
薬剤師国家試験の自己採点で合格できそうな薬学部6年生
薬剤師国家試験に受かる自信がなくて、就職活動をほとんどしていませんでした。
でも、自己採点をしたら合格できそうです。
今から就職活動を始めても、4月入社に間に合いますか?
まずは、薬剤師国家試験お疲れさまでした。
自己採点で合格が見えてきて、少しホッとしたと思います。
でも、次の瞬間にこんな不安が出てきていませんか?
- 就職活動を何もしていない
- 周りはもう内定先や配属先の話をしている
- 親に「就職先はどうするの?」と聞かれるのがつらい
- 今さら就活を始めても遅い気がする
- 急いで変な薬局に入ってしまわないか怖い
合格できそうでうれしいはずなのに、就職先が決まっていないことでまた不安になる。
そんな状態で、この記事を開いている人もいると思います。
でも、国試前に就職活動まで手が回らなかったからといって、あなたが悪いわけではありません。
薬剤師国家試験の勉強だけで精一杯だった人はたくさんいます。
大切なのは、就職活動をしていなかった過去ではありません。
自己採点後の今から、4月入社に向けてどう動くかです。
結論から言うと、調剤薬局やドラッグストアなら、薬剤師国家試験後から就職活動を始めても4月入社を狙えます。
ただし、合格発表を待ってから動くと時間が足りません。
自己採点で合格見込みなら、今日から就職活動を始めましょう。



焦らなくて大丈夫です。
でも、先延ばしにはしないでください。
薬局の採用側では、内定辞退や配属調整が出ることがあります。
実際、国試後に採用が決まる薬学生は毎年います。
問題は就活開始が遅れたことではありません。自己採点後にすぐ連絡を取り、4月入社に間に合う求人が残っているか確認することです。
この記事では、薬剤師国家試験後から就職活動を始めて、4月入社に間に合わせるための動き方をまとめます。
求人サイトの選び方や就職先の詳しい見方は、迷いやすい箇所で関連記事も紹介します。
まずは、国試後から4月入社へ間に合わせる流れを押さえましょう。
本記事では、直近の薬剤師国家試験日程と合格発表時期を踏まえ、薬剤師国家試験後から4月入社を目指す就職活動の進め方を整理しています。
年度によって国家試験日や合格発表日は変わるため、最新の試験日程は厚生労働省の発表もあわせて確認してください。
薬剤師国家試験後から就職活動を始める場合、調剤薬局やドラッグストアなら4月入社を狙えます。
合格発表を待ってから動くと、求人探し・職場見学・面接・内定承諾・入社承諾書の提出までの時間が足りません。
自己採点で合格見込みが出たら、合格発表を待たずに求人相談、職場見学、面接日程の調整を始めましょう。
国試後の就活では、薬学生の相談を受け付けている薬剤師求人サイトを使うのが近道です。
ここで見るべきなのは、求人の数ではありません。
4月入社に間に合う求人が残っているか、薬剤師免許取得見込みでも選考に進めるか、新人研修に参加できるかです。
登録したからといって、必ず求人に問い合わせたり、会社の選考を受けたりする必要はありません。
まずは、今から4月入社を狙える職場があるかを確認するために使いましょう。


自己採点で合格が厳しそうな方は、就職活動よりも先に次の行動を整理する必要があります。
不合格の可能性があるときに何をすべきかは、こちらでまとめています。


薬剤師国家試験後の就活でも4月入社に間に合う?
薬剤師国家試験後でも、調剤薬局やドラッグストアなら4月入社は狙える。
薬剤師国家試験後から就職活動を始めても、4月入社はまだ狙えます。
特に、調剤薬局やドラッグストアでは、国試後に新卒薬剤師の採用枠が残っているケースがあります。


