
調剤薬局事務になったことを後悔している20代女性
調剤薬局事務になったばかりですが、もう後悔しています。
受付で処方せんを受け取って、パソコンに入力する仕事だと思っていました。
でも実際は、覚えることが多すぎます。
処方せん1枚出されるだけで緊張します。
薬剤師に確認したいのに、声をかけるタイミングもわかりません。
先輩事務も忙しそうで、質問するのが怖いです。
入社して間もないのに、もう辞めたいです。
こんなに早く辞めても大丈夫でしょうか?
- 調剤薬局事務になったけれど、仕事についていけない
- レセコン入力や保険確認が覚えられない
- 薬剤師に質問するのが怖い
- 先輩事務の機嫌で、その日の働きやすさが変わる
- 患者さんに急かされるたびに焦ってしまう
- 辞めたいけれど、短期離職になるのが不安
あなたは、こんなふうに悩んでいませんか?
調剤薬局事務は、外から見ると落ち着いた仕事に見えます。
受付で処方せんを受け取る。
パソコンに入力する。
会計をする。
入社前は、そんな仕事をイメージしていたかもしれません。
でも実際に働いてみると、想像よりずっと忙しいですよね。
患者さんは次々に来て、電話も鳴ります。
薬剤師から確認が入ることもあり、ひとつ覚える前に次の仕事が来ます。
レセコン、保険、公費、薬の名前、会計、返戻、調剤補助。
覚えることが多いのに、落ち着いて覚える時間はほとんどありません。
「今これを聞きたい」
でも先輩は忙しそう。
「また聞いたら怒られるかも」と思って聞けない。
聞けないまま進めて、結局ミスをして、また落ち込む。
「まだ新人だから仕方ない」と頭ではわかっていても、毎日怒られると、自分だけができない人間のように感じてしまいますよね。
でも、教わっていないことを最初から一人でこなせる人はいません。



私は薬剤師として調剤薬局で働きながら、調剤薬局事務の採用にも関わってきました。
その経験から言うと、調剤薬局事務になって後悔する人の多くは、本人の甘えではなく「入社前に仕事内容が見えなかったこと」で苦しんでいます。
調剤薬局事務になって後悔しているなら、まず「仕事に慣れていないだけなのか」「今の薬局の教え方や人間関係がきつすぎるのか」を分けて考えましょう。
レセコン入力、保険確認、患者対応に慣れていないだけなら、メモの取り方や質問の仕方を変えることで、少しずつ仕事の流れが見えてきます。
一方で、薬剤師や先輩事務から強く責められる、質問しても無視される、休憩が取れない、出勤前に涙が出るほど追い詰められているなら、職場から離れることを考えてください。
自分で退職を言えるなら、早めに伝えましょう。
どうしても言えないほど限界なら、退職代行を使うのもひとつの方法です。
調剤薬局事務の経験は、登録販売者、医療事務、一般事務、ドラッグストア勤務などにもつながります。
調剤薬局事務を辞めたいけど悩んでいる方は、調剤薬局事務を辞めたいときをご覧ください。
調剤薬局事務になって後悔するのは甘えではない
調剤薬局事務の後悔は甘えではなく、仕事内容や教育体制の見えにくさから起こる。


調剤薬局事務になって後悔する人は、少なくありません。
特に未経験で入社した人ほど、「思っていた仕事と違った」と感じます。
入社前は、こんな仕事だと思っていませんでしたか?
