転職を繰り返すデメリットについて気になる薬剤師
どうして薬剤師は転職を繰り返すのでしょうか。私の友人の薬剤師は転職しまくりです。
転職を繰り返すことでデメリットはありますか?
短期間で転職をせざるを得なくなった場合はどうすればよいのでしょうか?
転職を繰り返すデメリットは確かにあります。なのに、なぜ転職を繰り返してしまうのか。
それは、転職を繰り返さなくて済むような、ちゃんとした職場を選べなかったことが原因です。
転職回数が多いから次の転職はあきらめよう。
短期間で転職するのは印象が悪いからもうすこし我慢して働こう。
あなたはこのように転職回数の多さや、転職期間が短いことを気にしすぎてはいませんか?
我慢して働いていると大変なことになります。もっと気楽に考えましょう。
転職は大変で面倒だから今のまま我慢するという薬剤師が非常に多い。この考えは危険です。なぜなら我慢し続けるとまずいことが起きるから。面倒だと思っていても一歩踏み出してしまえば大丈夫。上手にサービスを利用して転職を成功させましょう。
≫薬剤師はもっと気楽に転職して良い
薬剤師は転職を大げさに考えすぎ。薬剤師の転職なんて所詮、学校のクラス替えみたいなもの。もっと肩の力を抜いて気楽に転職しちゃっても大丈夫です。だって薬局は全国に6万軒以上もあるんですから。
転職回数が多いと採用されにくくなりますし、短期間で転職するのは印象が良くないのも確か。
ですが、ちょっとしたコツを使えばあなたは転職を成功させることができます。
今回は転職を繰り返すデメリットと、転職回数が多い薬剤師・短期間で転職をせざるを得なくなった薬剤師が転職を成功させるためのコツを解説していきます。
長く働ける職場の選び方がわかれば、次の転職を最後にすることができますよ。
本記事の内容
この記事を読むと次のことがわかります。
pharma_di(ファマディー)Follow @pharma_di
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私は、全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。
管理薬剤師歴は15年以上。現在は薬剤師転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
私が連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト
面接をした中途薬剤師は軽く20人を超えました。
私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。
ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。
このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。
転職回数の多さ、短期間での転職は転職において不利になりますので、無計画に転職を繰り返すことはやめましょう。
ですが、転職回数が多くても正しい方法で転職活動をすれば、転職を成功させることは十分可能です。
そのためにも、あなたの強みや将来性を相手にアピールできるようにしておきましょう。
新人・新卒薬剤師が1年目で転職しても大丈夫?薬剤師1年目の転職注意点を採用担当者が教えます。1年目の転職は問題ありません。そして転職するなら早い方が良いです。7つの注意点を守って転職活動を始めましょう。
薬剤師が転職を繰り返すと生じる7つのデメリット
薬剤師が転職を繰り返すことによって生じるデメリットは以下の通りです。
薬剤師が転職を繰り返すデメリット
- 採用されない可能性が高まる
- 性格に問題があると思われやすくなる
- 経歴に一貫性が無くなる
- 年収が上がりにくくなる
- 勤続年数が短くなり昇進の機会を逃す
- 勤続年数が短くなりもらえる退職金が減る
- 転職癖がついてしまう
採用されない可能性が高まる
転職回数が多い薬剤師や短期間で転職を繰り返している薬剤師は、採用されない可能性が高まります。
それは、『この薬剤師は短期間で転職を繰り返しているから、うちに入社してもまた辞めてしまうのではないか』と思われてしまうから。
