薬剤師の転職失敗談│失敗しやすい薬剤師の特徴と失敗を防ぐ7つの方法
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転職を失敗したくない薬剤師

転職を失敗すると大変だという話を聞いたことがあります。

私も転職を考えているのですが、どういった点に注意すれば転職を失敗せずに済むでしょうか。

転職で失敗しがちなことがあれば知っておきたいです。

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このような薬剤師の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

  • 薬剤師の転職失敗談
  • 転職に失敗しやすい薬剤師の特徴
  • 薬剤師が転職を失敗しないために取るべき方法
自己紹介

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私は転職経験2回のチェーン調剤薬局の管理薬剤師です。
1回目は転職大失敗。2回目の転職活動では薬剤師転職サイトのコンサルタントの方に大変お世話になりました。そのおかげで転職に成功し、転職1年目の年収は600万円超。現在の年収は880万円です。

薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。自らの体験談を基にしてこの記事を書いています。

薬剤師の転職失敗談

私(当サイト運営者(薬剤師))の転職失敗談

薬剤師1年目で知り合った近隣の薬局の社長にうまいこと言われて騙された・・・逃げの転職だったから・・・
薬剤師の転職 正しい転職先の薬局の探し方

個人薬局へ転職して失敗

門前の開業医が医院を閉院。1薬局のみの会社なので会社都合での解雇。住宅ローンも残っているのに・・・

せっかく転職したのにも関わらず、転職先の薬局が転職元の薬局に買収されてしまい、結局同じ会社に戻ってしまった・・・

個人薬局への転職を勧めない8つの理由って・・・

年収の良さに釣られて転職したが失敗した薬剤師

年収が希望額だったのでここに決めた! その後何年働いてもほとんど昇給せず、そのまま非管理薬剤師のまま。これ本当に得したのだろうか・・・

実際に薬局に行けば良かった。薬局見学をしなくて大失敗

配属予定の薬局の事務さんが死んだような顔で仕事をしていたら・・・

配属予定ではない薬局しか見学しなくて失敗

最新設備のそろった薬局を見学。条件も良いし、この会社に決めたら配属先の薬局の設備は・・・

転職活動をしているうちに考えがぶれて(譲れない条件を譲った)転職失敗

「プライベートを充実させたい」ので転職しようと思っていたのに、見学した薬局で見た「ハーブとアロマ」に目がくらんで転職を決めたら・・・

しっかりと希望条件を固めてから転職活動をしましょう。

転職のタイミングを間違えて失敗

深く検討せず薬局の求人票や募集要項の情報のみで転職先を決めて失敗

薬剤師の募集要項や薬局の求人票に書いてあったことと実際は違う・・・

薬剤師が転職をするにあたり、これをやるとほぼ確実に失敗に近づくという転職失敗談をまとめました。薬剤師の転職は大変です。転職は1回で確実に成功させましょう。

転職に失敗しやすい薬剤師の特徴

転職に失敗しやすい薬剤師の特徴

  • 転職する目的があいまい
  • 転職先に何を求めるか自分でもよくわからない
  • 面倒になってきたから早く決めてしまおうと思っている
  • 転職活動の手順が良く分かっていない
  • 社長や採用担当者の人柄で転職先を決める
  • 一部の良い所にフォーカスしてしまう
  • 今の職場から早く逃げたい
  • 大手だから大丈夫なはずと思っている
  • 上場企業の薬局なら大丈夫と思っている
  • 冷静な判断ができていない
  • 自分は優秀だからどこの薬局でも大丈夫と思っている
  • 転職先の薬局をネット上の口コミを参考にして探そうとしている
  • 自力で転職活動をしている
  • 自分は転職に失敗するはずはないと思っている

