地域支援体制加算算定で休みが取れない。お盆休みや年末年始はどうなる?
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地域体制支援加算を算定している薬局の薬剤師

うちの薬局地域支援体制加算を算定するようになったのですが、お盆休みや年末年始の休みもなくなってしまうのでしょうか。

ただでさえ休みが少ないのに、お盆休みと年末年始も開けることになったらもう無理です。

pharma

このような薬剤師の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

  • 地域体制支援加算を算定している薬局はお盆や年末年始に休んでも良いのか
  • 平日を休みにしたいので地域体制加算を算定しないという選択肢はとれるか?
  • 薬局でできる、休みを取れるようにする対策とは
自己紹介

pharma_di(ファマディー)
私は、全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。

管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
私が薬剤師採用のために連絡を取っている、≫おすすめの薬剤師転職サイト

面接をした中途薬剤師は軽く20人を超えました。

私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。

ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。

このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。

≫詳しい自己紹介

結論:事前に適切な届け出さえしておけば、お盆も年末年始も薬局を休みにすることは可能です。

地域体制支援加算を算定している薬局はお盆や年末年始に休んでも良い?

地域支援体制加算を算定するために今まで休みだった平日も開局することになりました。

もともと完全週休2日制だったのですが、薬局の定休日が日曜だけになってしまい、平日に休みが取れなくなりました。


このままこの状況がずっと続くのでしょうか?

地域支援体制加算算定要件のうち、開局時間の要件について確認しましょう

地域体制支援加算の算定要件(一部)

平日は1日8時間以上の開局、土日いずれかに一定時間以上の開局、週45時間以上の開局(祝日および1月2〜3日、12月29〜31日が含まれる週以外の週の開局時間で要件を満たすか否か判断する)

もしお盆や年末年始に薬局を休みにしたいのなら、開局日・開局時間の届け出にはお盆休みと年末年始の休みを組み込んでおきましょう。


注意点として、「お盆期間中」や「年末年始」ではだめです。8月13日~15日や12月30日~1月3日というように日付で届け出る必要があるそうです。


具体的には、日曜・祝日、8月13日~15日、12月29日~1月3日のように具体的な日付を入れて薬局の休日を届け出ます。


この届出で受理されていれば、届け出の通りに休んだとしても地域支援体制加算の算定に影響はありません。

曜日の配列によっては、12月29日を開局しなければならない年もあるでしょう。


このように届け出た薬局が、届け出よりも短く12月30日から1月3日を休んでも大丈夫です。


但し、門前の医療機関が休みだからと言って休日の届け出を出していない12月28日を休みにしてしまってはいけません。

薬局を休みにして良いのは休日の届け出を出している日のみとなります。

お盆休みや年末年始の休みは曜日の配列によってずれてしまうこともありますが、休業日として届け出ていない日は開局する必要がありますので注意しましょう。

詳細は厚生局に確認をお願いします。

平日を休みにしたいので地域体制加算を算定しないという選択肢はとれるか?

普通の経営者だったら、この選択はとりません。


門前医療機関が休みであっても、薬局を開けておけば(もちろん他の算定要件を満たすとして)地域支援体制加算の38点(380円)×受付回数が取れるわけです。


この金額をみすみす逃すようなことはしないでしょう。せっかくとった地域支援体制加算の380円を手放すことはありません。


多少人手が少なくても、休みが取れないという文句が出ても、当面はこの開局時間で行くはずです。

薬局でできる、休みを取れるようにする対策とは

経営者がすんなりと薬剤師を増員してくれれば良いですが、そうはしないはず。


そのままの人員でシフトを回していくと次に何が起こるか。

スタッフに無理が生じてきます。最悪の場合、健康を害することになるでしょう。


薬剤師が体調不良で休むことで薬剤師がさらに不足し、調剤の待ち時間が長くなってクレームが頻発。

薬局の評判が落ちて、調剤売上が減少していきます。


薬剤師の増員をケチることによって売上を落としていくという本末転倒なことが起こり得ます。

そうならないためにも経営陣には今期の利益積み上げばかりに集中せず、先を見越して考えて欲しいものです。

 薬局でとれる対策
まずは休めていない分の振替休日をしっかり請求する。他薬局からの支援(ヘルプ)をもらうなどして休ませてもらいましょう。


無理をしてシフトをまわしていると上の人たちは、このままで大丈夫なんだと勘違いします。

無理なものは無理としっかり言うことが大事です。

管理薬剤師の異動や在宅の算定回数不足など、地域支援体制加算の算定要件のうち、開局時間以外の要件が満たさなくなった際には平日の休みを復活させることは十分あり得る話です。

休みが取れなくて体を壊してしまう前にマイナビ薬剤師ファルマスタッフアポプラス薬剤師薬キャリなどの薬剤師転職サイトで情報収集を始めておいてはどうでしょう。

体調不良時には正しい判断ができないですし、転職活動をする気も起きなくなってしまいます。


元気なうちから少しずつ進めていきましょう。








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