薬剤師の転職理由ランキングベスト5とその理由を聞いた面接官の本音
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転職した理由を面接でどのように伝えているのか気になる薬剤師

転職した理由をどのように面接で伝えているのでしょうか?

本当のことを言っているのでしょうか?

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このような薬剤師の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

  • 薬剤師面接でよく聞く『転職をした理由』
  • 転職した理由を聞いた面接官の本音
  • 面接対策をしていない薬剤師が多すぎる(だからあなたは大丈夫)
自己紹介

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私は転職経験2回の大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師です。
1回目は転職大失敗。2回目の転職活動では薬剤師転職サイトのコンサルタントの方に大変お世話になりました。そのおかげで転職に成功し、転職1年目の年収は600万円超。現在の年収は880万円です。⇒薬剤師になってからの年収推移公開

薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。自らの体験談を基にしてこの記事を書いています。

結論
転職をした理由はみんなだいたい同じです。嘘か本当かは見抜けます。面接対策をしていない薬剤師が多いので、このページを読んでくれているあなたなら大丈夫です。

どういう転職理由なら上司が納得してくれるかを悩んでいる薬剤師向けの記事

管理薬剤師の私が薬剤師採用面接の面接官として実際に聞いた『薬剤師の転職理由』を多い順にランキングにしてみました。


この転職理由を伝えたら面接官はどう思うのか、という視点で読んでいただけると実際の面接で役に立つかもしれません。

薬剤師の転職理由第5位:夫の転勤

夫(配偶者)の転勤が第5位でした。


配偶者の転勤に伴い勤務地も変更せざるを得なくなった、もしくは、配偶者の転勤で引っ越しをしてきたので家の近くの薬局で働きたいというのが多い薬剤師の転職理由です。

全国展開をしている大手チェーン調剤薬局なら、近隣への薬局に異動という可能性も高まります。


しかし、中小の薬局チェーンだとなかなかそうはいきません。


転居先の近くに同じ会社の薬局が無いので、転職することになったということです。

最初から大手の調剤薬局チェーンに入社していれば転職する必要はなかった例ですね。

面接で夫の転勤を理由に転職をしたと言うとどうなる?

前の会社の薬局が近隣にあったらさすがに「おかしい」と思いますが、そうでなければ薬剤師の転職理由としては妥当です。


採用する側の懸念としては、旦那さんがまた転勤になったら辞めてしまうということです。


旦那さんの職業と今後の異動・転勤の可能性について、面接内で聞く流れになります。

薬剤師の転職理由第4位:管理薬剤師の業務が大変

管理薬剤師をやっていたが、大変だったので転職を考えましたというのが第4位です。

面接で管理薬剤師の業務が大変がだったからと言うとどうなる?

そもそも、管理薬剤師の仕事が大変なのは当たり前です。


転職するに至った大変さの本当のところを聞きます。

管理薬剤師を辞めたくなったよくある理由

  • 管理薬剤師としての能力・経験が不足していた
  • 体調を崩すほど業務量が多かった
  • 会社からのサポートが無かった
  • 上から責任をなすりつけられた
  • 薬局内の人間関係がうまく構築できなかった
  • 売上やOTC販売、各種加算の算定回数等のノルマが厳しかった

話をよく聞いて、転職理由として納得できれば採用を検討します。

薬剤師の転職理由第3位:もっと勉強できる薬局で働きたい

もっと勉強できる(勉強になる)薬局で働きたいという理由が第3位です。

今まで単科の門前薬局で働いていて、もっと多くの科の処方せんが来るところで働きたいと思うようになった、単科の門前薬局では勉強にならないので転職を考えたというものです。

面接でもっと勉強できる薬局で働きたいと転職理由を言うとどうなる?

