薬剤師は夏休みを何日間とれる?連休は可能?
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夏休みが気になる薬剤師

薬剤師って夏休みは何日間取れますか?

連続で取れるのでしょうか?

薬局で働く薬剤師は何日夏休みが取れるのか。

これは気になりますよね。

夏休みを連休として取得できるなら旅行できますが、連休で休みが取れないと旅行は難しいでしょう。

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薬剤師の夏休みは何日取れるのかについて解説していきます。

本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

自己紹介

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全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。

管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
【私が薬剤師採用のために連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト

面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。

私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。

ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。

このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。

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結論
薬局によっていろいろです。通常、2,3日の夏季休暇が付与されて7月から9月の間に消化することが多いです。

ただし、門前医療機関の休みに合わせて薬局を閉める場合には、そこで夏季休暇が消化されてしまいますので希望の日に休みを取ることができないことも。

薬剤師は夏休みを何日間取れるのか

薬剤師は夏休みを何日間取れるのか(通常2~3日です)

まず『薬剤師は夏休みを何日間取れるのか』についてですが、これは薬局によって異なります。

通常、薬剤師の夏休みは2~3日です。

夏休みの日数は就業規則で定められていますので、同じ会社であればどの薬局でも同じ日数が付与されます。

ある薬局の例は、3日間付与(7月~9月末までに取得)となっていますし、2日という薬局もあります。

意外と少ないですよね。

パート薬剤師の夏休みは、雇用契約の日数によって変わります。

薬剤師は夏休みを希望する日に取得できるのか・連休にできるのか

薬剤師は夏休みを希望する日に取得できるのか(薬局の状況次第です)

『好きな日に夏休みを取れるのか』についても薬局によって異なります。

希望の日に夏休みを取得できるかどうかと、連休にできるかどうかは、薬局の状況で大きく変わってきます。

会社から付与される夏季休暇に有給休暇をつなげて長期休みとすることも可能です。

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うちの薬局の定休日は日曜日だけ。シフトで希望日を募って、重ならないように夏休みを取得してもらいます。有給休暇をくっつけて5連休や6連休にすることもあります。

≫地域体制支援加算を算定している薬局では状況が異なりますのでご注意ください。

薬局のタイプごとに夏休みを希望の日に取れるのか、連休にしやすいかを見て行きましょう。

公立病院の門前薬局の夏休み

例えば、公立病院の近くの薬局を例にしてみます。病院はカレンダー通りの診療体制を取ることが多く、薬局もそれに合わせて営業します。

そのためお盆休みは存在しません。

この場合、薬剤師の夏休みはそれぞれが時期をずらして取得します。連続して取得できるかどうかは他のスタッフとの相談によります。

開業医の門前薬局の夏休み

開業医の近くの薬局の場合には事情が異なります。先生の休みに合わせて薬局も休む場合には、先生が休む日=薬剤師の夏休みとなります。

門前の医療機関が8月13日~8月17日が休みで、薬局も同じく休みにする例を考えてみましょう。

この場合の薬剤師の夏休みは8月13日~8月17日となります。

開業医は長めに夏休みを取る傾向にあり、会社から付与される夏休みの日数より長く薬局を休みにすることが多々あります。この場合、勤務時間が不足してしまうため薬剤師は他の薬局に手伝いに行くか、有給休暇を使って休むことになります。

薬剤師が希望の日に夏休みを取ることはできないですが、連休にはなります。

年中無休の薬局の夏休み

年中無休の薬局の夏休みはシフトで決まります。夏休みの希望日を上司に提出し、それぞれの薬剤師の希望が叶うようにシフトを組みます。

定休日が無い分、希望の日に休みを取りやすいと言えます。

ただし、シフトが上手く組めないほど薬剤師が不足している場合には希望の日に休めないこともありますので注意が必要です。

薬剤師は夏休みを何日取れるのか(まとめ)

薬剤師は夏休みを何日取れるのか(まとめ)

通常、薬剤師の夏休みは2~3日ですが、有給休暇をつなげて長期休みとすることもできます。ただし、周辺の医療機関との関係で休めない場合もあるでしょう。

地域支援調剤体制加算を算定している場合にも状況は異なります。

夏休みが何日間とれるのか、連休にできるかどうかは配属されている薬局の状況次第で決まります。

まとめ

  • 薬剤師の夏休みは就業規則によるが、2~3日程度
  • 夏休みは門前医療機関に準ずるが、公立病院などお盆休みを取らないところは順番に夏休みを取得する
  • 開業医は長めに夏休みを取る傾向にあり、門前薬局も合わせて夏休みを取得するため自由には選べない。
  • 付与される日数より多く薬局を閉める場合には、他薬局に手伝いに行くか有給休暇が消費される。
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うちの薬局のように薬剤師の協力体制が整っている薬局では、有休を使って長期連休を取得可能としているところもあります。

これから転職先を決めるなら、こういった点もよく確認しておきましょう。

≫休みが多い薬剤師と休みが少ない薬剤師の差【年間休日数】