国試前は就職活動をしていなかったものの、自己採点後に動き出して4月入社に間に合う薬学生はいます。
採用側から見ても、国試後に就職活動を始める薬学生は特別珍しくありません。
内定辞退や配属枠の調整があり、国試後に追加で採用を進める会社もあります。
ただし、余裕があるわけではありません。
4月入社を狙うなら、次の3つを外さないでください。
- 合格発表を待たずに動く
- 調剤薬局・ドラッグストアを中心に探す
- 急いでいても職場の条件確認は省略しない
合格発表を待ってから就活を始めると、4月1日までの時間はかなり短くなります。
求人を探し、職場見学をして、面接を受ける。
そのうえで内定を比較し、入社承諾書や必要書類を提出する必要があります。
これを数日で進めるのは大変です。
だからこそ、自己採点で合格見込みがあるなら、合格発表を待たずに動きましょう。
就職活動を始めるのが遅れたことよりも、ここから動き出す早さの方が大切です。
国試後でも4月入社に間に合う職場・難しい職場
国試後の4月入社は、調剤薬局とドラッグストアを中心に探すことが現実的。
国試後の就活では、「どの職場を狙うか」で4月入社までの進み方が変わります。
最初から病院や企業だけに絞ると、選考日程が合わずに時間切れになることがあります。
まずは、今から4月入社を目指す場合の現実的な選択肢を整理しましょう。
| 就職先 | 4月入社の現実度 | 見るべきポイント |
|---|---|---|
| 調剤薬局 | 求人が残っていることがある | 追加募集・新人研修・配属先を確認 |
| ドラッグストア | 求人が残っていることがある | 調剤中心か、OTC業務も多いかを確認 |
| 病院 | かなり厳しい | 募集人数が少なく、選考時期も早い |
| 企業・製薬会社・CRO | かなり厳しい | 新卒採用の選考時期が早い |
| 個人薬局 | 求人による | 高年収だけでなく教育体制を確認 |
調剤薬局は4月入社の求人が残っていることがある
調剤薬局は、国試後でも4月入社を目指せる職場です。
大手や中堅の調剤薬局では、国試後も新卒薬剤師の採用を続けていることがあります。
店舗数が多い会社では配属候補の店舗が複数あり、面接後の調整が早く進むケースもあります。
新卒薬剤師にとっては、新人研修があるかどうかも重要です。
4月入社に間に合えば、同期と一緒に入社式や新人研修へ参加できます。
最初の数週間で同期とつながれることは、配属後の安心感にもつながります。
ドラッグストアも4月入社の求人が残っていることがある
ドラッグストアも、国試後から4月入社を目指せる職場です。
店舗数が多い会社では、新卒薬剤師の採用枠が残っていることがあります。
調剤も行っているドラッグストアなら、調剤業務に加えてOTC、健康相談、在宅などにも関われます。
ただし、ドラッグストアは会社によって仕事内容がかなり違います。
調剤が中心なのか、OTC販売の割合が多いのか、勤務時間や休日はどうなっているのか。
ここは必ず確認してください。
病院薬剤師は国試後からだとかなり厳しい
病院薬剤師を目指している方もいると思います。
病院で働きたい気持ちがあるなら、その希望をすぐに捨てる必要はありません。
ただ、国試後から4月入社を狙う場合、病院だけに絞るのはかなり厳しいです。
病院は募集人数が少なく、選考時期も早いことが多いです。
どうしても病院を希望するなら、4月入社にこだわるのか、入社時期をずらしてでも病院を狙うのかを考える必要があります。
何も決まらないまま時間だけが過ぎるのは避けたいところです。
病院を第一希望にしつつ、調剤薬局やドラッグストアも並行して見ておくと、4月1日の入社式に間に合う求人を探せます。
企業・製薬会社・CROはかなり厳しい
企業、製薬会社、CROなどは、新卒採用の選考時期が早いです。
そのため、薬剤師国家試験後から4月入社を目指すのはかなり厳しくなります。
もちろん、募集がゼロとは言い切れません。
ただ、国試後から短期間で内定を取るという意味では、調剤薬局やドラッグストアの方が現実的です。
個人薬局は初任給だけで選ばない
国試後の就活では、短期間で内定が出る求人に飛びつきたくなることがあります。
特に、個人薬局の中には初任給が高く見える求人もあります。
「もう時間がないし、ここでいいか」と思ってしまう気持ちもわかります。
でも、新卒薬剤師にとって大切なのは初任給だけではありません。
- 新人教育はあるか
- 質問できる薬剤師がいるか
- 一人薬剤師になる時期が早すぎないか
- 休日はきちんと取れるか
- 人員体制に無理がないか
初任給が高くても、入社後すぐに一人で店舗を任されるような職場では、新卒薬剤師には負担が大きくなります。
個人薬局の高年収求人が気になる方は、教育体制や将来性もあわせて確認しておきましょう。