面接官がこの転職理由を聞くとこの薬剤師は微妙かもと考えます。


処方せんが来なければ勉強しないのでしょうか。


処方せんが来てから勉強を始めるのでしょうか。


例えば整形外科だって、眼科だって、疾患を深く掘り下げて行けば行くほど勉強することは山のようにあります。


応需した処方せんで勉強されても困ります。


新卒の薬剤師が言うのならまだわかりますが・・・。

勉強しないのを薬局のせいにしている薬剤師ははっきり言って微妙です。


応需する処方せんの診療科が少ないから勉強にならないと考えている薬剤師は採用しません。

続いて第2位です。

薬剤師の転職理由第2位:薬局(病院)の労働条件の不満

労働条件への不満が薬剤師の転職理由の第2位です。

 転職理由としてあげられる労働条件の不満例

  • 休みが取れない
  • 休憩時間が取れない
  • 忙しすぎる
  • 残業が多い
  • 残業をしても手当が付かない(サービス残業)

面接で前の薬局(会社)の不満を言うとどうなる?

今の薬局(会社)に対する不平や不満を面接で並べられても困りますし、採用する気がなくなります。


面接で前の会社の不平不満を言うのは避けましょう。

今の薬局がどういう状況なのか、面接官は知る由もありません。


にもかかわらず、「こんなにひどい会社なんです」と言われても何もしてあげられません。

確かに一部の薬局はブラックだなと思うところはあります。


具体的には、会社の就業規則上は完全週休2日となっているにも関わらず休日出勤が当たり前だったり、管理薬剤師なのに他薬局の手伝いをさせられていたり、残業時間がある一定の時間数を超えるとサービス残業となったりと。



ブラック企業と調剤薬局
管理薬剤師の残業代

不平不満を面接で言うべきではありませんが、もし本当にブラックな薬局なら正直に話しても大丈夫です。

最後に堂々の第1位です。


面接官として実際に聞いた薬剤師の転職理由ランキングベスト1の発表です。

薬剤師の転職理由第1位:薬局内の人間関係

薬局内の人間関係の悪さが転職理由の第1位です。

薬局内の人間関係に嫌になって転職を考えたという薬剤師が最も多いです。

 人間関係で悩む薬剤師の具体例

  • 同僚薬剤師からのいじめ
  • 事務からのいじめ
  • 上司からのいじめ
  • パワハラ
  • セクハラ
  • 無視される
  • 自分にだけやたら厳しく当たられる・怒られる
  • 性格的に合わない人がいる
  • 性格的に許せない人がいる
  • 全然仕事をしない薬剤師がいてイライラする
  • お局様的な薬剤師がいて何をするにも許可が必要
  • 社長(非薬剤師)がトンチンカンでついていけない
  • 社長の公私混同が甚だしい

薬局は薬剤師と事務それぞれ数名の小さな社会ですから、どうしても人間関係が濃くなりがちです。


その中に合わない人がいたら仕事がやりづらいと思うのは当然です。

面接で人間関係の悪さが原因で転職を考えたと言うとどうなる?

人間関係が嫌になって転職を考えようという気持ちは良くわかります。


誰だって人間関係が良い薬局で働きたいですよね。

この転職理由を聞いて面接官は何を考えるかというと、『人間関係が悪くなった原因がこの薬剤師にあるのではないか?』ということです。

もしかしたらこの人が抜けた薬局の人間関係がすっかり良くなっているかもしれないからです。

その辺りをしっかりと見極めようと考え、面接官は深く質問をしていきます。

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変な薬剤師が1人薬局に入るだけで雰囲気や人間関係がすぐに崩れてしまいますからね。




 薬剤師の転職理由のまとめ
薬剤師の転職理由第5位:夫の転勤


薬剤師の転職理由第4位:管理薬剤師の業務が大変


薬剤師の転職理由第3位:もっと勉強できる薬局で働きたい


薬剤師の転職理由第2位:薬局(病院)の労働条件の不満


薬剤師の転職理由第1位:薬局内の人間関係


となりました。

総合して言えることは、面接対策をしている薬剤師は少数派であるということ。


受ければ合格すると思っているのかもしれませんが、対策をしていない薬剤師が圧倒的に多いです。


このページを読んでくれているあなたならきっと大丈夫です。


安心して面接に臨んでください。