現在パートで働いている薬剤師
コロナの影響で薬局の経営が悪いみたいです。シフトが減らされてきました。
お給料も下がっています。転職したほうがよいでしょうか?
コロナの影響と調剤報酬の改悪の影響により、調剤薬局はさらに利益が出にくい状況となってしまいました。
人件費を抑えることでなんとか利益を確保したいという薬局も多く、実際にパート薬剤師のシフトを減らしたり、雇用契約を終了したりしている薬局もあります。
こんな厳しい状況においてもシフトを減らされることなく、また雇用契約を切られることの無いパート薬剤師もいるのをご存じでしょうか?
あなたも雇用契約を切られてしまわないように、できることを今のうちからやっておきましょう。
本記事の内容
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全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。
管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
【私が薬剤師採用のために連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト】
面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。
私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。
ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。
このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。
コロナの影響でうちの薬局も大きな打撃を受けており、人件費のコントロールを厳密にとの指示が出ています。
受診抑制で売上アップが期待できないため、今はとにかくコストカットでしのぐという状況。
実際に薬局で働いている薬剤師から見た視点で、新型コロナウイルス感染拡大によるパート薬剤師への影響について解説していきます。
まずは自薬局の経営状況を確認。あなたが切られてしまわないように、薬局として薬剤師が必要な時間帯への勤務時間の変更を提案してみましょう。
もし契約を切られそうならパートから正社員への転職を検討してください。
パート薬剤師にとってコロナ禍の影響はかなり大きい
年収ダウンやボーナスカットの提示を受けた薬剤師必見!実は最近薬剤師の年収や賞与の額が下がっています。年収ダウンや賞与カットは経営不振や合併による人事制度変更が原因ですが、こんなとき薬剤師はどうすれば良いのかがこの記事でわかります。
事実、薬局の経営悪化と暇になってしまったためパート薬剤師のシフトの時間が減らされたり、本来勤務する薬局とは違う薬局に手伝いに行かされたりするということが増えているようです。
近隣の薬局からは、パート薬剤師は強制的に休みにされているという話や、勤務態度が悪い薬剤師と能力の低い薬剤師が続々と契約を更新されずに切られているという話が聞こえてきます。
仕事ができない薬剤師が同じ薬局にいてイライラして悩んでいる薬剤師向けの記事です。仕事ができないダメな薬剤師の特徴、仕事ができなくてダメな使えない薬剤師をどうにかする方法、使えない薬剤師のせいで悩んでいるあなたに最も有効な対処法についてまとめました。
調剤薬局のパート薬剤師が雇い止めに遭わないために今すぐやるべきこと
調剤薬局のパート薬剤師が雇い止めに遭わないために今すぐやるべきことは以下の4つです。
調剤薬局のパート薬剤師が雇い止めに遭わないために今すぐやるべきこと
- まずは自薬局の経営状況を確認する
- パートの自分がいなかったらどうなるかを考えてみる
- 今の薬局で薬剤師が必要とされている時間帯・曜日の出勤を提案する
- 正社員薬剤師としての転職を検討する
自薬局の経営状況を確認する
自分の薬局の経営状況はどうでしょうか。「薬局の収益構造は?売上と費用と利益の関係はどうなっている?」を参考に、薬局の経営状況を確認してみましょう。
本当にまずい状況だったら、薬局が存続できなくなるという可能性だって十分あります。
利益を増やすにはコスト削減が必要です。
管理薬剤師向けに書いた記事ですが、一般薬剤師にもできることはあります。
「【管理薬剤師向け】薬局で今すぐやるべきコスト削減方法 赤字脱却!利益確保!」参考に、薬局の利益確保も頭に入れて仕事をしていきましょう。
また、会社全体としての業績はどうでしょうか。
もうしばらくは持ちこたえられそうでしょうか。
グループ内の他店舗のパート薬剤師の待遇はどうでしょうか。
そのあたりも調査しておいたほうがよいでしょう。
コロナの影響がすぐに無くなって以前のようにすぐに戻るとは思えません。
パートの自分がいなかったらどうなるかを考えてみる
パート薬剤師のあなたがいなくても業務が回っているのではないですか?
あなたがいなくても暇そうではないですか?
もしそのような状況ならパート薬剤師には時給を下げられる、シフト減らされる、最悪クビを切られる可能性さえあります。
パートの契約が打ち切られることも想定しておき、今のうちから転職先探しをしておきましょう。
今の薬局で薬剤師が必要とされている時間帯・曜日に出勤することを提案する
どうしても今の薬局で働き続けたいのであれば、パート契約を切られないよう、今まで以上に勤務時間の融通を効かせるなど薬局に対してさらなる貢献していかなくてはなりません。
毎日は無理としても夕方遅くまで働くとか、土曜日や日曜日の当番にも積極的に出勤するといったことで自分を売り込んでいきましょう。
もはやパート薬剤師は売り手市場ではないのです。
正社員薬剤師としての転職を検討する
新型コロナウイルスのような突発的な事態に強い雇用形態は何といっても正社員です。
正社員薬剤師として転職することを今のうちから想定しておきましょう。
最新の転職事情を知りたい薬剤師必見!コロナ禍のいま転職をするならコロナ後に強い薬局にするべき。その理由とコロナ後に強い薬局の特徴を転職経験2回の現役管理薬剤師が解説。この記事を読めばコロナ禍での薬剤師の転職活動注意点もわかります。
薬剤師はパートや派遣社員でも稼げる貴重な職業。だからこそ働き方に迷う薬剤師も多いです。正社員、パート、派遣のうち、薬剤師はどの働き方が一番得なのか。雇用形態別に比較してみました。
パート薬剤師のコロナ禍:雇い止めに遭わないために今すべきこと Q&A
Q1: コロナ禍でパート薬剤師が直面する問題は何ですか?
A1: コロナ禍で薬局の経営が悪化し、パート薬剤師のシフト削減や雇用契約の終了が増加しています。人件費削減のために、多くの薬局がパート薬剤師の勤務時間を見直しています。
Q2: パート薬剤師が雇い止めに遭わないために今すべきことは何ですか?
A2: 自薬局の経営状況を確認し、必要とされる時間帯への勤務変更を提案します。また、正社員への転職も検討し、安定した雇用を目指しましょう。
Q3: 経営状況の確認方法は何ですか?
A3: 経営状況の確認には、薬局の売上や費用の状況を把握し、管理薬剤師や上司に相談することが有効です。
Q4: 正社員への転職を検討する際のポイントは何ですか?
A4: 転職先の安定性や労働条件を十分に確認し、自分のキャリアプランに合った職場を選ぶことが重要です。
Q5: 転職活動を始める際におすすめの転職サイトは何ですか?
A5: 当サイトでオススメしている薬剤師転職サイトはマイナビ薬剤師とファルマスタッフです。
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