薬剤師が転職しない方がいいのはどんな状況?どういう薬局?
q

転職したい薬剤師

薬剤師が転職しないほうが良いっていうのはどういう場合ですか?

転職すると損ということはありますか?

こういう薬局には転職しないほうがいいというところがあれば教えてください。

pharma

このような薬剤師の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

  • 薬剤師が転職しない方がいい7つの状況
  • こういう薬局には転職しない方が良い
  • 転職しない方がいい時に転職はしてはいけない?
自己紹介

1313495085_749
pharma-di
私は転職経験2回の大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師です。
1回目は転職大失敗。2回目の転職活動では薬剤師転職サイトのコンサルタントの方に大変お世話になりました。そのおかげで転職に成功し、転職1年目の年収は600万円超。現在の年収は880万円です。⇒薬剤師になってからの年収推移公開

薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。自らの体験談を基にしてこの記事を書いています。

結論:薬剤師が転職しない方がいい場合・状況は確実に存在します。

しかし、それは全員に当てはまるわけではありません。

「何を優先するか」によっては転職したほうが良い、転職すべきと答えは変わっていきます。

薬剤師が転職しない方がいい7つの状況

定年退職間近

もうすぐ定年退職で退職金がもらえる。そのような定年間近での転職はしない方が良いでしょう。

転職することでもらえるはずの退職金がもらえなかったり、減額されたりで損する可能性が高いでしょう。また、定年間近の年齢ですと採用されにくいという側面もあります。

定年退職間近の薬剤師は転職をしない方が結果的には得ということが少なくありません。

年収がすでに700万円を超えている

年収アップが目的の転職の場合、この金額以上を転職によって得るのはかなりハードルが高いといえます。


転職後ですぐに年収600万円という求人は多いのですが、それが700万円、800万円となると急激に少なくなってしまいます(無いわけではありませんが)。




年収がすでに700万円を超えている薬剤師が、さらに年収アップ可能な求人を探すのは至難の業。


転職以外でも年収をアップさせる方法あります。

人間関係の悩みが全くない

薬剤師が転職を考えるきっかけで一番多いのは職場の人間関係です。


多くの薬剤師が人間関係で悩んでいる中で、人間関係の悩みが全くないというのはうらやましいこと。

あなたの人柄がそうさせるのでしょう。そんな薬剤師のあなたが転職すると、新たな職場の人間関係で悩むという問題がでてきてしまうかもしれません。


人間関係の悩みが全くない薬剤師はそのようなリスクを冒してまで転職をする必要はないのではないでしょうか。

毎日が充実していて仕事に行くのが毎日楽しい

仕事に行くのが毎日楽しいのであれば転職する必要なんてないですよね。

ぜひ今の薬局でそのまま仕事を続けてください。

毎日仕事に行くのが楽しいなんて・・・。


今日は仕事に行きたくない。けど、あと一日行けば休みだから何とかかんばろう・・・・と思っている薬剤師のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。

