

転職の希望条件の決め方がわからない薬剤師
転職先の条件をある程度決めておいた方が良いと思うのですが、何から考えたらよいですか?
決め方とかあれば教えてください。
どの条件がかなえば転職が成功と言えるのでしょうか。

このような薬剤師の疑問に答えていきます。
本記事の内容
この記事を読むと次のことがわかります。
- 転職先に求める希望条件の決め方
- 転職成功と言える条件は何か
転職先に求める希望条件の決め方
自分の希望条件が全てかなう職場に転職することができたら、その転職は成功と言えるでしょう。
また、全てが希望通りとはならなくても(一部妥協したが)一番譲れない条件がかなったのであれば、その転職も成功と言えます。
薬剤師が転職を失敗する多くの原因は、ある一部の条件については希望通りだったものの、その他については検討すらしておらず「こんなはずじゃなかった」と後悔することです。
希望する条件を漏れなくあげていくにはどうすれば良いのか。希望条件の決め方をこれからご紹介していきます。
転職希望条件の決め方
- 転職を考えるきっかけとなった出来事から決める
- 他の薬剤師の転職理由を参考にする
- 転職コンサルタントとの面談で決める
転職を考えるきっかけとなった出来事から決める
あなたが転職を考えるきっかけは何だったでしょうか。
人間関係?
将来性?
給料への不満?
会社への不信感?
転職を考えるきっかけになった出来事を譲れない条件に据えましょう。
通勤が苦で転職をしようと考えたのに、ちょっと給料が良いからと言って同じような通勤時間がかかる薬局への転職は結果的に失敗します。
人間関係が苦で転職を考えたのに、給料が良いから人間関係の部分は目をつぶって転職したのであれば同じ不満がまた出てきてしまい、その転職は失敗だったとなるでしょう。
他の薬剤師の転職理由を参考にする
薬剤師が転職理由に挙げるもので多いのは以下の不満です。
薬剤師の転職理由
- 職場の人間関係に対する不満
- 職場環境(調剤室環境)に関する理由
- 薬局の残業時間・忙しさに対する不満
- 休日(休暇・連休)を取れないことに対する不満
- 薬剤師の給料(年収・ボーナス)に対する不満
- 出産・育児の問題
- 薬剤師としてのスキルアップに対する不満
- 会社への不満
- 経営の問題
- コンプライアンス
- 薬局の立地に対する不満
自分がこの中で一番重視するポイントはどこにあるのかを並び替えてみてください。
転職先に求める希望条件が決まります。
転職コンサルタントとの面談で決める
自分の本当の希望は何なのかが、人と話をしている間にふっと出てきて考えがまとまるといった経験はないでしょうか。
プロの転職コンサルタントと面談をする目的はまさにこれ。自分が気づいていないような希望や要望の考えをコンサルタントが引き出してくれます。
漠然としていた今の職場への不満はどこからきているのかが見えてくることもあるでしょう。
転職コンサルタントとの面談の中で自分の本当の(真の)希望条件が見つかることは少なくありません。

実は私もそうでした。
自分が考えていた希望条件は給料が良い事と人間関係が良い事でしたが、私が本当に求めていたのは将来性と信頼感だったのでした。
とは言ってもなかなか希望条件が決められないということもあると思います。その場合は、これから書いていく転職先の薬局を決める前に確認すべきポイントをご活用ください。
本記事の内容 この記事を読むと次のことがわかります。 転職先に求める希望条件の決め方 転職先の薬局を決める前に確認すべきポイント 転職先に求める希望条件の決め方 自分の希望条件が全てかなう職場に転職することができたら …
このポイントそれぞれについて最低ラインを決めておきましょう。
転職が成功したと言えるのは
自分が本当に望んでいることが叶う薬局へ転職ができたら、それは転職が成功したということ。
あとからこんなはずではなかった、もっと調べておけば良かったと後悔してしまわないように正しい手順で転職すれば大丈夫です。
例えば年収が今より50万円アップしたとしても、社風が自分に合わなかったり、正しい仕事ができないような職場ならその転職は失敗です。
そのためにも正しい手順で、調べるべきところ、確認すべきところはしっかりと。
薬剤師が良い薬局へ転職する際に重要な正しい転職方法の手順(流れ)です。この手順に沿って行けばスムーズな転職活動が可能となります。転職を考えている薬剤師なら一度確認しておきましょう。順番を間違えると転職失敗の可能性が高まってしまいます。
また転職する必要が出てこないよう、転職先を決める際には徹底的に比較検討をしてください。
薬剤師転職サイトのコンサルタントにいくつか薬局を紹介してもらったとしても最終的な判断を下すのは自分です。
じっくり相談しながら転職活動をしたい薬剤師向け