
患者さんが減って単月赤字。来月も続いたら…と思うと胃が痛い。どこから手を付ければ黒字に戻せるのか、正直わからない。今日からすぐできることを、誰か順番で教えてほしい。
調剤報酬の改定が続き、薬局は「頑張っても利益が残りにくい」構造になりました。
だからこそ、まず取り組むべきは現場で今すぐできる経費のムダ取りです。売上アップは時間がかかりますが、経費は今日から下げられます。
意外に思うかもしれませんが、分包紙の幅・在庫量・残業・印刷物のたった4点を数値で管理するだけで、翌月の損益は目に見えて改善します。
背景には「小さな固定費・変動費」を削減していけば確実に利益が積み上がるというシンプルな原理があります。
本記事では、スタッフ全員で共有できる考え方から、薬剤師でもすぐ実践できる具体策、さらに本社決裁が必要な打ち手までを、順番にわかりやすく解説します。
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全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
pharma_di(ファマディー)
【私が薬剤師採用のために連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト】
面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。 私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。 ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。 このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。
黒字化の最短ルートは「現場のムダ取り × 全員参加 × 数値管理」。分包紙・在庫・残業・印刷の4点を今日から下げ、翌月の損益で効果を確認する。



私は管理薬剤師歴25年。小規模から大手チェーンまで経験し、面接500人以上、採用100名超、現場改善・教育にも携わってきました。実際に赤字店舗を数か月で黒字転換した手順を、この記事に凝縮しています。
薬局スタッフに経費削減の必要性を説明する
最初にやることは、現場全員で「なぜ経費を下げるのか」を共有することです。理由が腹落ちすれば、行動は自然に変わります。会議体で5分でもよいので、影響と目的をシンプルに伝えましょう。
利益が出ないと何が起こるか
昇給・賞与が細る、新規設備が入らない、教育投資が止まる――この3点は誰にとっても身近な影響です。抽象論ではなく、「前年同月比で利益△3%=一人当たり賞与△◯万円」という具体例で伝えると行動が変わります。
赤字が続くと何が起こるか
人員調整・シフト縮小・最悪は閉局。これは脅しではなく現実です。とくに同じチェーンの他薬局では、赤字が続き応援要員の固定化やシフト圧縮が起きた例もあります。だからこそ早期の手当てが必要です。
伝え方:数値・ルール・期限をセットにする
「残業は減らそう」では動きません。指標(例:残業時間、印刷枚数、分包紙幅、在庫金額)/ルール(やり方)/期限をセットで伝え、週次で確認します。
- 経費削減の必要性を全員に説明し、数値・ルール・期限を決める。
薬局スタッフ全員で経費削減に取り組む
担当者一人の努力では効果は限定的です。全員で取り組み、全員で結果を見る体制を作ると、現場から改善案が生まれ、実行速度も上がります。
全員で取り組む理由
分包・投薬・在庫・会計――経費はあらゆる場面に散らばっています。職種横断で動くことで、ボトルネックが見え、効果が最大化します。
役割分担と進め方
分包紙・印刷・在庫・残業の各担当を決め、週1回・15分の立ち会で結果と次アクションを共有。掲示板にグラフを貼ると意識が続きます。
アイデア募集と改善サイクル
「小さな提案箱」を作り、採用した案は全員に周知・表彰。提案→試行→定着のサイクルを回すと、コスト意識が文化になります。
- 全員参加の担当制+週次共有で進める。
薬剤師ができるかんたんな薬局の経費削減方法
ここからは現場で今日からできる施策です。難しい手続きは不要。小さな削減の積み上げが翌月の利益に直結します。
分包紙の幅を狭くする
初期設定の70〜80mmを60mmに。空包も最小に。印字がある場合はインクリボンも節約できます。
一包化や散剤の分包の幅は何mmに設定しているでしょうか。なんとなく初期設定の70mmや80mmにしていませんか?
