【転職希望の薬剤師向け】簡単に辞められる退職理由7選│上司も納得
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退職理由を上司にどう伝えてよいか悩んでいる薬剤師

上司に退職したい旨を言わないといけないのですが、どういう理由なら簡単に辞めることができるでしょうか。

本当は給料の安さと人間関係なんですけどね・・・。

  • 上司に退職の申し出をするときに理由をどうすればよいのかわからない……。
  • 本当は給料の安さや人間関係が原因であっても、そのまま言うのはちょっと……。
  • でも、納得させられるような理由は他にないし……。

上司に退職理由を聞かれたら何と答えたらよいのかわからずに悩んでいませんか?

実は、上司が納得して簡単に退職できる『退職理由』があるのです。

今回はかんたんに辞められる退職理由を7つ紹介します。

この記事を読めば、上司に引き留められることなく今の薬局をかんたんに退職することができます。

本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

自己紹介

pharma_di(ファマディー)

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ストーリーズでは内容の濃い情報を発信中≫ ファマディー

全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。

管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
【私が薬剤師採用のために連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト

面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。

私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。

ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。

このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。

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結論
会社としてどうすることもできないような超個人的なことを退職理由にしてください。

会社の問題や人間関係などを理由にすると、それに対する改善策が提示されてしまい退職の話が進まなくなってしまうからです。

≫他の薬剤師がどんな理由やきっかけで転職しているのかはこちらをどうぞ。

≫退職の切り出し方やその後の流れについてはこちらをどうぞ。

≫転職活動と退職はどちらが先?

【転職する薬剤師向け】上司が納得する退職理由7選

【転職する薬剤師向け】上司が納得する退職理由7選

部下のあなたから退職したい旨の申し出があったら、上司はあなた対し退職を思い留まってもらえるように働きかけをしてくるでしょう。

これは組織として当然のこと。優秀なあなたに薬局を辞められてしまったら大変なことになりますから。

そして、上司は100%確実に「退職理由」を聞いてきます。その理由によっては、会社として解決方法を提示できるからです。

例えば、人間関係が退職理由なら異動で対応できる、休みが取れないことが理由ならヘルプの薬剤師を多めに入れるようにするなど。

このように、別の解決方法が会社から提示されてしまうと退職の話がなかなか先に進みません。

今の薬局を絶対に辞めたいという思いがあるなら、誰から見てもどうしようもない(仕方ない)退職理由を上司に伝えることが必要です。

【転職する薬剤師向け】上司が納得する退職理由7選

  • 親の介護(家族が病気)で実家に戻らざるを得なくなった
  • 結婚するので引っ越します(家庭に入ります)
  • 主人の転勤(転職)
  • 子供の進学の関係で引っ越します
  • 起業する(会社を興す)ことにしました
  • 実家の稼業を継ぎます
  • 自分の体調の問題で

親の介護(家族が病気)で実家に戻らざるを得なくなった

親の介護が必要なので実家に戻らざるを得なくなったと言われたら、「実家はどこだっけ?」と聞いてくるはずです。

実家近くに系列の薬局がなかったら、その時点で上司はどうすることもできません。

むしろこれからの事を心配してくれるでしょう。

これ以上引き止める余地はないのですから、あとは退職日の相談という流れになるはずです。

当然ですが、実家から通っている薬剤師は使えません。

実家から通っている薬剤師が親の介護が負担でと言っても、「じゃあ勤務時間を減らそう」とか、「介護休暇を取得して両立を」とか言われて終わりです。

また、実家近くに系列の薬局がある薬剤師も使えません。異動で話が進んでしまいます。

結婚するので引っ越します(家庭に入ります)

結婚を機に退職をする。これが使えるのは独身の薬剤師限定です。

上司からは「結婚おめでとう!」と言われるでしょう。さすがに上司も、「結婚はちょっと待ってよ」とは言えません。

結婚は最も角が立たない退職理由の一つです。使わない手はありません。

ここだけの話ですが、実際に結婚しなくても良いのです。もちろん引っ越さなくてもです。

仮に、結婚も引っ越しもせずに町で前の職場の人にバッタリ会ってしまったら、「結婚は無しになってしまって・・・」と暗く答えれば良いだけですから。

主人の転勤(転職)