あてはまることはないでしょうか。一つも当てはまる点がなければおそらくあなたの転職は成功しますのでご安心ください。


一つでも当てはまる場合、転職失敗の可能性があります。ぜひ読み進めてください。失敗しない方法をこれから紹介していきます。

薬剤師が転職を失敗した原因と対策

転職をする理由がはっきりしていなかった

現在の職場では解決できない(得ることができない)何かを、転職によって解決する(得る)のが目的です。


仕事内容なのか、休みをしっかり取ることなのか、年収をアップさせることなのか。


転職によって何を得たいのか、解決させたいのかを明確にしておきましょう。


転職で何も得られない、解決できないのであればその転職は失敗です。

 失敗しないための対策
転職の理由をはっきりさせ、その理由となった出来事が転職によって解決するかどうかをしっかりと見極めましょう。

自分の価値観をもう一度見つめなおしてみると良いと思います。

希望条件が曖昧だった

ひとつ前の転職をする理由がはっきりしていなかったに似ていますが、自分が次の転職先に何を求めているのかという条件が曖昧なままで転職すると失敗します。

求めていたことが得られなければ転職先に満足することはできません。結果的にその転職は失敗です。

 失敗しないための対策
転職先に何を求めるのか、絶対に譲れない条件は何なのかを明確にしておきましょう。

希望条件に優先順位をつけておけば、妥協点を見出すこともできますのでおススメです。

情報不足で転職してしまった

あとになってから
こんな業種や職場もあったのか・・・
こっちのほうがもっと条件が良かったのに・・・
この会社は悪い噂が多かったことを知らなかった・・・
入ってみたら話と違った・・・

などと後悔してしまうのは、情報不足の状態で転職先を決めてしまったことが原因です。



転職活動を自分一人の力だけでやってしまう薬剤師に多い失敗です。

 失敗しないための対策
様々な手段を活用して情報収集を行ってください。

情報収集のポイントは広く。


幅広い視野で転職を考え、たくさんの企業(薬局)を転職候補にあげましょう。


具体的に数字などの客観的な情報を集めましょう。
あそこは今後も成長していくはず、とか大手だから大丈夫なはずなどという思い込みに囚われてはいけません。

気になる薬局があればそこから深掘りしていきます。
その薬局がどういうところなのかを調査します。


会社ではなく、実際に働く薬局を調査してください。

一人で情報を集めるには限りがありますので転職サイト・転職エージェントを活用しましょう。

複数の薬剤師転職サイト・転職エージェントに登録して、気になる薬局の情報を両方で調査してもらうという裏技を使えば情報不足で失敗することは無いでしょう。


薬剤師転職サイト・転職エージェントに登録すれば自分の住んでいるエリアや勤務希望エリアの薬剤師の給料・年収の相場も教えてくれますので条件面で損をすることも防げます。

薬剤師求人の探し方はいろいろありますが、正しい方法で探しましょう。

待遇の良さだけに惹かれて転職してしまった

年収や待遇の良さだけにとらわれて転職先を決めてしまうと後悔します。
待遇だけでなく、総合的に判断しましょう。

待遇がものすごくよくても会社全体で不正を働いていたらどうでしょう。

そんなところで長く働けないですね。

 失敗しないための対策
待遇面はもちろん考慮すべきであるが、あまりに良すぎる場合は裏があることも。
様々な条件で比較検討してから転職先を決めましょう。

求人票をそのまま信じてしまい業務や勤務環境の確認を怠ってしまった

給与体系、昇給率、月の平均残業時間、薬剤師の支援体制、有給休暇の取得しやすさといった、細かな勤務条件を把握しないで転職先を決めてしまうと、こんなはずじゃなかったと後悔することになります。

 失敗しないための対策
求人票に書いてあっても一つ一つ丁寧に確認していきましょう。
分からないことはすべて聞いて疑問点を解消してからでないと転職してはいけません。


自分が勤務する予定の薬局において、求人票の内容とギャップが発生していないかが大切です。


雇用条件を入念に確認してから決めましょう。


個人薬局などでは就業規則が作られていない(あっても形骸化している)こともあります。
口約束とならないよう、条件面はしっかり書面にしてもらうことが大切です。

安易な理由で転職してしまった

希望条件の優先順位に関係なく、安易に転職先を決めてしまうと転職失敗につながります。


例えば、
知人、友人が働いているからその薬局に決めたという薬剤師は結構います。


ただ、知人や友人と同じ職場で働くのはどうでしょう。こっちが良いと思っていても向こうは働きづらいと思っているかもしれません。
その方との関係が悪化したら・・・怖いですね。

