- 転職をすることを決めたものの、上司に退職を申し出るのが苦痛
- どのタイミングで、なんて話しかければよいのかわからない
- 忙しそうにしていると話しかけづらいし、他の人がいるところでは退職の話は出しづらい
- なかなかいいタイミングが見当たらない
- 今か!と思っても緊張してしまって、結局声をかけられずに終わってしまった・・・
- そもそも退職方法、退職のしかたってどうすればいいの?
自己紹介
Follow @pharma_di Instagramのフォローもお願いします! ストーリーズでは内容の濃い情報を発信中≫ ファマディー
全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
pharma_di(ファマディー)
【私が薬剤師採用のために連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト】
面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。 私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。 ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。 このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。
結論 上司に伝えるのは、たった一言だけ。「ちょっとお話があるのですが、お手すきの時にお時間よろしいでしょうか。」 あとは勝手に話が進んでいきます。
[char no=”8″ char=”pharma”]薬剤師や事務から退職の申し出を受けたことがある、管理薬剤師の私が解説します。目次
【薬剤師向け】上司への退職の伝え方・切り出し方8つのポイント

- 誰に言うとよいか⇒直属の上司に
- いつ言うのがよいか⇒他のスタッフがいない場所で
- 切り出し方⇒神妙な面持ちで相談という形で切り出す
- 退職の伝え方⇒他の人に聞こえないように小声で直接伝える
- 退職を伝える時期はいつがいいか⇒退職を決心したら早めに伝える
- 退職の理由を聞かれたら⇒不平不満を言うのではなく個人的な退職理由を述べる
- 退職を引き留めようとしてきたら⇒退職の意思は固いということを見せる
直属の上司に伝える
退職の意志を一番最初に伝えるべきは直属の上司です。 退職したい旨を伝えるのは直属の上司でなくてはいけません。 1つ飛ばしてもいけません。絶対にココは間違えないように。 いくら転職の原因が直属の上司であってもです。 あなたが一般薬剤師であれば勤務している薬局長(管理薬剤師)が直属の上司となりますし、あなたが薬局長(管理薬剤師)であればその上のエリア長や部長などに伝えます。 すんなりと今の薬局を辞めたいのであればここは100%守りましょう。ここを間違えると話がこじれてややこしくなります。 すんなり辞められるものも辞められ無くなってしまいますから気を付けましょう。

他のスタッフがいない場所で伝える
退職というデリケートな問題は、他の人達にも影響を及ぼしてしまいます。 [br num=”1″] 他のスタッフへの影響をなるべく少なくしたいと上司は考えるはずですから、退職が確定するまでは内緒にしておくべきです。 [br num=”1″] 他のスタッフに聞かれてしまわないように、上司と1対1で話をしてください。神妙な面持ちで切り出す
もし言葉がなかなか出てこなかったら、神妙な面持ちで『ゴニョゴニョ』と言えば大丈夫です。 「ご相談があるのですが少しお時間よろしいでしょうか?」と切り出せなくても、神妙な面持ちで困っていれば上司は何か察してくれるはずです。退職の意志を伝える際は、相談という形で切り出す
最初の段階は、上司に退職したい旨を伝えることが目的です。 決して次のように言ってはいけません。- 「辞めさせていただきます」
- 「○月○日までに辞めます」
- 「辞めてもいいですか?」
- 「すでに上には伝えてあります」
他の人に聞こえないように小声で直接伝える
メールや電話、チャットではなく直接対面で伝えてください。 薬局が狭いから話すと他のスタッフに聞かれてしまうからと、LINEやfacebookなどのSNSで退職の申し出をしてはいけません。退職の意志は早めに伝える
退職の意志は早めに伝えましょう。 就業規則によりますが、最低でも1ヵ月前までには退職の意志を申し出る必要があります。 余裕をもって退職したい日の2か月前くらいには伝えた方が良いでしょう。 あなたの抜けた穴を埋めるために代わりの薬剤師を連れてこなくてはいけません。引き継ぎの期間も必要です。なるべく早めに退職の意思を伝えましょう。

理由を聞かれたら、不平不満を言うのではなく個人的な退職理由を述べる
退職の申し出をしたらそのあと上司は辞めたい理由を聞いてきます。100%聞いてきますのであらかじめ退職の理由をまとめておきましょう。 給料に対して不満が理由でも休みが取れないのが理由でも、薬局内の人間関係が理由であっても、全てを正直に伝える必要はありません。 不満を伝えるとそれを引き留めの材料とされてしまいます。その不満に対して上司から改善策を提示されたらどうでしょうか。 すんなり辞められなくなってしまいますね。 このまま、この薬局にいるのは絶対に無理であるという理由を伝えましょう。 ≫上司が納得する薬剤師の退職理由 [keni-linkcard url=”https://pharmacist-guide.net/archives/15754″ target=”_blank” rel=”noopener”]

