【薬剤師の転職】しない方がいい人・した方がいい人【あなたはどっち?】
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転職について考えている薬剤師

薬剤師にとって、転職しないほうがいい状況があるという話を聞きました。

転職しない方がいいのはどういった場合でしょうか?

転職したほうがいい状況というのもあれば知りたいです。

私は転職しないほうがいいのか、転職したほうがいいのかの判断がつかなくて・・・・。

pharma

転職しないほうがいいのか、転職したほうがいいを決めかねている。

何か判断する材料が欲しいと思う方もいるのではないでしょうか。

この記事では、薬剤師が転職しないほうがいいのか、転職したほうがいいのか、その判断基準を解説します。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

自己紹介

pharma_di(ファマディー)

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ストーリーズでは内容の濃い情報を発信中≫ ファマディー

全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。

管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
【私が薬剤師採用のために連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト

面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。

私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。

ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。

このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。

≫詳しい自己紹介

結論:
薬剤師が転職しない方がいい場合・状況は確実に存在します。

また、転職をした方がいい状況もあります。

転職をしない方がいいのか、転職をした方がいいのかの答えは「あなたが何を最優先に考えるか」によって変わってきます。

そのためにも、あなたが一番大切にしたいことは何かをしっかり考えておきましょう。

転職をしない方がいい薬剤師の特徴

転職をしない方がいい薬剤師の特徴

あなたは転職しないほうがいいのか、それとも転職をしたほうがいいのか。

まずは転職をしない方がいい場合を挙げていきます。

もしあなたに該当する項目があったら今すぐの転職はせずに少し様子を見たほうがよいでしょう。

 転職をしない方がいい薬剤師の特徴

  • 定年退職間近である
    • 年収がすでに700万円を超えている
    • 年収が確実に増えていて今後もその見込みがある
    • 人間関係の悩みが全くない
    • 毎日が充実していて仕事に行くのが毎日楽しい
    • 奨学金免除制度を利用している
    • 悩みはあるもの、異動すれば解決する
    • 住宅ローンを組む予定がある
    • 自分が希望する条件に合う転職先が無い時
    • 既に何回も転職している人
    • 周りに流されて転職を意識し始めた
    • 転職したら全てが解決すると思っている
    • 自分で決断できない人
    • 自信がありすぎる人
    • 文句ばかりを言って動かない人