- 受付で処方せんを受け取る仕事
- 患者情報をパソコンに入力する仕事
- 会計をする仕事
- 薬剤師の補助を少しする仕事
- 医療事務より覚えることが少なそうな仕事
でも、実際はもっと複雑です。
受付だけでは終わりません。
処方せんを受け取ったら、保険証を見て、公費を確認して、レセコンに入力します。
患者さんから質問されることもあります。
薬剤師に確認を入れる場面もあります。
電話も取ります。
会計もします。
しかも、落ち着いて覚える時間があるとは限りません。
患者さんは待っていて、薬剤師も急いでいます。
その中で先輩事務にも聞きづらいとなると、新人が落ち着いて仕事を覚える余裕はほとんどありません。
「今聞いていいのかな」
「でも聞かないと進められない」
「聞いたらまた嫌な顔をされるかも」
そんな気持ちを抱えながら働いていたら、しんどくなって当然です。



後悔しているからといって、あなたが調剤薬局事務に向いていないと決まったわけではありません。
今の薬局の教え方や人間関係が、あなたにはきつすぎるだけかもしれません。
調剤薬局事務の採用現場で見えてきたこと
採用時に現場の仕事が見えないと、入社後のミスマッチは起こりやすい。
私は、調剤薬局事務の採用に関わってきました。
以前は、応募者に会社説明をして、筆記試験と面接をして、採用するかどうかを決めていました。
でも、そのやり方ではミスマッチが起こりました。
入社してから、事務さんがこう言うのです。
思っていた仕事と全然違いました。
受付だけだと思っていました。
こんなに覚えることが多いとは思いませんでした。
薬剤師にこんなに確認する仕事だとは思いませんでした。
この声を聞いて、採用方法を変えました。
会社説明と面接だけで終わらせず、調剤薬局事務の仕事内容を細かく説明するようにしました。
実際に働いている事務さんの仕事ぶりも見てもらいます。
事務さんと直接話す時間も作りました。
そのとき、私はあえて席を外します。
私が近くにいると、聞きたいことを聞けないからです。
この形に変えてから、早い段階で辞める人は減りました。
つまり、調剤薬局事務になって後悔する原因のひとつは、入社前に仕事内容が十分に見えていないことです。
「自分が甘かった」と責める前に、こう考えてください。
- 入社前に仕事の大変さをきちんと説明されていたか
- 現場を見学する時間があったか
- 事務さんと直接話す機会があったか
- 教育担当や教え方の説明があったか
ここが曖昧なまま入社したなら、後悔するのは自然です。
調剤薬局事務の仕事は、外から見ただけではわかりません。
調剤薬局事務がしんどい・ついていけない理由
調剤薬局事務のしんどさは、仕事量と人間関係の負担が重なることで強くなる。
調剤薬局事務がしんどい理由は、ひとつではありません。
仕事量、人間関係、患者対応、給料、薬局内の空気。
いくつものストレスが重なって、「もう無理かも」と感じます。
- 覚えることが多すぎる
- 患者さんに急かされる
- 薬剤師からきつく言われる
- 先輩事務が怖くて質問できない
- 給料と責任が見合わない
- 少人数の薬局で逃げ場がない
覚えることが多すぎる
調剤薬局事務は、最初から覚えることが多い仕事です。
- 受付の流れ
- 保険証の確認
- 公費の種類
- レセコン入力
- 処方せんの見方
- 薬の名前
- ジェネリック医薬品
- 会計
- 電話対応
- 患者さんへの声かけ
- 薬剤師への確認
- 調剤補助業務
- 店舗ごとのローカルルール
これだけでも大変です。
さらにきついのは、自分のペースで覚えられないことです。
メモを取ろうとしたら、患者さんが来る。
入力を確認しようとしたら、電話が鳴る。
薬剤師に聞こうと思ったら、投薬中で声をかけられない。
先輩事務に聞きたいのに、忙しそうで近づけない。
これでは、頭の中がずっと混乱します。
「何から覚えればいいの?」
「さっき聞いたことも忘れてしまった」
「また同じことを聞いたら怒られるかも」
そう感じるのは自然です。
あなたの能力が低いからではありません。
仕事の流れを覚える前に、次々と実務が押し寄せてくるからです。
患者さんに急かされる
調剤薬局では、患者さんから急かされることがあります。
- まだですか?
- あと何分かかりますか?
- 前はもっと早かったですよ
- 急いでいるんですけど
- 薬だけなのに、どうしてこんなに待つんですか?