退職の意思は固いということを見せる
退職の申し出は相談という形で切り出すというようにと書きました。 退職しようかどうしようかを相談するのではありません。 いつ辞めさせてもらえるかについて相談するのです。 上司に退職を切り出した時点で、あなたが退職をすることはもう決まっているのです。 退職の申し出をしたときに上司から引き留められた場合はこちらの記事に対策をまとめました。 ≫退職の申し出を引き留められたら あわせて読みたい

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薬剤師が上司に退職を切り出してからの流れ

- 上司からの退職引き留め
- 退職日の相談・決定
- 退職届の提出
- 担当業務の引き継ぎ
- 退職日(貸与されていた物品の返却)
上司からの退職引き留め
あなたが優秀であればあるほど、必要な人財であればあるほど、上司からは辞めないでほしいという退職引き留めがあるはずです。 退職引き留めの対処法についてはこちらにまとめました。 あわせて読みたい

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退職日の相談・決定 退職日の決定時に少しだけ譲歩する
引き留めは無理だとわかったら、今度は退職日をなるべく伸ばしてほしいという要請が来るはずです。 そんな時にはその要望に少しでも応えてあげましょう。 就業規則の通りに○月●日で辞めさせて欲しい!と退職の権利を主張して強気に出ても良いのですが、揉めずにすんなりと辞めたいのであれば相手の要望に少し譲歩してあげましょう。

退職願・退職届の提出
退職日が上司との間で決定してから退職届を提出します。退職届には退職日を記載する欄があるはずですから、退職日が確定してからでないと書けません。 会社に退職届のフォーマットがある場合もありますので上司に確認しましょう。 いきなり上司に辞表を提出するということは絶対にしないように。 退職届は、退職が決まってから提出するものです。 この頃には薬局のスタッフに対してあなたが退職することが公表されます。担当業務の引き継ぎ
薬局内で担当している業務を次の薬剤師に引き継ぎます。漏れなく引き継げるよう、今まで自分でやってきた業務内容をしっかりとまとめておきましょう。

退職日(貸与されている物品の返却)
退職の日までは気を抜かず、しっかり働きましょう。 有給休暇を消化する関係で、退職日よりも最終出勤日が先になることが多いと思います。 あわせて読みたい

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- 白衣
- 社員証
- 印鑑
- 鍵
- その他会社から貸与されている物品
薬剤師は辞め方が大事

薬局の辞め方と退職の伝え方・切り出し方:薬剤師向け退職術8選 Q&A
Q1: 薬剤師が退職を伝える際のベストな方法は何ですか? A1: 退職を伝える際は、直属の上司に対し、「相談があるのでお時間いただけますか?」と神妙な面持ちで切り出します。タイミングは他のスタッフがいない場所で行いましょう。 Q2: 退職の理由を聞かれた場合、どう答えるべきですか? A2: 不平不満ではなく個人的な理由を述べましょう。「新しい挑戦をしたい」や「自己成長のため」といった前向きな理由が適切です。 Q3: 退職を早めに伝えるべき理由は何ですか? A3: 退職の意思は早めに伝えることで、代わりの薬剤師を探す時間が確保でき、引き継ぎもスムーズに行えます。少なくとも退職希望日の2か月前には伝えましょう。 Q4: 退職を引き留められた場合の対処法は何ですか? A4: 引き留められても意思が固いことを示し、具体的な退職理由を繰り返し伝えます。改善策が提示されても、それでも辞めたい旨をしっかりと伝えましょう。 Q5: 薬剤師の退職がスムーズに行くための注意点は何ですか? A5: 直属の上司に退職の意志を早めに伝え、相談という形で切り出し、他のスタッフに聞かれないように配慮します。また、不平不満は控え、個人的な理由を述べることが重要です。【薬剤師向け】退職の切り出し方伝え方(まとめ)

- 退職の意志は早めに伝える
- 直属の上司に伝える
- 他のスタッフがいない場所で伝える
- 神妙な面持ちで切り出す
- 退職の意志を伝える際は、相談という形で切り出す
- 他の人に聞こえないように小声で直接伝える
- 理由を聞かれたら、不平不満を言うのではなく個人的な退職理由を述べる
- 退職の意思は固いということを見せる
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