    定年退職間近

    もうすぐ定年退職で退職金がもらえる。そのような定年間近での転職はしない方が良いでしょう。

    転職してしまうともらえるはずの退職金がもらえなかったり、減額されたりで損をしてしまう可能性が高いからです。

    また、定年間近の年齢ですと採用されにくいという側面もあります。

    定年間近の薬剤師は、転職をしない方が結果的には得であることが多いです。

    年収がすでに700万円を超えている

    年収アップが目的の転職の場合、700万円以上の求人を探すのはハードルが高いといえます。

    年収600万円という求人は多いのですが、それが700万円、800万円となると急激に少なくなってしまいます(無いわけではありませんが)。




    年収がすでに700万円を超えている薬剤師が、さらに年収アップ可能な求人を探すのはかなり難しいでしょう。

    年収が700万円以上の薬剤師は転職をせずに、他の方法で年収をアップさせてみてはいかがでしょうか。

    年収が確実に増えていて今後もその見込みがある

    今の年収が700万円に届いていなくても、確実に昇給していて近いうちに700万円くらいまで到達する見込みがあるなら、転職をしない方がいいと言えます。

    理由は先ほどと同様で、700万円を超える求人は極端に少なくなるからです。

    近い将来、年収が700万円以上もらえる見込みがあるなら転職をせずに今の職場で頑張りましょう。

    もちろん、働きやすさや人間関係など、年収以外の部分を重視する方は転職してもかまいません。

    人間関係の悩みが全くない

    薬剤師が転職を考えるきっかけで一番多いのは職場の人間関係です。

    多くの薬剤師が人間関係で悩んでいる中で、人間関係の悩みが全くないというのはうらやましいこと。

    あなたの人柄がそうさせるのでしょう。

    はっきり言って人間関係に問題がある薬局の方が多いです。

    人間関係の悩みが全くない薬剤師は、人間関係悪化のリスクを冒してまで転職をすべきではありません。

    人間関係は悪くても良いから給料が高い方が良い。このように考えているなら転職してもいいですが、かなりの確率で精神的につらくなります。

    毎日が充実していて仕事に行くのが毎日楽しい

    仕事に行くのが毎日楽しいのであれば転職する必要なんてないですよね。

    ぜひ今の薬局でそのまま仕事を続けてください。

    毎日仕事に行くのが楽しいなんて・・・。


    今日は仕事に行きたくない。けど、あと一日行けば休みだから何とかかんばろう・・・・と思っている薬剤師のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。

    今の職場での仕事にやりがいを感じている人は、転職しないほうがいいでしょう。

    奨学金免除制度を利用している

    奨学金免除制度を利用している薬剤師が退職をすると、契約内容にもよりますが、会社があなたに支給していた奨学金返済相当額を請求されることがあります。

    奨学金免除制度を利用している薬剤師の転職は慎重に行いましょう。

    悩みはあるもの、異動すれば解決する

    悩みはあるものの、異動によって解決できるのであれば無理に転職をする必要はありません。

    例えば多店舗展開している調剤薬局チェーンなら、転職よりもまずは異動を考えましょう。

    希望通りに異動できない場合もありますが、とりあえず異動の希望を出してみてください。

    転職をするより異動のほうがはるかに楽です。

    但し、会社自体に不満がある場合は転職をするしかありません。

    住宅ローンを組む予定がある

    1年以内に住宅ローンを組む予定があるなら、転職の時期をよく考えましょう。

    転職直後は勤続年数の関係で、住宅ローンの融資を受けられない可能性があるからです。

    住宅購入の予定があるなら、転職は住宅ローンを組んでからにしましょう。

    自分が希望する条件に合う転職先が無い時

    こちらの条件が厳しすぎる、高すぎるという場合は別ですが、条件に合う転職先が無いのであれば無理に転職はしない方が良いです。

    変に条件を妥協してしまい、「これなら元の薬局のほうが良かった」と後悔することになるからです。

    どこに転職するかだけではなく、転職しないで今の職場に留まるという選択肢も残しておきましょう。

    既に何回も転職している人

    すでに転職を複数回している方は注意が必要です。

    転職を繰り返す薬剤師は良いイメージを持たれません。

    転職理由によっては転職回数を気にしない場合もありますが、転職回数が多いほど採用されにくくなるのは事実です。

    周りに流されて転職を意識し始めた

    最近、同期が別の薬局を転職をした。

    大学時代の友人が転職をした。

    だから自分もそろそろ転職した方がいいのかなと思い始めた。

    この程度の理由で転職を意識し始めたのなら、今は転職をしない方がいいでしょう。

    転職の理由が曖昧なら、転職をするべきではありません。

    なんとなく向こうの薬局の方が良さそうなどの、イメージ先行での転職はやめましょう。

    そういう転職をするとほぼ確実に後悔することになります。

    転職したら全てが解決すると思っている

    何か悩みや不満があるから転職を考えるようになったのだと思いますが、転職は万能ではありません。

    転職をしたからといって、悩みや不満が完全に解決できるわけでは無い事は理解しておいてください。

    もちろん、正しい転職活動を行えば今より良い環境の職場で働けるのは確実です。

    ですが、その職場も完璧かどうかはわかりません。

    働いているうちに新たな不満が出てくることだってあるからです。

    もしあなたが、転職をすれば全てが完璧に解決すると思っているのであれば、転職に期待をしすぎないほうがいいでしょう。

    完璧を追い求めすぎると、違った時にがっかりしてしまうからです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                