奨学金免除制度を利用している

契約内容にもよりますが、退職することで今まで代わりに支払ってくれていた金額を請求される場合もあります。


奨学金免除制度を利用している薬剤師が転職することは慎重にならざるを得ませんね。

悩みはあるもの、異動すれば解決する

悩みはあるものの、異動によって解決できるのであれば無理に転職をする必要はありません。

例えば多店舗展開している調剤薬局チェーンなら異動も考えましょう。


希望通りに異動できない場合ももちろんありますが、異動希望を出すというのも一つの手。


転職するよりも異動のほうがはるかに楽です。会社自体に不満がある場合は転職しかありませんが。

住宅ローンを組む予定がある

1年以内に住宅ローンを組む予定があるなら転職は時期を考えた方がよいです。

転職直後は勤続年数の関係で、住宅ローンの融資を受けられない可能性があります。


住宅購入の予定があるなら、転職は住宅ローンを組んでからにしましょう。

自分が希望する条件に合う転職先が無い時

こちらの条件が厳しすぎる、高すぎるという場合は別ですが、条件に合う転職先が無いのであれば無理に転職はしない方が良いです。

変に条件を妥協してしまい、「これなら元の薬局のほうが良かった」と後悔することになるからです。

どこに転職するかだけではなく、転職しないで今の職場に留まるという選択肢も残しておきましょう。

こういう薬局には転職しない方が良い

ここまでは、転職しない方がいいパターン・状況を見てきました。ここでは、転職しない方がいい薬局の特徴を書いていきます。

個人経営の薬局

新規開局が無いので人間関係はほぼ固定されたまま。管理薬剤師のポストが増えないので昇進の機会がない。教育研修や福利厚生の面で大手よりも劣る。社長が他社に売る可能性も。
クリニックの門前薬局の場合、クリニックが閉院したら即廃業となってしまう。

本業は全く別の業種にもかかわらず調剤薬局に手を出している会社の薬局

調剤はもうかるという理由で、異業種から調剤薬局へ新規参入してきた会社が結構あります。

調剤自体がもうからなくなってきていますが、不景気で本業が儲からなくなってくると「選択と集中」という理由で調剤部門を他社に売却する可能性が出てきます。


売却後は売却した会社の条件で働くことになりますので、今よりも条件が悪くなることもあり得ます。


本業は全く分野が異なっているにもかかわらず、薬局経営に手を出しているような会社への転職は注意してください。どうしてもそこの薬局が良いというのであれば、本業の業績をしっかりと見極る必要があります。

求人票がやたらと熱い薬局

求人票がなんか熱い薬局はブラック薬局であるにおいがプンプンです。


ブラック薬局の特徴に該当するような薬局への転職はしない方がいいでしょう。

自分で見つけ出した転職先

自分の力で探した薬局は本当にあなたにとっての理想の薬局でしょうか?


理想の薬局であるならよいのですが、ただ他の薬局を知らないだけかもしれません。

広く深く探さないと理想の薬局はなかなか見つからないものです。


良さそうと思って入ってみたら・・・こんなはずじゃなかった・・・・と。

勤務時間や給料、休みのような、外から簡単にわかる条件だけで転職先を探すと、その転職は確実に失敗します。

薬局見学で見るべきところをしっかり見ましょう。

 薬局見学でわかる、こういう薬局には転職には転職しないほうがいい

  • そこで働いている薬剤師、事務の表情が無い
  • 怒られている声が聞こえる
  • 殺伐としている
  • 全員がピリピリしている


ほかにも、

  • 在宅をやっていない薬局
  • 単科のクリニックの門前薬局で集中率90%超の薬局

このような条件に当てはまる薬局は将来的に薬局経営が立ち行かなくなります。

  • 教育研修制度が無い薬局
  • 産休・育休が使えない薬局
  • 残業が多い薬局
  • 休みが少ない薬局

こういう薬局は人気が無くて薬剤師の採用がうまくいかないため、さらに忙しくなるという悪循環です。こういった薬局への転職はしない方が良いでしょう。

通勤に不便な薬局も要注意
通勤に不便な薬局は少しずつ体にダメージが蓄積されていきます。


今は平気でも年齢を重ねるにつれて通勤が大変になってくることもあります。転職するときはよく考えましょう。

転職しない方がいい時に転職はしてはいけない?

もし、あなたが「転職しない方がいいパターン」に当てはまっていたとしても、「何を最優先とするか」で転職したほうが良いのかしない方が良いのかの答えが変わってきます。

転職することで何を得たいのか、何を減らしたいのか、何をなくしたいのか。

多くの年収を得たい、休みが欲しい、残業を減らしたい、いやな人間関係をなくしたい・・。

少しくらい年収が下がっても良いから人間関係の悪い職場から離れたい、信用できない会社からは逃げたい。

何を優先するかで答えは変わります。


悩んでいるだけでは何もかわりません。最初の一歩を踏み出しましょう。

 まとめ
薬剤師が転職しない方がいい状況はあります。そのようなタイミングを避ければ転職しても全く問題ありません。「こういう薬局には転職しない方がいい」の特徴をよく理解して理想の薬局を見つけてください。

あなたにピッタリの薬局がきっとみつかります。