書類選考の段階で不採用とされてしまうのです。
性格に問題があると思われやすくなる
転職を繰り返している薬剤師は、性格に問題があるのではないかと疑われてしまいます。
『同僚とうまくやっていけないのではないか。』
『そこにいられなくなった原因が、この薬剤師にあるのではないか。』
このように思われてしまいます。
こういった面でも、転職を繰り返している薬剤師は採用されにくくなるのです。
経歴に一貫性が無くなる
転職を繰り返すと経歴に一貫性が無くなり、『いったいこの薬剤師はどうなりたいのか』と相手に思われてしまいます。
病院⇒薬局⇒ドラッグストア⇒薬局のように、業種がバラバラであればなおさら。
過去に経験した業種に戻る転職なら、それ相応の転職理由が必要です。
年収が上がりにくくなる
ある程度同じ会社で働き続けないと、年収が上がりにくくなります。
どういった評価制度を採用しているかにもよりますが、評価期間外に入社してしまうと昇給や賞与は平均的なものになってしまいます。
また昇給や賞与のタイミングで在籍していないと薬剤師は、年収が上がらずそのままという事もあり得ます。
評価制度について詳しくない薬剤師向けの記事です。薬剤師の評価制度の種類と特徴、魅力的な薬剤師の評価制度についてまとめました。ぜひご覧ください。
薬剤師はたった数か月では評価できません。評価されるには実績が必要です。
実績づくりにはある程度の年数ですから、勤続年数が短い薬剤師は結果的に評価されないのです。
評価されないのですから当然、年収は上がりにくくなります。
勤続年数が短くなり昇進の機会を逃す
短期間で転職を繰り返してしまうと、昇進の機会を逃してしまいます。
調剤薬局における最初の昇進は管理薬剤師になること。
管理薬剤師になるには一定の経験年数が必要であるとともに、各種加算の算定にはその薬局での勤続年数も必要です。
短期間で転職を繰り返している薬剤師はその要件を満たすことができないため、昇進の対象者から外されてしまいます。
勤続年数が短くなりもらえる退職金が減る
転職を繰り返すと勤続年数が短くなり、それに伴ってもらえる退職金の額が減ります。
薬剤師の退職金相場と退職金制度について現役管理薬剤師が解説。転職は3年待った方が良い?薬剤師が転職をするときに、退職金がどのくらいもらえる?薬剤師の退職金の全てがわかります。
だだ、最近では確定拠出金型の退職金制度を導入している所が増えています。
転職をしても移管できますので、退職金が減るという問題は小さくなりました。
転職癖がついてしまう
転職を繰り返していると転職癖がついてしまうことがあります。
ちょっとでも嫌なことや気に食わないことがあったら転職をする。
1、2回ならまだしも3回以上そういった理由で転職を繰り返していると、転職理由がマイナスのものばかりとなってしまい、採用される可能性が下がります。
このように、薬剤師が転職を繰り返すと様々な面で不利になります。
度重なる調剤報酬の改悪により薬局の業績が悪化したいま、薬剤師の採用を絞る薬局が増えました。
こういった状況が続けば、転職を繰り返してきた薬剤師が次に転職することは今まで以上に困難になるでしょう。
薬剤師の転職回数は何回までなら大丈夫?
こういった質問は非常に多く受けます。
うちの会社では転職歴の回数で採用するかどうかの線引きはしていません。
ただ、短期間で転職を繰り返している薬剤師の採用は見送る傾向が強いです。
理由にもよりますが、30代で転職を3回以上していると確実に『多い』と思われてしまいます。
詳しくは別の記事にまとめましたのでご覧ください。
≫薬剤師は転職回数が多いと転職で不利になりますか?何回までなら平気?
薬剤師の転職回数は多いと不利になるのか、何回までは大丈夫で何回からはアウトなのか。そんな疑問を薬剤師採用担当の現役管理薬剤師が解説。薬剤師の転職回数は超重要です。この記事を読めば転職回数が1回でも不利になる薬剤師、5回でも大丈夫な薬剤師の違いがわかります。
では、転職回数が多い薬剤師が転職を成功させるにはどうすれば良いのか、そのコツを解説していきます。
転職回数の多い薬剤師が転職を成功させるための6つのコツ
転職回数が多い薬剤師はもう転職できないのでしょうか?