薬剤師国家試験の自己採点後にすぐやるべき4つのこと
自己採点で合格見込みなら、合格発表を待たずに求人相談と日程調整を始める。
自己採点で合格見込みなら、まずは今日やることを決めましょう。
完璧な自己分析や企業研究をしてから動こうとすると、3月上旬の面接日程に間に合わなくなります。


自己採点後すぐに進めることは、次の4つです。
- 合格発表を待たずに就職活動を始める
- 希望条件を3つだけ決める
- 薬学生対応の薬剤師求人サイトに相談する
- 職場見学・面接に行ける日程を空ける
1. 合格発表を待たずに就職活動を始める
一番大切なのは、合格発表を待たないことです。
合格発表後に就活を始めると、4月1日までの時間がほとんどありません。
求人探し、会社への連絡、職場見学、面接、内定、入社承諾書の提出までを一気に進める必要があります。
自己採点で合格見込みなら、今日から動きましょう。
仮に不合格だった場合は、その時点で就職先へ事情を伝えれば大丈夫です。
何も動かないまま合格発表を待つ方が、4月入社の選択肢を減らしてしまいます。
2. 希望条件を3つだけ決める
国試後の就活では、最初から細かい条件を決めすぎると動けなくなります。
まずは、絶対に外せない条件を3つに絞りましょう。
- 勤務地
- 職場タイプ
- 新人研修の有無
- 休日数
- 残業の少なさ
- 初任給
- 一人暮らしのしやすさ
たとえば、最初はこれくらいで十分です。
- 自宅から通える範囲
- 調剤薬局かドラッグストア
- 新人研修がある会社
求人を見ながら条件を調整すれば大丈夫です。
最初から完璧な条件を作ろうとしなくて構いません。
3. 薬学生対応の薬剤師求人サイトに相談する
国試後から4月入社を目指すなら、自分だけで求人を探すのはかなり大変です。
薬局やドラッグストアの公式サイトを一つずつ見ている間に、見学や面接の日程が埋まってしまうこともあります。
薬学生対応の薬剤師求人サイトに相談すると、4月入社に間に合う求人をまとめて出してもらえます。
相談時には、次の内容を伝えましょう。
- 薬剤師国家試験の自己採点では合格見込みであること
- 4月入社を希望していること
- 希望エリア
- 調剤薬局・ドラッグストアなどの希望
- 新人研修がある会社を希望していること
- 職場見学や面接に行ける日程
ここまで伝えると、担当者も求人を探しやすくなります。
相談したからといって、必ずその会社の選考を受けなければならないわけではありません。
まずは、今から間に合う求人があるかを確認することが目的です。


4. 職場見学・面接に行ける日程を空ける
国試後の就活では、スケジュール調整の早さが大事です。
求人を紹介されても、職場見学や面接に行ける日が少ないと選考が進みません。
3月上旬から中旬は、職場見学や面接に行ける日を複数空けておきましょう。
遠方の会社を受ける場合は、移動時間も含めて予定を確保しておく必要があります。
ここで予定を空けておけるかどうかで、4月入社に間に合うかが変わります。
薬剤師国家試験後から4月入社までの就活スケジュール
4月入社は自己採点後から3月20日頃までに内定承諾へ進めることが重要。
4月入社に間に合わせるには、逆算して動きます。
国試後の就活で使える時間は多くありません。自己採点後から3月20日頃までが勝負です。


