薬剤師は有給休暇をしっかりとれるのでしょうか?希望の日に休めますか?
答えはYesでもあり、Noでもあります。

薬局勤務の多くの薬剤師は休みが取れないという悩みを抱えています。

転職を決めた理由に「休みが取れない」と回答する薬剤師は少なくありません。なぜ多くの薬剤師が休みが取れないと悩んでいるのでしょうか。

休める薬剤師と休めない薬剤師の違い

休める薬剤師と休めない薬剤師の違いはいったいどこにあるのでしょうか。

薬局の薬剤師の配置状況

薬剤師が充分に足りていれば問題ありませんが、不足しているとなかなか休みが取れませんね。

薬剤師の数は足りていても、その薬剤師の経験が浅かったり新人であったりとの理由で1人と数える事が出来なければやはり休みは取りづらいでしょう。

当たり前ですが、薬剤師が充分足りていれば休みを取りやすいですし、不足している薬局の薬剤師は休みをとりづらいと言えます。

また、自薬局だけなら休めるが他の薬局への支援があるので結局休めないという場合もあります。

薬局の開局時間

薬局は厚生局などに届け出ている休みを除き、臨時休業をすることができません(災害等の理由は除く)。
また、地域支援体制加算を算定している薬局は、平日は1日8時間以上、土曜日又は日曜日のいずれかの曜日には一定時間以上開局し、かつ、週45時間以上開局していることが求められます。

休みを十分にとるには薬剤師が必要となります。

例えば週に2日完全に休みの薬局であれば自然にそこが休みとなりますので休みは充分取れるでしょう。

会社の就業規則

あなたの会社の「休日」はどのようになっているでしょうか。

      

  • 4週6休制
  • 4週8休制
  • 週休2日制
  • 週休2日制(月10日休み)
  • 完全週休2日制

就業規則で休日がどの様に設定されているかで休める薬剤師なのか休めない薬剤師なのかが決まります。

週休2日制と完全週休2日制の違い

転職先の薬局に求める条件として、週休2日制をあげる人が大部分だと思います。

しかし、ここでちょっと注意が必要です。

週休2日制とは、1週間に2日休みがある週が月に1回以上あることを言います。毎週必ず2日休みがあるわけではありません。

完全週休2日制とは、毎週2日の休みが必ずあることを言います。週休2日制と完全週休2日制は大きな違いですね。

また、完全週休2日制といっても土日連休であるとは限りません。

完全週休2日制の薬局の休日には次のような例があります。

完全週休2日制の例

例1)毎週土日休み(連休)
例2)毎週水曜・日曜日が休み
例3)毎週日曜日と平日いずれかの曜日1日(シフト制)
例4)曜日に関係なくいずれか2日休み

例1)のような土日連休の薬局は公的病院の門前に多く、例2)のような薬局は開業医の門前に多いと思います。

 

勤務する薬局によって異なりますので転職前にしっかりと確認しておきましょう。

 

週休2日制と完全週休2日制は大きな違い。

完全週休2日制でも連休とは限らない。

ちなみに、4週6休制は文字通り4週間に6日休み、4週8休制は4週間に8日休みがあるということです。

やはり完全週休二日制が理想的ではないでしょうか。

役職による休みの取りやすさの違い

管理薬剤師は取りにくく、一般職は取りやすいという傾向があります。管理薬剤師は通常業務に加えて本社への提出書類の作成、行政への提出書類の作成など締め切りのある仕事が降りかかってきます。仕事が予定通り進まない場合は休日返上で進めざるを得ない場合も出てきます。

仕事の出来具合

例えば仕事ができる薬剤師が1人休むのと、仕事ができない(いてもいなくても大して影響がない)薬剤師が1人休むのを比べてみましょう。
その日が出勤のあなたはどう思いますか。

仕事ができる薬剤師が休んでしまうと不安ですよね。

管理者もきっと同じことを考えています。

休みは取れているが不満が残る

休みは取れているのだが、休んだ気がしないという不満ですね。
休日にも調剤対応で呼び出しがかかる、休みの日でも患者さんから頻繁に電話がかかってくるので休んだ気がしない。

医療人なのでその辺は仕方ないのですが、休日出勤が多くなると疲れが取れませんね。

薬剤師の有給休暇取得率

これは薬局(職場)によって大きく異なります。有給休暇取得率がほぼ100%もあればほぼ0%のところもあります。

転職活動中の薬剤師なら、転職先候補の有給休暇取得率(消化率)を聞いておくとよいでしょう。会社全体というよりは実際に勤務する薬局での数値が重要となります。

もっと薬剤師が休めるようにする方法

薬局が忙しすぎて休みが取れない。もう嫌になった薬剤師はどうすべきかでも書きましたが、まずは自分たちでできる範囲で努力をする。どうにもならない場合は休みが取れる職場への異動、転職を視野に入れる必要があります。


土日休みの薬剤師求人の探し方


年間休日120日以上の薬剤師求人の探し方