薬を用意しているのは薬剤師です。
でも、最初に言われるのは受付にいる事務です。
ここが本当につらいところです。
自分では薬を早く出せません。
薬剤師に強く急かすこともできません。
それでも、患者さんの不満は受付に向かってきます。
患者さんの前で焦っている自分を見られるのも、つらいですよね。
この板挟みは、調剤薬局事務ならではの苦しさです。
薬剤師からきつく言われる
薬剤師との関係で、調剤薬局事務になったことを後悔する人も多いです。
- 入力ミスを強い口調で指摘される
- 忙しいときに質問すると嫌な顔をされる
- 薬剤師の機嫌を見ながら働いている
- 事務ばかり動いているように感じる
- 事務を下に見られているようでつらい
薬剤師も忙しい。
ミスが許されない仕事をしている。
それはわかります。
でも、わかっていても、毎日きつい言い方をされたら傷つきます。
「また怒られるかも」と思うだけで手が止まり、かえってミスが増えることもあります。
仕事を覚える前に、薬剤師の顔色を見ることに疲れてしまう。
そんな状態なら、かなり苦しくなっています。
先輩事務が怖くて質問できない
調剤薬局事務は、先輩事務との関係も大きいです。
少人数の薬局では、先輩事務と合わないだけで逃げ場がなくなります。
- 質問しても冷たい
- 「前にも言ったよね」と言われる
- 見て覚えてと言われる
- 忙しいから後でと言われたまま放置される
- ミスだけ強く指摘される
- 自分だけ雑用を押し付けられる
質問できない職場で、仕事を覚えるのは本当に大変です。
わからないから聞きたい。
でも、聞くのが怖い。
聞けないまま入力して、あとでミスに気づく。
そしてまた怒られる。
この流れに入ると、「自分はダメなんだ」と思ってしまいます。
でも、新人が質問できる空気を作ることも、職場側の役割です。
給料と責任が見合わない
調剤薬局事務は、責任のわりに給料が高いとは言いにくい仕事です。
患者さんと接します。
お金を扱います。
保険や公費を確認します。
薬剤師が投薬しやすいように、処方せん情報を正確に入力します。
ミスをすると、薬剤師にも患者さんにも迷惑がかかります。
それなのに、給料は大きく上がりません。
忙しくても、評価されている実感がありません。
「こんなに気を使っているのに、この給料なの?」
そう思ってしまうのも無理はありません。
少人数の薬局で逃げ場がない
調剤薬局は、少人数の職場が多いです。
薬剤師1〜2人、事務1〜2人という店舗もあります。
少人数だと、ひとり苦手な人がいるだけで職場全体がつらくなります。
受付でも一緒。
休憩室でも一緒。
薬局内でもずっと一緒。
大きな会社なら店舗異動で解決することもあります。
でも、個人薬局や小規模薬局では、異動先がない場合もあります。
その場合は、「私が我慢すればいい」と抱え込まないでください。
我慢することと、仕事を覚えることは別です。
まだ続けたい人が試すこと
まだ続けたい人は、耐えるだけでなくメモと質問の方法を変えることが重要。


「つらいけど、もう少し頑張ってみたい」
そう思えるなら、いきなり辞めなくても大丈夫です。
ただし、ただ耐えるだけでは苦しくなります。
続けるなら、仕事の覚え方と質問の仕方を少し変えてみましょう。
メモは「明日の自分が見てもわかる形」にする
調剤薬局事務で大事なのは、メモです。
ただ、言われたことをそのまま書くだけだと、あとで見返したときにわからなくなります。
メモには、次のように具体的に書きましょう。
- どの画面を開くのか
- どのボタンを押すのか
- どの項目を見るのか
- どんなときに薬剤師へ確認するのか
- どこでよく間違えるのか
きれいなメモでなくて構いません。
大事なのは、明日の自分が見て同じ作業を進められることです。
質問は「ここまではわかっています」と伝えてから聞く
質問するときは、最初に「どこまでわかっているか」を伝えてみましょう。
たとえば、こう聞きます。
ここまでは入力したのですが、この公費の部分だけ自信がありません。
この場合は、どこを確認すればよいでしょうか?
