
給料増やしたいから残業を増やそう。そう考えている薬剤師いませんか?
薬剤師が収入を増やす一番簡単な方法は単純に勤務時間を延ばすことですが、この方法はあまりすすめられません。
薬剤師の勤務時間は会社にもよりますがおおむね週40時間です。超えた分については残業手当の対象です。
(但し、変形労働時間制をとっている場合などは変わってくることがあります。)
毎日遅くまで仕事をすれば残業代が支払われますから当然収入を増やすことが可能です。が、
はっきり言っておすすめしません!
一時的には残業代として収入が増えますが長期的視点で見るとメリットは少ないです。
平成28年4月以降、基準調剤加算を算定するために開局日を増やし、また開局時間を長くする薬局が多い状況です。薬局での労働時間が増えたという薬剤師も増加しています。
残業が無い(少ない)正社員薬剤師求人・パート薬剤師求人・派遣薬剤師求人を探す方法をまとめました。薬剤師の月の平均残業時間は当サイトの調査によりますと、平均30~40時間が最も多く、次いで20~30時間、40~50時間という結果が出ています。
薬剤師の割増賃金計算方法
残業
時間外労働の時間数(時間)×1時間あたりの賃金(円)×1.25
休日出勤
法定休日労働の時間数(時間)×1時間あたりの賃金(円)×1.35
夜勤:午後10時から午前5時までの時間(深夜)
深夜労働の時間数(時間)×1時間あたりの賃金(円)×0.25
長時間労働のデメリット
ワークライフバランスの悪化
長時間労働となれば当然自分の自由な時間が減ります。寝ることを優先してしまい日々の勉強もおろそかになることでしょう。
健康の悪化
長時間の労働が続くと健康を損なうリスクが増します。睡眠不足くらいで済めばよいですが体や精神に変調をきたします。
生産性の低下
疲れた状態で仕事を続けても生産性は落ちる一方です。調剤ミス、調剤過誤につながることも考えられます。
評価が下がる
他の人は仕事が終わっているのに自分だけダラダラと残業をしている状態というのは「仕事が遅い人」であるとみられ低評価につながります。
⇒仕事が早くて定時で帰る薬剤師と仕事が遅くて残業ばかりしている薬剤師 年収が高いのはどっち?
昇給や賞与が低くされては本末転倒です。
ブラック薬局認定近づく
残業や休日出勤ばかりで・・・という噂が広まればブラック薬局認定まっしぐら。薬剤師の業界は狭いですからすぐにそのような話は広がります。
自分はこの状況に耐えられても同僚が先に辞めたら忙しさが一気に爆発して大変なことになります。
当然新しく入ってくる薬剤師はこの状況であれば回避するのが当然です。
経営陣がこの状態を見て見ぬふりで放置しているのであればすぐに逃げないと逃げ遅れてしまいますよ。
⇒どの薬剤師転職支援サイトに登録すれば良いか(業種×雇用形態別)
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