- 年収・人間関係・働き方のモヤモヤを整理
- 求人選びや薬剤師転職サイトへの不安もチェック
- 18タイプ診断とカテゴリ別スコアを表示
薬剤師の勤務時間は何時間?週40時間・休憩2時間・拘束時間を解説


求人票の勤務時間に疑問がある薬剤師
求人票に『週40時間シフト制』って書いてあるんですけど、結局いつ休みなのでしょうか?



求人票の勤務時間が気になる薬剤師
求人票に「週40時間シフト制」と書いてあります。
でも、9時〜19時で休憩2時間だと、結局10時間も職場にいることになりますよね。
正直、休憩2時間って長すぎてつらいです……。
「休憩が2時間あるなら楽でしょ」と言われることがあります。
でも、9時〜19時で働く薬剤師からすると、そう簡単な話ではありません。
家に帰るには短く、外で過ごすには長い。
休憩室では気を遣い、電話が鳴れば仕事のことが頭に戻る。
「休憩が長いのがつらい」と言っても、同じ働き方をしたことがない人にはなかなか伝わりません。
労働時間は8時間でも、朝から夜まで職場に縛られている感覚が残ります。
求人票に「実働8時間」「週40時間シフト制」と書かれていても、休憩時間を含めた拘束時間まで見ないと、実際の働き方はわかりません。
薬剤師の勤務時間は「週40時間」だけで判断してはいけません。大切なのは、休憩時間を含めた拘束時間と、実際に何時に帰れるかです。特に9時〜19時・休憩2時間のシフトは、労働時間が8時間でも拘束時間は10時間になります。
この記事では、薬剤師の勤務時間、拘束時間、シフト制、休憩2時間のつらさ、求人票で確認すべきポイントを解説します。
今の職場で「労働時間は普通なのに、なぜか毎日しんどい」と感じている方は、勤務時間ではなく拘束時間に原因があるかもしれません。
今の職場を続けるべきか迷っていませんか?
「辞めたいけれど、本当に転職すべきかわからない」そんな薬剤師向けに、今の働き方を見直す必要度をかんたんに確認できます。
- 今の職場への不満を整理できる
- 転職を考えるべき状態か確認できる
- これから取るべき行動がわかる
登録不要・無料でかんたんに確認できます
薬剤師の勤務時間は原則1日8時間・週40時間
薬剤師の勤務時間は法定労働時間と休憩ルールを前提に確認することが不可欠。
まず、薬剤師の勤務時間に関する基本ルールを整理します。
薬局、病院、ドラッグストアで働く薬剤師も、他の労働者と同じように労働基準法の対象です。
法律上のルールを知っておくと、求人票に書かれた「週40時間シフト制」「変形労働時間制」「残業あり」の意味を、数字で判断しやすくなります。
法定労働時間は「1日8時間・週40時間」が原則
労働基準法では、使用者は原則として、労働者を1日8時間・週40時間を超えて働かせてはいけないと定めています。
休憩時間にもルールがあります。
- 6時間を超える勤務:45分以上の休憩
- 8時間を超える勤務:1時間以上の休憩
たとえば、9時〜18時勤務で休憩1時間なら、労働時間は8時間、拘束時間は9時間です。
ここまでは、多くの薬剤師がイメージしやすい働き方だと思います。



薬剤師も労働基準法の対象です。求人票に「実働8時間」と書かれていても、休憩時間を含めると職場にいる時間はもっと長くなります。ここを見落とさないことが大切です。
小規模薬局では週44時間の特例が関係することもある
なお、すべての薬局が必ず週40時間までというわけではありません。
常時10人未満の労働者を使用する一部の事業場では、特例措置対象事業場として週44時間まで認められるケースがあります。
ただし、1日の法定労働時間が8時間である点は変わりません。
求人票に「週40時間」ではなく「週44時間」や「週6日勤務」が出てくる場合は、特例措置対象事業場に該当するのか、残業代の扱いはどうなるのかも確認してください。
特に個人薬局や小規模薬局では、週40時間のつもりで求人を見ていると、実際の出勤日数や拘束時間が想定より長いことがあります。
36協定があると時間外労働が発生する
「1日8時間までのはずなのに、実際は残業しています」という薬剤師も多いはずです。
時間外労働や休日労働を行うには、会社と労働者代表の間で36協定を結び、労働基準監督署へ届け出る必要があります。
36協定がある職場では、一定の範囲内で残業が発生します。
薬局では、閉局間際の患者対応、薬歴記載、在宅対応、施設対応、棚卸し、発注業務などで退勤時間が遅れます。
「シフトは18時まで」と聞いていたのに、毎日18時30分や19時まで残る。この状態が続くと、生活の予定が立てづらくなります。
薬剤師の残業理由については、薬剤師の残業理由と残業が多い薬局の特徴で詳しく解説しています。


