

仕事もプライベートも充実させたい薬剤師
薬剤師だってワークライフバランスを大事にしたって良いですよね?
仕事も頑張りますけど、そのためにはプライベートが充実していないと・・・。
仕事でヘトヘトになって一日が終わってはつまらないと思うんです。ワークライフバランスが取れる薬局の特徴を教えてください。
- 最近、残業時間が増えてきた。
- 忙しくて薬歴がどんどん溜まっていく。
- 電話当番の対応で休日でも休んだ気がしない
- 休日は何もやる気が起きず、勉強も手につかない。
あなたもこのようなことで悩んだり、自己嫌悪に陥ったりしていませんか?
実は、最近薬剤師の労働環境は悪化しています。
出荷調整が原因の在庫管理や発注、抗原検査キットの販売、CoV自宅への配達など以前には無かったような多くの仕事が降りかかってきます。
毎日残業ばかりで長時間労働。
仕事で疲れ切ってしまい、職場と家の往復だけの毎日という方も多いのではないでしょうか。
残業をしないで早く帰りたい薬剤師は必見!調剤薬局やドラッグストアの調剤部門では薬剤師の長時間労働が問題に。その原因は薬剤師不足と仕事量の増加。この記事を読めば長時間労働から脱却する方法がわかります。
休みが全然取れないので今週は6連勤。
調剤薬局が忙しすぎるから休みが取れない薬剤師必見!休めない環境で働き続けると心も体も壊れてしまいます。一度ゆっくり考えてみませんか。この記事では忙しい薬局で働いているあなたが今やるべきことがわかります。

その反面、あなたとほぼ同じ給料でワークライフバランスの取れた働き方をしている薬剤師がたくさんいるのです。
今回はワークライフバランスが取りやすい働き方ができる薬局の特徴をまとめました。
本記事の内容
この記事を読むと次のことがわかります。