そんなことはありません。
今までの転職を強みに変えるのです。
転職回数が多い薬剤師が転職を成功させるためには、ちょっとしたコツが必要。
そのコツをまとめました。
転職回数が多い薬剤師が転職を成功させるためのコツ
- 履歴書と職務経歴書は正確に書く
- 志望動機に力を入れる
- 転職理由は前向きなものに
- 経験・スキルをアピールする
- 向上心をアピールする
- 長く勤められることをアピールする
履歴書と職務経歴書は正確に書く
転職回数が多いからといって職歴に嘘を書いては絶対にいけません。
短期間しか働いていないからと言って省略することもダメです。
あなたの職歴は年金手帳等で必ずわかります。
履歴書と職務経歴書には。今までの職歴を嘘偽りなく正確に記載しましょう。
志望動機に力を入れる
転職回数が多い、短期間で転職をする薬剤師は、書類選考の段階で落とされてしまう可能性が高めです。
面接まで進むためには、志望動機がありきたりなものではいけません。
なぜ転職するに至ったのか、なぜこの薬局でなければならないのか、志望した動機を相手に伝わるよう熱意をもって記載しましょう。
志望動機は面接でも聞かれますので、今までの経歴と辻褄が合うような志望動機を考えてください。
転職理由は前向きなものに
転職理由は前向きなものにしましょう。
なぜ今の職場ではダメで、この薬局なら良いのか。
それが相手に伝わるような転職理由が必要です。
- 休みが取れないのが嫌で
- 人間関係が辛くて
- 忙しすぎて残業ばかりで
このようなマイナスな転職理由を伝えるのはやめましょう。
この薬剤師はすぐに文句を言う人だと思われてしまい、採用される確率は限りなく0に近づきます。
経験・スキルをアピールする
職務経歴書には今までの経験、獲得したスキルをアピールしてください。
転職の回数が多いからこそ書ける部分もあるでしょう。
転職の回数の多さをプラスに転換させることが重要です。
自分のスキルや強みをあらためて見つめなおし、整理してみてください。
向上心をアピール
今までは転職を繰り返してしまったが、これからの私を見て欲しい。
これからあなたはどのような予定で成長をしていき、どのような形で貢献していけるのか。
あなたの向上心をアピールしましょう。
あなたには将来性があると相手に思わせることができれば、今までの転職歴など関係なく採用されるでしょう。
長く勤められることをアピールする
もう転職は繰り返さない、この薬局では長く働けるということをアピールしてください。
転職回数が多い薬剤師は、『どうせまたすぐに辞めてしまうのではないか』と相手に思われています。
この疑念を払拭させることが必要。
そのためにも、長く働き続けることができるという点をアピールしてください。
説得力が増すような具体的な理由があると良いでしょう。
これ以上転職を繰り返さないために絶対にやるべきこと
こちらにまとめた薬剤師の転職活動の手順の通りに進めて行けば、あなたの転職は成功します。
但し、転職回数が多い、短期間での転職を余儀なくされた薬剤師はこれだけでは足りません。
次の点に特に気を付けながら転職活動を進めていきましょう。
転職回数が多いからこそ、しっかりとした準備が必要です。
これ以上転職を繰り返さないために絶対にやるべきこと
- 薬剤師の転職に強いエージェントに相談する
- 職場見学で見るべきポイントをチェックしてくる
- 将来のキャリアを意識して転職先を探す
- 様々な働き方を検討する
- 転職の理由と目的を明確にする
- 長く働ける職場を選ぶ
- 条件にこだわり過ぎない
薬剤師の転職に強いエージェントに相談する
すでに転職を繰り返している薬剤師が自力で転職活動をするのはやめましょう。
転職で失敗する可能性が高まります。
採用される可能性が低い状態からのスタートです。
薬剤師の転職に強いエージェントに相談をしながら転職活動を進めることは必須です。
薬剤師の転職に強いエージェント
≫マイナビ薬剤師の詳細
≫ファルマスタッフの詳細
≫ヤクジョブ.comの詳細
≫アポプラス薬剤師の詳細
≫アプロ・ドットコムの詳細
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≫複数の薬剤師転職サイトに登録するのは今では常識
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薬剤師採用担当管理薬剤師が選んだ
職場見学で見るべきポイントをチェックしてくる