    自分で決断できない人

    薬剤師転職サイトに登録をすれば、転職活動のサポートを無料で受けられます。

    求人探しから薬局見学や面接の日程調整など全てあなたの代わりにやってくれます。

    但し、その薬局に転職をするかの最終判断をするのはあなたです。

    転職理由が明確で、希望の優先順位がしっかりとできていれば決断するのは簡単ですが、それができていないうちは転職しない方が良いでしょう。

    大事な事なのでもう一度言いますが、転職活動で最後に決断するのは転職サイトのエージェントではなく、あなたです。

    自信がありすぎる人

    以前私が面接をした薬剤師にこんな事を言う方がいました。

    「薬局の事は全て知り尽くしたので、管理薬剤師として採用してください。」

    薬剤師3年目でありながら、薬局の事は知り尽くしたと。

    それなりに勉強をしているのだと思いますが、知り尽くしたとは言いすぎです。

    自己評価が高すぎる方、自信がありすぎる方は他人からは少し危なっかしく見えます。

    あなたは大丈夫だとは思いますが、自信過剰な方は転職先でうまく行かない可能性があります。

    もう少し経験を積んでから転職をした方が良いでしょう。

    文句ばかりを言って動かない人

    この記事を読んでいるあなたなら大丈夫だとは思いますが、文句ばかり言って何も動かない薬剤師を見たことがあるのではないでしょうか。

    何か問題があったら改善案を考えるのが普通ですが、こういう薬剤師は文句ばかりで全く動きません。

    同僚にこんな薬剤師がいたらさっさと転職していって欲しいものですが、転職してもうまく行きません。

    転職先でも結局文句ばかり言って、すぐに転職を繰り返していくでしょう。

    それでもどうしても転職をしたい時には

    もし、あなたが「転職しない方がいいパターン」に当てはまっていたとしても、転職をしたいと思ったらどうすれば良いか。

    何を最優先とするか」は明らかでしょうか。

    このタイミングでも最優先とするものを転職で得られるでしょうか。

    失うものの方が大きくはないでしょうか。

    転職することで何を得たいのか、何を減らしたいのか、何をなくしたいのか。

    多くの年収を得たい、休みが欲しい、残業を減らしたい、いやな人間関係をなくしたい・・。

    少しくらい年収が下がっても良いから人間関係の悪い職場から離れたい、信用できない会社からは逃げたい。

    何を優先するかで答えは変わります。

    悩んでいるだけでは何もかわりません。最初の一歩を踏み出しましょう。

    ≫転職で失敗したくない!薬剤師のための転職成功マニュアルはこちらから。

    こんな薬局にいるなら今すぐにでも転職をしたほうがいい薬剤師

    こんな薬局なら今すぐにでも転職をしたほうがいい

    今の職場が客観的に見てひどいところなら転職をした方がいいでしょう。

    とはいえ、本当にひどいのかどうかわかりづらいのも事実です。

    例えば、新卒で入社して転職歴がなければ、「その会社(薬局)の常識が世間の常識と同じ」と勘違いしてしまうのは仕方のないこと。

    他社の薬局と比べることはなかなか難しいでしょう。

    ここからは、常識だと思っていたことが実は非常識なことだったというよくある例を挙げてみたいと思います。

    あなたが勤務している職場は大丈夫でしょうか?

    きちんとやっていますか?

