薬剤師の転職 その転職、本当に年収アップしますか?昇給額・昇給率のはなし。

転職を考える時、提示される年収(給与)も大事ですが、その後の昇給額・昇給率まで考えたことはありますか?。

転職前後の年収比較は昇給率が最重要

例えば、Aチェーン薬局に新卒で入社、調剤経験3年で現在の年収が400万円の薬剤師(非管理薬剤師)が転職を考えていたとします。

求人を探していたところ、うちは年収600万円出します。というB薬局がみつかりました。

休日や残業の有無など、条件はなかなか良さそうです。

年収にして200万円のアップ!!

でも、このB薬局に転職した場合、本当に年収アップとなるでしょうか?

雇った側のB薬局はこう考えます。

「600万円出しても、薬剤師が足りないのだから仕方ない。とりあえず採用できて良かった。しかし、3年目の薬剤師の年収600万円はうちの薬局の給与水準からいくと明らかに高すぎる。昇給額・昇給率を抑えて何年後にはうちと同じの給与水準と同じに持って行こう。」

当然B薬局に新卒で入った人は3年目で600万円ももらっていないのですから、B薬局としてはどこかで帳尻を合わせなくてはなりません。どこで調節するか。それが、昇給額・昇給率です。

600万円の年収で入社した薬剤師の昇給額・昇給率は、B薬局に新卒で入社した薬剤師の昇給額・昇給率に比べて大幅にダウンします。最終的にはB薬局の給与水準に収束されるはずです。

年収だけで転職先を決めるのは大変危険

数年働いて辞めるつもりなのであれば年収アップにつながるので良いのかもしれませんが、長い目で見ると年収だけで転職先を決めるのは大変危険です。

年収600万円で入社してたとしても、ずっと非管理薬剤師であれば、ほぼ年収は頭打ち。

無理して高い年収を出しても良いと考えている薬局は、薬剤師の定着率が低く、慢性的な薬剤師不足に陥っている可能性があります。職場環境等に何か原因があるのでしょう。

提示された年収だけで転職先を決めるのではなく、どんな薬局(会社)なのか、この先どんなことをしていこうと考えているのか、薬局薬剤師以外のキャリアプランはあるのかをはっきりと提示してくれる薬局(会社)を選んだほうがあなたのためになると思います。

転職を考えている薬剤師の方へ、お金は大事ですが、お金で釣られないでください。

(私も1回目の転職でお金に釣られて大失敗したので。)

その他の薬剤師の転職失敗事例

薬剤師がこれをすると絶対転職を失敗する・・・必読8つの実例