変形労働時間制で1日9時間勤務になる日もある
薬局やドラッグストアでは、変形労働時間制が使われることがあります。
変形労働時間制とは、一定期間で平均して週40時間以内に収まるように、日ごとの勤務時間を調整する制度です。
そのため、次のようなシフトも出てきます。
- 月曜日:9時間勤務
- 火曜日:8時間勤務
- 水曜日:4時間勤務
- 木曜日:9時間勤務
- 金曜日:8時間勤務
- 土曜日:2時間勤務
制度上は週40時間以内でも、働く側から見ると「長い日がある」「半日のために出勤する」「完全な休みが少ない」と感じます。
特に、半日勤務を組み合わせた週6日勤務は要注意です。
労働時間だけを見れば問題がなくても、休日感が薄く、疲れが抜けない働き方になります。
勤務時間と拘束時間の違い
薬剤師の働き方は勤務時間ではなく拘束時間まで見て判断することが重要。
薬剤師が求人票を見るときは、「勤務時間」だけでなく「拘束時間」まで確認してください。
この2つを分けて考えないと、転職後に「思ったより帰れない」「毎日が長い」と感じる原因になります。
特に、休憩2時間のシフトでは、労働時間と拘束時間の差が大きくなります。


勤務時間は「実際に働く時間」
勤務時間は、実際に業務を行う時間です。
調剤、監査、服薬指導、薬歴記載、在宅対応、発注、患者対応など、仕事として扱われる時間を指します。
給与計算や残業代の対象になるのは、この勤務時間です。
拘束時間は「職場にいる時間」
拘束時間は、出勤してから退勤するまでの時間です。
拘束時間 = 勤務時間 + 休憩時間
たとえば、9時〜18時勤務で休憩1時間なら、勤務時間は8時間、拘束時間は9時間です。
一方、9時〜19時勤務で休憩2時間なら、勤務時間は同じ8時間でも、拘束時間は10時間になります。
給与の対象になる時間は同じでも、職場にいる時間は1時間長くなります。



求人票の「実働8時間」だけを見ると、どちらも同じに見えます。でも、9時〜18時と9時〜19時では、帰宅後の生活がまったく変わります。
休憩中に電話番をしているなら休憩とは言い切れない
休憩時間は、本来なら仕事から離れて自由に使える時間です。
ところが薬局では、次のようなケースがあります。
- 休憩中も電話が鳴ったら出る
- 患者が来たら対応する
- 一人薬剤師で薬局を離れられない
- 休憩室にいても呼ばれる
- 休憩中に薬歴を書いている
この状態だと、休憩時間として扱われていても、心は仕事から離れていません。
「2時間休憩がある」と言われても、その2時間が本当に自由なのか。ここは必ず確認してください。
休憩2時間のシフトが薬剤師にきつい理由
休憩2時間のシフトは自由に休めない職場では拘束時間の長さが大きな負担になる。
休憩2時間のシフトは、求人票だけを見ると悪くない条件に見えます。
実働8時間。週40時間。休憩もしっかりある。
でも実際に働いてみると、「休めている」というより「帰れない時間が長い」と感じる薬剤師もいます。
もちろん、休憩2時間が合う薬剤師もいます。自宅が近い、昼に用事を済ませたい、いったん職場を離れて気持ちを切り替えたい方には、長めの休憩がメリットになることもあります。
ただし、自宅に帰れない、外出先がない、休憩中も仕事の音が聞こえる職場では、2時間休憩は「休み」ではなく「帰れない時間」になってしまいます。
9時〜19時だと拘束時間は10時間になる
9時〜19時勤務・休憩2時間の場合
勤務時間:8時間
休憩時間:2時間
拘束時間:10時間
このシフトでは、労働時間は8時間です。
しかし、朝9時から夜19時まで職場にいます。
通勤が片道30分なら、家を出てから帰るまで約11時間。片道1時間なら、仕事に関係する時間だけで約12時間です。
帰宅後に夕食を作る。洗濯する。子どもの宿題を見る。明日の準備をする。
そこまで終えたら、もう自分の時間はほとんど残りません。
家に帰れない2時間は長い
休憩2時間でも、自宅が近くなければ帰れません。
薬局の周りにカフェがなければ、休憩室や車の中で過ごすことになります。
毎日外食すればお金がかかります。コンビニで時間をつぶすのも限界があります。
休憩室に他のスタッフがいれば、完全には気を抜けません。
スマホを見て、少し寝て、また仕事に戻る。これを毎日続けるのは、思った以上に疲れます。
休憩環境が整っていない職場については、休憩室がない薬局・ドラッグストアで働く薬剤師が注意すべきことでも詳しく解説しています。


