薬剤師の残業理由と残業が多い薬局の特徴【転職する前に要チェック】
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残業が多くて困っている薬剤師

今の薬局は残業が多くて体が持ちません。

残業を減らしたいと思っていますがなかなかそうはいきません。

転職するなら残業が少ない薬局が良いと思うのですが、そんな薬局ってあるのでしょうか。

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このような薬剤師の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

  • 薬剤師の主な残業理由
  • 残業が多い薬局の特徴
  • これから転職する薬剤師が確認すべきこと
自己紹介

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私は転職経験2回のチェーン調剤薬局の管理薬剤師です。
1回目は転職大失敗。2回目の転職活動では薬剤師転職サイトのコンサルタントの方に大変お世話になりました。そのおかげで転職に成功し、転職1年目の年収は600万円超。現在の年収は880万円です。⇒薬剤師になってからの年収推移公開

薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。自らの体験談を基にしてこの記事を書いています。

薬剤師の主な残業理由

薬局の薬剤師が残業する主な原因は5つあります。

 薬剤師の主な残業理由

  • 薬歴記入のための残業
  • 開局時間になっても門前医療機関の診療が終わらない
  • 翌日薬を取りに来る患者さんの調剤
  • 在宅業務の報告書作成
  • 事務作業(主に管理薬剤師)
  • 棚卸

薬歴記入のための残業

理想の薬歴記入は患者さんへ薬の説明をしながら同時進行。もしくは患者さんへの薬を説明し終わった時点ですぐに薬歴を記入することです。

そうすれば未記入の薬歴が溜まっていくことはありません。

しかし、次の患者さんが待っている状況においては薬歴を書くよりも調剤や最終鑑査を優先して行わなくてはなりませんね。

こうして少しずつ溜まっていった未記入の薬歴が、勤務時間中に処理できなくなると残業となってしまいます。

開局時間になっても門前医療機関の診療が終わらない

例えば、マンツーマン門前薬局の場合、門前医療機関の最後の患者さんが薬局に来るまで開局時間を伸ばすということは珍しいことではありません。


薬局の閉局時間になっても患者さんが来局し続けていて忙しく、帰れない場合も残業となります。


薬剤師の配置人員に余裕のある薬局であれば早番、遅番といったシフトを組むことで残業にならずに済むのですが、薬剤師数が十分ではない薬局や一人薬剤師の薬局だと残業して対応するしかありません。


こういった場合も残業となります。


後述する薬局の特徴である程度見極めることができます。

翌日薬を取りに来る患者さんの調剤

家が近い患者さんで、調剤に時間がかかることがわかっていると明日取りに来るから作っておいてと処方せんを置いて行ってくれることがあります。


混雑などで、勤務時間中に調剤することができない時には残業となります。


一包化や粉砕調剤など時間がかかる調剤はあえて閉局後に行うという薬局もあるでしょう。

在宅業務の報告書作成

処方元の医師、ケアマネへの報告書の作成で残業になる場合があります。


勤務時間中に十分時間が取れないと閉局後に作成しなくてはなりません。

事務作業(主に管理薬剤師)

本社への報告、予算作成、業績管理、シフト管理など様々な業務を残業して行うこともあります。

棚卸

ほとんどの薬局では棚卸を年に2回実施します。


薬局に在庫している薬の品目数が少なくて、かつ日中に数える時間が十分とれる薬局では棚卸による残業はありません。


逆に品目数が多くて、かつ日中に数える時間が十分に取れない薬局では休日に出勤して棚卸を行うか、残業して閉局後に棚卸を行います。


実際の数と理論在庫が大きくズレている場合は数え直しや入力ミスの有無を調査するなどでさらに時間が必要になります。

残業が多い薬局の特徴

薬剤師数が少なくてシフトがうまく組めていない


ほぼこれです。


細かく言えば、

  • 門前医療機関の受付終了時間が遅い
  • 開局時間が長い薬局
  • 地域支援体制加算を算定している薬局
  • 調剤に時間がかかる処方せんが多い薬局
  • 在宅を行っている薬局
  • 時短勤務の薬剤師、午前中のみのパート薬剤師が多い薬局
  • 機械化されていないので服薬指導以外に時間がかかる薬局

など特徴はいくつか挙げられますが、結局は、


薬剤師数が少なくてシフトがうまく組めていない


これが一番の残業発生の要因です。

これから転職する薬剤師が確認すべきこと

  • 薬局の平均残業時間
  • 残業の発生理由
  • スタッフ毎の残業時間の偏り

これから勤務する薬局の残業時間が毎月平均してどれくらいあるのかもチェックしておきたいところです。


レセプト残業のように決まった期間(月初)だけなのか、毎日恒常的に残業が発生する勤務状況なのかをチェックしておきましょう。


スタッフによって残業時間に偏りがあるのかどうかも確認しておきましょう。

また、主に処方箋を受けている医療機関が小児科や耳鼻科だと季節によっては夜遅くまで残業となることもあります。


小児科や耳鼻科は夕方から混雑が始まることが多く、医療機関での診察が終了して最後の患者さんが薬局に来るまでは開けておく場合がほとんどです。


その場合、薬局の閉局時間は医療機関での診療終了時刻+30分程度となります。


門前薬局の場合、薬局の閉局時間はあって無いようなものです。未記入の薬歴が残っていればここからさらに残業となってしまいます。

 残業が少ない薬局で働きたい薬剤師向け
残業時間が少ない薬局の探し方あります。