pharma_di(ファマディー)Follow @pharma_di
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ストーリーズでは内容の濃い情報を発信中≫ ファマディー
全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。
管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
【私が薬剤師採用のために連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト】
面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。
私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。
ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。
このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。
薬局を取り巻く環境の変化により、薬剤師がワークライフバランスを取りづらくなっているのは事実です。
ですが、ワークライフバランスが取りやすい薬局があるのもまた事実。その特徴の薬局を選んで転職をすれば、あなたは今よりも充実した人生を送ることが可能となります。
ワークライフバランスが取れる薬局の特徴7選
まずは、どういう薬局ならワークライフバランスがとれるのでしょうかを確認しておきましょう。
ワークライフバランスが取りやすい薬局の特徴をまとめてみました。
ワークライフバランスが取れる薬局の特徴7選
- 薬局の薬剤師数が多い
- 忙しすぎない
- 休みが多い
- 有給休暇を取得しやすい
- 残業が少ない
- 通勤時間が短い・通勤が楽
- 給料が良い
薬局の薬剤師数が多い
ワークライフバランスがとりやすい薬局の特徴1つ目は、薬局の薬剤師数が多いこと。
薬剤師が2名しかいない薬局と5名いる薬局なら、薬剤師が多い方が休みが取りやすい事は明らかです。
薬剤師2名の薬局で1人欠けたら50%減ですが、5名の薬局で1人欠けたら20%減。2人のところを1人で業務をまわすのは無理ですが、5人のところを4人ならなんとか回すことができるでしょう。
こういった理由から、1薬局あたりの薬剤師数が多い薬局の方がワークライフバランスが取りやすいと言えます。
1人薬剤師の薬局では、急に休みが欲しいと思っても応援を頼まなければならず、休みを取るのは難しいでしょう。
調剤も監査も自分だけで行う1人薬剤師は常に過誤の不安がつきまといます。1人薬剤師で仕事を続けるのはかなりきついですので辞めたいと思うのも当然。1人薬剤師になりやすい薬局の特徴、1人薬剤師になってしまった場合の対処法をまとめました。新人薬剤師を1人で置くような薬局はちょっと問題です。
薬局が忙しすぎない
薬局が忙しすぎないこともワークライフバランスを保つ上では重要なポイントです。
業務の量に対して、適切に薬剤師の人員が配置されていれば忙しすぎてヘトヘトになるという事はないでしょう。
また、薬剤師の人数は多いものの仕事ができず、使えない人ばかりでは困ります。薬剤師の質、能力も重要なポイントです。
とはいえ、暇すぎる薬局も考えものです。利益が出ないと閉局の可能があるからです。あまりにも暇そうな、楽そうな薬局への転職は注意が必要です。
楽な薬局に転職をしたい薬剤師向けの記事です。薬剤師の転職は楽にできるのか、薬剤師にとって楽な職場とは、薬剤師が楽な職場へ転職する方法(楽な薬局の探し方)、薬剤師が楽な薬局に転職する際の注意点がわかります。
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休みが多い
あなたの会社の年間休日数は何日でしょうか。
曜日の配列によって異なりますが、薬剤師の休みが年間120日以上なら休みが多い方であると言えます。
休みが多い薬剤師と少ない薬剤師。どうして年間休日数が違うのか気になったことはありませんか?同じ会社であっても休みが多い薬剤師とそうでない薬剤師がいます。あなたの年間休日は何日でしょうか?年間休日を調べれば多いか少ないかがわかります。
休日が多い職場に転職したい薬剤師向けの記事です。数ある薬局の中から休日年間120日以上の求人を効率的に検索する方法をまとめました。転職するならとにかく休みが多いところがよいと考えている薬剤師はぜひご覧ください。
完全週休二日制ではなく、4週6休の薬局だと年間休日数は100日を下回ることも。
薬剤師の勤務シフトがどのようになるのか確認が必要です。
法律上の薬剤師の勤務時間・労働時間は何時間?8時間以上働いても良いの?そのような疑問を管理薬剤師が解説。シフト制の場合は実際の勤務時間を確認しましょう。さらに重要なのは拘束時間。具体的な一日のスケジュールの確認も必要です。
中には週休3日の薬局もあります。これなら、4日出勤するだけ。週に3日も休みなんてうらやましいですね。
週休3日の薬局薬剤師求人が気になっている薬剤師は必見。実は週休3日の薬剤師求人は結構あります。人気があるのですぐに求人が埋まってしまいます。この記事を読めば週休3日の薬局で働くメリット、デメリット、週休3日薬剤師求人の具体例がわかります。
有給休暇を取得しやすい
有給休暇を取得しやすいこともワークライフバランスには重要です。
有給休暇の制度はどの会社にもありますが、取得しやすいかどうかは全く別問題。
気兼ねなく有給休暇を取得できる雰囲気かどうかが重要です。
有給休暇を取得しやすい薬局なら、連休とつなげて取得して旅行に行くこともできるでしょう。
平日に取得して、ゆっくりショッピングを楽しむこともできるでしょう。
有給休暇を好きな時期に、好きなだけ(もちろん保有している日数の範囲内で)取得できる薬局が理想です。
転職する時に有給休暇を完全に消化できるのか不安な薬剤師必見!転職・退職時に有給休暇を全て消化することは可能です。この記事を読めば有給休暇を無駄なく消化する方法が全てわかります。
パート薬剤師も有給休暇、産休、出産育児一時金、出産手当金、育児休業制度、育児休業給付金(育休手当)、退職金、福利厚生が使えるのか。全て使えます。夫が転勤族でも安心です。
残業が少ない
ワークライフバランスを取るためには残業が少ないことも必要です。
毎日薬歴記載のための残業が2時間以上で家に帰るのはいつも夜9時や10時。
これではお風呂に入って夕食を食べたらもう寝る時間です。
あなたの薬局の残業時間はどれくらいでしょうか?
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表向き残業時間は少ないけど、実はサービス残業ばかりという薬局もあるので気を付けましょう。
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できれば17時台に仕事が終わり、アフターファイブを楽しめる余裕が欲しいですね。
薬局の営業時間が18時過ぎでも薬剤師の人数が多ければ、順番で早く帰ることも可能です。
通勤時間が短い・通勤が楽
ワークライフバランスには通勤時間が短くて楽であることも必要です。
通勤だけで片道1時間かかるとしたら、1日に2時間も通勤に使ってしまうことになります。
また、通勤の手段も重要です。毎朝通勤ラッシュに巻き込まれるのか、始発からゆっくり座って通勤できるのか。
それとも自家用車で通勤できるのか。
家と職場が近いほど、そして通勤が楽であるほどワークライフバランスを取りやすくなります。
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給料が良い
いくら仕事が楽でも給料が安くてはワークライフバランスは取れません。
相場より少し良い給料がもらえるのが理想です。
休みも時間もお金もあったら最高だと思いませんか?
ワークライフバランス重視と言うと、つい時間ばかりに目が向きがちですがお金も大事です。
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休みがとりやすくて、残業が少なくて、忙しすぎない薬局なんてあるんですか?