これを60mm(S)にするだけでかなりの節約となります。一包あたり1cmの節約です。たったそれだけかと思うかもしれませんが以外と効果があるものです。
印字している場合には同時にインクリボンの節約にもなります。ぜひ実施してみてください。
分包後の空包を少なく設定しておくとさらに節約できます。



うちの店舗は60mm設定で運用。散剤が入り切らなかった例は今のところありません。
- 分包機の設定を60mmに変更
調剤廃棄ロスの削減
調剤廃棄ロスとは半錠の失敗や散剤の混合ミスなどで廃棄せざるを得ない薬のこと。
高薬価の薬を落としてしまったり、一包化中に機械の中で噛んでしまったりといった経験があるのではないでしょうか。
調剤の失敗は起こり得ることですが、落下を防ぐことはできるはずです。
PTPを剥くときに秤量皿に出すと思いますが、秤量皿にぶっついて全部床に落とした経験はありませんか?
秤量皿の下にカゴを置いておくなどして、廃棄の薬を少しでも減らしていきましょう。
今日からやること
- 秤量皿の下にカゴを置く
- PTP除包機を購入する
期限切れ廃棄の削減
期限切れや経過措置期限切れで廃棄となる薬も減らしていきたいものの一つです。
薬局の規模によっても違いますが、年間で数十万円の廃棄となる場合もあります。この廃棄額を減らせばそのまま利益につながります。
医薬品の期限切れを減らすには以下の方法があります。
医薬品の期限切れを減らす方法
- 使用期限の短いものから使用する
- 使用期限の短いもの(1年以内や半年以内)のものには目印をつける
- 出る見込みが無いものは他薬局へ移動させる
棚卸のタイミングで使用期限をチェックするのがオススメです。期限が短いものにはわかりやすい目印をつけておきます。
特に一包化調剤の機器内のカセットはチェックが漏れがちですので気を付けましょう。
使用期限を薬局スタッフ全員が気にするようになれば、期限切れの誤使用を防ぐこともできます。
今日からやること
- 使用期限が短いものから使用することを徹底する
- 使用期限が短くて使用する見込みの無い薬は他薬局へ移動させる
不動品の処理
一定期間処方されない薬は積極的に他薬局へ移動させましょう。
期間の設定は3カ月や6カ月、1年など在庫品目数によって設定します。不動品の一覧表を見ながら薬価の高いものから移動させていきましょう。
医薬品を移動させるには送料も結構な額になります。なるべくまとめて送りましょう。
送料をかけてまで送る必要があるかも考えましょう。
何かのついでにスタッフが運ぶ、クール便が必要な時期はなるべく移動させないなど、送料を節約することも必要です。
今日からやること
- 薬局内の不動品を把握する
- 高薬価の医薬品から他薬局に移動させていく
残業時間を減らす
利益貢献に最も効果が大きいのは残業時間の削減です。薬局スタッフの残業時間を減らしましょう。
ただ早く帰るように指示を出すだけではダメです。仕事量を減らす必要があります。
薬局の仕事量を減らすには5S活動が役立ちます。
残業時間の減らし方
- 薬歴を速く書く
- 明日でよい仕事は明日やる
- シフトを見直す
薬剤師の残業理由で最も多いのは薬歴です。少しでも薬歴を速く書きましょう。
業務時間内にできることはなるべくやり切り、閉局したらすぐに帰ります。
明日で良い仕事は明日に回す。こういう思い切りも必要です。
時間帯や曜日で薬剤師の過不足があるならシフトの見直しも必要でしょう。遅番を作るなどして残業を少しでも減らします。
今日からやること
- 薬歴を速く書く
- 明日でよいことは明日やる
- 勤務シフトの見直しを行う
無駄な印刷をしない
薬局では薬袋や薬情、明細書など多くのものを印刷しています。印刷には用紙代のほかにトナー、インク代など費用が結構かかっています。
入力ミスが発生すると全て印刷しなおしに。とてももったいないですね。
無駄な印刷物を減らす努力をしていきましょう。
無駄な印刷物を減らす方法
- 調剤明細書は不要な人を増やす
- 資料は配布ではなく回覧形式もしくはPCやタブレットで閲覧する
- 入力ミスを減らす
今日からやること
資料は配布ではなく回覧にする
医薬品在庫量を適正に保つ