    もしもあなたが今働いている薬局がこんな状況だったら、今すぐ転職をして逃げないと手遅れになるかもしれませんよ。

    すぐにチェックしてみましょう。

    今すぐ転職した方が良い薬局の特徴

    薬剤師が働いていてはいけない(今すぐ転職すべき)薬局の特徴

    • 不正請求・不当請求をしている
    • 患者さんの意向を確認せず自動的に後発医薬品(ジェネリック医薬品)に変えて調剤している
    • 在庫を置きたくないから後発医薬品への変更は行わない
    • 薬の管理が杜撰(ずさん)
    • 在庫が無い場合は取り寄せや小分けなどせずに調剤を拒否している
    • 薬が足りなくなったら門前の病院薬局から薬を購入する
    • 事務スタッフが一般用医薬品の販売や服薬指導をしている
    • 病院の待合室まで薬を配達している
    • 門前病院の職員の薬代を割引している
    • 処方せん枚数に応じて門前医院にリベートを払っている
    • 調剤室内が整理整頓されていない
    • 挨拶をしない・会話がない
    • 人間関係が悪い
    • きついお局様がいる
    • 薬剤師がすぐに辞めてしまう
    • 調剤事務がすぐに辞めてしまう
    • いじめやセクハラ・パワハラがある
    • 勤務時間や休日、給与や住宅補助などの制度が最初の説明と違う
    • 残業が多すぎる
    • サービス早出・サービス残業が多い
    • 周りと比較して極端に給与が安い
    • 有給休暇を取得できない・させてもらえない
    • 教育研修がない

    不正請求・不当請求をしている

    上司からの指示で家族の処方せんを別の薬局で調剤したことにしていませんか?

    集中率を下げるための処方せん付け替え行為は立派な不正請求です。

    上司の指示であっても決してやってはいけません。

    不正請求と不当請求の違いについてはこちらにまとめました。

    不正請求とは『故意』によるものです。

    どうせバレるわけはないと、処方せんの付け替えや不正請求を平気でやる社風なのでしょう。

    次はどんな不正・不当請求をするのでしょうか。

    あなたはそんな指示を出してくる薬局でこれからも働き続けることができますか?

    患者さんの意向を確認せず自動的に後発医薬品(ジェネリック医薬品)に変えて調剤している

    一般名処方であれば、後発品を調剤するよう努めなければなりませんが、勝手に変えてはいないでしょうか?

    患者さんの意向を確認しているでしょうか。

    後発医薬品使用率を下げたくないという理由や、在庫品目数を増やしたくないという理由で勝手に変更してはいけません。

    ※生活保護の場合は後発品の使用が義務化されています(例外規定あり)
    保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則(第8条第3項)

    保険薬剤師は、処方せんに記載された医薬品に係る後発医薬品が次条に規定する厚生労働大臣の定める医薬品である場合であって、当該処方せんを発行した保険医等が後発医薬品への変更を認めているときは、患者に対して、後発医薬品に関する説明を適切に行わなければならない。この場合において、保険薬剤師は、後発医薬品を調剤するよう努めなければならない。

    在庫を置きたくないから後発医薬品への変更は行わない

    後発医薬品への変更不可なら仕方ありませんが、しっかりと説明をして後発医薬品を調剤するよう努める必要があります。

    薬の管理が杜撰(ずさん)

    薬の管理が杜撰な薬局は最低です。

    薬局として問題外。薬局なのに薬の管理がずさんということは調剤ミスが多いばかりでなく、その他のことだってきっとずさんでしょう。

    錠剤棚のカセットの中の薬の使用期限とLot.はわかるようになっていますか?

    散剤瓶の中の薬の使用期限とLotはわかるようになっていますか?

    わかるようになっていないと、気付かぬうちに期限切れの薬を患者さんに渡してしまっているかもしれません。

    薬局の中にある薬の使用期限とLot.がわからないのであれば早急に改善が必要です。

    見た目ではどうせわからないからと故意に使用期限が切れた薬を使っている薬局はブラック確定です。

    うちの薬局では在庫管理システムで医薬品の使用期限とLotの管理をしています。

    患者さんに期限切れの医薬品を渡してしまわぬよう、期限切迫品には調剤時に気づけるように表示を工夫しています。

    期限切れによる廃棄をなるべく出さないようにするためにも在庫管理をしっかりと行わなければなりません。

    あなたの薬局では医薬品の使用期限とLotの管理はしっかりと行われているでしょうか?

