazonで働く薬剤師になるための採用プロセス

Amazonで働く薬剤師になるための採用プロセスは、以下のようなものです。

Amazonで働く薬剤師の応募方法や書類選考

Amazonで働く薬剤師の応募は、Amazonjobsから行うことができます。

『また、賃金に関する条件は、1次面接の前に個別にご案内することができます』

とも書いてありますので、条件を見てから面接に臨むかどうかを決めることもできます。

薬剤師のAmazon薬局への転職はおすすめ?(まとめ)

  • Amazonが薬局事業に参入した背景
  • Amazonが求める薬剤師のスキルや人物像
  • Amazonで働く薬剤師の平均年収やボーナス

この記事ではAmazonの薬剤師の魅力や待遇などを解説してきました。

Amazonで働く薬剤師は物流センターでの一般用医薬品の販売(電話対応)が主な仕事内容です。

今後電子処方せんとオンライン診療が普及していけば調剤センターができていくことでしょう。

それにはまだ数年かかるかもしれませんが、その時にはさらに薬剤師の募集がかかると思います。

Amazonだけでなく他の企業の求人も幅広く集めるためにも、今のうちから薬剤師転職サイトに登録しておくことをおすすめします。

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