在庫を絞るほど購入額と消費税負担が減ります。ただし欠品はNG。高薬価の医薬品は特に厳密に、出荷調整品は余裕をのメリハリが重要です。発注ロットやタイミングも見直しましょう。
とはいえ、過度に在庫を減らすと欠品するリスクが増えますのでバランスが大切です。最近では出荷調整品が多く、多めに在庫を確保しておく必要もあるでしょう。
後発品の使用量を増やすことも医薬品在庫金額の削減につながります。先発品に比べて薬価が安いからです。さらには後発医薬品調剤体制加算にも寄与します。掲示や声かけで積極的に後発品への切替をすすめていきましょう。
- 高額品の在庫量を圧縮
- 後発品へ切替の促進
消耗品の在庫量を適正に保つ
薬局での消耗品費とは、事務用品などの購入代金です。本当に必要なものなのかどうか精査してから購入するようにします。
事務用品は必要な物を必要量だけ。重複購入を防ぐため、5S活動を実施して定位置・定量管理に。
発注表で見える化すると効果が続きます。
薬局内の整理整頓にも5S活動が役に立ちますので詳しくはこちらをご覧ください。
今日からやること
- 薬局内を整理整頓する
- 必要なものを必要な量だけ購入する
処方せん等の廃棄に業者を使わない
保管期限が切れた処方せんや薬歴はどのように処理をしているでしょうか。
清掃業者や廃棄物処理業者に回収してもらっている薬局も多いと思いますが、費用は妥当でしょうか。
量が少ないなら店内でシュレッダー、自治体の焼却所に直接持ち込みができる地域もあります。重量課金なのでコストが大幅に下がる場合があります。
重さ単位での支払いとなりますのでかなりの節約が可能です。
- 自治体の持込可否と料金を確認
その他(待合室コストの見直し)
薬局の待合室に置く雑誌・書籍・新聞も経費削減に有効です。患者さんは本当に読んでいるでしょうか。新聞をやめるだけでも毎月3,000円以上削減可能です。
また、テレビを無くせばNHKに支払う受信料が不要になります。
公衆電話があればその固定費も削減できます。携帯電話保有率が高いので公衆電話は不要でしょう。
待合室に置いてあるものを一度よく見て、本当に必要かどうか考えてみましょう。
今日からやること
薬局の待合室にある不要なものを減らす




薬剤師だけでは難しい薬局の経費削減方法
ここからは本社やオーナー決裁が必要な領域です。効果が大きい分、準備と根回しが鍵になります。
家賃・駐車場の減額交渉
確認すべきは薬局の損益計算書の地代家賃や賃借料の項目です。
開局当初から同じ家賃で借り続けているといったことはないでしょうか。建物や設備はだんだんと旧くなってきます。また周辺の家賃相場も変わってきているでしょう。
ここで思い切って大家さんに対して家賃の減額交渉を行ってみましょう。新型コロナウイルスが流行している今なら要請が通りやすいかもしれません。
実際に薬局の売上は落ちていますし、それに伴い利益も減っています。
患者用・従業員用の月極駐車場代の台数削減も効果が大きいものの一つです。無駄に多く借りている状態であれば適性な台数まで削減しましょう。
今日からやること
薬局の家賃・駐車場の減額交渉をする
薬剤師会費の扱いを再検討
薬剤師会に支払う費用はかなりの額です。日本調剤のように薬剤師会を脱退する策もあります。
これは会社としての考えですから、各薬局で勝手に判断することは避けましょう。
人件費の最適化
薬局での費用のうち大きい割合を占めるのは何といっても人件費です。
薬局のスタッフでできることは残業を減らすこととシフトを見直すことだけ。
それでも人件費が予算よりも大きくオーバーしているなら、人を減らすかパートさんの契約を短く変更するか、派遣薬剤師を切るか。
これしか方法はありません。
管理薬剤師(薬局長・薬局責任者)には人を辞めさせるといった権限は当然ありませんので、上の人達との相談が必要です。
薬剤師を他薬局間でやりくりするとなると双方の薬局でシフト調整が必要となります。自薬局だけでは難しい問題ですね。
Q&A|経費削減に関するよくある質問
現場からよく出る疑問をまとめました。迷ったら、まずここを見てから小さく試してみてください。
Q1: まず何から始めればいい?