この聞き方なら、相手も教える部分を絞れます。
あなたが何も考えていないのではなく、自分で考えたうえで確認していることも伝わります。
もちろん、それでも冷たくされる職場もあります。
その場合は、あなたの聞き方だけの問題ではありません。
まずは1日の流れを覚える
最初からすべてを完璧に覚えようとすると、苦しくなります。
まずは、1日の流れをつかみましょう。
- 開局前に何をするのか
- 午前中は何が多いのか
- 混む時間帯はいつか
- 午後にやる作業は何か
- 閉局前に何を見るのか
流れが見えると、「次に何が来るか」が少し読めます。
それだけでも、焦り方が変わります。
向いていないと決める前に、教え方を見てみる
仕事についていけないと、「私は調剤薬局事務に向いていないのかも」と思ってしまいます。
でも、向き不向きを判断する前に、教え方を見てください。
- 教える担当者が決まっているか
- マニュアルがあるか
- 忙しい時間を避ければ質問しても怒られないか
- 同じことを聞いたとき、確認しながら教えてくれるか
- 新人を一人で放置していないか
教える人が決まっていない職場で、最初から一人前に働くのは無理があります。
それなのに「できないあなたが悪い」とされるなら、その職場の教え方にも問題があります。
「自分は本当に調剤薬局事務に合っていないのか」を考えたい方は、こちらも参考にしてください。
≫調剤薬局事務になるには?仕事内容・向いている人・採用されやすい人を解説


調剤薬局事務を辞めた方がいいケース
心身に不調が出ているなら、調剤薬局事務を無理に続ける必要はない。
調剤薬局事務は、慣れるまで時間がかかる仕事です。
入社してすぐ「向いていない」と決めつける必要はありません。
でも、次の状態なら話は別です。
- 出勤前に涙が出る
- 職場に行く前から胃が痛い
- 家に帰っても仕事のことを考えて眠れない
- 質問しても無視される
- 人格を否定する言葉を言われる
- ミスを必要以上に責められる
- 休憩がほとんど取れない
- 退職したいと言っても流される
ここまで追い詰められているなら、まず職場から離れることを考えてください。
「まだ入社したばかりだから」
「迷惑をかけるから」
「せっかく採用されたから」
そう思って我慢し続けると、心や体の方が先に限界を超えてしまいます。



採用する側から見ても、早い段階で合わないとわかったなら、早めに言ってもらった方が助かることがあります。
すべて教え終わってから辞めるより、入社直後に辞める方が、お互いの負担が少ない場合もあるのです。
すでに「今すぐ辞めたい」「もう明日行きたくない」と感じている方は、退職の流れだけ先に確認しておきましょう。
≫調剤薬局事務を今すぐ辞めたい方へ|辞め方と退職代行の使い方


薬剤師との関係で後悔している場合
薬剤師との関係がつらい場合は、職場や店舗を変えることで改善する可能性がある。
薬剤師との関係がつらくて、調剤薬局事務になったことを後悔している人も多いです。
薬局の中で薬剤師に声をかける場面は何度もあります。
だからこそ、薬剤師が怖いと仕事全体が苦しくなります。
- 薬剤師の言い方がきつい
- ミスを全員の前で責められる
- 忙しいと薬剤師の機嫌が悪くなる
- 質問すると「今?」という顔をされる
- 事務の仕事を軽く見られている気がする
薬剤師も忙しい。
ミスが許されない仕事をしている。
それはわかります。
でも、だからといって、事務が何を言われても我慢しなければならないわけではありません。
毎日きつい言い方をされていると、仕事よりも「怒られないこと」が目的になります。
薬剤師の顔色を見ながら働く。
聞きたいことがあっても聞けない。
確認できないまま進めて、またミスをする。
この状態は、かなりつらいです。
ただ、覚えておいてください。
今の薬局の薬剤師が、すべての薬剤師ではありません。
薬局が変われば、薬剤師の雰囲気も変わります。
同じ会社でも、店舗が変わるだけでまったく違う職場になることがあります。
薬剤師との関係がつらいときは、次の順番で考えましょう。
- 信頼できる上司に相談する
- 店舗異動がある会社なら相談する
- 異動先がないなら、別の薬局を考える
- 体調に出ているなら、退職を優先する
薬剤師が怖いからといって、調剤薬局事務そのものが無理とは限りません。
今の薬局の教え方や人間関係が、あなたにはきつすぎるだけかもしれません。
先輩事務との関係で後悔している場合
先輩事務との相性が悪い職場では、新人が一人で解決するのは難しい。