    在庫が無い場合は取り寄せや小分けなどせずに調剤を拒否している

    薬の在庫が無いことを理由に調剤を拒否することはできません。

    薬局が調剤拒否できる正当な理由はこちらにまとめました。

    薬が足りなくなったら門前の病院薬局から薬を購入する

    病院の薬局(正確には調剤所)は医薬品販売業の許可を取得していません。

    ですから薬局が病院から薬を購入することはできません。

    病院から薬を小分け(分譲)してはいけない理由はこちらにまとめました。

    事務スタッフが一般用医薬品の販売や服薬指導をしている

    薬剤師不足がひどい時には実際にこういった行為が行われていたようです。

    取り扱いできる医薬品と資格者

    処方せん医薬品→薬剤師
    要指導医薬品→薬剤師
    第1類医薬品→薬剤師
    第2類医薬品→薬剤師、登録販売者
    第3類医薬品→薬剤師、登録販売者

    当たり前ですが、無資格者は販売できません。

    相談や指導、販売については、要指導医薬品、第1類医薬品は薬剤師のみ。

    第2類医薬品と第3類医薬品は薬剤師または登録販売者が対応することとされています。

    代金の清算や商品の袋詰めなどの作業を一般従事者が行うことについては問題ありません。

    必要な人に対して何の説明もせずレジでお会計というのはNGです。

    病院の待合室まで薬を配達している

    病院やクリニックの待合室まで薬を持って行くのはダメです。

    薬剤師であってもです。

    門前病院の職員の薬代を割引している

    門前病院、クリニックの医師や職員に対して調剤した薬の代金の割引等を行ってはいけません。

    もしもこのような事をやっているのであれば、それは不正行為です。

    処方せん枚数に応じて門前医院にリベートを払っている

    最近ではあまり聞かれなくなりましたが、薬局が処方せん発行枚数に応じて発行元の医師に対して金銭を支払うという行為が実際に行われていました。

    絶対だめです。

    このような不正に手を染めている薬局からは早めに転職して脱出しておきましょう。

    調剤室内が整理整頓されていない

    あなたの薬局では調剤室や事務室、休憩室などの清掃がしっかりおこなわれているでしょうか?

    分包機や分注機はきれいに保たれているでしょうか?

    散剤棚が粉だらけだったり、水剤台の流しが水垢やカビだらけだったりということはないでしょうか。

    掃除されておらず、整理整頓がされていない状態の薬局はおそらく通常の業務もおろそかにしていることでしょう。

    それで平気になってしまっている職場の空気が一番の大問題ですね。

    挨拶をしない・会話がない

    挨拶もしなければ会話もない。

    なぜか一切の私語厳禁。

    これではコミニュケーションがとれません。

    家族や恋人、友人より長い時間を一緒に過ごさなければならない職場で、この状況は辛いですよね。

    スタッフ間のコミニュケーションが少ない薬局では調剤ミスが多いという統計もあります。

    人間関係が悪い

    薬剤師も調剤薬局事務も退職する本当の理由は人間関係です。同僚との関係、上司との関係が悪くて辞めてしまう場合がほとんど。

    薬局はプレッシャーがかかる仕事ですから、ミスには厳しくなりがちです。ミスを何度も指摘されることでメンタルが壊れてしまうこともあるでしょう。

    少しくらい忙しくても人間関係が良ければ人は頑張れますが、その逆は無理ですね。

    薬剤師がすぐに辞めてしまう職場

    スタッフが定着しない薬局には必ずと言っていいほど問題があります。

    それは待遇や設備ではなく確実に人間関係です。

    しかもその薬局の特定のスタッフが原因であることがほとんどです。

    管理薬剤師は見て見ぬふりで、その上の人も何も対処しない。

    これでは一生解決しません。

    きついお局様がいる

    • 自分に甘く、他人に厳しいお局様
    • ミスをするとものすごい剣幕で怒ってくるお局様
    • 人によって態度がガラッと変わるお局様
    • 日によって機嫌が全く違うお局様
    • 自分が仕切らないと気が済まないお局様
    • 自分の非を絶対に認めないお局様

    お局様にはいろいろなタイプがあります。薬剤師にも事務にもいます。

    お局様が仕切っている薬局でうまく行っている例は見たことがありません。薬局にいるだけで厄介です。

    お局様に目を付けられようものなら大変なことに。お局様が理由で新人の薬剤師や調剤事務が辞めていく薬局はとても多いです。

    調剤事務がすぐに辞めてしまう職場

    調剤薬局事務がすぐ辞める薬局が危険な理由
    結婚や妊娠などのおめでたい理由で調剤薬局事務が退職してしまうのは問題ありません。

    それ以外の理由で調剤事務がすぐ辞める薬局は、構造的な問題を100%抱えています。

    薬剤師のあなたがこの薬局に居続けて大丈夫なのか、よく考えてみてください。

    有給休暇や休みの希望などはいつも薬剤師が優先になっていませんか?