目安のスケジュールは以下です。
| 時期 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 国試終了直後〜2月下旬 | 自己採点・求人相談 | 合格発表を待たない |
| 3月上旬 | 求人紹介・職場見学・面接 | 2〜4社ほど見て比較する |
| 3月中旬 | 内定比較・就職先決定 | 条件確認を省略しない |
| 3月20日頃 | 入社承諾書の提出 | 提出期限を必ず確認する |
| 3月下旬 | 入社書類・引っ越し・準備 | 入社日に間に合うよう手続きする |
| 4月1日 | 入社式・新人研修 | 同期と一緒にスタートする |
国試終了直後〜2月下旬|自己採点後すぐに求人相談
薬剤師国家試験が終わったら、まず自己採点をします。
合格見込みがあるなら、すぐに就職活動を始めましょう。
自己採点後すぐにやることは、主に3つです。
- 希望エリアを決める
- 調剤薬局・ドラッグストアなど職場タイプを決める
- 薬学生対応の薬剤師求人サイトへ相談する
完璧な自己分析をしてから動こうとすると、時間が足りなくなります。
まずは求人を見て、今から選べる会社を把握しましょう。
3月上旬|求人紹介・職場見学・面接
3月上旬には、求人紹介を受けて職場見学や面接に進みます。
この時期は、1つの会社だけを見て決めるより、2〜4社ほど見て比較した方が安心です。
ただし、数を増やしすぎると判断が雑になります。
短期間で見られる数には限界があります。
「多く見る」よりも、「大事な条件を確認する」ことを優先しましょう。
職場見学では、求人票に書かれていない部分を見ます。
- 新人薬剤師が質問できる雰囲気か
- 薬剤師と事務スタッフの関係は悪くないか
- 教育担当の薬剤師がいるか
- 店舗内が整理されているか
- 患者さんへの対応が丁寧か
短期間の就活でも、職場見学で見るべきポイントは省略しないでください。
求人票・職場見学・内定前に何を確認すればよいか迷う方は、こちらのチェックリストで抜け漏れを確認できます。


3月中旬|内定比較・就職先決定
3月中旬には、内定をもらった会社の中から就職先を決めます。
ここで焦って、最初に内定が出た会社に決めたくなる気持ちはよくわかります。
「もう決めないと間に合わない」と思うからです。
でも、内定承諾前に最低限の条件は確認してください。
- 勤務地と配属店舗の考え方
- 新人研修の内容
- 初任給と手当
- 休日数
- 残業時間
- 異動の範囲
- 一人薬剤師になる時期
「聞いていなかった」を入社後に減らすためにも、ここだけは確認しておきましょう。
急いでいるときほど、内定承諾前の確認が大切です。
3月20日頃|入社承諾書を提出する
4月1日入社に間に合わせるには、3月20日頃までに就職先を決め、入社承諾書を提出する流れを目指しましょう。
会社によって提出期限は違います。
内定をもらったら、入社承諾書の提出期限、必要書類、入社式の日程をすぐに確認してください。
ここで遅れると、入社手続きや研修準備に影響が出ることがあります。
内定をもらって安心せず、書類の提出まで進めて就職活動を終えましょう。
3月下旬|入社書類・引っ越し・入社準備
就職先が決まったら、入社に必要な書類を提出します。
一人暮らしを始める場合は、引っ越し、住民票、銀行口座、通勤経路の確認なども必要です。
3月下旬は思ったより慌ただしくなります。
入社書類の提出期限、入社式の集合場所、持ち物、服装、研修日程は必ず確認しておきましょう。
4月1日|入社式・新人研修
4月1日付で入社できれば、同期と一緒に入社式や新人研修を受けられます。
これは新卒薬剤師にとって大きなメリットです。
同期がいると、現場に出てからも相談相手ができます。
配属店舗が違っても、研修でつながりができているだけで安心感があります。
国試後からの就活でも、4月入社に間に合えば、他の新卒薬剤師と同じスタートラインに立てます。
国試後の就活で薬剤師求人サイトを使うメリット
薬剤師求人サイトは、4月入社可能な求人探しと日程調整を短縮できる。
国試後の就活で大事なのは、スピードです。
「良さそうな会社を探す」だけで数日使うと、職場見学や面接の日程が足りなくなります。
だからこそ、薬剤師求人サイトには次の3つを任せましょう。
- 4月入社に間に合う求人を探してもらう
- 職場見学や面接の日程を調整してもらう
- 聞きづらい条件を代わりに確認してもらう
4月入社に間に合う求人を探してもらう
自分で求人を探す場合、まず「今も新卒薬剤師を募集しているか」を確認しなければなりません。
でも、国試後の就活では時間がありません。
薬剤師求人サイトに相談すれば、4月入社に間に合う求人をまとめて出してもらえます。
薬学生が相談できる求人サイトや、それぞれの使い方を比較したい方はこちらを確認してください。


