
薬局の仕事が忙しすぎて休みが取れない。もう嫌になった私はどうすべきでしょうか。
日々の業務でクタクタ。管理薬剤師や同僚の薬剤師、もしくは事務との人間関係に疲れる毎日。自分が好きな時に休みも取れず、休日は研修や勉強会という名の出勤や会議・・・。
平日に定休日がある薬局なので、連休はほとんど無いから旅行へも行けないし。。。
こんな不満を持っている薬剤師は少なくないと思います。
もう薬剤師なんて辞めてしまいたいと思うこともあるかもしれません。
休みが取れない、忙しすぎて嫌になったらあなたならどうしますか?
薬局が忙しすぎて休みが全然取れない、嫌になったらどうしますか
①「早く薬剤師を増やせ」などという不満や文句を言うだけで特別何もしない
②少しでも自分が楽になるように手を抜く・サボる
③仮病を使って休む
④黙って転職活動する
⑤自分の仕事が効率的にできるように改善する
⑥薬局全体の仕事が効率的になるように改善する
⑦スタッフを巻き込んで薬局全体の仕事が効率的になるような改善活動をする
⑧その他
あなたはどれに当てはまりますか?
一口で忙しい薬局といってもいろいろあると思います。評判が良くて患者さんが集まる薬局なのか、無駄なことが多い薬局なのか、ただ単に薬剤師不足なのか、薬剤師は多いのに使えない人ばかりなのか。
その薬局はなぜ忙しいのか、なぜ薬剤師が休めないのかの理由を探す
まずは自分の薬局がなぜ忙しいのかを分析してみましょう。忙しい原因が必ずあるはずです。その原因を改善活動で取り除けば良いのです。
まずは自分1人でできることから少しずつやっていきましょう。
その改善活動はきっと上の人が見ていてくれるはずです。
でも自分1人の力で全て解決するのは難しいことがほとんどですね。
そういう時は上司(管理薬剤師、薬局長、店長、薬局責任者など様々な呼び方があると思いますが。)の力を借りましょう。
大切なのは文句を言うのではなく、提案すること。
こうしたいので力を貸して下さいと提案することです。
自分が動くことです。
実行部隊は自分。その上で上司の力を借りるのです。
上司に全部やってもらおうという考えではうまくいきません。上司は上司でたくさんの仕事を抱えていますからね。
それでも何も変わらない・・・。上司も力を貸してくれない。同僚薬剤師も手を貸さない。このままでは自分がダメになる。そこまで頑張ったのなら転職を考えても良いかもしれません。少なくとも先の質問の⑤⑥⑦と回答したかたは、転職先の薬局でも成功することでしょう。
忙しすぎて嫌になったから転職しましたという逃げの姿勢が見えると、あまり採用したくない薬剤師に見えてしまいます。
いろいろ頑張ったことは次の薬局でも使えることがほとんどです。その改善の内容はムダにはなりません。
なぜなら、どの薬局も同じような問題を抱えているからです。
頑張っている薬剤師が報われるような薬局に転職したいものですね。
給料や休日などの表面上の情報だけで転職活動をすると確実に失敗します。
心まで疲れていてもう何も考えたくない
あなたの状態がここまで来てしまっているのであれば薬局を変えようと思わず、まずは休息が必要です。
この状態で転職活動をしてしまいますと良い職場はおそらく見つからないでしょう。
思考がマイナスになっている可能性があるからです。
どういう評価によってボーナスや昇給額が決まるのか。そういった点もよく確認してから転職先の薬局を決めましょう。
では、各薬局の求人票には記載されない情報をどうやって得ればよいか。
それは薬剤師転職支援サイトを活用することです。希望地域の薬局から条件に合ったものを紹介してくれます。
どこを選んでも失敗は無いと思います。担当者との相性や情報が地域によって多い少ないというのはありますから、いくつかのサイトに登録しておけば間違いありません。
せっかく転職したのに前の薬局の方がマシだったという笑えない話もあります(自分もそうでした・・・(泣)。
そうならないように十分検討して転職先の薬局を決定してください。みなさんには転職で失敗してほしくありません。
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