

直接応募したほうが良いのか迷っている薬剤師
転職希望の薬局に直接応募したほうが採用されやすいというのは本当でしょうか?
直接応募でも転職サイト利用でも条件は変わらないと聞いたことがありますし・・・。

このような薬剤師の疑問に答えていきます。
本記事の内容
この記事を読むと次のことがわかります。
- 直接応募のメリット
- 直接応募のデメリット
- 薬剤師転職サイトを使って転職するべき理由

pharma_di(ファマディー)Follow @pharma_di
転職2回の大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。
転職に失敗する薬剤師をゼロにしたいという思いで、自らの経験を基に記事を作成しています。
→詳しい自己紹介
私が勤務している会社(某チェーン)への中途採用応募は9割近くが薬剤師転職サイトからの紹介。直接応募は全体の約1割。
直接応募の内訳は、会社ホームページからのエントリーと従業員からの紹介です。
たまに、転職サイトに支払う手数料(紹介料)が無い分、直接応募のほうが採用されやすいと思っている薬剤師がいますが、そんなことはありません。
薬剤師転職サイトからの紹介がほぼ標準となっていますし、中途採用の予算を確保してありますので大丈夫です。
(採用する側としては直接応募のほうが金銭的には楽ですけど)
薬剤師転職サイトや転職エージェントを使わずに転職することもできますか?その方が自分のペースで転職活動できるかなと思っている薬剤師向けの記事です。答え:転職はできますが、問題が起こります。ぜひご覧ください。
直接応募のメリット
薬剤師が転職するときに直接応募をするメリットはあるのでしょうか。
直接応募のメリット
- 自分のペースで転職活動できる
- 直接応募のみの求人に応募できる
自分のペースで転職活動できる
直接採用担当者と話せるので、交渉がうまい方や時間が十分に取れる薬剤師は直接応募のほうが良いでしょう。
直接応募でも転職サイト経由の応募でも条件は同じという薬局もまれにあります(条件交渉には応じないという意味です)。
この薬局に絶対転職したい。他は一切考えていないというのであればわざわざ薬剤師転職サイトに登録する必要はありません。
逆に言えば、自分が動かないと何も進みません。
直接応募のみの求人に応募できる
ごく一部の病院や薬局は直接応募のみとしているところもあります。
そういう病院や薬局への転職は直接応募するしかありません。
直接応募のデメリット
何といっても直接応募のデメリットは、転職活動のすべてを自分一人でやらなくてはいけないということ。
求人の検索、エントリー、履歴書送付、薬局見学の申し込み、面接日の日程調整連絡、給与や条件の交渉、内定辞退or内定承諾。
これらをすべて一人で行わなければなりません。もちろん、今の仕事をやりながらです。
薬剤師転職サイト経由で転職する場合、これらの面倒なことは転職サイトの専任のコンサルタント・エージェントがすべてあなたの代わりにやってくれます。
自分の時間を節約することができますね。
別にこんなの手間ではない。
自分で探せるから大丈夫。
こういう薬剤師もいることでしょう。
直接応募のデメリットはまだまだあります。
自分の知っている範囲での薬局しか候補にあがらない
当然のことではありますが、自分で薬局を探すとなると、その範囲でしか見つかりません。
もしかしたら、検索できていないもっと条件のよい薬局の求人があるかもしれません。
自分で求人を探すにはどうしても限界があります。
非公開求人情報に触れることができない
非公開求人とは、転職サイトに登録すると紹介が可能となる求人のこと。
薬剤師転職サイトが持つ求人の多くは非公開となっています。
直接応募の薬剤師は非公開の求人情報に触れることはできませんので選択肢が狭まってしまいます。
エントリーするたびに個人情報を明かす必要がある
転職サイト経由での転職活動なら、面接まで薬剤師の名前や住所、勤務先などは伏せられた状態です。
個人情報の面では安心ですね。転職活動がバレるリスクもありません。
ただ、直接応募の場合は違います。エントリーの時点で個人情報を入力しなくてはいけません。仮に、薬局見学や面接をしなかったとしても、個人情報は薬局側に残ります。
直接応募だと相談できる相手がいない
これ、自分の1回目の転職のときに後から実感しました。
ここで本当に良いのか、やめておいたほうが良いのか。アドバイスが欲しかった。
適切なアドバイスがあれば転職で失敗する可能性を下げられたでしょう。
給与交渉や条件交渉がうまくできない
例えば年収、昇給率、有給休暇の取得のしやすさ、残業時間、離職率など、聞きにくいことをズバズバと遠慮なく人事担当者に聞ける薬剤師はどれだけいるでしょうか?
多くの薬剤師は、遠慮して聞けずに終わってしまうのではないでしょうか。
仮に聞けたとしても、その答えが本当かどうかはわかりません。会社全体としてはそうであっても、配属される薬局がその通りかどうかは別の話です。
入社してから「こんなはずではなかった」と後悔する薬剤師が多いのはこのためです。
転職サポートが受けられない
転職活動中に出てくる悩みや疑問
- 良い薬局の見極め方がわからない
- 条件に合う薬局の探し方がわからない
- 年収の相場がわからない
- 転職先の薬局を効率的に探せない
- とにかく情報が足りない
- 求人票に書かれていることが、本当なのかどうかわからない
転職活動中にはさまざまな悩みや疑問が出てきますが、直接応募の薬剤師には誰も転職の相談には乗ってくれませんしサポートもしてくれません。
1回目の転職は直接応募で大失敗でした。⇒転職失敗談
薬剤師転職サイトを選ぶな!は嘘です。個人情報保護、費用・手数料、勤務先にバレるリスクなどしっかり選んで安心して転職活動をしていきましょう。
薬剤師転職サイトを使って転職するべき理由
薬剤師が転職するときには、「薬剤師転職サイト」を使って転職すべきです。
薬剤師転職サイトを使って転職するメリットの詳細
薬剤師転職サイトのメリットとデメリットを知りたい薬剤師向けに、現役管理薬剤師が解説。ほとんどの薬剤師の転職は転職サイト経由。その理由は・・・
転職を希望する薬剤師は完全に料金0円(無料)です。
紹介料・手数料を支払う必要は一切ありません。
転職をしても、転職をしなかったとしても0円(無料)です。
転職後に費用を請求されることは全くありません。
転職活動にどのくらい費用や手数料がかかるかを知りたい薬剤師向けの記事です。薬剤師が薬剤師転職サイトに支払う手数料、薬剤師転職サイトの収入源、薬剤師が転職する時にかかる費用についてまとめました。ぜひご覧ください。
薬局見学・面接の日程調整
条件確認
面接同行
給与交渉
退職引き留め対策
薬剤師なら、これらすべての転職サポートを無料で受けることができます。
自分で転職活動をして失敗した私のようにならないよう、最初から薬剤師転職サイトに登録して転職活動をしてください。
そうすればあなたの転職は大成功となるはずです。
強く推奨している薬剤師転職サイトはこの3つ
薬剤師転職サイトのメリットとデメリットを知りたい薬剤師向けに、現役管理薬剤師が解説。ほとんどの薬剤師の転職は転職サイト経由。その理由は・・・