職場見学や面接の日程を調整してもらう
4月入社に間に合わせるには、日程調整の早さが大切です。
自分で会社へ連絡し、見学日や面接日を調整していると時間がかかります。
薬剤師求人サイトの担当者に相談すれば、職場見学や面接の日程調整を進めてもらえます。
国試後の短い期間では、日程調整を任せられるだけでもかなり助かります。
聞きづらい条件を代わりに確認してもらう
新卒の立場では、面接で聞きづらいこともあります。
- 残業はどのくらいあるのか
- 休日はきちんと取れるのか
- 新人研修は何日あるのか
- 配属先はいつ決まるのか
- 一人薬剤師になる時期はいつ頃か
- 異動範囲はどこまでか
残業が多い、休日が少ない、研修が短い。
こうした条件は、1年目の負担に直結します。
自分では聞きづらいことほど、担当者を通じて確認してもらいましょう。
急いでいても確認すべき就職先選びのポイント
急いでいても、初任給だけでなく研修・配属・休日・残業を確認することが必須。
国試後の就活では、スピードが大切です。
でも、急ぐことと、雑に決めることは違います。
「もう選んでいる余裕なんてない」と思うかもしれません。
それでも、新卒薬剤師にとって最初の職場はとても大切です。
どんな研修を受けるか。
どんな先輩に教わるか。
質問できる環境があるか。
ここで、1年目の働き方が大きく変わります。
初任給・新人研修・配属先・休日・残業のどこを見て選べばよいか迷う方は、こちらで就職先選びの軸を確認してください。
≫ 新卒薬剤師の就職先の選び方|薬局・ドラッグストアで失敗しないポイント


初任給だけで選ばない
初任給が高い求人は魅力的です。
特に、国試後で時間がないと「年収も悪くないし、ここでいいか」と思いやすくなります。
でも、初任給だけで就職先を決めるのは危険です。
初任給が高くても、残業が多い、休日が少ない、教育体制が弱い、一人薬剤師になるのが早い職場では、新卒薬剤師には負担が大きくなります。
年収だけでなく、休みが取れるか、残業が多すぎないか、質問できる先輩がいるかを見ましょう。
新人研修の内容を確認する
新卒薬剤師にとって、新人研修はかなり重要です。
国試に合格しても、現場での調剤、監査、服薬指導、疑義照会、患者対応をすぐに完璧にこなせるわけではありません。
最初からできなくて当然です。
だからこそ、教育体制のある職場を選ぶことが大切です。
- 入社後に集合研修があるか
- 店舗配属後にOJTがあるか
- 教育担当の薬剤師がいるか
- 配属後に毎日質問できる相手がいるか
- 調剤・監査・服薬指導を順番に教えてもらえるか
職場見学で現場の空気を見る
求人票だけでは、現場の空気まではわかりません。
職場見学では、薬剤師同士の会話、事務スタッフとの関係、忙しさ、患者さんへの対応を見てください。
見学中に気になる点がある職場は、入社後にも同じ点で悩むことがあります。
たとえば、誰も新人に声をかけない、質問しづらい雰囲気がある、忙しすぎて説明する余裕がなさそう。
こうした点は、短い見学でも見えることがあります。
内定前に条件を確認する
内定が出ると安心して、すぐ承諾したくなるかもしれません。
でも、内定承諾前の条件確認は省略しないでください。
特に以下は確認しておきましょう。
- 給与
- 手当
- 勤務地
- 勤務時間
- 休日
- 配属先の決まり方
- 研修制度
- 転勤・異動の範囲
短期間の就活でも、内定前に確認すべき条件は変わりません。
求人票・職場見学・内定前に何を確認すればよいか迷う方は、こちらのチェックリストで抜け漏れを確認してください。