現状の数字を見える化し、目標・やり方・期限を決めるのが最短です。分包紙の幅、在庫金額、残業時間、印刷枚数の4点で現状値を1週間計測し、翌週から削減目標を設定。各項目に担当者を置き、週1回15分の共有で結果と次の一手を確認します。掲示板に簡単な折れ線グラフを貼ると、全員の意識が揃い、行動が続きやすくなります。
Q2: なぜ全員参加でやる必要がある?
経費は分包・投薬・在庫・会計・清掃など業務のあちこちに散らばるため、一部の人だけでは漏れが出ます。受付や事務の小さな工夫が印刷枚数を減らし、調剤台の整頓が作業時間を短縮するなど、職種をまたいだ協力で効果が大きくなります。さらに現場から改善案が生まれやすく、役割をローテーションすれば属人化も防げ、施策が長続きします。
Q3: 分包紙を60mmにしても大丈夫?
多くの処方で問題なく使用できます。まずは1週間の試行として60mmに設定し、入りづらい散剤や錠数の多い一包は例外運用に切り替えるルールを用意。空包は最小に調整し、印字の判読性も確認します。変更点は手順書に追記し、全員に周知。毎月の分包紙使用量を記録して効果を比較すれば、現場の納得感も高まり、定着しやすくなります。
Q4: 調剤廃棄を減らす現場のコツは?
落下させない仕組み作りが近道です。秤量皿の下にカゴを置く、PTP除包機を使う、作業台に滑り止めマットを敷くなど物理対策を徹底。高薬価品や半錠カットなど失敗コストが高い作業は、手順を統一して声かけ確認を追加します。破棄が出たら品目・理由をメモし、週次で共有。原因別に置き場所や手順を見直すと、同じミスの再発を防げます。
Q5: 期限切れをゼロに近づける方法は?
月次点検+目印+移動を仕組みにします。月初に期限を全棚で確認し、1年以内や半年以内は色シールで一目化。入出庫では短い期限から優先使用します。出る見込みが薄い薬は早めに他店舗へ移し、注文量は季節や処方傾向に合わせて控えめに調整。分包機カセット内の錠剤も忘れず点検し、期限切れのヒヤリ事例は全員で共有して再発を防ぎます。
Q6: 在庫の目安はどう決める?
まず出庫頻度と金額で薬をA・B・Cに分け、目標の在庫日数を決めます。高額で動きの遅いA品は薄く、欠品の影響が大きい出荷調整品は厚めに。上限・下限の目安を棚札に書き、注文時はその範囲で発注。季節変動や処方変更があれば目安を更新します。週1回、在庫金額を確認して推移を掲示すれば、買い過ぎや保管スペースのムダにも早く気づけます。
Q7: 家賃交渉の成功率を上げるには?
感情ではなく資料と代案で臨むことです。近隣の相場、建物の築年数、近年の売上推移や患者数の変化を示し、段階的な減額や一定期間の見直し条項など現実的な提案を用意。長期入居の実績や原状回復の丁寧さも安心材料として伝えます。駐車場は実利用に合わせて台数を調整し、空き区画の返却をセットで相談すると、受け入れられやすくなります。
Q8: 明細書の紙削減はクレームにならない?