    事務ばかり仕事が多くないですか?

    全てにおいて薬剤師が優先と言う職場では調剤事務はすぐに辞めてしまいます。

    常に薬剤師ファーストというのは薬剤師にとってもよいことではありません。勘違い薬剤師が生まれてしまうからです。

    調剤薬局事務がすぐ辞めてしまう薬局で働いていると、薬剤師が上で事務が下であるべきという思考が生まれる危険性があります。

    このような薬局であなたは薬剤師として成長していけるでしょうか?

    このままではあなたが将来管理者になった時に薬局運営がうまく行かないでしょう。

    いじめやセクハラ・パワハラがある

    大人になってもあるんですよね。いじめ。

    薬局でのいじめについてはこちらにまとめました。

    薬局のパワハラについてはこちらをどうぞ。

    あなたはこんなことをされたことはありませんか?

    • 薬局に配属されてもあまり仕事をさせてもらえない
    • 同じ薬局に配属された同期とどんなことも比べられてしまう
    • 忙しそうにしていて仕事を教えてくれない(邪魔者扱いされる)

    悩みの相談ができる相手はいますか?

    上司でも同期でも人事部でも採用担当者でも誰でも良いのです。

    一人で抱え込まずに相談してください。

    勤務時間や休日、給与や住宅補助などの制度が最初の説明と違う

    会社説明会などで聞いた話と実際の待遇が違っていた。

    結構良くある話です。

    ある店舗ではそうなのかもしれないが、全店舗でそうなっているというわけではない。

    人事担当者は嘘はつかないものの、確実に話を盛ってきます。

    配属先によって働き方が大きく異なります。

    勤務時間も休日の日数も異なります。

    いわゆる「配属先ガチャ」というやつです。

    残業が多すぎる

    あまりにも残業が多いと体調を崩してしまったたり、自分の好きなことができなかったりと、良いことは何もありません。

    働き方改革関連法案では、時間外労働時間の上限が定められました。

    残業を良しとせず、減らしていく努力が求められています。

    あなたの薬局の残業時間はどうでしょうか。

    月に40時間以上あると結構きついと思いますよ。

    残業時間がほとんどない薬局もあれば、残業が月に50時間にもなる薬局もあります。

    残業時間も配属先によって大きく異なります。



    サービス残業が多い

    残業時間はすべて残業代として支給されているでしょうか。

    • 勤務時間の30分以上も前に出勤することを求められている。
    • 薬歴を記載している時間は残業時間に含まれない
    • 昼休みは外出できず、電話番が義務づけられている
    • 全員が仕事を終わるまで帰れない
    • タイムカードを切った後に仕事をすることを強要されている

    これらは、コンプライアンス違反どころか、全て労働基準法違反に違反しています。

    サービス残業が横行しているような薬局は明らかにブラックです。

    ブラックな薬局からは転職で脱出するしか道はありません。

    周りと比較して極端に給与が安い

    あなたの給料、周りの薬剤師と比べて極端に安すぎませんか?

    給与だけが全てではありませんが、あまりにも差があるとモチベーションが下がります。

    おそらく就職先を決めた時に参考にしたのは初任給でしょう。

    昇給率やモデル賃金の説明も受けたかもしれません。

    しかし、昇給率やモデル賃金はあくまでも過去の実績に基づくもの。

    あなたの給料がその金額になる保証はどこにもありません。

    給与が相場よりも大幅に低い場合は逃げることも考えておきましょう。

    有給休暇を取得できない・させてもらえない

    あなたは有給休暇を希望した日にとることができたでしょうか?