入社後の1年目も少しだけ想像しておく
国試後の就活では、どうしても「4月入社に間に合うか」ばかり気になります。
でも、就職先は入社して終わりではありません。
入社後にどんな働き方になるのか。
1年目で何につまずきやすいのか。
2年目・3年目でどんな悩みが出やすいのか。
少し先まで見ておくと、就職先を選ぶときの判断材料が増えます。
入社後、1年目・2年目で悩んだときの考え方を先に知っておきたい方はこちらも参考になります。


薬剤師の9月入社はあり?4月入社と比較
合格見込みなら、9月入社より同期と研修を得やすい4月入社を優先する。
「4月入社が無理なら、9月入社でもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
たしかに、事情によっては9月入社を選ぶこともあります。


体調を整えたい。
家庭の事情がある。
どうしても病院や企業を目指したい。
そういう理由があるなら、9月入社も選択肢になります。
ただし、自己採点で合格見込みがあり、4月入社を狙える状況なら、まずは4月入社を優先して動くのがおすすめです。
4月入社には、新卒薬剤師にとって大きなメリットがあります。
- 同期と一緒にスタートできる
- 新人研修を受けられる
- 半年間の空白期間を作らずに済む
同期と一緒にスタートできる
4月入社の大きなメリットは、同期と一緒にスタートできることです。
新卒薬剤師にとって、同期の存在は大きいです。
研修で知り合った同期とは、配属後も情報交換や相談ができます。
新人のうちは、現場で不安になることがたくさんあります。
「これ、私だけできていないのかな」
「こんなことで悩むのは自分だけかな」
そう思ったときに、同じ時期に入社した同期がいるだけで気持ちが軽くなります。
新人研修を受けられる
多くの会社では、4月入社の新卒薬剤師に合わせて新人研修を組んでいます。
9月入社の場合、すでに新人研修が終わっていることがあります。
もちろん、途中入社でも研修をしてくれる会社はあります。
ただ、4月入社と同じ内容の研修を受けられるとは限りません。
新卒としてしっかり教育を受けたいなら、4月入社の方が有利です。
半年間の空白期間を作らずに済む
9月入社を選ぶと、4月から9月までの期間が空きます。
アルバイトをすることもできますが、正社員として働く場合と比べると、収入や経験の面で差が出ます。
また、国試後に覚えた知識が、現場の実務につながらないまま時間だけ過ぎてしまうこともあります。
合格見込みがあるなら、まずは4月入社を狙って動きましょう。
それでも9月入社を検討してよいケース
9月入社が絶対にダメというわけではありません。
以下に当てはまる方は、9月入社や別スケジュールも検討してよいです。
- 体調を整える時間が必要
- 家庭の事情で4月入社が難しい
- 病院や企業など、どうしても希望する職場がある
- 焦って合わない職場に入るリスクが高い
大切なのは、何となく9月入社に逃げることではありません。
4月入社を狙って動いたうえで、納得できる選択として9月入社を選ぶなら問題ありません。
就職先が決まったあと、入社までにやること
就職先決定後は、入社書類・研修日程・持ち物を早めに確認する。
就職先が決まったら、ひとまず安心です。
国試後から短期間でここまで進めたなら、本当にすごいことです。
ただ、入社日までは意外とやることがあります。
4月1日に慌てないように、次の準備を進めておきましょう。
- 入社承諾書や必要書類を提出する
- 入社式・研修の集合場所を確認する
- 白衣や印鑑など必要物を準備する
- 生活リズムを整える
- 調剤・監査・服薬指導の基礎を復習する
就職先が決まった後に何を準備すればよいか、入社前に確認しておきたい方はこちらを参考にしてください。