転職回数が多い薬剤師が転職を成功させるには、職場見学が重要なポイントとなります。
ここでしっかりと見極めができるかどうかが重要です。
薬局見学で見るべきポイントはこちらにまとめましたのでご覧ください。
転職を考えている薬剤師必見!薬局見学ではどこを見ればよい?聞くことは何?薬局やドラッグストアの店舗見学のポイントを解説。この記事を読めば薬局(店舗)見学で見るべきポイント、聞くべきことが全てわかります。
将来のキャリアを意識して転職先を探す
次の職場で長く働くには、キャリアプランの選択肢が多いことが理想です。
定年までずっと同じ仕事をやり続けるのか、他に選択肢があるのか。
将来のキャリアを意識した転職先探しを心がけましょう。
調剤薬局薬剤師のキャリアプランにはどのようなものがあるか知っていますか?この記事では薬剤師のキャリアプランについて解説しています。薬局に転職するなら薬剤師のキャリアプランの選択肢が多い方が良い理由がわかります。
多くの働き方を検討する
正社員としては長く働くことは難しい。
でもパートや派遣なら長く働くことができるかもしれません。
薬剤師の雇用形態は大きく分けて3つ。
- 正社員
- パート
- 派遣
どれか1つにこだわらず、様々な角度から働き方を検討してみましょう。
派遣として働けば、多くの職場を経験している薬剤師は経験豊富と見なされ、転職回数が多いことがメリットになるでしょう。
薬剤師はパートや派遣社員でも稼げる貴重な職業。だからこそ働き方に迷う薬剤師も多いです。正社員、パート、派遣のうち、薬剤師はどの働き方が一番得なのか。雇用形態別に比較してみました。
転職の理由と目的を明確にする
あなたはなぜ転職をするのでしょうか。
その理由と目的を明確にしておきましょう。
転職理由と目的に一貫性が無いと、次の職場で採用されません。
面接が不安な薬剤師向けに、薬剤師の採用面接では何を聞かれるのか、面接官からの質問例、逆質問で聞くべきポイントをまとめました。逆質問は必ずしておきましょう。これを読めば転職対策は万全です。
しっかりと答えられるように準備しておきましょう。
長く働ける職場を選ぶ
転職先には長く働ける職場を選びましょう。
そのためには、個人薬局や店舗数が少ないチェーン薬局を避けておくのが無難です。
人間関係の問題はどこに行っても付きまとうもの。
店舗数が多ければ転職をせずとも異動と言う手段が使えます。
薬局やドラッグストアへの転職なら、通える範囲に複数店舗があるところがオススメです。
個人薬局への転職を考えている薬剤師向けの記事です。個人薬局への転職は絶対におすすめしません。個人薬局への転職はリスクが大きすぎます。その理由をまとめました。転職に失敗したくなければ一度読んでおいてください。
個人薬局で働いている薬剤師向けの記事です。大手の調剤薬局チェーンに転職するメリット、薬局で働くなら大手の調剤薬局チェーン一択である理由、大手の調剤薬局チェーンに転職するお得な方法をまとめました。ぜひご覧ください。
条件にこだわり過ぎない
すでに転職を繰り返している薬剤師は目が肥えていることもあり、ついつい条件にこだわってしまいがち。
希望条件の全てを満たす職場はなかなか見つかりません。
見つかったとしても採用されるかどうかもわかりません。
あなたが転職先に希望する条件を、『絶対に譲れないもの』と『妥協してもよいもの』に分けておきましょう。
薬剤師向けに転職希望条件の優先順位のつけ方を、転職歴2回の現役管理薬剤師が解説。この記事で希望条件の優先順位のつけ方がわかります。優先順位をしっかり決めておけば転職で後悔することがなくなり、転職に成功できます。
採用されるためには、ある程度妥協する部分も必要になってくるからです。
次の転職を最後にしたい。
そのためにも長く働ける職場へ転職したい。
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なぜ薬剤師は転職を繰り返す(転職しすぎる)のか
ここでいう転職を繰り返す薬剤師とは、転職を4回以上している薬剤師のことを言っています。
転職を5回以上している薬剤師は転職しすぎであると間違いなく言えます。
転職癖のある薬剤師と噂が立っても仕方ないでしょう。
そういう薬剤師はジョブホッパーなどと呼ばれます。
あなたは大丈夫だと思いますが、転職を繰りかえす薬剤師にはある特徴があります。
転職を繰り返す薬剤師の特徴
- 面接ではボロが出ないので採用される(転職回数が多くてもなんとか乗り切る)
- 働いているうちにボロが出る