休憩中も仕事の音が聞こえると休んだ気がしない
調剤室の近くに休憩スペースがある薬局では、休憩中も仕事の音が聞こえます。
電話の音。患者さんの声。投薬台の会話。監査を呼ぶ声。
自分が休憩中でも、薬局が動いている音が聞こえると、頭が仕事から離れません。
人員が少ない職場では、「忙しそうだから戻った方がいいかな」と感じる場面もあります。
休憩2時間と書かれていても、心が休まらないなら、体感としては長い中抜けに近くなります。
子育て・家事・プライベートの時間が削られる
9時〜19時勤務は、家庭との両立にも影響します。
保育園のお迎えに間に合わない。夕食が遅くなる。子どもと話す時間が短くなる。
独身の薬剤師でも、帰宅後に勉強する、運動する、友人と会う、ゆっくり休む時間が減ります。
労働時間が8時間でも、拘束時間が10時間あると、生活全体が仕事中心になります。
「給料は悪くない。でも毎日が長い」
そう感じる原因は、勤務時間ではなく拘束時間にあるかもしれません。
薬剤師によくある勤務スケジュール例
同じ実働8時間でも出勤時間・休憩時間・退勤時間で生活への負担は大きく変わる。
ここでは、薬剤師によくある勤務スケジュールを比較します。
同じ実働8時間でも、出勤時間、休憩時間、退勤時間によって一日の負担は変わります。
求人票を見るときは、「何時間働くか」だけでなく「何時に家を出て、何時に帰れるか」まで想像してください。


