小規模個人薬局への転職は?チェーン薬局より給料高くて良さそうですが。

個人薬局への転職を勧めない8つの理由

 

医療費削減のために調剤報酬がどんどん減らされている昨今。

今までと同じ仕事をしているだけではどんどんと薬局の収入は下がっていきます。

 

薬局の収入が下がれば会社の利益も減る方向になるのは当然のことです。

 

個人でやっている薬局(チェーンではなく、2~3薬局を経営する小規模薬局)の経営は厳しくなっていることが多いのではないかと思います。

M&Aや譲渡などでチェーン薬局傘下に入るところも少なくありません。

 

個人薬局でも、例えば立地が格段に良かったり、門前医療機関との関係が良好で経営がうまく行っているところももちろんあります。

 

ですが、個人薬局への転職には注意が必要です。

 

個人薬局への転職を勧めない8つの理由

①将来のポストが少ない

⇒薬局数が少ないと当然管理薬剤師やその他の役職も少なく、昇進の機会がほとんどなくなってしまいます。ずっと一般薬剤師のままでいることも。

 

②会社の将来性がない(少ない)

⇒新規開局などの案件も大手チェーンに比べれば取りにくい状況です。事業規模の拡大が見込みにくいです。

 

③薬局数が少ないと経営難に陥りやすい

⇒例えば門前医療機関の先生が高齢で後継ぎがなく閉院してしまった場合、その薬局の経営が一気に悪化します。大手チェーンのように薬局数が多ければそのうちの1薬局がうまく行かなくなっても影響は小さく済みますが、個人薬局ではそうは行きません。会社存続の危機にもなりかねません。

 

④十分な設備投資がされない

⇒最新の調剤機器やレセコンなど数年毎に更新する必要があります。利益を十分に上げられない薬局は調剤室の環境整備も遅れがちです。

 

⑤人手不足になった時採用が難しい

⇒薬剤師不足はだいぶ解消されてきましたが、大手調剤薬局チェーンに比べれば個人薬局の薬剤師採用はまだまだ難しいものがあります。だからこそ高い給与を提示するのです。

しばらく人で不足の状態で業務を続けなければなりません。薬局数が少ないと、他薬局からの手伝いも期待できません。

 

⑥社長と一緒に働く

⇒冗談のようですが。尊敬できるような素晴らしい薬剤師の社長なら問題ありませんがそうではなかった場合・・・。社長と同じ薬局でずっと働くというのは大変なストレスです。

 

⑦もしくは社長の奥さんと一緒に働く

⇒社長の奥さんが薬剤師の場合、複数薬局を経営していればおそらく管理薬剤師のポストに就いていると思います。この人も尊敬できるような人であれば良いのですが、そうではなかった場合・・・。社長の奥さんが管理薬剤師だったら、部下が意見するのはまず無理ですよね。

 

⑧人間関係が良くなかった場合、逃げ場が無い

⇒(参考)薬局を辞める前に上司や同僚、同期の薬剤師にまずは相談を

↑これが使えません。同期もいないし、上司は社長の奥さんもしくは社長です。考えただけでも恐ろしいですね。

 

実際には、大手チェーンよりもすばらしい個人薬局はたくさんあります。

ただ、自分でそれを見つけるのは容易ではありません。

自分ひとりで転職活動を始めてしまうと、その薬局の事を良く分からないまま入社を決めてしまい、絶対に後悔します。

良いチェーン調剤薬局を見つけるのと、良い個人薬局を見つけるのとでは、後者の方が断然難しい

 

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