- 知識が不足しているので薬局業務についていけなくなる
- やり方や待遇を前の薬局と比べてはいつも不満を言っている
- スタッフとコミュニケーションがとれない(他のスタッフから嫌われている)
- 協調性がない
転職を繰り返す薬剤師に共通の特徴です。
その薬局にいられなくなり、転職せざるをえなくなったというのが本当のところだと思います。
転職を繰り返す薬剤師と一緒に働いた経験があります(しかも複数人)。
その経験をもとにして書きました。その薬剤師がいなくなっても薬局としては全く困りませんでした。
戦力になっていなかったということです。
ただし、女性薬剤師で旦那さんの転勤に伴う転職で回数が増えてしまったなど、妥当な理由がある場合については当てはまりません。
妥当な理由があって転職を繰り返さざるを得なかった薬剤師についてはこちらにまとめましたのでご覧ください。
≫薬剤師ですが、転職回数が多いと転職に不利ですか?いえ、理由が大事です。
薬剤師の転職回数は多いと不利になるのか、何回までは大丈夫で何回からはアウトなのか。そんな疑問を薬剤師採用担当の現役管理薬剤師が解説。薬剤師の転職回数は超重要です。この記事を読めば転職回数が1回でも不利になる薬剤師、5回でも大丈夫な薬剤師の違いがわかります。
薬剤師は売り手市場だから転職が簡単だったから
薬剤師は今までずっと売り手市場でした。
薬局数はコンビニエンスストアよりも多く、とにかく薬剤師を必要としている薬局がたくさんあるので転職先は選び放題。
ちょっとでも嫌なことがあったり、自分に合わないと思ったらすぐに転職して逃げることができました。
ただ、最近では薬剤師不足は解消されつつあります。どこにでも転職できるという状況ではなくなったことには注意が必要です。
転職を繰り返している薬剤師でも採用する薬局が多かったから
今までは、薬剤師の求人を出しても全く応募ないのがあたりまえでした。
そんな薬局に、転職を繰り返している薬剤師から応募があったらどうでしょう。
転職を繰り返していることなど特に気にせず採用されました。
ですが、今ではその頃とは状況が変わっています。
薬局の特徴が外部からわかりにくいので転職を失敗したと感じる薬剤師が多い
自分の力のみで転職先を探している薬剤師は転職を繰り返している(転職に失敗したと感じている)傾向が強いです。
転職で失敗したくないなら、薬剤師転職サイトの利用が必須です。
こういった理由から転職を繰り返す薬剤師が生み出されていったのです。
転職癖 薬剤師が転職を繰り返すデメリットと次の転職を成功させるコツ Q&A
Q1: 薬剤師が転職を繰り返すデメリットは何ですか?
A1: 薬剤師が転職を繰り返すデメリットは以下の通りです:
- 採用されにくくなる
- 性格に問題があると思われる
- 経歴に一貫性がなくなる
- 年収が上がりにくい
- 昇進の機会を逃す
- 退職金が減る
- 転職癖がつく
Q2: 転職回数が多い薬剤師が転職を成功させるためのコツは何ですか?
A2: 転職回数が多い薬剤師が転職を成功させるためのコツは以下の通りです:
- 転職理由を明確にする
- 強みをアピールする
- 長く働ける職場を選ぶ
- 計画的に転職活動を進める
- 信頼できる転職エージェントを利用する
- 前職での経験を生かす
Q3: 転職回数が多いと不利になる理由は何ですか?
A3: 転職回数が多いと不利になる理由は以下の通りです:
- 「またすぐに辞めるのではないか」と思われる
- 「性格に問題があるのではないか」と疑われる
- 「経歴に一貫性がない」と判断される
Q4: 短期間で転職する際の対策は何ですか?
A4: 短期間で転職する際の対策は以下の通りです:
- 転職理由をポジティブに説明する
- 次の職場での目標を明確にする
- 前職での成果を強調する
Q5: 長く働ける職場を選ぶためのポイントは何ですか?
A5: 長く働ける職場を選ぶためのポイントは以下の通りです:
- 職場の雰囲気や文化を確認する
- キャリアアップの機会があるか調べる
- 自分の価値観と合うかを見極める
【転職癖】薬剤師が転職を繰り返すデメリットと次の転職を成功させるコツ(まとめ)
転職を繰り返さなくて済むには、次の転職を成功させればよいだけ。
転職に成功すればもう転職をする必要はなくなるからです。
転職を成功させるためには情報収集が重要。
自分だけの力で転職活動をするのではなく、薬剤師の転職に強いエージェントと相談しながら転職活動を進めてください。
これ以上転職を繰り返したくない薬剤師向け転職サイト