薬剤師が福利厚生を比較しすぎたら要注意!【転職先の薬局が重要】
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ほかの薬局の福利厚生が気になる薬剤師

転職するときに福利厚生はどの程度考慮したほうが良いですか?

大手の調剤チェーンならだいたい同じですよね?

もし違うのであればどの点を比較すればよいでしょうか?

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このような薬剤師の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

  • 薬局の福利厚生とは
  • 薬局の福利厚生の例
  • 薬剤師が転職するときに福利厚生はどの程度考慮するべきか
自己紹介

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私は転職経験2回のチェーン調剤薬局の管理薬剤師です。
1回目は転職大失敗。2回目の転職活動では薬剤師転職サイトのコンサルタントの方に大変お世話になりました。そのおかげで転職に成功し、転職1年目の年収は600万円超。現在の年収は880万円です。⇒薬剤師になってからの年収推移公開

薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。自らの体験談を基にしてこの記事を書いています。

結論:薬剤師が働きやすくなるように整えられた福利厚生は大変重要。薬局によって制度に差があるのも事実だが、大手であればそこまでの大差は無い
転職先の選択で最も重要なのは、実際の職場がどういうところでどんな人がいるのかということ。
給料・年収、福利厚生、職場の状況を総合的に比較検討して転職先を決めましょう。

福利厚生とは

福利厚生制度とは
福利厚生制度とは、事業所が従業員やその家族に対して、健康や生活、福祉の向上を目的に行うさまざまな取り組みの総称です。

企業によって、取り組む内容も異なり、給料以外の現金給付(家賃補助など)や社外の施設利用、育児休業など、従業員やその家族の福祉のために行われている取り組みが福利厚生制度です。

福利厚生は、法律により事業所が実施することを義務づけられている法定福利厚生と、会社が独自で定める法定外福利厚生に分けられます。

 法定福利厚生の例
健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険、労災保険などの社会保険料の一部または全部を会社が負担しています。

 法定外福利厚生の例
住宅手当(家賃補助)、通勤手当、家族手当、健康診断補助などが挙げられます。このほかにも慶弔祝い金の支給、忘年会・新年会の費用補助など企業によっていろいろです。

薬局の福利厚生の例

各種社会保険加入

健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険、薬剤師賠償責任保険・調剤過誤保険

住宅補助制度

借り上げ社宅、家電購入補助、引っ越し代補助など。

全国展開している大手チェーン調剤薬局はほぼ導入されている制度です。

家電購入補助最大8万円
借上社宅入居時の引っ越し代全額補助*
敷金・礼金など入居にかかる初期費用は会社負担
*一人暮らしの住居から、実家等に荷物を戻す際の引っ越し代は自己負担です。

会社がアパートやマンションなどを借り上げ、社宅適用となる社員に住んでいただけます。物件探しから手続きまで会社で対応し、敷金・礼金や引越し費用も全額会社負担です。家賃の自己負担額は給与から毎月天引きされます。また引越支度金として4万円も支給。初めての一人暮らしでも安心してスタートできます。


帰省旅費・帰省休暇

借上社宅利用者に付随して利用できる制度であることが多いです。

ナショナル社員には、1回につき上限50,000円(年2回まで)の帰省旅費を補助します。
※また、帰省のため連続休暇を取ることができます。

育児短時間勤務

子が小学校3年生まで、1日の労働時間を6時間までに短縮できます。

育休終了後、最長子供が小学校2年生になるまでの間、申請により週の所定労働時間を短縮することができます(30時間以上/週)。

小学校1年を終了する年の3月31日までの子と同居し、養育する社員は申し出ることにより、勤務時間短縮の制度があります。なお、勤務実績(休職期間を除く)が10年を超えている社員は、 子が小学校3年終了する年の3月31日まで利用できます。

介護休業

介護を必要とする家族1人につき、原則として通算365日間の介護休業を取得できます。

特別休暇制度

従業員自身の結婚時には5日間の特別休暇を取得できます。また、配偶者の出産時には3日間、忌引き休暇も最大7日間取得できるなど、多彩な特別休暇制度があります。

薬代補助金制度

日本調剤の薬局で調剤したお薬代について、本人負担額は全額会社負担。被扶養者分も対象になるので、ご家庭の負担も軽減されます。

会員制福利厚生サービス

会員制福利厚生サービスに無料で入会できます。宿泊・レジャー・ショッピング・グルメなどの各種施設を会員価格で利用できるほか、出会い・結婚サポートや、出産・入学・成人式といった人生の節目にもらえるお祝い制度など、多彩でお得なサービスが充実しています。

国内外の宿泊施設(3親等まで利用可能)・グルメ・フィットネス・レジャー・育児/介護サービス、ショッピング・映画等の割引が受けられます。

その他

退職金制度、定期健康診断、家族手当、扶養家族手当、勤続表彰制度、慶弔見舞金、従業員持株会制度、eラーニング受講費用補助、各種研修会費の助成などまだまだいろいろあります。

薬剤師が転職するときに福利厚生はどの程度考慮するべきか

福利厚生がいくら充実しているといっても利用に制限があったり、使いづらいものでは意味がありません。そもそも自分には不要というものもあるかもしれません。

自分に役立つ福利厚生かどうか、そして利用可能かどうかを転職前にしっかりと確認しておきましょう。

とはいっても転職予定の薬剤師が転職先の福利厚生まできっちり調べて比較検討することは大変ですね。

すべてを比較すると大変ですから、自分が使う可能性の高いものにポイントを絞って比較してみましょう。
1人暮らしを予定している薬剤師は住宅補助制度を、出産や子育てを控えている薬剤師は短時間勤務制度をといったように。

もちろん福利厚生制度だけでなく、給与・年収なども含めて総合的に比較して転職先を決めるべきです。

転職で最も大事なのは、自分が配属される薬局がどういうところなのかです。
いくら会社としての福利厚生制度が充実していたとしても、配属予定の薬局が最悪だったらどうでしょうか。

嫌ですよね。

福利厚生が充実しているというのはおまけ程度に考えておいたほうがよさそうです。

それでもやっぱり福利厚生は大事。充実している薬局が良いという薬剤師は自分で比較検討することも大事ですが、大変なのでお任せしてしまいましょう。無料で全部やってくれますので、その時間は勉強や休養に充てられます。

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