
注文すら受け付けてくれません。
医療従事者用のマスクも底をつきかけています。
保育園が休園となってしまった。
家族がコロナウイルスに感染して自宅待機で出勤できない。
このような理由により、限られたスタッフで薬局の業務を回さなくてはならない状況となっているところも少なくありません。
薬局でできる新型コロナウイルス対策
薬剤師のテレワーク、在宅勤務
薬局の薬剤師はテレワークや在宅勤務はほとんど無理ですね。
毎朝の検温、体調報告システム
体調や発熱は自己申告のみではなく、しっかり報告させるシステムはあるでしょうか?
少なくとも発熱や咳の症状があるスタッフが勤務してはいけません。
薬局待合室の工夫
- 薬局内を換気する
- 待合室のイスの間隔を広げる
- 入口に消毒用エタノールを置く
- 飛沫を防ぐために投薬カウンターをアクリル板や透明シートで仕切る
- 薬局内の給茶機や血圧計、雑誌、新聞、子供用おもちゃ等はすべて撤去する
- ドアノブや手すり、自動ドアのボタンなど不特定多数の人が触れるものをこまめに消毒する。
スタッフの意識改革
- 不要不急の外出をしない
- 正しい手洗い方法の理解とうがい手洗いの徹底
- 通勤を公共交通機関から自家用車等に切り替える
- 休憩中の感染リスクにも注意する
薬局事務はウイルスについて正しく理解していない場合もありますので薬剤師がしっかり教えてあげましょう。食事中はマスクを外しますので注意が必要です。
今は薬局(会社)としての危機対応を見るチャンス
例えば、
薬局で働くスタッフ用のマスクの備蓄は十分にありましたか?
マスクや消毒用エタノールの配給はありましたか?
新型コロナウイルスの疑いのある患者さんに対応する際に使用する防護服やフェイスシールドは間に合ったでしょうか。
手指消毒用高濃度エタノール製品や次亜塩素酸水等の代替品の確保はしてくれましたか?
今は危機管理、対応力を見る絶好のチャンスでもあります。
本社機能が停止してしまい、指示命令系統が壊れていたら?
まさかとは思いますが、緊急事態宣言が発令されている時に実際に人が集まる研修や会議などはしていませんよね。
クラスターとなってしまったら大変です。他のスタッフやその家族にも大きな迷惑をかけてしまいます。
スタッフの自己防衛のみに頼っているような薬局や全く対策を講じない薬局であればすぐに見限ったほうがよいでしょう。
コロナ禍で転職をしようとしている薬剤師向けの記事です。コロナ禍での転職活動の注意点、コロナ後に強くなる薬局の特徴をまとめました。ぜひご覧ください。