主人が転勤するので退職します。

これも仕方ないことですから、会社としては止めることはできません。

「旦那さんは単身赴任でどうにかなりませんか?」くらいは聞かれるかもしれませんが、「一緒にいたいです」とだけ言えば良いでしょう。

子供の進学の関係で引っ越します

子供がいる薬剤師限定ですが、確実に退職可能です。

受験したので・・・とか、通学に便利なところに・・・などと伝えれば良いでしょう。

近くに系列の薬局がある場合は異動の話になってしまいますので使えません。

起業する(会社を興す)ことにしました

起業するために退職する。これも止めようがない退職理由です。

どんな仕事で起業するのかくらいは聞かれると思いますが、ざっくりと考えておけば良いでしょう。

但し、副業を推奨している会社だとこの理由は使えないかもしれません。

実家の稼業を継ぎます

父の会社の手伝いでも良いですし、農業を継ぐことになったという理由でも良いでしょう。

家族の事ですから、会社がどうこう言えることはありません。

自分の体調の問題で

精神科や心療内科に通院が必要な病名を伝えれば、相手も薬剤師ですからわかります。

休職とは違い、診断書が必要ではありません。

もし診断書の提示を求められたら、「このように言われるのが原因で病気が悪化してしまいました」と伝えれば良いでしょう。

「主治医から一度仕事を離れるよう言われています」などと添えれば効果抜群です。

 「別の業種で働きたいので退職します」は通用するか
全く違う業種で働くのであれば止めようがありませんが、よく考えないておかないとこの理由はあまり使えません。

今の職場に居たままでは絶対にできない仕事内容であることが必須です。

薬局の薬剤師だったあなたが「研究職に転職をする」と言えば、上司は止められません。

MRのあなたが「調剤をやりたい」と言えば、やはり上司は止められません。

例えば、薬局やドラッグストアの薬剤師が「営業をしたい」と言っても、「じゃあ医療機関や老人ホームに営業をかけてこい」と言われて終わりです。

「Youtuberになりたい」と言っても、「だったら薬局のチャンネルを開設すれば?」と言われるだけでしょう。

【転職する薬剤師向け】退職理由で絶対に言ってはいけない5つのこと

【転職する薬剤師向け】退職理由で絶対に言ってはいけない5つのこと

退職理由として上司に絶対に言ってはいけないことがあります。それは会社や職場に対する不平不満です。

 退職理由として絶対に言ってはいけないこと5つ

  • 休みに対する不満
  • 給料に対する不満
  • 人間関係に対する不満
  • 職場環境に対する不満
  • 通勤に関する不満

不平不満を言ったところで、印象が悪くなるだけでなく、引き留めの材料を相手に与えてしまうことになります。

  • 休みが取れない・・・→「休みを取れるようにヘルプの薬剤師を入れるようにします。」
  • 給料が安い・・・→「じゃあ特別に年収を○○万円上げよう」
  • 人間関係が悪い・・・→「では、別の店舗へ異動を」
  • もっと成長できる環境で・・・→では「この薬局に異動を」
  • 通勤が大変で・・・→「ではこの薬局へ異動を。」「アパートを借りれば?」

改善可能なことを退職理由としてしまわないように気を付けましょう。

退職の理由は超個人的な理由にしておくべきです

上司に退職の意向を伝えるときの注意点

上司に退職の意向を伝えるときの注意点

直属の上司に口頭で早めに伝える。ココを押さえておきましょう。

上司に対し、「ご相談があるのですがお時間を作っていただけないでしょうか」と問いかけます。

神妙な面持ちで言えば勘のいい上司なら察してくれるはず。

pharma

このワードを出されたら、『ああ、退職の話ね・・・』と暗い気持ちになります。

退職の伝え方・切り出し方とその後の流れについてはこちらをご覧ください。

本当の退職理由を全て包み隠さず言う必要はありません。目的は希望の期日までに退職することです。

本音と建前を上手に使い分け、無駄な退職交渉で時間を浪費することを避けましょう。

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