M&A(買収と合併)をする調剤薬局とされる調剤薬局 調べる3つの方法
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調剤薬局で働く薬剤師

30店舗くらいあるチェーンの薬局が大手調剤薬局と合併していました。

うちの会社はそれよりは大きいのですが、買う方ですよね?もしかして買われるほうですか?

pharma

このような薬剤師の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

  • あなたの薬局は買う側?買われる側?
  • 大手チェーン調剤薬局の動向
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自己紹介

pharma_di(ファマディー)
私は、全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。

管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。

面接をした中途薬剤師は軽く20人を超えました。

私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。

ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。

転職に失敗してしまう薬剤師がゼロになるまで書き続けます。

詳しい自己紹介

結論
調剤報酬見直しで薬局は利益を出しにくくなっています。薬局の廃業、合併が今後一段と加速しそうです。
調剤薬局の大合併時代に薬剤師はどうすれば良いのでしょうか。
どのグループに属するかで薬剤師の働き方も大きく変えられてしまうかもしれません。

働く薬局を選択する際には、先の事もしっかりと考えましょう。

最近では大手の調剤薬局チェーンが中小の調剤薬局チェーンを買収し、傘下に収めるM&Aの件数が増加しています。

せっかく転職したのにも関わらず、転職先の薬局が転職元の薬局に買収されてしまい、結局同じ会社になってしまった・・・(←実際の話です。)

本人にとってはとても辛いことですが、ここまでくると笑うしかありません。

あなたが今勤めている薬局は買収する側でしょうか?それともされる側でしょうか?

小規模あるいは中規模のチェーン薬局の中には大手調剤チェーンがねらっている薬局もあります。

買収される側の薬局に勤めているのと買収する側の薬局に勤めているのとでは、「今後」が大きく異なってきます

今あなたが働いている薬局はどんなところでしょうか。


もし、あなたが働いている薬局が他社に買収もしくは他社と合併することになったらかなり大変なことになります。



人事制度が変えられてしまい、給料・年収ダウンであなたの生活自体が変わってしまう事だって十分考えられます。


大切な事ですのでしっかり確認していきましょう。

 あなたの薬局は大丈夫?M&A(買収と合併)をする側の薬局なのか、買われてしまう薬局なのかを調べるポイント

  • 会社の規模(調剤売上・薬局数)
  • 利益は出ているか(業績・経営状況)
  • 親会社・業務提携

会社の規模が大きければ大きい程買収されるリスクは下がります。

あなたがもし、調剤売上上位の大手調剤チェーン薬局で働いているのであれば、今はまだ大きな心配はいりません。

(いずれは大手同士の合併も出てくるかもしれませんが。)

薬局業界は寡占化が進んでいません。薬局は全国に5万軒以上あるにも関わらず、売上1位のアインホールディングスでさえ薬局数は1000店に届いていないのです。

今後さらに合併が進みコンビニのようにいくつかのグループにまとまるのか。それともこのまま推移するのか。

調剤報酬は改定毎に厳しくなり、また薬剤師の採用が大変になるなど規模を追う事も必要となっていています。

当サイトでは今後薬局業界はM&A(合併と買収)が加速すると想定しています。

 

せっかく転職しても別の調剤チェーンに吸収されてしまっては転職した意味がないなんてことにもなりかねません。

そういったことを避けるためにも自分が今後転職する薬局はM&Aをする側なのかされる側なのかを見ておく必要があるでしょう。

 

M&Aをする側の薬局なのかされる側の薬局なのかを調べる3つの方法を順番に説明していきます。

調剤薬局の調剤売上高を比較する

調剤売上が小さい会社が何倍も大きい会社を吸収することはほぼないと考えてよいでしょう。M&Aをする側かされる側かを見るには、最新版の調剤薬局売上ランキングを見ます。

