

転職を迷っている薬剤師
転職したほうが良いのか、それとも転職しないほうが良いのか迷っています。
どうすれば良いでしょうか。転職をするか転職をしないかはどのように決断したらよいでしょうか。

このような薬剤師の疑問に答えていきます。
本記事の内容
この記事を読むと次のことがわかります。
- 薬剤師が転職を迷ったらすべきこと
- こんな職場なら即転職で大丈夫
- 薬剤師が転職するかどうか迷っている時間はもったいない

pharma_di(ファマディー)Follow @pharma_di
転職2回の大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。
転職に失敗する薬剤師をゼロにしたいという思いで、自らの経験を基に記事を作成しています。
→詳しい自己紹介
薬剤師が転職をしたほうが良い?
しないほうが良い?
迷ったらどうすべきか。
結論:あなたがもし迷っているなら、転職を強く検討すべきです。
理由について解説していきます。
薬剤師が転職を迷ったらすべきこと
あなたが転職すべきかどうかで悩んでいるなら、次のことをしてみてください。
- 転職を考えたきっかけをもう一度振り返る
- 自分の本当の希望は何なのかを見つめ直す
- 絶対に譲れない条件を決める
- 転職するメリットとデメリットをよく考える
転職を考えたきっかけをもう一度振り返る
あなたが、転職を考えるようになったきっかけは何でしょうか。
人間関係、給与の低さ、勤務地などいろいろあると思います。
私は個人薬局に勤務していましたが、就業規則などがしっかりしておらず、サービス残業ばかり
どのようにして給与が上がるのか、賞与はどのくらいもらえるのかなど知る由もありません。
薬局数が増えることもなさそうで将来性という意味でも不安でした。
こんな薬局では長く働いていけないと思ったのが、転職を考えるようになったきっかけです。
自分の本当の希望は何なのかを見つめ直す
あなたの仕事に対する夢や目標が、今の職場で働き続けることによって叶うでしょうか?
もし転職によってあなたの希望が叶うなら転職すべきです。
私の場合は、本当の希望は長く働き続けることができるような薬局でした。
具体的には以下の通りです。
- 信頼のおける経営をしている薬局である
- 管理薬剤師やその上への昇進といったキャリアプランの選択肢が多い
- 薬剤師の育成に強い
あなたも、転職で失敗してしまうのではという不安が原因で躊躇しているのかもしれません。
これからは、転職で悩んでいる時間を、転職の成功確率を高めることに使いませんか?
転職の成功確率を限りなく高めるには、絶対に譲れない条件を確立することが必須です。
絶対に譲れない条件を決める
あなたが転職によって得たいものは何でしょうか。
一つや二つではないと思います。
その中で、どれが最優先の条件なのかをしっかりと定めておきましょう。
転職の成功とは、自分が思い描く理想に沿った転職を実現すること。
せっかく転職をしても残業時間が多いと不満に思うでしょう。
これでは転職した意味がありません。
転職するメリットとデメリットをよく考える
薬剤師の転職メリットとデメリット。転職でその不満本当に解決する?薬剤師の転職はメリット・デメリットと不満解決の可能性を十分比較してから決めましょう。このページには薬剤師が職場で不満をもち、転職を考えるようになってから、転職をするべきかどうかの判断方法、転職をする際の流れについて記載しました。
私もそうでしたが、感情がマイナス(ネガティブ)な状態だと転職のデメリットの方ばかり考えてしまいがち。
あなたも冷静に転職のメリットとデメリットを比較してみてください。
メリットの方が多いことにきっと気づくはずです。
転職について考えるときは冷静に
- 勢いや怒り、強い不満などの感情を持った状態で転職をするかどうかの判断をしてはいけません。
- 強いマイナスの感情が邪魔をすると正しい判断ができなくなります。
- ネガティブな感情で大事な決断をしてはいけません。
今の薬局(職場)を辞めて転職するべきか、転職を辞めて留まるべきかを冷静に判断するために整理していきましょう。
転職のメリットとデメリットの比較だけでなく、転職しなかった場合のデメリットも合わせて比較検討しましょう。