    繁忙期には休みを取るのが難しいのも事実です。

    しかし、有給休暇を申請するたびに嫌味を言ってくるような薬局は話が変わってきます。

    有給休暇の取得は労働者の権利。

    有休が使えない会社で長く働くことなんてできません。

    ちなみに、働き方改革関連法案では年次有給休暇を年間5日以上取得させることが義務付けられました。

    対応できない薬局は罰金となります。

    退職する時に有給休暇を全て消化することは可能です。

    教育研修がない

    あなたはこんなことをされていませんか?

    • 忙しいという理由で何も教えてくれない(何もさせてくれない)
    • 6年制だから知ってて当然でしょ?といって何も教えてくれない
    • 配属後すぐに、「この薬出してきて」と、服薬指導させられた
    • 質問しづらい雰囲気
    • 新人教育のカリキュラムや研修が何もなく、本を読むだけ

    集合研修では同期のみんながが同じ内容の研修を等しく受けることができましたが、その後2、3カ月経ってどうでしょうか?

    すでに同期の間で差は出ていませんか?

    大学時代の同級生に、別の会社の話を聞いてうらやましいと思うことはありませんでしたか?

    最初に配属された薬局の質がかなり重要です。

    あなたの薬局は大丈夫ですか?

    転職活動の前に異動の相談が必要だが、会社が不正をしているなら転職を

    転職活動の前に異動の相談が必要だが、会社が不正をしているなら転職を

    こんな薬局で働いているなら転職をした方がいいと言える特徴を書きました。

    あなたの薬局の状況はいかがですか?

    • 人間関係など、職場単体の問題ならまずは異動を検討
    • 不正など会社全体の問題なら転職

    実は非常識なことをしていた、ということに気づいた点があったのではないでしょうか。

    就職活動の時は全然わからなかったけど、入社してみたらその薬局は最悪だった。

    これは良くある話です。

    ほとんどの薬剤師は、内定前に配属先の薬局見学をしていません。

    配属されて初めて実情を知る。

    こんなリスクの高いことはありません。

    もはや運です。『ガチャ』です。

    入社前の薬局説明会では良いことばかり言っていたのに、入ってみたら全然違う・・・。

    あなたが、今の会社(薬局)に入社を決めた理由は何だったか覚えていますか?

    給料が他よりも少し良かった。

    雰囲気が良さそうだった。

    人事担当者が優しい人だった。

    福利厚生が良かった。

    こんな感じではないですか?

