薬局が買収されると薬剤師はどうなる?【今まで通りに働けない】
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別の会社と合併することになった薬局で働いている薬剤師

勤務先の薬局が別の会社と合併することになりました。

私たち薬剤師はどうなってしまうのでしょうか。

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今の勤め先が買収されそうで不安です。今後どうすればよいでしょうか?

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このような薬剤師の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

  • 勤務先の薬局で合併や買収、売却の話が出たら確認すべきこと
  • 薬局が買収・合併されたらどうなるか
  • 経営者が変わると起こること
自己紹介

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私は転職経験2回の大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師です。
1回目は転職大失敗。2回目の転職活動では薬剤師転職サイトのコンサルタントの方に大変お世話になりました。そのおかげで転職に成功し、転職1年目の年収は600万円超。現在の年収は880万円です。⇒薬剤師になってからの年収推移公開

薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。自らの体験談を基にしてこの記事を書いています。

結論
合併により経営者が変わると今までと同じようには働けません。薬局名だけが変わるならまだ良いですが、人事制度もや評価制度、上司も変わります。
今までのような働き方はまずできないと思っていた方が良いでしょう。

勤務先の薬局で合併や買収、売却の話が出たら確認すべきこと

あなたの勤務先の薬局で『合併』『買収』『M&A』といったキーワードが入った話が出たことは無いでしょうか。


上司から急にこのようなキーワードが入った話をされると驚くと思いますが、まずは落ち着いて次の点について確認をしてください。

合併の種類を確認する

合併とは別の会社と一緒になるという意味です。


存続する会社がどちらなのかを確認しましょう。
言い換えれば、買った方なのか買われた方なのかという事です。


基本的には規模が大きい会社が小さい会社を買うということになります。

  • 大手調剤チェーンが小規模調剤チェーンを買収する
  • 小規模調剤チェーンが個人薬局を買収する

買収した方なのであればあなたへの影響は大きくありません。今まで通りの働き方が維持されるでしょう。


買収した側であっても買った薬局の規模が同程度のものであれば影響は大きいです。


100薬局展開のチェーン薬局が個人薬局を買収しても影響はありまえんが、80薬局展開のチェーンを買収したら影響はあります。


とくに近隣の薬局が同じ会社になったら異動があるでしょうね。

薬局経営を引き継ぐのはどっちか

基本的には規模が大きい会社の経営陣が引き継ぐはずです。


同程度の規模の会社が合併した場合に、どちらが経営を引き継ぐのかによって今まで通りなのかガラッと変わるのかが決まります。

薬局名はどうなるのか

経営を引き継ぐ側の薬局名に揃えられることがほとんどです。
どちらが経営を引き継ぐのかよくわからない場合には、薬局名がどっちになるのかによって判断しましょう。


今の薬局の名前に揃えられるのであれば買った側と言えます。

薬局が売却される場合はその範囲を確認する

会社ごと売却されるのか、一部の薬局だけが売却されるのか

雇用はどうなるのか

合併した直後に解雇されることはありませんが、数年後はわかりません。

まとめると、次のようになります。

勤務先の薬局だけが他社に売却される⇒影響特大

勤務先の会社ごと他社に売却される⇒影響大

勤務先の会社が他社を買収する⇒影響小

また、合併先の会社の薬局が勤務先の薬局の周辺にあるかどうかによっても影響の大きさは変わります。

例えば、あなたが勤務しているチェーン薬局(A県を中心に20薬局展開)が大手調剤薬局チェーンに買収されたとします。
A県に買収した会社の薬局がなければある程度独自路線を歩むこともできますが、同じ市内に薬局があれば従業員の異動がさかんに行われることになります。

存続会社はどっちなのか、経営陣はどちらになるのかによってあなたの今後が大きく変わります。

例外として、子会社化されても独自路線を歩める場合もありますが、最終的には統一される(システム・人事制度・給与)はずです。

今の経営陣がなぜ別の会社に売却するという道を決定したのか。
それは、結局は利益が出ていない、今後の成長が見込めない、任せられる跡継ぎがいないという理由からです。


簡単に言えばあきらめたということになります。

薬局が買収・合併されたらどうなるか

薬局が買収されると起こること

  • 社長が変わる
  • 経営陣が変わる
  • 上司が変わる
  • 転職していく薬剤師が増える
  • 薬局名が変わる
  • 在庫管理システムが変わる
  • レセコンが変わる
  • 人事制度が変わる
  • 評価制度が変わる
  • 給与が変わる(数年かけて)
  • 組織が変わる
  • 薬剤師の人員体制が変わる
  • 勤務体制が変わる
  • 異動の可能性が高まる
  • 社風・企業文化が変わる

