シニア薬剤師の転職│60歳以上可の求人の探し方【答えは1つ】
men50

もうすぐ定年の薬剤師

60歳を過ぎたら皆さんどういう働き方をしているのでしょうか。

定年退職後は、再雇用で働くしかないのでしょうか。でも同じ仕事なのに給料が下がってしまいます。

何か良い方法は無いでしょうか。

pharma

このような薬剤師の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

  • 薬剤師の定年後(60歳以上)の働き方5つ
  • 60歳以上の薬剤師の求人の探し方
  • 定年後の転職で大切な事・シニア薬剤師の転職注意点
自己紹介

pharma_di(ファマディー)
転職2回の大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。

転職に失敗する薬剤師をゼロにしたいという思いで、自らの経験を基に記事を作成しています。
詳しい自己紹介

結論:60歳以上でも調剤経験があれば時給2000円から2500円のパート求人があります。定年再雇用での想定年収と比較して検討すると良いでしょう。派遣薬剤師ならもっと稼げる可能性大です。

薬剤師の定年後(60歳以上)の働き方

多くの会社では60歳が定年です。定年後の働き方の選択肢は主に次の5つです。

 薬剤師定年後(60代)の働き方

  • 定年退職後は働かない
  • 定年退職後は定年再雇用制度で今の薬局で勤務を続ける
  • 定年後に派遣薬剤師になる
  • 他社に転職をする(主にパート)
  • ダブルワークをする(パートの掛け持ち勤務)

定年退職後は働かない

退職金をもらって悠々自適。定年退職後は一切働かない。


もちろんこれも選択肢の一つです。

定年退職後は定年後再雇用制度を利用して今の薬局で勤務を続ける

定年後再雇用制度を使えば、65歳までは1年契約で働くことができます。


この制度を利用すれば、給料が定年前の6割~7割程度に減ってしまいますが、今まで通り働き続けることが可能です。


転職活動をする必要が無いのが良いですね。

定年退職後に派遣薬剤師になる

今でこそ派遣薬剤師の需要は減ってきているものの、一定の需要はまだあります。


調剤経験がバリバリあるなら派遣薬剤師トいう選択肢はいかがでしょうか。


上手くすれば定年再雇用による減額給与で働くより稼げるかもしれません。


しかも60歳以上だと無条件で単発の派遣が可能です。

定年退職後に他社へ転職をする(主にパート)

60代での転職は厳しいと感じるでしょう。


稀に70歳定年の会社もありますが、多くの薬局やドラッグストアの定年は60歳、65歳であるところがほとんどです。


正社員としての転職は困難でも、パートなら60歳以上でも可という求人は見つかります。


パートだからと言って給料を侮ってはいけません。


フルタイムパートなら結構稼げます。

 時給2,200円 1日8時間 月20日勤務をした場合の月収と年収を試算
(いわゆるフルタイムのパート薬剤師です)

  • 日給:17,600円
  • 月収:352,000円
  • 年収:4,224,000円

時給2,500円のフルタイムパートなら年収はおよそ4,800,000円となります。

ダブルワークをする(パートの掛け持ち勤務)

定年退職後は正社員ではないのですから、もっと自由な働き方が可能です。


それはダブルワーク。2つの薬局でパートを掛け持ち勤務するのです。


条件の良い土曜日と日曜日のパートを主として、平日に数日働く。


勤務時間は少なくてもこちらの方が稼げる可能性が高いでしょう。

60歳以上(定年後)の薬剤師求人はあるか

ファルマスタッフで『60歳以上可』として検索すると、301件(2022年2月09日現在)ありました。

薬局、ドラッグストア、病院、クリニック、企業すべての合計です。

pharma

60歳以上でも可能という求人の数はとても少ないですね。

men50

やっぱり60歳以上だと転職は無理ですね。今の薬局で続けます。

pharma

無理ではありません。

men50

でも全国でこれしか求人が無いのなら・・・無理でしょう。

60代でも転職は十分可能です。

60歳以上(定年後)の薬剤師の求人の探し方

先ほどの求人数は、公開されている求人のうち60歳以上可もしくは年齢不問とあえて書いてある求人の数です。

pharma

実際は60歳以上も可能な求人数はもっと多いです。

 60歳以上も可能な求人がもっと多い理由

  • 本当は60歳以上も可だが、求人票に書いていないだけ
  • 非公開求人の存在

本当は60歳以上の薬剤師も可だが、求人票に書いていないだけ

60歳以上も可能な求人がもっと多い理由1つは、本当は60歳以上可や年齢不問であっても求人票に記載されていなければ検索されてきません。

60歳以上でも可と書いていなくても実際は大丈夫という求人は結構あります。

60歳以上可の薬剤師非公開求人

もう1つは非公開求人です。

非公開といってもあえて非公開としているのではなく、『こういう薬剤師が職を探しているのですがどうですか?』と転職サイトから薬局に働きかけることで新たな求人を作り出すという意味です。

今は無いけど、求人が出てくるかもしれないから非公開なのです。

薬局が出している求人に60歳以上可と書かれていなくても、今は薬剤師が足りていないから60歳以上でも可となることが良くあります。

こういった理由から、60歳以上の薬剤師が転職するときにはマイナビ薬剤師ファルマスタッフ薬キャリなどの薬剤師転職サイトの利用が必須と言えます。

実際、これらの薬剤師転職サイトに登録すると、今ある求人情報の中から紹介してくれることはもちろん、希望の地域の薬局に声をかけてくれますので求人が出てくる可能性が一気に高まります。

ハローワーク、シルバー人材センター、知人からの紹介で求人を探すこともできますが、公開されている求人数自体が少ないため、60歳以上のシニア薬剤師が求人を探す手段としては非効率的であると言わざるを得ません。

定年後のシニア薬剤師(60代)の転職注意点

  • 正社員なら定年の年齢を確認
  • 正社員にこだわらず、好条件のパート薬剤師も検討
  • 派遣薬剤師もぜひ選択肢の一つに
  • 年収、時給、休みなどの条件を厳しくしすぎない
  • 体力的につらい薬局は避ける
  • 他のスタッフの年齢

こういった点に注意して転職先を探してもらいましょう。

例えば63歳の薬剤師が正社員として転職して喜んでいたが、定年が65歳の薬局だったら。1年ちょっとしか働けませんね。

パート薬剤師でも働き方によっては正社員並みの給料になることもあります。


また、求人数自体が少ないので、あなり厳しい条件を提示しないようにすることも必要となってきます。

薬局によっては忙しさの度合いが全く違います。門前が病院なのかクリニックなのか、また診療科によっても異なりますのでどういう特徴の薬局なのかも気にしておきましょう。


また、若い薬剤師ばかりの薬局もあれば、バランスが取れた年齢層の薬局もあります。他の薬剤師の年齢が気になるのであればその点も薬剤師転職サイトに登録後に担当のコンサルタント・エージェントに確認してもらうと良いでしょう。

 60歳以上の薬剤師も登録可能な薬剤師転職サイト

60歳以上の薬剤師転職のまとめ

マイナビ薬剤師ファルマスタッフ薬キャリなどの大手の薬剤師転職サイトなら60歳以上の薬剤師の転職実績が豊富です。

どういう職場ならシニア薬剤師でも働きやすいかということを熟知していますので、転職を考えているならぜひ相談してみると良いでしょう。

もちろん、登録した後に転職をしなくても大丈夫です。費用は一切かかりません。無料です。

定年再雇用や再就職よりも派遣薬剤師の方が得な場合も多々あります。


60歳以上なら無条件で単発派遣で働けます。