国試後に就活を始める薬学生によくある質問
国試後の就活では、合格発表を待たずに動くことが4月入社の選択肢を残す。
国試後の就活では、普通の新卒就活とは違う不安が出てきます。
ここでは、自己採点後に動き始める薬学生からよく出る質問に絞って答えます。
合格発表を待ってから就活しても間に合いますか?
かなり厳しくなります。
合格発表後から4月1日までは時間がほとんどありません。
求人探し、職場見学、面接、内定、入社承諾書の提出まで進めるには、自己採点後すぐに動いた方が安心です。
就活していなかったことは面接で不利になりますか?
不利になることもありますが、正直に伝えれば大丈夫です。
「国家試験の勉強に集中していたため、自己採点後から就職活動を始めました」と説明しましょう。
大切なのは、就活していなかったことを隠すことではありません。
これからどんな薬剤師として働きたいかを、きちんと伝えることです。
自己採点がギリギリでも就活してよいですか?
自己採点がギリギリでも、就活を始めて構いません。
ただし、会社には「自己採点では合格見込みだが、正式な合格発表前である」と正直に伝えましょう。
合格発表まで何もしないより、早めに相談しておいた方が4月入社の選択肢を残せます。
4月入社に間に合わせたい場合、薬局見学は省いてもよいですか?
できるだけ省かない方がよいです。
時間がない場合は、面接と同じ日に職場見学をお願いしましょう。
求人票だけでは、薬剤師人数、忙しさ、新人が質問できる雰囲気まではわかりません。
短時間でも現場を見ることで、入社後の後悔を減らせます。
4月入社に間に合わなかったらどうすればいいですか?
まずは、4月入社に間に合う求人が本当にないか確認しましょう。
それでも難しい場合は、9月入社や中途採用枠、翌年の新卒採用に近い形での入社を検討します。
大切なのは、焦って合わない職場に入ることではありません。
4月入社を狙いつつ、無理な場合の選択肢も用意しておきましょう。
国試後に就活を始める薬学生は、決して珍しくありません。
薬剤師国家試験に不安があれば、就職活動よりも勉強を優先していた人も多いはずです。
大切なのは、就活が遅れたことを責めることではありません。
自己採点後の今から、4月入社に間に合う求人が残っているかを確認し、新人研修・配属先・勤務条件を見ながら決めることです。
焦って決める必要はありません。
でも、合格発表まで待つと、職場見学や面接の日程を入れる時間が足りなくなります。
まずは「今から間に合う求人があるか」だけでも確認しておきましょう。
【薬剤師国家試験後の就職活動】4月入社に間に合わせる方法とスケジュールまとめ
薬剤師国家試験後の就活は、自己採点後すぐ動けば4月入社を狙える。
国試後からの就活は、出遅れたように感じるかもしれません。
でも、自己採点後にすぐ動けば、4月入社に向けた道はまだ残っています。


薬剤師国家試験後から就職活動を始めても、調剤薬局やドラッグストアなら4月入社を狙えます。
今まで就活をしていなかったからといって、自分を責める必要はありません。
国試前は、勉強だけで精一杯だったはずです。
でも、ここからはスピードが大切です。
合格発表を待ってから動くと、求人探し・職場見学・面接・内定承諾・入社承諾書の提出までの時間が足りなくなります。
自己採点で合格見込みなら、今日から動きましょう。
4月入社に間に合わせるための流れは、以下の通りです。
- 自己採点で合格見込みを確認する
- 希望条件を3つに絞る
- 薬学生対応の薬剤師求人サイトに相談する
- 3月上旬に職場見学・面接へ進む
- 3月中旬に内定比較・就職先決定をする
- 3月20日頃までに入社承諾書を提出する
- 3月下旬に入社書類と入社準備を進める
- 4月1日の入社式に参加する
焦る気持ちはあると思います。
でも、急いでいるときほど、就職先を雑に選ばないでください。
初任給だけで決めず、新人研修、配属先、休日、残業、職場の雰囲気を確認しましょう。
国試後でも相談できる薬剤師求人サイトを知りたい方は、まずこちらを確認してください。


初任給・研修・配属先・休日のどこを見て選べばよいか迷う方は、こちらもあわせて確認しておきましょう。


そして、入社後に1年目・2年目・3年目でどんな悩みが出やすいかも、少しだけ先に知っておくと安心です。