実際、こういう特徴を持つ薬局はあります。
仕事もプライベートも充実させたい、ワークライフバランスを重視した転職をしたいと思いませんか?
薬剤師のあなたならそれが十分可能なのです。
ワークライフバランスが取れる薬局に転職すれば薬剤師としての仕事をしっかりとやりつつ、プライベートの時間もしっかり取れ、あなたは公私共に充実した生活を送ることができます。
薬剤師のワークライフバランスとは仕事もプライベートも充実していること
ワークライフバランスとは、仕事と生活の調和と訳されます。
簡単に言えば、仕事もプライベートも充実させるということです。
薬局では薬剤師としての仕事をしっかりできる環境であること。
そして、プライベートの時間をしっかり確保できる環境であること。
いくらプライベートが充実していても、職場の人間関係が最悪だったり、薬剤師として正しい仕事ができない環境だったら、それはワークライフバランスが取れているとは言えません。
仕事もプライベートも充実して初めてワークライフバランスが取れているということです。

薬剤師だってワークライフバランスを重視したいですよね。
しかしこのところ、薬剤師はワークライフバランスを取りにくくなっているという事実があります。
薬剤師がワークライフバランスをとりづらくなっている4つの理由
このところ、薬剤師がワークライフバランスを取りづらくなってきています。
あなたもそう感じることはありませんか?
出荷調整が多く余計な業務が増えている
出荷調整となっている医薬品が多く、薬の調達がままならない。
他薬局から移動してもらったり、分譲しに行ったりと余計な業務が増えています。
薬が不足して郵送やお届けすることも増えているのではないでしょうか。
業務負担が増えていることが、ワークライフバランスを損ねているのです。
コロナ対応による配達
コロナの自宅療養者へラゲブリオや風邪薬の配達がふえているのではないでしょうか。
配達依頼が入るとスタッフが1人取られてしまい、その分薬局内の業務が滞りがちになってしまいます。
薬局の業績悪化で1薬局あたりの薬剤師数が減少傾向
調剤報酬の改悪と新型コロナウイルスの影響、他薬局との競争激化などにより、薬局は利益が出にくくなっています。
それに伴い、1薬局あたりの薬剤師数が減らされることもあります。
薬剤師の人数が減らされるという事は、薬剤師1人当たりの業務量が増えるということ。
残業が増える要因にもなってしまいます。
地域支援体制加算算定のために薬局の定休日が減っている
地域支援体制加算算定のため、多くの薬局で平日に定休日を廃止するようになりました。
あなたの周りでもこういう声はありませんか?
- 『土曜日も午前中だけ開局することになった』
- 『水曜日は定休日だったのに9時から17時まで開局することになった』
- 『昼休みの時間帯は閉めていたのに、開けることになった』
開局時間を延ばすと同時に薬剤師数が増えるなら良いですが、大抵そうはいきません。今までと同じ薬剤師数のまま、薬局の開局時間を延ばすことになります。
薬局だって利益を出さなくてはいけませんから、かんたんに薬剤師の増員はしてくれないでしょう。
これでは休みが取りにくくなるのは当然です。
地域体制支援加算を算定している薬局の薬剤師向けの記事です。地域体制支援加算を算定している薬局はお盆や年末年始に休んでも良いのか、平日を休みにしたいので地域体制加算を算定しないという選択肢はとれるか?、薬局でできる休みを取れるようにする対策についてまとめました。ぜひご覧ください。
薬剤師がワークライフバランス重視の転職をする方法
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薬剤師がワークライフバランスを取るために必要な条件
- 薬局の薬剤師数が多い
- 忙しすぎない
- 休みが多い
- 有給休暇を取得しやすい
- 残業が少ない
- 通勤時間が短い・通勤が楽
- 給料が良い
その中でもあなたが最も重視する条件は何かを決めましょう。
薬剤師向けに転職希望条件の優先順位のつけ方を、転職歴2回の現役管理薬剤師が解説。この記事で希望条件の優先順位のつけ方がわかります。優先順位をしっかり決めておけば転職で後悔することがなくなり、転職に成功できます。
最も重視するのは、休日数か残業時間か、それとも通勤のしやすさか。
そして、一度決めた優先度の高い条件を、最後までブラさないことが転職で後悔しないポイントです。
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薬剤師採用担当管理薬剤師が選んだ
ワークライフバランスが取れる薬局の特徴 Q&A
Q1: ワークライフバランスが取れる薬局の特徴は何ですか?
薬局の薬剤師数が多く、業務が忙しすぎず、休みが多いことが特徴です。有給休暇を取得しやすく、残業が少ない薬局もワークライフバランスを保ちやすい環境です。
Q2: なぜ薬剤師数が多い薬局はワークライフバランスが取れやすいのですか?
薬剤師数が多いと休みが取りやすくなり、1人あたりの業務負担が軽減されるためです。急な休みにも対応しやすくなります。
Q3: 忙しすぎない薬局のメリットは?
業務量が適切に配分されているため、長時間労働や過度なストレスを避けることができ、仕事とプライベートの両立がしやすくなります。
Q4: 有給休暇を取得しやすい薬局の重要性は?
有給休暇を自由に取得できる環境は、リフレッシュや家族との時間を確保でき、長期的な仕事のパフォーマンス向上に繋がります。
Q5: 残業が少ない薬局の選び方は?
転職サイトや口コミを活用して、残業時間の少ない求人情報を集め、面接時に具体的な勤務時間や残業状況を確認することが重要です。
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