[char no=”8″ char=”pharma”]確かに以前は転職するとボーナス40万円還元!などと謳っている転職サイトがありました。でも今はすべて禁止されてしまいました。
あなたも転職ボーナスや転職祝い金、求人お祝い金がもらえなくなったと知って、がっかりしていませんか? でも大丈夫です。安心してください。 転職祝い金がもらえなくなったとしても、あなたは損をするどころか得をします。 本記事の内容 この記事を読むと次のことがわかります。- 薬剤師転職サイトの転職祝い金、転職ボーナス、求人お祝い金は全て禁止になった
- 転職祝い金が禁止になったらどうなる?
- 転職祝い金がなくなっても転職希望の薬剤師が得をする理由
自己紹介
Follow @pharma_di Instagramのフォローもお願いします! ストーリーズでは内容の濃い情報を発信中≫ ファマディー
全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
pharma_di(ファマディー)
【私が薬剤師採用のために連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト】
面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。 私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。 ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。 このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。
結論:2021年4月1日に職業安定法に基づく指針が一部改正され、「就職お祝い金」などの名目で求職者に金銭等を提供して求職の申し込みの勧奨を行うことが禁止されました。 そのため、どこの薬剤師転職サイトでも「転職お祝い金」の表示がなくなったのです。 ですが、転職希望の薬剤師は損をするどころか、むしろ得をします。
マイナビ薬剤師、ヤクジョブ.com、アポプラス薬剤師など、どの薬剤師転職サイト経由で転職をしても転職祝い金はもらえません。目次
薬剤師転職サイトの転職祝い金はすべて禁止になった
2021年4月1日に職業安定法に基づく指針が一部改正され、「就職お祝い金」などの名目で求職者に金銭等を提供して求職の申し込みの勧奨を行うことが禁止されました。 [br num=”1″] 2021年3月までは転職をすると20万円から最大60万円の転職お祝い金が出ていた薬剤師転職サイトがありましたが、現在はすべてお祝い金の表示はなくなっています。・求職の申し込みの勧奨は、金銭の提供ではなく、職業紹介事業の質を向上させ、それをPRすることで行ってください。 ・職業紹介事業者が、自ら紹介した就職者に対し転職したらお祝い金を提供するなどと持ちかけて転職を勧奨し、繰り返し手数料収入を得ようとする事例があります。このような行為は、労働市場における需給調整機能を歪め、労働者の雇用の安定を阻害する行為であり、行ってはいけません。指針の一部改正により、『転職祝い金をプレゼントしますからぜひ登録してうちで転職をしてくださいね』という作戦が使えなくなりました。引用元: 厚生労働省パンフレット
転職祝い金制度があった薬剤師転職サイトはどうなる?
転職祝い金制度によってなんとか薬剤師を集めていた薬剤師転職サイト。 今は窮地に立たされているはずです。 転職祝い金を薬剤師にあげていた理由はこの2つ- 広告宣伝費の節約
- 知名度アップ
- 転職祝い金を目的に登録してくれた薬剤師が薬局等に転職をする
- 薬剤師が入社した薬局等から、薬剤師転職サイトに紹介料が支払われる
- その紹介料の一部を転職祝い金として薬剤師に還元する
- [cc id=27475]
転職祝い金がなくなっても、多くの薬剤師が得する理由
転職祝い金がもらえなくなってしまったと、がっかりしなくても大丈夫です。 多くの薬剤師は恩恵を受けることの方が多いのは確実だからです。 その理由は3つ- 薬剤師の転職業界全体の質が向上する
- 大手4社に求人が集中するので、転職サイトを選ぶ必要がなくなる
- 転職サイト同士を競争させることができる
薬剤師転職サイトの質が向上する
今まで転職祝い金で薬剤師を集めていた薬剤師転職サイトは、質の向上をPRして薬剤師登録を集めなければいけません。 PRするだけでなく必死に質を向上させてきます。 以下の情報の提供が職業安定法第32条の16第3項により職業紹介事業者に義務付けられています。- 紹介により就職した人の数(2016年度に就職した人数から掲載)
- 紹介により就職した無期雇用の人数、そのうち6か月以内に離職した人数(2018年度に就職した人数から掲載)
- 手数料に関する事項(手数料表の内容)
- 返戻金制度(短期間で離職した場合に手数料を返金する制度)の有無や内容
- その他、得意とする分野など(職業紹介事業者が任意で掲載)
大手の薬剤師転職サイトに求人案件が集中する
薬剤師紹介の業界全体の質が向上するとはいえ、やはり大手4社との差が埋まるとは言えないでしょう。 薬局が中途薬剤師を募集する際、従来は多くの薬剤師の目に留まるようにと複数の薬剤師転職サイトに求人を出していました。 しかし、以前ほど薬剤師不足の度合いが少なくなっていますので、人気・実績の少ない薬剤師転職サイトに求人を出す理由がありません。 転職祝い金を出して薬剤師を集めていたサイトへの求人は今後さらに減っていくのは確実です。 よって、薬剤師転職サイトはこの大手4社の中から2社程度選ぶことで、全体の9割以上の求人を網羅することが可能となりました。 求人の9割にアクセスできれば、あなたの希望条件に合った条件で転職先が見つかるでしょう。 もう薬剤師転職サイトの比較で悩むことがなくなりますね。 転職祝い金制度の禁止で、中小の薬剤師転職サイトに登録するメリットは完全に無くなりました。 以下の大手薬剤師転職サイト・エージェントから選べば間違いはありません。 [cc id=40566]大手の薬剤師転職サイト同士で競争させられる
そして今後は、大手4社(マイナビ薬剤師、ヤクジョブ.com、アポプラス薬剤師、アプロドットコム)による激しい薬剤師獲得競争が始まります。 転職ボーナスのような金銭によるものではなく、- 保有求人数の増加
- 情報の深さ
- コンサルタントの質の向上
- 求人紹介の精度向上
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なぜあなたは複数の薬剤師転職サイト・エージェントに登録しないのか? 複数の薬剤師転職サイト・エージェントへの登録するメリットを転職経験2回の現役管理薬剤師が採用側の視点で解説。1社に絞るべきではなく複数登録すべき理由を解説します。転職成功には複数登録が必須です。
転職祝い金が禁止!それでも薬剤師が得をする3つの理由 Q&A
Q1: 転職祝い金が禁止された理由は何ですか? A1: 2021年4月1日に職業安定法に基づく指針が改正され、就職お祝い金などの金銭提供による求職者の勧奨が禁止されました。これにより、労働市場の公平性と雇用の安定が目的です。 Q2: 転職祝い金が禁止されても薬剤師が得をする理由は何ですか? A2: 以下の3つの理由で薬剤師は得をします。- 転職業界全体の質が向上する
- 大手転職サイトに求人が集中する
- 転職サイト同士を競争させられる


転職祝い金が禁止!それでも薬剤師が得をする3つの理由【大手に登録を】まとめ
大手の薬剤師転職サイトとは以下の通りです。 [cc id=40566] そして、複数の薬剤師転職サイトに登録をして、より良い条件を引き出してもらいましょう。 あわせて読みたい

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