【危険な兆候】薬局が廃業・閉局する予兆5選│感じたら転職準備を
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閉局の噂を聞いて不安な薬剤師

勤務している薬局が閉局するかもしれないという噂を聞きました。

確かに最近は患者さんの数が減っていますし、暇な日が多いです。

本当に閉局してしまうのでしょうか。

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閉局することになった薬局の事務

うちの薬局が閉局することになりました。

薬剤師さんは他薬局へ異動するみたいです。

私も家から通える薬局に異動したいのですが、枠が無いから無理と。

異動なら県外の薬局と言われました。そんなのひどすぎます。

どうしたら良いでしょうか。

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このような薬剤師、薬局事務の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

  • 薬局が廃業・閉局する可能性が高い危険な兆候
  • 薬局が廃業・閉局したら従業員はどうなる?
  • 危険な兆候を察知したらするべきこと
自己紹介

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私は転職経験2回の大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師です。
1回目は転職大失敗。2回目の転職活動では薬剤師転職サイトのコンサルタントの方に大変お世話になりました。そのおかげで転職に成功し、転職1年目の年収は600万円超。現在の年収は880万円です。⇒薬剤師になってからの年収推移公開

薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。自らの体験談を基にしてこの記事を書いています。

結論:危険な兆候を感じ取ることは、その薬局で働いているスタッフにとって難しいことではありません。危険な兆候を感じたら早めに転職の準備を始めておきましょう。

薬局が廃業・閉局する可能性が高い危険な兆候

  • 薬局閉局の噂を聞いたことがある
  • 売上・受付回数が減り続けている
  • 門前の医療機関の医師が高齢で跡継ぎがいない
  • 近くに競合店が増えた
  • チェーン薬局なのにうちの薬局だけ設備が新しくならない
  • 最近偉い人がやたらと薬局に来て顔を出す
  • 管理者がコロコロ変わる
  • なぜか仕事ができないスタッフが異動でやってくる

薬局閉局の噂を聞いたことがある

火のない所に煙は立たぬと良く言いますが、全くその通りです。


噂が出ているということはその時点で危険な兆候であると言えます。


薬局の業績に興味が無くてもこれからはしっかりとチェックしてみてください。

売上・受付回数が減り続けている

調剤売上の減少はそのまま利益の減少につながります。


黒字のうちならまだ良いですが、赤字が拡大している状況となると大問題です。


売上増、費用減の策を講じても収益の改善が見込めない場合はいずれ閉局、もしくは他社へ売却となることもあります。

門前の医療機関の医師が高齢で跡継ぎがいない

集中率が高い薬局でその医療機関の医師が高齢で跡継ぎがいない。


別の医師に継承できれば良いですが、それができない場合は医療機関の閉院とともに薬局も閉めることになります。


門前医療機関の医師の跡継ぎを調べるとともに、今のうちから集中率を下げておく必要があります。

近くに競合店が増えた

近くに競合店が増えると2つの意味で閉局の可能性が高まります。

  • 競合店ができることによって処方せんを奪われ、売上が減る
  • 競合店ができたことで、薬局を閉めても患者さんはさほど困らない

すでに病院の前に競合する調剤薬局が複数並んでいて、自分の薬局が出入り口から一番遠いなどの不利な状況であれば閉局の判断はそう難しいものではありません。


利益が出ない状況が続けば閉局しやすいと言えます。

チェーン薬局なのにうちの薬局だけ設備が新しくならない

チェーンの薬局なら同じ設備をほぼ同時期に購入します。


例えば電子薬歴の機種変更や更新を行わず、あえて紙薬歴のままにする


こういった選択は何を意味しているのでしょうか。


いずれ薬局を閉めるのだからお金を使いたくない ということです。


レジの機械が新しくならない、分包機や保冷庫が古いまま。


これも危険な兆候と言えます。

最近偉い人がやたらと薬局に来て顔を出す

普段なら絶対に薬局に来ないような上の人や調剤とは関係ない部署の人が薬局に来ていませんか?


これも危険な兆候です。現地調査の一環でしょう。


今後について何かしらの話し合いがされているはずです。

管理薬剤師がコロコロ変わる

薬局の経営を立て直そうとしている段階ではエース級の管理薬剤師が送り込まれます。


それでも状況の改善が見込めず、閉局の方向に舵を切ったら次の管理薬剤師は確実にエース級ではありません。


とりあえず閉局までのつなぎということで異動してきます。


管理薬剤師が1年間で2回以上交代したら危険な兆候と言えます。


地域支援体制加算やかかりつけ薬剤師の算定要件があるので管理薬剤師の異動はよほどのことが無い限りありません。

なぜか仕事ができないスタッフが異動でやってくる



そういうスタッフを集めて、薬局と一緒に継承先の会社へ・・・。

薬局が廃業・閉局したら従業員はどうなる?

薬局が閉局することになったらそこで働いている従業員の今後は主に以下の3パターンです。

薬局が閉局したらスタッフはどうなる?

  • 他店舗への異動
  • 会社都合による退職
  • 継承する薬局へ転籍

他店舗への異動

基本は他店舗への異動を打診されることになります。


ですが、通勤圏内に系列の薬局が無い場合や、あってもその薬局の業績が悪い場合は異動できないこともあり得ます。


あえて通勤に不便な薬局や距離的に遠い薬局を提案してきて辞めさせようとする悪い会社もあります。

会社都合の退職

異動できる薬局が無い場合は会社都合による退職となります。


退職には自己都合と会社都合の2種類があります。


会社都合退職の場合、自己都合退職よりも失業給付金の支払いが早く、もらえる期間や額が増えます。


自己都合退職にすると損をしてしまいますので気を付けましょう。

継承する薬局へ転籍

もしその薬局を買ってくれる会社があり、従業員もそのまま引き継ぐ意向があるならその会社に転籍するという手段があります。


とはいえ、今いるスタッフ全員を雇い入れてもらえるかどうかはわかりません。


また、待遇が今の会社と同じということもないでしょう。


転籍後に転勤の話が出されたり、給与カットなど待遇悪化の話が出てくることも十分あり得ます。


転籍する際には継承先の会社からの話をよく聞き、給与、労働時間、休暇、残業等について十分に確認しましょう。

危険な兆候を察知したらするべきこと



とにかく転職活動を始めておくことです。


薬剤師なら、マイナビ薬剤師ファルマスタッフ薬キャリなどの薬剤師転職サイトに。

薬局事務なら、dodaなどの転職サイトに登録をして情報収集を始めておきましょう。

近くに店舗が無い、人員に空きがないなどの理由で異動させてくれない可能性もあります。


継承先の企業へ転籍するなら、転職と同じようにしっかりと条件を確認しておきましょう。




今と同じ条件で働き続けられる保証はありません。


今と同じ人数で仕事を続けられる保証もありません。


今と同じスタッフで仕事を続けられる保証もありません。


今は良い顔をしてくるかもしれませんが、転籍後もそうである保証はありません。


やり方がガラッと変えられてしまう可能性もあります。


変な上司が来るかもしれません。


全く別の会社です。


前の会社との関係は一切なくなってしまいます。


転籍する場合はその点をよく考えてから答えを出してください。

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