先輩事務との関係も、調剤薬局事務を辞めたくなる大きな理由です。
少人数の薬局では、先輩事務との相性が働きやすさを大きく左右します。
特に、長く働いている事務の影響が強い薬局では、新人がかなり気を使います。
- ローカルルールを先輩事務しか知らない
- 薬剤師も先輩事務に気を使っている
- 先輩事務の機嫌で職場の空気が変わる
- 新人だけが強く当たられる
- 質問しづらく、仕事を覚える前に疲れてしまう
こういう職場では、「自分が頑張れば関係がよくなるはず」と思いすぎない方がいいです。
もちろん、あいさつをする。
メモを取る。
同じ質問を減らす。
自分にできる努力は大切です。
でも、無視される。
わざと教えてもらえない。
あなたにだけ強く当たる。
新人が何人も辞めている。
この場合は、あなたの努力だけで変えるのはかなり難しいです。



人間関係が悪い職場では、仕事を覚える前に心が削られます。
それは、あなたが弱いからではありません。
異動できる会社なら、まずは異動を相談しましょう。
異動先がないなら、別の薬局や別の仕事も考えてよいです。
辞める前に確認しておきたいこと
退職前に契約書や返却物を確認しておくと、退職手続きは進めやすい。
辞めたいと思ったときは、気持ちが焦ります。
「もう行きたくない」
「明日から無理」
「とにかく離れたい」
そう思う日もありますよね。
ただ、少しだけ余裕があるなら、退職前に次のことを先に見ておくと安心です。
- 雇用契約書や就業規則の退職ルール
- 有給休暇が残っているか
- 制服・名札・ロッカーの鍵など返すもの
- 健康保険証の返却方法
- 最後に出勤する日の希望
- 退職後に必要な書類
退職を伝えるときに、詳しい不満をすべて話す必要はありません。
一身上の都合により、退職させていただきたいです。
退職日は〇月〇日を希望しています。
まずは、このくらいで十分です。
理由を深く聞かれた場合も、「体調面を考えて」「家庭の事情で」「別の仕事を考えているため」など、必要最低限で構いません。
退職後の仕事が不安な方は、実際に調剤薬局事務を辞めた人の理由と転職先も確認しておきましょう。
≫調剤薬局の事務を辞めたい!実際に辞めた人の転職理由と転職先


どうしても退職を言えない人向けの退職代行
退職を言えないほど限界なら、退職代行を選択肢に入れてよい。
退職は、自分で伝えられるならそれが一番シンプルです。
でも、どうしても言えない人もいます。
上司に話すだけで動悸がする。
退職を伝えたら怒鳴られそうで怖い。
何度も引き止められて辞められない。
退職したいと伝えたのに、話を流された。
もう職場の人と直接連絡を取りたくない。
ここまで来ているなら、退職代行を使うことも考えてよいです。
ただし、退職代行を選ぶ前に、次の点を先に見てください。
- 退職の連絡だけしてもらえればよいのか
- 有給消化や未払い賃金などの交渉が必要なのか
- 会社から借金や損害賠償の話をされる不安があるのか
- 費用を抑えたいのか
- 男性向け・女性向けなど話しやすさを重視するのか
ここはすべて読む必要はありません。
自分の状態に近いものだけ見てください。
この記事で紹介する退職代行は、以下の5サービスのみです。
退職代行Jobs|シンプルに退職したい方向け
退職代行Jobsは、顧問弁護士監修&労働組合連携の退職代行サービスです。
仕事を辞めたいけれど自分では言い出せない方に代わって、会社へ退職の連絡をしてくれます。
シンプルに退職の意思を伝えてほしい方は、先に確認しておくと安心です。
業務委託、個人事業主、会社への借金、社内トラブルで処分待ちなど、複雑な事情がある場合は対応できないケースがあります。
弁護士法人ガイア法律事務所|交渉ごとが不安な方向け
弁護士法人ガイア法律事務所は、弁護士による退職代行サービスです。
有給消化、残業代請求、退職金請求、社宅の退去、会社への借金返済、損害賠償請求への対応など、退職時に交渉ごとが出そうな方は確認しておきましょう。
会社と直接話したくない方、引き止めが強い方、退職後に会社から連絡が来るのが不安な方にも合います。
退職代行ネルサポ|費用を抑えて相談したい方向け
退職代行ネルサポは、上司の引き止めや「辞めたいのに辞められない」という悩みを持つ方に向けた退職代行サービスです。
退職届や貸与品の返却も郵送で進められるため、自分で会社に連絡したり、上司と顔を合わせたりする負担を減らせます。
費用を抑えて退職代行を使いたい方、まず相談して状況を話したい方は確認しておきましょう。
男の退職代行|男性向けの退職代行