調剤薬局売上ランキング

ここにランクインしていてかつ上位であればM&Aをする側である可能性が高いでしょう。

過去のM&Aの実績を見る

上場企業であればプレスリリースを。そうでなければ会社のホームページの沿革等で実際にM&Aを頻繁に行っているかを確認します。

過去5年間のニュースリリース、会社ホームページ等で調べたM&Aをする側の主要調剤チェーン薬局は以下の通りです。

ここに挙げた薬局(会社)はM&Aで規模を拡大させています。今後もM&Aをする側の薬局だと言えるでしょう。

M&Aがある程度進んで業界再編的な動きとなれば、この中でもM&Aをされる会社もあるかもしれません。その場合は親会社や大株主、資本提携先の意向が働いてきます。

薬局業界再編は卸主導で進むのか商社主導で進むのか。またはそれ以外なのか。先のことはわかりませんが現状どのような提携が進んでいるのかを見ておくだけでも見通しがつきやすくなるはずです。

薬局の業務提携・資本提携状況、親会社を確認する

大手調剤薬局チェーン各社の親会社や資本・業務提携先をまとめてみました。今後業界再編が進む際どうなっていくかのヒントになると思います。

アインホールディングス(アイン薬局)

  • 丸紅株式会社と資本・業務提携
  • たんぽぽ薬局およびその親会社のトーカイと業務提携
  • 株式会社セブン&アイ・ホールディングスと資本・業務提携
  • 総合メディカルと業務提携

日本調剤

  • 創業家の持ち株比率が50%強

クラフト

  • 過去にはジャスダックに上場していたがMBOにより株式上場廃止

クオール

  • 株式会社メディカル一光と業務・資本提携
  • 株式会社ローソンと業務・資本提携(ローソンの筆頭株主は三菱商事)
  • 株式会社ココカラファインと業務提携
  • 株式会社 共栄堂と業務提携
  • 大株主に株式会社メディパルホールディングス

総合メディカル

  • 三井物産株式会社と業務提携(三井物産はセブン&アイ・ホールディングスと戦略提携)
  • アインホールディングスと業務提携

株式会社トーカイ

  • たんぽぽ調剤薬局の親会社
  • アインホールディングスと業務提携

株式会社メディカルシステムネットワーク

  • 子会社の株式会社ファーマホールディングスがなの花薬局を運営
  • 阪神調剤ホールディング株式会社と業務提携
  • 株式会社ファミリーマートと業務提携(ファミリーマートの筆頭株主は伊藤忠商事)
  • 薬樹株式会社と業務提携

アイセイ薬局

  • 平成28年5月2日をもって上場廃止

阪神調剤ホールディング株式会社

  • 株式会社メディカルシステムネットワークと業務提携

ファーマライズホールディングス

  • 株式会社ヤマダ電機と業務提携
  • 株式会社ファミリーマートと包括提携(ファミリーマートの筆頭株主は伊藤忠商事)

株式会社ファーコス

・株式会社スズケンの子会社

薬樹株式会社

  • 三菱商事株式会社と業務・資本提携(三菱商事はローソンの筆頭株主)
  • 株式会社メディパルホールディングスと業務・資本提携
  • 株式会社メディカルシステムネットワークと業務提携

株式会社メディカル一光

  • イオン株式会社と資本提携(イオンと三菱商事は包括業務提携契約を締結)
  • 東邦薬品株式会社と業務提携
  • クオール株式会社と業務・資本提携契約を締結(クオールは株式会社ローソンと業務・資本提携、そのローソンの筆頭株主は三菱商事)
  • 株式会社メディパルホールディングスと業務・資本提携契約を締結

アポロメディカルホールディングス株式会社

  • 株式会社アルフレッサホールディングスの子会社

どうでしょうか。大手調剤チェーンの中でも業務提携や資本提携が結構ありますね。なんとなく近いグループが見えてきたのではないでしょうか。

将来の合併もありうるのかもしれませんね。近いグループの薬局で転職をすると将来はまた一緒ということにもなりかねません。それがいつかはわかりませんが。参考にしていただければと思います。

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