

転職活動中の薬剤師
転職活動中にしっかり確認しておいた方が良いことを教えて下さい。
後から後悔したくないので。
チェックリストとかありますか?

このような薬剤師の疑問に答えていきます。
本記事の内容
この記事を読むと次のことがわかります。
- 転職先の薬局を決める前に確認すべきポイント
転職先の薬局を決める前に確認すべきポイント
転職先の薬局を決める前に確認すべきポイントをまとめてみました。転職を後悔しないためにも以下の項目についてしっかりと確認しておきましょう。
年収・給料
ここは絶対というか確実にチェックすべきです。転職するのに給料が下がるのは避けたいところ。確実に年収アップさせるには金額だけでなく、昇給額、昇給率、賞与についてもしっかりと聞いておきましょう。
薬剤師が転職した後の昇給額、昇給率についてあまり知られていないことを書いてみました。ぜひご覧ください。
薬剤師の求人情報の見方 本当の年収はいくらなのか。正しい読みとき方をまとめました。ぜひご覧ください。
休日・勤務時間・残業時間
求人票や募集要項だけ見てわかった気になってはいけません。
薬局の定休日が固定であっても別の薬局へ手伝いに行かされたり、実は残業がとても多かったりといったこともあり得ます。
本当のところどうなのかを確認しておきましょう。言葉を濁すようなところへの転職は止めるべきです。
残業少ない薬局で働きたいと考えている薬剤師向けの記事です。この記事を読むと、薬局薬剤師の主な残業理由、残業が多い薬局と少ない薬局の特徴、これから転職する薬剤師が残業について確認すべきことがわかります。ぜひご覧ください。
転職先の薬局での薬歴記載状況は絶対に確認しておくべきです。薬歴未記入問題に巻き込まれないように気をつけましょう。
なるべく残業が少なくて、定時で帰れる薬局で働きたいと考えている薬剤師も多いのではないでしょうか。薬局の開局時間は「届出した通り」でなければなりません。では薬局に勤務する薬剤師の勤務時間は何によって決まってくるのでしょうか?薬局薬剤師の勤務終了時間(帰宅時間)を決める要因、薬局薬剤師の勤務終了時間(帰宅時間)を決める要因は主に次の3つです。門前医療機関の診察終了時間、薬局内業務の量と薬剤師の人数、薬剤師の勤務シフト。
残業が無い(少ない)正社員薬剤師求人・パート薬剤師求人・派遣薬剤師求人を探す方法をまとめました。薬剤師の月の平均残業時間は当サイトの調査によりますと、平均30~40時間が最も多く、次いで20~30時間、40~50時間という結果が出ています。
教育研修制度
薬剤師は自ら勉強するものではありますが、会社のサポートがあれば心強いです。どういう制度があるのか。具体的な研修内容や頻度、開催場所なども聞いておきましょう。
勉強できる薬局に転職したい薬剤師向けの記事です。勉強できる薬局と勉強できない薬局って?どういう薬局が勉強になるのか。こういう薬局は勉強にならない?についてまとめました。大事なことも書きましたのでぜひご覧ください。受けているはずですから、薬局の規模やどの診療科の処方せんが多いかで転職先の薬局を決めるのはあまりおススメできません。勉強して得た知識を患者さんのために役立てるのが薬剤師の仕事です。勉強するのが目的ではありません。とは言っても、会社に教育研修システムが全くないというのも問題です。どのような教育研修システムが構築されているのかを確認しておきましょう。
調剤室内の設備・調剤機器
薬局の設備も重要な要素です。さっぱり機械化されておらず手作業が多い職場は疲れるばかりか間違いも増えます。
薬袋も薬歴も全て手書きで、一包化の機械も無かったら・・・
調剤機器の良さで薬局を選んではいけない3つの理由、設備だけで転職先の薬局を選ぼうとした薬剤師が失敗した訳、薬局見学で調剤機器を見てくる時の注意点をまとめました。調剤機器だけで転職先を選んではいけません。是非ご覧下さい。
どのレセコンを使用しているかも重要な要素です。使い慣れたレセコンならすぐに業務になれると思います。
転職先の調剤薬局の選び方を紹介している記事です。転職先でも同じレセコン、電子薬歴であればすぐに業務に慣れることができますね。仕事の流れが違うので最初は戸惑うこともありますが、電子薬歴が同じなら安心です。ぜひご覧ください。
コンプライアンス
会社全体がどういう考えでいるかが重要です。どこでも法令順守は当然しますが、グレーなところを放置するのかホワイトにするのか。ブラック薬局はコンプライアンスが機能していません。
あなたが勤める薬局は「ブラック薬局」ではないですか?調剤薬局の業界にもいわゆるブラック企業は存在しています。間違ってブラック薬局に転職してしまわないためにも特徴と見極め方をしっかり理解しておきましょう。
勤務している薬局の常識 本当は非常識かもしれませんよチェック。患者さんの意向を確認せず後発医薬品(ジェネリック医薬品)に変えて調剤する、在庫を置きたくないから後発医薬品への変更は行わない、在庫が無い場合は取り寄せや小分けなどせずに調剤拒否、薬が足りなくなったら門前の病院薬局から薬を購入する、事務スタッフが一般用医薬品の販売や服薬指導をしている 、期限が切れた薬でも使ってしまう、病院の待合室まで薬を配達する、門前病院の職員の薬代は割り引く、処方せん枚数に応じて門前医院にリベートを払っている。