9時〜18時・休憩1時間の週5日勤務
9時〜18時・休憩1時間
勤務時間:8時間
休憩時間:1時間
拘束時間:9時間
8:50 出勤
9:00 業務開始
12:00〜13:00 休憩
18:00 終業・退勤
もっとも標準的な勤務パターンです。
18時台に帰宅できれば、夕食、家事、子どもの迎え、勉強の時間を残せます。
ただし、処方箋が夕方に集中する薬局では、18時終業でも薬歴や片付けで残る日があります。
求人票では18時までと書かれていても、実際に何時に退勤しているかは別問題です。
9時〜19時・休憩2時間の週5日勤務
9時〜19時・休憩2時間
勤務時間:8時間
休憩時間:2時間
拘束時間:10時間
8:50 出勤
9:00 業務開始
12:00〜14:00 休憩
19:00 終業・退勤
本記事で最も注意したい勤務パターンです。
実働は8時間ですが、職場には10時間います。
休憩中に外出できる、自宅に帰れる、しっかり横になれる環境があるなら合う人もいます。
一方で、休憩室で気を遣う、外に出ても行く場所がない、電話番がある職場では、2時間が負担になります。
面接では、必ず「休憩中に外出できますか」「実際の退勤時間は何時ごろですか」と確認しましょう。
10時〜19時・休憩1時間の週5日勤務
10時〜19時・休憩1時間
勤務時間:8時間
休憩時間:1時間
拘束時間:9時間
9:50 出勤
10:00 業務開始
13:00〜14:00 休憩
19:00 終業・退勤
朝に余裕がある勤務パターンです。
通勤ラッシュを避けたい薬剤師には合う場合があります。
ただ、退勤は19時です。帰宅後の時間を重視する方には負担が大きくなります。
「朝ゆっくりできる」よりも「夜に家族と過ごしたい」気持ちが強い方は、慎重に見た方がよいシフトです。
12時〜21時・休憩1時間の週5日勤務
12時〜21時・休憩1時間
勤務時間:8時間
休憩時間:1時間
拘束時間:9時間
11:50 出勤
12:00 業務開始
18:00〜19:00 休憩
21:00 終業・退勤
ドラッグストアや遅番のある薬局で見られるシフトです。
午前中を自由に使える一方で、夜の予定は入れづらくなります。
帰宅が22時前後になると、食事、入浴、睡眠の時間も後ろにずれます。
夜型の生活が苦手な方、家族と夕食を取りたい方には、長く続けるほど負担が出ます。
週6勤務+半休ありのパターン
月火木金:9時〜18時・休憩1時間
水土:9時〜13時・休憩なし
週の労働時間:40時間以内
8:50 出勤
9:00 業務開始
12:00〜13:00 休憩
18:00 終業
8:50 出勤
9:00 業務開始
13:00 終業
門前薬局や個人薬局で見られるシフトです。
週の労働時間は40時間以内でも、出勤日は週6日になります。
半日勤務の日があっても、朝起きて出勤する必要があります。
午後が空いていても、完全な休日とは感じられません。
「週40時間」と書かれている求人でも、週5日勤務とは限らない点に注意してください。
求人票の「週40時間シフト制」で確認すべきこと
週40時間シフト制の求人は実際のシフト例・休憩・退勤時間・人員体制の確認が必須。
求人票に「週40時間シフト制」と書かれていても、それだけでは働き方の実態はわかりません。
9時〜18時の週5日なのか、9時〜19時の休憩2時間なのか、週6日勤務なのか。ここで生活の負担が大きく変わります。
私自身、中途薬剤師の採用に関わる中で、勤務時間よりも「実際に何時に帰れるか」「休憩中に本当に休めるか」を気にする薬剤師が多いと感じています。
面接に進む前、または面接時には、次の項目を確認しましょう。
実際の1週間のシフト例
まず見たいのは、実際のシフト例です。
「週40時間です」と言われても、それだけでは足りません。9時〜18時なのか、9時〜19時なのか。週5日なのか、週6日なのか。ここで生活は大きく変わります。
「実際の1週間のシフト例を教えていただけますか?」
「早番・遅番はそれぞれ月に何回ありますか?」
「休憩2時間の日はありますか?」
「半日勤務はありますか?」
「週44時間の特例が関係する勤務条件ですか?」
この質問で、求人票だけでは見えない勤務パターンがわかります。
休憩時間の長さと自由度
休憩時間は、長さだけでなく自由度が重要です。
2時間休憩があっても、外出できない、電話番がある、休憩室で気を遣う職場では負担になります。
「休憩時間は何分ですか?」
「休憩中の外出は可能ですか?」
「休憩室はありますか?」
「休憩中に電話対応や患者対応はありますか?」
この質問を避けると、働き始めてから「休憩なのに休めない」と感じる原因になります。
実際の退勤時間
求人票の終業時刻と、実際の退勤時刻が同じとは限りません。
18時終業でも、薬歴が残れば18時30分。閉局後の片付けがあれば19時。
毎日少しずつ退勤が遅れるだけでも、生活への影響は大きくなります。
「皆さん、実際には何時ごろ退勤されていますか?」
「月の平均残業時間はどれくらいですか?」
「薬歴は勤務時間内に書ける体制ですか?」
「閉局後に残る業務はありますか?」
残業の実態を確認したい場合は、求人票だけでなく職場見学や薬剤師転職サイトの担当者経由で聞く方法もあります。
人員体制と一人薬剤師の時間
勤務時間が短く見えても、人員が足りない職場では休憩が取りづらくなります。
特に、一人薬剤師の時間がある職場では、休憩中も完全には薬局から離れられません。
「薬剤師は常時何名体制ですか?」
「一人薬剤師の時間帯はありますか?」
「休憩中は別の薬剤師が対応していますか?」
「事務スタッフの人数は何名ですか?」
勤務時間、休憩時間、人員体制はセットで見る必要があります。
求人票や職場見学で注意したい職場の特徴は、薬剤師が転職で避けるべき薬局9選でも解説しています。


勤務時間だけで求人を選ばない
勤務時間は重要です。
ただし、勤務時間だけで求人を決めると、別の部分で後悔することがあります。
同じ9時〜18時でも、人員体制が整っている薬局なら定時で帰れます。
一方で、処方箋枚数が多く、薬歴を書く時間がない薬局では、終業後に残る日が増えます。
求人を見るときは、次の項目も確認してください。
- 処方箋枚数
- 薬剤師と事務スタッフの人数
- 薬歴を勤務時間内に書けるか
- 休憩中に完全に業務から離れられるか
- 在宅・施設対応の有無
- 応援勤務の頻度
- 休日数
- 有給取得状況
求人票の比較ポイントを詳しく知りたい方は、薬剤師求人の選び方|年収・休日・職場環境で失敗しない比較ポイントを参考にしてください。