目先の利益だけではなく長期的に考えることが大切です。
薬剤師が転職しない方がいい7つ状況、こういう薬局には転職しない方が良いといえる薬局の特徴をまとめました。転職を考えている薬剤師向けの記事です。ぜひご覧ください。
それでもまだ転職すべきか迷っている方も多いでしょう。
こんな職場なら即転職で大丈夫
今の職場が次に書くようなところだったら転職をしないデメリットが大きすぎます。
転職しようかどうしようなんて悩む必要ないレベル。
そんな職場からは今すぐに立ち去りましょう。
会社全体がパワハラ体質
ある上司個人の問題であれば異動という選択肢もありますが、会社全体としてそういう風土なのであればすぐに転職すべきです。
パワハラを受けている薬剤師向けの記事です。パワーハラスメントの定義、パワハラを受けたらどうすればよいか、今後のためのパワハラのない職場の探し方がわかります。ぜひご覧ください。
体を壊すほどの長時間労働
長時間労働でよいことはありません。
残業時間の多さが健康を損なうレベルならすぐに辞めるべき。長期にわたって長時間労働が続くとうつ病になる可能性が高まります。
働けないほどの重症になってしまうとその後の後遺症が大きすぎます
人間関係が最悪
人間関係の悩み(いじめや無視など)で、体に変調が起こっている。
これは危険なサインです。
自分の事をもっと大切にしましょう。そんな変な人がいる職場に嫌々出勤する意味って何でしょうか。
そんな職場から離れたって大丈夫なんですよ。
薬剤師が転職するかどうか迷っている時間はもったいない【今すぐ行動してみては】
転職は大きな決断を伴いますから迷うのは当然です。
転職しようかどうしようかと悩んでいるということは今の薬局(職場)に対して何かしらの不満や違和感を感じているのでしょう。
あれっ、この薬局ヤバイなとモヤモヤしながら良い仕事なんてできません。
迷っているくらいなら一度転職して外の世界を見てみるのも良い経験です。
転職をすれば自分が感じた違和感がやっぱり正しかったということがよくわかるでしょう。
「でもやっぱりここにいたほうがいいのかな」といつまでも悩んでいて隣の芝を見ても仕方ありません。
転職してみないとわからないことも多いです。
迷って悩んでいる暇があったら薬の勉強に充てるべき。
転職しようかどうしようか迷っているだけでは時間がもったいない。
あなたが、10年後、20年後にどうなっていたいのかという理想をイメージしてください。
その理想を実現するのに最適な職場を探すのです。
今の職場で実現できそうなら辞める必要ありません。
このページを見てくれているあなたは、おそらくそうではないのでしょう。
ずっと今の職場で仕事を続けてきて、他の薬剤師が辞めても残り続けてきて支えてきた。
人手が少ないからと辞めずに頑張ってきた。
それでもやっぱりこのままでよいのかと悩んでいる。
あなたがここまで逃げずに頑張ってきた経験は、次でも必ず生きてくるはず。
あなたが今やるべきことは、悩んだり考えることではなく、一歩踏み出すこと。
一歩動けば新しい世界が見えます。
人生の視野を広げることにつながります。
悩んで大切な時間を浪費するのはもうやめましょう。
あなたも勇気を出して、まずは一歩踏み出してみませんか。
転職活動の力になってくれる薬剤師転職サイト・転職エージェントのリンクを貼っておきます。
今の職場でそのまま働き続けますか?
なにも行動せずに良くわからないからと、「転職しないで働き続ける」という結論を出すのもよいですがその答えは正しいものでしょうか。
それでは選択肢が少なすぎます。
さきほど紹介した薬剤師転職サイトや薬剤師転職エージェントを使うタイミングはいつか?
その答えは、今です。
サイトに登録して求人の紹介を受けつつ、今の職場の状況と比較してみてその結果転職するかしないかという結論を出すべきです。
- まずは行動
- 転職するかしないか、転職するならどこの薬局にするかを考える
あなたが行動をすれば運命が変わります。
薬剤師転職サイト・転職エージェントに一度登録して希望や条件を伝えてしまえば、あとはコンサルタントからの連絡を待つだけ。
どのサイトも登録は1分程度で終わります。
一歩を踏み出してみませんか?