    もし、あなたが悩んでいるならまずは上司に。上司に言いづらいことなら人事担当者に相談をしてください。

    仕事の事や生活の事など、新入社員にはいろんな不安や悩みがあると思います。

    そういった悩みを聞いてくれる人が社内にいるはずです。

    一人で悩まず早めに相談しましょう。会社に窓口があればそちらに相談を。

    直属の上司(管理薬剤師)に言いづらければ同僚や同期の仲間に。

    いろいろ不満があって転職を考えているのだと思いますが、気の合う仲間に相談してみるだけで解決してしまうことだってあります。

    上司が動いてくれて良い方向に向かうこともあるでしょう。

    特に薬局では少人数で長時間一緒にいますので薬局の人間関係で悩むことも多いと思います。

    同じ会社でも、薬局が違えば人間関係も雰囲気も変わります。

    せっかく入社して薬剤師の仲間もできたのに、今の薬局だけを見て嫌になって辞めてしまうのは大変もったいないこと。

    会社を辞めることはいろいろな面で損失となる場合があります。

    上手に転職をしないと生涯賃金が減ってしまうことがありますが、異動ならそのような心配はいりません。

    (参考)薬剤師が転職すると得られるメリットとデメリット

    薬剤師のための転職ブログと言っておきながら転職をすすめない内容となってしまいましたが、それだけ転職というものにはパワーを消費します。

    私自身も2回転職をしています。1回目も2回目も調剤薬局から調剤薬局への転職でしたが、どちらも大変でした。

    特に1回目の転職は薬剤師転職サイトを利用せず、1人で転職活動を行ったのでそれはもう大変でしたし、だいぶ損をしてしまいました。

    もっとよい条件の薬局を見つけられることも可能だったはずなのにそれができなかったのです。

    2回目の転職では薬剤師転職サイトを利用しましたので1回目に比べて転職はスムーズでした。

    希望条件に合致した薬局に転職することができました。

    今勤めている薬局はいい会社なので辞めるつもりはありません。

    薬剤師転職サイト経由で転職したからこそ良い会社に入れたということかもしれませんが、だからと言って軽い気持ちで転職するのはおすすめしません。

    今の薬局が嫌で嫌で仕方が無いと考えている薬剤師へ。

    転職せずにすむ方法をまずは考えてみることから始めてみてはいかがでしょうか?

    (参考)薬剤師の不満解消法

    それでも転職の決意が固いなら薬剤師転職サイトを利用して転職することをおすすめします。

    薬剤師の就職活動と転職活動は全く別物です。

    もしあなたが、転職をするのであればまずはこちら参考にして転職のやり方を理解しましょう。

    ≫転職で失敗したくない!薬剤師のための転職成功マニュアル

    大事な事なのでもう一度言います。

    次は就職ではありあません。転職です。

    転職先を人事担当者の人柄なんかで決めてはいけません。

    ≫転職すべきかどうか、転職先選びで迷ったら

    もちろん福利厚生で決めてもダメですよ。

    ちなみに、入社1年目でも2年目でも転職は可能です。


    3年目まで待つ必要はゼロです。

    本当に大事な事なので再度言います。

    学生の就活と同じような考えで転職活動に入ると必ず失敗します

    失敗して同じ悩みを繰り返さないためにも絶対に転職を成功させなければなりません。

    その為には味方を持つ必要があります。

    その味方とは、
    薬剤師転職専門の転職コンサルタントです。

    薬剤師の転職専門のコンサルタントという味方をつけて転職活動に挑んでください。

    転職コンサルタントの利用は無料。

    薬局業界に詳しいコンサルタントに希望を伝え、自分が求める理想の薬局を探してもらいましょう。

    \おすすめ薬剤師転職サイト/

    業界の事を良く知らないまま転職活動をすると、会社に足元を見られてうまく言いくるめられてしまいます。

    こちらも情報武装が必要ですが、プロのコンサルタントという味方をつけて転職活動を行えばそんな失敗ありえません。

    転職をしない方がいい薬剤師と転職をしたほうがいい薬剤師まとめ

    薬剤師が転職してはいけない状況に当てはまるときには、転職せずにとどまりましょう。

    状況はすぐに変わります。転職したほうが良いタイミングが来るのを待ちましょう。

    1つの薬局(会社)でしか働いたことのない薬剤師は、その薬局のルールが常識であると勘違いしてしまうことが少なくありません。

    経験の少ない薬剤師ならなおさらです。

    1. 一つの会社(薬局)しか知らないこともリスク。今の会社の常識が世間の常識であるとは限りません。
    2. おかれた環境があまりにもひどい場合には異動や転職も必要。薬剤師として、今後大きな差になって表れてきます。
    3. 悩みがあれば、一人で抱え込まずに相談を。同期でも上司でも人事担当者でも。必ず話を聞いてくれる人がいるはずです。
    4. 転職して他の景色を見るのも良い勉強

    転職した方がいい薬局の特徴に当てはまるものが無ければ、そのまま今の薬局で頑張りましょう。

    いくつか当てはまるものがあれば危険です。法に触れているような薬局なら、早めに逃げておいた方が身のためです。

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    あなたにピッタリの薬局がきっとみつかります。

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    薬剤師が転職するなら薬剤師転職サイトの利用は必須。利用しないで転職すると、こんなはずじゃなかったと転職で後悔することになります。プロのコンサルタントの力を借りて、後悔の無い転職をしてください。

    ≫薬剤師が転職で後悔しないための8つの注意点

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