拘束時間が長くてつらい薬剤師が考えるべきこと
拘束時間が長く生活に影響している薬剤師は今の職場で調整できるか整理することが先決。
「休憩2時間が長い」「毎日帰りが遅い」「職場にいる時間が長すぎる」と感じているなら、まず今の働き方を整理しましょう。
すぐに転職を決める必要はありません。
ただ、拘束時間の長さで体力や生活に影響が出ているなら、放置しない方がよいサインです。
今の職場で調整できるか確認する
まずは、今の職場でシフトを調整できるか確認します。
- 休憩時間を短くして早く帰れないか
- 休憩中の電話番をなくせないか
- 薬歴を勤務時間内に書ける体制に変えられないか
- 早番・遅番の偏りを減らせないか
- 半日勤務の回数を減らせないか
店舗の開局時間や人員体制によって、すぐには変わらない職場もあります。
それでも、一度相談すれば、早番・遅番の偏りや休憩中の電話番を見直してもらえる可能性があります。
働き方を変えると拘束時間が短くなる場合がある
正社員のシフトが合わないなら、パートや派遣に切り替えて働く薬剤師もいます。
たとえば、正社員では9時〜19時の休憩2時間でも、パートなら9時〜16時、派遣なら勤務時間を条件に入れて求人を探せる場合があります。
もちろん、正社員、パート、派遣にはそれぞれメリットと注意点があります。
雇用形態ごとの違いは、薬剤師の働き方比較|正社員・パート・派遣どれが得?で整理しています。


転職するか迷うなら、先に必要度を確認する
拘束時間が長いからといって、必ず転職すべきとは限りません。
ただ、次のような状態が続いているなら、一度、今の働き方を見直してよい状態です。
- 休憩2時間が苦痛になっている
- 帰宅が遅く、疲れが抜けない
- 休憩中も仕事から離れられない
- 家事や育児に支障が出ている
- 求人票で聞いていた働き方と違う
- 相談してもシフトが変わらない
転職するかどうかを一人で決めるのは、思った以上に疲れます。
まずは、今の職場に残るべきか、働き方を変えた方がよいのかを整理してみてください。
求人を見る段階では条件を一つずつ確認する
求人を見る段階になったら、年収や勤務地だけで判断しないでください。
勤務時間、休憩時間、拘束時間、残業時間、人員体制まで見て、生活が続くかを考えます。
特に、次の求人は確認が必要です。
- 9時〜19時で休憩2時間
- 週40時間シフト制のみで詳細が少ない
- 週44時間や週6日勤務の記載がある
- 半日勤務を含む週6日勤務
- 閉局時間が遅い
- 残業時間が書かれていない
- 一人薬剤師の時間がある
転職で後悔したくない方は、求人票だけで判断せず、面接、職場見学、内定条件まで確認しましょう。
転職前の確認ポイントは、薬剤師転職で失敗しない方法でも詳しくまとめています。


