

勉強用アプリに興味がある薬剤師
通勤時間とか休み時間とかに手軽に勉強できるスマホアプリで良いのがあれば教えてください。
専門書を持ち歩くのは重いし、勉強してる感を出すのもちょっと気が引けるので・・・

確かに勉強してます感を出すのは気が引けますよね。重い本を持ち歩くのも大変ですが、スマホアプリならその辺が全て解決できそうです。
本記事の内容
この記事を読むと次のことがわかります。
- 薬剤師の勉強用おすすめアプリ
- 添付文書閲覧おすすめアプリ

pharma_di(ファマディー)Follow @pharma_di
転職2回の大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。
転職に失敗する薬剤師をゼロにしたいという思いで、自らの経験を基に記事を作成しています。
→詳しい自己紹介
専門書もだいぶ電子化が進み、種類が増えてきました。
私はまだまだ紙の本が主流ですが勉強用にスマホアプリも使っています。
今回は薬剤師の勉強に便利なアプリをご紹介していきましょう。
スマホアプリ以外での勉強方法はこちらにまとめました。
新人薬剤師におすすめの勉強方法を現役管理薬剤師が解説。少ない勉強時間で効率的に薬や疾患の勉強をする方法・手段をまとめました。これを読めばあなたも1人前の薬剤師に!
新人薬剤師の勉強用おすすめアプリ
専門書を持ち歩くのは重すぎる。
通勤中や休み時間のちょっとした時間に勉強したい。
そんな時にはスマホのアプリで勉強するのがおすすめです。
今回はインストール無料のアプリだけを紹介しています。
MSDマニュアル家庭版
超有名なMSDマニュアル家庭版です。
どんな疾患かを詳しく調べるために使用している方も多いのではないでしょうか。
まずは基本的な内容をMSDマニュアル家庭版で学び、そのあとプロフェッショナルで掘り下げて学習するという使い方がおすすめです。
無料で利用できます。
MSDマニュアルプロフェッショナル版
MSDマニュアルプロフェッショナル版も家庭版と同様、無料で利用できます。
ヤクチエ検査値
検査項目や略称、検査値50音順、検査値の分類から知りたい検査値を検索できます。
1文字入力すると候補が出てきますので、うろ覚えでも大丈夫。
検索すると基準値はもちろん、「異常値を呈する場合」「プロフィール」「臨床的意義と検査値の読み方」「予想外の値が認められるとき」の順で詳細に解説されています。
ヤクチエ早見表
会員登録をすれば無料で利用可能です。
ヤクチエ早見表は以下の一覧表が閲覧可能です。
- ステロイド剤の強さのランクを比較できる一覧
- 睡眠薬ごとの効果持続時間や作用発現時間を比較できる一覧
- 糖尿病治療薬配合剤の成分と含有量がわかる一覧
- 吸入薬のデバイスや剤形、適応ごとの用法用量がわかる一覧
- 降圧薬の用法用量がわかる一覧
- 降圧薬配合剤の成分と含有量がわかる一覧
- 抗血小板薬・抗凝固薬の休薬期間一覧
- 抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬の眠気強度、運転可否一覧
- 経口抗ヒスタミン薬の眠気強度や発現・持続時間などが比較できる一覧
- 後発品と適応が違う先発品の一覧
業務中に良く調べるものばかりですから、すでに自作メモにしたり、鑑査台に置いていたりという方も多いかもしれません。
2022年4月3日現在ではまだ9種類ですが、今後増えていくことを期待します。
安心処方infobox
多くの薬局で使われている安心処方infoboxにもアプリがあります。
『副作用サーチ』と『相互作用サーチ』が使えます。
副作用サーチはキーワードを入力、部位、器官から副作用の特定が可能。
複数の医薬品を入力して相互作用のチェックもできます。
m3.com
薬剤師の約7割、21万人以上が登録済みのm3.comのアプリです。
m3.comにはこんなコンテンツがあります。
- MR君:毎日の診療に役立つ最新の医療情報など、必要な情報を簡単に収集
- ニュース:国内外の一般紙・専門誌から最新医療ニュースを毎日お届け
- 薬剤師コラム:薬剤師の日常業務やスキルアップに役立つコンテンツを配信中
- 臨床:日々の臨床に役立つ最新ニュースをお届け
- コミュニティ:疾患・治療法など専門的な議論や時事情報など活発な意見交換の場
- Web講演会:自宅・職場から著名な演者の公演をリアルタイムに視聴できる
- AIラボ:最新かつ包括的に医療分野のAIの進展に関するニュースをお届け
- 薬キャリ:日本最大級の薬剤師求人サイトで最新の薬剤師求人情報をチェック
m3.comの詳細はこちらもご覧ください。
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(これは転職サイトへの登録ではありません)
HOKUTO(ホクト)-医師向け臨床支援アプリ
HOKUTO(ホクト)-医師向け臨床支援アプリは、無料で利用できますが登録が必要です。
登録をすると次の事が全てできます。
- ガイドラインの閲覧
- 薬剤情報の閲覧(添付文書、後発品も一覧表示、PTP写真と裸錠の写真)
- 抗菌薬の腎障害時の投与量計算
- 各種スコアの計算・診断基準の確認
- レジメンの確認
- ERマニュアル(医師向け)
- 薬剤関連の計算
医師向けのアプリですが、薬剤師も利用可能です。
ぜひインストールしましょう!
新人薬剤師におすすめの添付文書閲覧アプリ
添付文書が電子化されましたので、紙ベースで閲覧することが減ってきました。
レセコンに添付文書検索の機能が付いているので特に不都合は感じていないのではいでしょうか。
でも、レセコンが落ちた時にも添付文書が見たい時ってありますよね?
レセコン以外でも添付文書を見る方法は複数あります。
添付文書の閲覧アプリはこの2択でしょう。
『添文ナビ』と『ヤクチエ添付文書』です。
GS1コードを読み取るだけで添付文書にアクセルできる『添文ナビ』
この添文ナビはすでに多くの薬剤師がインストールしていることと思います。
カメラで薬のGS1コードを読み取ると、その薬の添付文書や関連文書にすぐアクセスできます。
関連文書をクリックすればその薬のPMDAのページに飛びますので、患者向け医薬品ガイドやインタビューフォーム、RMP資材にすぐアクセスできます。
ヤクチエ添付文書
識別コード検索に対応しているので、持参薬の一包化の確認にはヤクチエ添付文書が役立ちます。
PTPシートと裸錠の写真を一度に見られるので助かります。
あとは、同一成分の先発品と後発品が一覧となって表示され、薬価も同時に確認できます。
出荷調整でどうせ入ってきませんけど。
出荷調整が多すぎて在庫管理に困っている薬剤師向けの記事です。出荷調整がかかっている医薬品の調べ方、出荷調整がかかっている医薬品を仕入れる方法、今から薬局でできる出荷調整対策についてまとめました。ぜひご覧ください。
まとめ
- 薬剤師の勉強におすすめのアプリでスキマ時間を有効活用
- MSDマニュアルプロフェッショナル版とHOKUTOは特におすすめ
- m3.comに登録するなら2022年4月30日までがお得(キャンペーン中)
まだアプリをインストールしていない薬剤師はぜひ。
登録が必要なものもありますが全て無料で利用できます。
しっかり勉強して知識を今のうちから蓄えておきましょう!
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