人間関係・雰囲気
薬局の人間関係の不満。同僚薬剤師とうまくいかず雰囲気が最悪です。どうしたらよいでしょうか?少人数のスタッフで働くことが多く、人間関係による不満は薬剤師の退職理由として少なくありません。まずは異動を願い出る、対応してくれなければ転職を検討するという流れが理想でしょう。
薬局の人間関係が良いのか悪いのかをたった1回の面接や薬局見学でつかむ方法。あります。可能です。見ようとして見ないと決して見えません。
薬局の人間関係や雰囲気を調べるのは難しいもの。求人情報にも本当のところは書かれていません。ではどのように調べればよいのでしょうか。この記事では薬局の雰囲気や人間関係を見抜く方法をまとめました。ぜひご覧ください。
社宅(借り上げ社宅制度)・住宅費補助制度
金額的に馬鹿にならないのが住宅費です。もし借り上げ社宅などで補助されるのであれば給与の比較方法が変わってきます。
社宅制度がある薬局(会社)に勤めたいと思っている方も多いのではないでしょうか?社宅付とか、借り上げ社宅制度ありと言ってもいろいろあります。是非ご覧下さい。
立地・通勤時間
職場までの通勤時間が長いと仕事を始める前に疲れますし、終わってから家に帰るまでにグッタリしてしまいます。バスで通勤する予定だったのにちょうどいい時間にバスが無いという事の無いようにしっかり調べましょう。駅から近い職場ならバスに乗らずに済みます。雨でバスが遅れるということもないので通勤時間が計算しやすいですね。
駅から近い薬剤師正社員の求人、派遣薬剤師の求人、パート薬剤師の求人を探す方法をまとめました。通勤にはなるべく時間をかけたくないもの。駅から近い職場なら通勤も楽。駅から近い職場を探す方法をまとめました。駅から近い職場に勤務するメリットはたくさんあります。
車で通勤したい薬剤師はその職場が自動車通勤可能かどうかも確認しておきましょう。駐車場が無料で使えるのか、自分で借りなくてはいけないのかによって出費に大きな差ができてしまいます。
自動車通勤可能な正社員薬剤師・パート薬剤師・派遣薬剤師の求人を探す方法をまとめました。地方によっては公共交通機関での通勤が大変となることも。自動車通勤可能な職場なら通勤のしやすさが格段に上がります。自動車通勤なら通勤中も自分一人の時間が持てます。
また、近くにお昼を買うところや食べるところがあるかどうかも調べておくと安心です。
門前医療機関
門前医療機関の先生とうまくいっていないと仕事がしづらくて大変です。
今現在、あなたが勤務している薬局は門前医療機関の先生や近隣の医療機関の先生との関係性はいかがでしょうか?うまくやっているでしょうか?調剤薬局の多くは医療機関の近く(隣や向かい)にある、いわゆる門前薬局と言ってもよいでしょう。その門前の先生と薬局との関係はどうでしょうか?マンツーマン薬局で多いのが、①薬局と医院の従業員で一緒に勉強会をしている。 ②週に1回もしくは月に1回など定期的に訪問している。忘年会or新年会を合同で行う。④特に何もしていない。こんな感じだと思います。もしも門前医療機関の先生との関係が悪い場合、最悪次のようなことが起きる可能性があります。万が一調剤過誤が起きてしまった時の対応がうまくいかない⇒患者さんに体調変化が見られた時など先生の協力が得られないと困ります。急に先生が院外処方を中止し、院内処方にしてしまう⇒調剤薬局チェーンなら、その薬局を閉めて他へ異動が可能ですが、1薬局のみ営業している個人薬局だと異動もできません。あなたが勤めている薬局もしくは転職先の候補に挙げている薬局は、門前医療機関の先生との関係性はどうでしょうか?この辺もしっかりと転職前にチェックしておいた方が良いと思います。もし、あなたが今後長く調剤薬局で仕事をしていこうと考えているのであれば、万が一のリスクに備えて複数薬局を経営している調剤薬局チェーンへの転職をおすすめいたします。
門前医療機関の診療科によって忙しさや残業時間の多さも大きく変わってきます。
診療科によって薬局の業務内容は大きく違ってきます。もちろん残業時間も変わってきます。診療科別に門前薬局の特徴を挙げてみました。
将来性
その薬局に長く勤められますか?長期的視野で薬局を探す必要があります。
薬剤師が転職前にチェックすべき10年後も働ける薬局かどうかを見極める7つのポイント。後悔しない転職先の薬局の探し方ガイドです。転職活動をしている薬剤師は「今」の給料や休みで比較検討しているかもしれません。大事なのは長期間働けるかどうか。そこを見極めるポイントを7つ公開します。
全て自力での確認が大変な場合は薬剤師転職支援を受けることを強くお勧めします。
薬剤師が良い薬局へ転職する際に重要な正しい転職方法の手順(流れ)です。この手順に沿って行けばスムーズな転職活動が可能となります。転職を考えている薬剤師なら一度確認しておきましょう。順番を間違えると転職失敗の可能性が高まってしまいます。
薬剤師転職サイトの正しい選び方を知っていますか?どの薬剤師転職サイトを使って転職すれば失敗しないのか。どこに登録すればよいのか迷っている薬剤師向けです。この記事を読んでいただければ結論が出ます。ぜひご覧ください。