任意で「不要の方はお申し出ください」と掲示し、受付で一言案内すれば多くの方が協力してくれます。必要な方にはもちろん発行し、説明は簡潔に。「後からでも印刷できます」と添えると安心されます。社内資料は配布ではなく回覧や端末閲覧に切替。削減枚数を可視化し、患者さんにも環境配慮の取り組みとして伝えると、理解が得られやすくなります。
Q9: 焼却所持込の注意点は?
まず自治体の受け入れ可否と手数料、搬入ルールを確認します。処方せん・薬歴など個人情報を含む書類は封かんしたまま運搬し、必要に応じて店内で裁断して体積を減らします。持込は重量課金が多いので、まとめて搬入すると割安です。領収書は必ず保管。持込が禁止の地域や量が多い場合は、複数社の見積もりを比較して、最も条件の良い方法を選びます。
Q10: 後発品切替はどう伝える?
費用面の利点と品質の安心を短く伝えるのがコツです。「同じ成分で効果は変わらず、お支払いが抑えられます」と一言添え、待合掲示で情報提供を補強。味や大きさが気になる方には実物を見せ、無理に勧めない姿勢を徹底します。スタッフ全員が同じ説明をできるように定型トークを共有し、変更後の飲み心地などの声も集めて、次の説明に活かします。
【薬剤師でもかんたんにできる】薬局の経費削減方法10選│赤字脱却&利益確保で経営改善!
- まずは分包紙・在庫・残業・印刷の4点を数値で管理して下げる。
- 短期限・不動品の運用をルール化し、週次で全員共有する。
- 本社領域(家賃・会費・人件費)は根拠資料を整えて提案する。
- 小さな削減の積み上げが翌月の利益を生み、赤字脱却の近道になる。
購入予定の機器や備品は一旦見直し、やれることから即実行しましょう。
利益が出なければ賞与も昇給も期待できません。
反対に、厳しい環境でも利益を出せる管理薬剤師は評価が上がり、待遇も改善されます。
今日から小さく始め、翌月の損益で成果を確認する。これを継続するだけで、薬局は着実に強くなります。
来月の損益を思い浮かべてください。分包紙の設定を変えた朝、スタッフが自発的に短期限を集めて台車に載せる夕方、印刷ボタンを押す前に一呼吸おく受付、閉局時刻に薬局が静かに暗くなる瞬間。小さな決断が一日を変え、積み重なって月を変えます。



私も単月赤字になったことがあります。落ち込んでも仕方ありません。やるべきことを確実に実行していく。ルールを決め、期限を決める。それだけでも変わります。
最初の月は数字が動かないかもしれません。二か月目で手応えが出て、三か月目には「いける」と感じられるかもしれません。月末の総括で、あなたは必ずスタッフに「ありがとう」と言えるはずです。
経費削減は、誰かを責めるためのものではありません。現場の知恵を集めて、患者さんにとって良い医療を続けるための手段です。あなたの薬局は、まだまだ強くなれます。まずは分包機の設定をかえるところから。たったそれだけで、経費削減の歯車は回り始めます。
もしすでに多くを実行してなお厳しい場合、閉局を検討せざるを得ない薬局開設者の方もいるかもしれません。それでも、あなたは薬剤師です。40代でも50代でも60代でも活躍の場はあります。
選択肢は必ずあります。一人で抱え込まず、次の一歩を一緒に考えていきましょう。
そして、もし今の環境では実行の裁量が得られない、評価が埋もれてしまう、そんなもどかしさがあるなら、外の選択肢を知ることも大切です。職場が変われば、同じ努力が何倍もの成果になることがあります。あなたの経験と姿勢を正しく評価してくれる場所は必ずあります。次の一歩を、あなたの味方と一緒に踏み出しましょう。



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