どの薬剤師転職サイトが合うか
迷っていませんか?
「転職サイトが多すぎて、どこを選べばいいかわからない」という方へ。 希望する働き方や転職時期、重視したい条件から、あなたに合う転職サイトの候補を確認できます。
- 自分に合う転職サイトのタイプがわかる
- 働き方や希望条件に合う候補を整理できる
- 比較する転職サイトを1〜3社に絞れる
登録不要・無料|診断後に候補を比較できます
Q&A|休憩2時間・拘束時間・シフト制のよくある質問
休憩2時間や週40時間シフト制は実際の運用まで確認して判断することが重要。
ここでは、薬剤師の勤務時間の中でも、特に「休憩2時間」「拘束時間」「週40時間シフト制」に関する疑問に絞って回答します。
一般的な労働時間の説明ではなく、求人を見る前に確認しておきたい実務的な内容をまとめました。
Q1. 休憩2時間の薬局は避けた方がいいですか?
休憩2時間の薬局は必ず避けるべきとは言い切れません。
休憩中に自宅へ帰れる、外出できる、しっかり休める休憩室があるなら、休憩2時間が合う薬剤師もいます。
ただし、家に帰れない、外に行く場所がない、休憩中も電話や患者対応がある職場では負担になります。
見るべきなのは、休憩時間の長さではなく、その時間を本当に自由に使えるかです。
Q2. 9時〜19時・休憩2時間は違法ではないのですか?
休憩2時間そのものが違法というわけではありません。
勤務時間が8時間で、休憩時間を自由に使えているなら、法律上の労働時間として問題ないケースがあります。
ただし、休憩中に電話番、患者対応、来客対応をしているなら話は別です。
仕事から完全に離れられない時間は、休憩ではなく労働時間として扱われる可能性があります。
気になる場合は、就業規則、労働条件通知書、実際の休憩運用を確認してください。
Q3. 休憩中に電話番をしている場合、休憩になりますか?
休憩中に電話番をしている場合、実質的な休憩とは言い切れません。
電話が鳴ったら出る、患者さんが来たら対応する、薬局から離れられない。このような状態では、実質的に休憩とは言い切れません。
「休憩2時間」と書かれていても、実際には待機時間になっていないか確認してください。
Q4. 週40時間シフト制なのに週6日勤務になることはありますか?
週40時間シフト制でも週6日勤務になることはあります。
たとえば、平日に長めの勤務を入れ、別の日に半日勤務を組み合わせると、週40時間以内でも週6日出勤になることがあります。
完全な休日が週1日だけになると、体感としてはかなり疲れます。
求人票に「週40時間シフト制」と書かれている場合は、必ず実際のシフト例を確認しましょう。
Q5. 薬局で週44時間勤務になることはありますか?
薬局で週44時間勤務になるケースはあります。
ただし、1日の法定労働時間が8時間である点は変わりません。
求人票に「週44時間」「週6日勤務」「半日勤務あり」と書かれている場合は、特例に該当するのか、残業代の扱いはどうなるのかを確認してください。
Q6. 面接で休憩時間や実際の退勤時間を聞いても大丈夫ですか?
面接で休憩時間や実際の退勤時間を聞いても大丈夫です。
むしろ、転職後に「聞いていた働き方と違った」とならないために確認すべき項目です。
聞き方は、責めるような言い方ではなく、実態確認として聞くのがおすすめです。
「実際の1週間のシフト例を教えていただけますか?」
「休憩中の外出は可能ですか?」
「皆さん、実際には何時ごろ退勤されていますか?」
「休憩中に電話対応が発生することはありますか?」
「週44時間の特例が関係する勤務条件ですか?」
この質問にあいまいな回答しか返ってこない場合は、慎重に判断した方がよいでしょう。
まとめ|薬剤師の勤務時間は「拘束時間」で見る
薬剤師の勤務時間は労働時間だけでなく休憩を含めた拘束時間で見ることが重要。
最後に、本記事の内容を整理します。
薬剤師の勤務時間を見るときは、労働時間だけでは足りません。
休憩時間を含めた拘束時間、実際の退勤時間、休憩中に仕事から離れられるかまで確認して、初めてその職場の働きやすさが見えてきます。


- 薬剤師の勤務時間は原則1日8時間・週40時間
- 小規模薬局では週44時間の特例が関係するケースもある
- 36協定や変形労働時間制により、1日8時間を超える日もある
- 勤務時間と拘束時間は違う
- 拘束時間は「勤務時間+休憩時間」
- 9時〜19時・休憩2時間なら拘束時間は10時間
- 休憩2時間は楽とは限らない
- 休憩中に電話番や患者対応がある職場は要注意
- 週40時間シフト制でも週6日勤務になる場合がある
- 求人票では実際のシフト例、休憩時間、退勤時間、人員体制まで確認する
「週40時間」と書かれていると、なんとなく安心してしまいます。
でも、9時〜19時で休憩2時間なら、職場にいる時間は10時間です。
通勤時間まで含めると、一日の大半が仕事で終わります。
休憩中に家へ帰れない。外で過ごす場所がない。休憩室では気を遣う。電話が鳴るたびに仕事のことを考える。
その状態が続けば、「実働8時間なのにしんどい」と感じるのは自然です。
あなたの体力が足りないわけではありません。
働き方と生活のリズムが合っていない可能性があります。
今の職場で調整できるなら、まず相談してみましょう。
それでも変わらないなら、勤務時間、休憩時間、拘束時間を見直して、無理なく続けられる働き方を探すことも選択肢です。
まだ転職するか決めきれていない方は、まず今の職場に残るべきかを整理してみてください。
今の職場を続けるべきか迷っていませんか?
「辞めたいけれど、本当に転職すべきかわからない」そんな薬剤師向けに、今の働き方を見直す必要度をかんたんに確認できます。
- 今の職場への不満を整理できる
- 転職を考えるべき状態か確認できる
- これから取るべき行動がわかる
登録不要・無料でかんたんに確認できます