男の退職代行は、男性の退職に特化した退職代行サービスです。
上司や周囲の目が気になって辞めると言い出せない男性、職場のストレスから早く離れたい男性は確認しておきましょう。
正式依頼後は、本人に代わって会社側へ退職の連絡をしてくれます。
女性の退職代行【わたしNEXT】|女性向けの退職代行
女性の退職代行【わたしNEXT】は、女性の退職に特化した退職代行サービスです。
強気な上司に退職を言い出せない方、人手不足や職場の空気を気にして辞めると言えない方、女性向けの相談先の方が話しやすい方は確認しておきましょう。
正式依頼後は、本人に代わって会社側へ退職の連絡をしてくれます。
調剤薬局事務を辞めた後の進み方
調剤薬局事務の経験は、次の仕事で活かせるスキルとして整理できる。
ここまで読んで、「やっぱり私は辞めてもいいのかもしれない」と感じた方もいると思います。
ただ、辞めた後のことが決まっていないと不安ですよね。
「調剤薬局事務を辞めたら、もう何も残らないのでは」
「短期離職になったら、次の面接で不利になるのでは」
「また同じような職場に行ってしまったらどうしよう」
そう考えてしまうのは自然です。
でも、調剤薬局事務の経験は無駄にはなりません。
- 受付対応
- 電話対応
- 患者さんへの接遇
- パソコン入力
- 金銭授受
- 医療機関とのやり取り
- 忙しい職場での優先順位づけ
これらは、次の仕事でも話せる経験です。
大事なのは、「次は何を避けたいのか」をはっきりさせることです。
たとえば、次のように紙に書き出してみてください。
- 少人数の職場は避けたい
- 新人教育がない職場は避けたい
- 患者対応より事務作業を中心にしたい
- 土日休みの仕事を探したい
- 薬や健康に関わる仕事は続けたい
ここをはっきりさせないまま次の仕事を選ぶと、同じ後悔を繰り返すことがあります。
別の調剤薬局事務へ進む
仕事内容そのものが嫌いではなく、人間関係や教え方が原因なら、別の調剤薬局事務へ進む道があります。
同じ調剤薬局でも、店舗によって雰囲気は大きく変わります。
- 薬剤師が穏やかな薬局
- 事務の人数に余裕がある薬局
- 新人に教える担当者がいる薬局
- 残業が少ない薬局
- 受付と調剤補助の役割が分かれている薬局
今の薬局が合わなかっただけで、調剤薬局事務そのものは嫌いではない人もいます。
調剤薬局事務として続けるか、別の仕事へ進むか迷う方は、キャリアアップの考え方も確認しておきましょう。


登録販売者を取ってドラッグストアへ進む
薬や健康に関わる仕事が嫌いではないなら、登録販売者を目指す道があります。
登録販売者の資格を取ると、ドラッグストア、スーパー、ホームセンターなどで市販薬販売に関われます。
調剤薬局事務として薬や患者対応に触れた経験は、登録販売者の勉強でも役立ちます。
登録販売者手当がつく職場なら、収入アップにつながることもあります。
「薬局事務はつらかったけれど、薬や健康に関わる仕事は嫌いではない」という方は、こちらを確認してください。


20代なら未経験職種への転職支援を使う
20代で、薬局業界そのものから離れたい方は、未経験職種への転職支援サービスを使う道もあります。
ここでは、調剤薬局事務を辞めた後に相談先として見やすいものだけ、短く紹介します。
安定した仕事を探したい20代向け
未経験分野への転職なら【安定のお仕事】は、20代を対象に、未経験歓迎求人や安定企業への転職をサポートするサービスです。
「次は長く働ける職場を選びたい」「自分に合う仕事を相談したい」という方は確認してみてください。
短期離職や第二新卒が不安な方向け
第二新卒向け転職エージェント【UZUZ第二新卒】は、20代の第二新卒向けに転職サポートを無料で提供しているサービスです。
「入社してすぐ辞めたことを面接でどう話せばいいかわからない」という方は、職務経歴書や面接対策の相談先として確認しておくと安心です。
一般事務や営業事務も見たい方向け
アデコの転職支援サービスは、一般事務、営業、ITなど幅広い職種を扱う転職支援サービスです。
「次も事務系がいい」「一般事務や営業事務も見てみたい」という方は確認してみてください。
調剤薬局事務になって後悔した人のQ&A
よくある不安は、辞め方・仕事の覚え方・人間関係に分けて考えると整理しやすい。
調剤薬局事務になって後悔している人は、「辞めてもいいのか」「自分が悪いのか」「次の仕事で不利にならないか」と悩みます。
ここでは、本文で伝えた内容を補う形で、よくある不安に答えます。
Q1. 調剤薬局事務を入社1週間〜1ヶ月で辞めても大丈夫ですか?