 失敗しないための対策
転職の目的と譲れない希望条件を再度明確にしましょう。

直ぐに決断してしまった

情報不足に近いかもしれませんが、すぐに決断してはいけません。

今の職場から早く逃げたいからすぐに決めてしまった。
転職活動が大変だったから決めてしまった。
採用担当者や社長の熱い言葉に押されて決めてしまった。

希望条件に沿っていないと結局また同じ不満がたまってきます。


また転職が必要になってしまうかもしれません。

 失敗しないための対策
とにかく情報をたくさん集め、しっかりと比較検討をして転職先を決めましょう。

どこでもやっていけると過信していた

自分のスキル・能力を過信して転職先を決めてしまうと、
仕事が大変だった、思ったより忙しかった、仕事が覚えられない、スピード感についていけない、知識が圧倒的に足りない、井の中の蛙だった・・・となってしまいます。


一つの薬局(職場)しか経験していない自信家の薬剤師に多い転職失敗例です。

 失敗しないための対策
自身の薬剤師としてのスキルと経験の棚卸しをしておきましょう。

薬局見学(職場見学)をしなかった

話だけで実際の職場を見ずに決めてしまって後悔するパターンは結構多いです。


職場の雰囲気や状況を事前に確認しておかないと、「思っていたのと違う」ということが起きてきます。
一回行くだけでも多くの情報を得ることができますので絶対に薬局見学には行っておくべきです。

 失敗しないための対策
自分が実際に働くことになる薬局(職場)見学をさせてもらいましょう。できれば時間帯を変えて複数回見学させてもらうのが理想です。


百聞は一見に如かずとはよく言ったもので、実際に見ると雰囲気や空気感を感じることができます。


管理薬剤師や一般薬剤師、事務スタッフとも話をしてみましょう。

癖のある管理薬剤師を見抜くのは薬局見学以外には不可能です。

可能であれば同じ会社の複数の薬局を見せてもらうと良いでしょう。異動の可能性もありますし。

同じ会社の別の薬局ではだめです。

職場見学を断るような薬局への転職はやめておくのが無難です。

質の良いコンサルタントに出会えなかった

これが原因の失敗はあまりないですが、相性が悪いなと感じることはあるかもしれません。

その場合は薬剤師転職サイト・転職エージェントを変更するだけでOKです。

 失敗しないための対策
初めから複数の薬剤師転職サイト・転職エージェントに登録しましょう。

転職のタイミングを誤った

転職のタイミングを間違えたと感じるのは、ボーナスがもらえなかったと、住宅ローンが組めなかったくらいです。


あまり転職のタイミングは失敗原因になることは多くありません。

薬剤師が転職を失敗しないするために取るべき方法まとめ

  • 転職をする理由・目的を明確にする
  • 転職先に求める譲れない条件を決めて優先順位をつける
  • 転職先候補の情報を徹底的に収集する
  • 待遇の良さだけに惹かれず様々な角度から比較検討する
  • 求人票をそのまま信じず、条件、業務内容など細部にいたるまで少しでも不明な点は全て確認する
  • 転職活動中にブレてはいけない
  • 今だけの好待遇なんて無いので直ぐに決断してはいけない
  • 自分の能力を過信してはいけない
  • 実際に働くことになる薬局(職場)の見学をする
  • 薬剤師転職サイトに複数登録して質の良いコンサルタントに相談する
  • 転職のタイミングを間違えない

これらのポイントに注意しながら正しい手順で転職活動を進めていけば転職失敗の可能性は限りなく0に近づきます。


薬剤師が転職を成功させるために絶対に踏むべき正しい手順(流れ)をご覧いただき、転職を成功させてください。

転職を失敗すると本当に大変ですよ。心が折れます。転職は1回で成功に持っていきましょう。

薬剤師のための正しい転職方法(手順)

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転職に失敗したい薬剤師は使わないでください

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職場環境は常に変化していますから、どうにもならないこともあります。


ただ、この記事で紹介してきたことを着実に実行していけば薬剤師の転職失敗はほぼ防げます。


私のように転職を失敗して大ダメージをくらわないようにしてください。

薬剤師の業界はものすごく狭いです。退職するときはぜひ円満に。