勤めている薬局が買収されたことによる薬剤師の不満よくある6つ

薬局の就業規則が変わってしまった

買収する側とされる側の就業規則が異なる場合、買収する側の薬局に合わせられてしまいます。

改善される場合よりも改悪される事が多いので、不満が出るのではないでしょうか。

休みが取りづらくなった

買収による就業規則の改悪や、買収する側の薬局の薬剤師不足が慢性的であるなどの理由で就業規則通りに休みが取れなくなることがあります。

給料が下がった

給与体系も当然のことながら買収する側の薬局に合わせられてしまいます。今はたくさんもらえていたとしても買収される側の給与水準になると下がってしまうということは少なくありません。

仕事の流れを無理やり変えられた

薬局の仕事はどこも同じではありません。良くある例としては、レセコンが変わる、調剤機器が変わる、薬歴が変わるなどなど。
合併当日に変更されることはまずありませんが、徐々にレセコンや調剤機器は統一されていきます。

転勤を強要された

狭い地域で展開していた小規模チェーンならその範囲内での転勤で済みますが、大手調剤チェーンになると日本全国の転勤があります。

希望を聞かずに無理やり飛ばすということは無いとは思いますが、今後はどうなるか分かりません。

利益・収益に対して厳しくなった

利益利益という風潮が強く、残業管理が厳しくなったり少ない人員で回すよう言われたり、効率性重視のため急いで調剤することを求められたり。

買収される側の薬局につとめる薬剤師がもつ良くある不満6つを挙げてみました。

とはいっても、薬局の買収や合併は水面下で話が進むものですから転職先の薬局が買収されるかどうかはほとんどわかりません。

上で挙げたような嫌な思いをしないためにも、転職するときにはせめて買収する側の薬局に入った方ががっかりすることは少ないかもしれません。

あなたがいる薬局は買収する側ですか?買収される側ですか?

あなたが転職して入ろうとしている薬局は買収する側ですか?それともされる側ですか?

現在勤務している薬局が他の薬局チェーンに買収されていろいろ変えられてしまうリスクを考えてみてください。

今後ますます薬局の買収・合併が進むことが予想されています。もし、あなたが今転職を考えているのであれば、今のうちにある程度規模が大きい調剤チェーン(もちろん条件の良いところ)に転職しておくのが良いでしょう。

M&A(買収と合併)をする調剤薬局とされる調剤薬局 調べる手段3つ

調剤薬局の経営状況が悪化しています。


2021年の調剤薬局倒産件数はすでに過去最多となりました。


倒産の理由はコロナによる受診抑制、調剤併設ドラッグストアの増加による競争激化、採用難による薬剤師や調剤事務の人件費負担など様々です。

今はなんとか利益が出ているけれど、

  • 跡継ぎがいない
  • 患者数が横ばいまたは減少している
  • 薬剤師の確保がままならない
  • 経営状況が悪化しつつある

これらの問題を抱えている中小規模のチェーン薬局の経営者はどのように考えるか。

「利益が出ている今のうちに他のチェーン薬局に売却したい」

実際に調剤薬局チェーンのM&Aがここ数年盛んにおこなわれています。

 

収益が悪化して赤字経営となれば、売却額は下がってしまいますので今のうちにという考えが働くことは間違いありません。

大規模チェーン調剤薬局によるM&Aの動向をよく見ておく必要があります。

最近では大手の調剤薬局チェーンが中小の調剤薬局チェーンを買収し、傘下に収めるM&Aの件数が増加しています。

せっかく転職したのにも関わらず、転職先の薬局が転職元の薬局に買収されてしまい、結局同じ会社になってしまった・・・(←実際の話です。)

本人にとってはとても辛いことですが、ここまでくると笑うしかありません。

あなたが今勤めている薬局は買収する側でしょうか?それともされる側でしょうか?

小規模あるいは中規模のチェーン薬局の中には大手調剤チェーンがねらっている薬局もあります。

買収される側の薬局に勤めているのと買収する側の薬局に勤めているのとでは、「今後」が大きく異なってきます

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