大丈夫です。
ただし、雇用契約書や就業規則の退職ルールは確認してください。
入社してすぐ辞めることに罪悪感があるかもしれません。
でも、出勤前に涙が出る、職場のことを考えると眠れない、質問しても無視されるような状態なら、心身を壊してまで続ける必要はありません。
短期離職そのものより、「なぜ合わなかったのか」「次はどんな職場を避けたいのか」を言葉にしておくことが大切です。
Q2. レセコン入力や保険確認が覚えられないのは向いていないからですか?
すぐに向いていないと決める必要はありません。
レセコン入力、保険、公費、処方せんの見方は、未経験者が最初につまずく部分です。
一度聞いただけで覚えられなくても普通です。
ただし、何度確認しても教えてもらえない、マニュアルがない、ミスだけ責められる職場なら、あなたではなく教え方の問題もあります。
「覚えられない自分が悪い」と決める前に、教えてもらえる体制があるかを見てください。
Q3. 薬剤師が怖くて質問できません。どうすればいいですか?
まずは、質問する内容をメモにしてから声をかけてみましょう。
「ここまでは入力しました。この部分だけ確認したいです」と伝えると、薬剤師も答える場所を絞れます。
それでも毎回強い口調で返される、質問するだけで萎縮してしまう、薬剤師の機嫌で職場の空気が変わるなら、上司や別の薬剤師に相談してください。
店舗異動がある会社なら、異動で変わることもあります。
体調に出ているなら、退職を優先して構いません。
Q4. 先輩事務に無視される職場は続けるべきですか?
無視される状態が続くなら、無理に続ける必要はありません。
調剤薬局事務は、最初ほど質問が必要な仕事です。
その時期に無視されると、仕事を覚える前に心が折れてしまいます。
あいさつ、メモ、同じ質問を減らす努力は大切です。
でも、わざと教えない、あなたにだけ強く当たる、新人が何人も辞めている職場なら、あなた一人の努力では変わりません。
異動か退職を考えてよい状態です。
Q5. 調剤薬局事務を辞めたら、次の面接で何と説明すればいいですか?
前職の悪口にならない言い方を準備しておきましょう。
たとえば、次のように伝えます。
調剤薬局事務として働く中で、受付対応や電話対応、正確な入力の大切さを学びました。
一方で、少人数の職場よりも、教育体制があり、役割が明確な職場で長く働きたいと考えるようになりました。
このように、前職で学んだことと次に求める働き方をセットで話すと、短期離職でも前向きに伝わります。
Q6. 退職代行を使う前に確認すべきことは何ですか?
まず、自分の退職が「退職の連絡だけで済むのか」「交渉ごとがありそうなのか」を確認してください。
有給消化、未払い賃金、退職金、会社への借金、損害賠償などの話が出そうなら、弁護士対応のサービスを確認した方が安心です。
一方で、シンプルに退職の意思を伝えてもらいたいだけなら、一般的な退職代行でも足りることがあります。
退職代行を使う前に、雇用契約書、就業規則、返却物、有給休暇の残り日数を見ておきましょう。
【調剤薬局事務になって後悔】しんどい・ついていけないと感じたら取るべき解決法まとめ
調剤薬局事務で後悔しても、自分を責めず次の働き方を考えることが大切。


調剤薬局事務になって後悔しているなら、まず自分を責めないでください。
調剤薬局事務は、見た目よりずっと大変な仕事です。
- 覚えることが多い
- 患者対応がある
- 薬剤師との連携が必要
- 先輩事務との相性に左右される
- 少人数の薬局で逃げ場が少ない
- 給料と責任が見合わないと感じる
仕事に慣れていないだけなら、メモの取り方や質問の仕方を変えることで、少しずつ流れが見えてきます。
今の薬局の教え方や人間関係が合わないだけなら、異動や別の薬局で変わることもあります。
でも、出勤前に涙が出る。
職場の人と話すだけで動悸がする。
退職を言い出せないほど追い詰められている。
そんな状態なら、無理に続ける必要はありません。
自分で言えるなら、早めに退職を伝える。
どうしても言えないなら、退職代行を使う。
次の仕事を考えるなら、登録販売者、医療事務、一般事務、ドラッグストア、未経験職種への転職も視野に入れる。
調剤薬局事務の経験は、無駄にはなりません。
今の職場が合わなかっただけで、あなたの価値が下がるわけでもありません。
「せっかく入ったから」と自分を追い詰めるより、これからどう働きたいかを考えていきましょう。
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