薬局の同僚薬剤師とうまくいっていません。雰囲気が最悪です。どうしたらよいでしょうか?
そんな薬局に入ってしまった薬剤師がこれからどうしたらよいのかを書いていきたいと思います。
薬剤師の異動・転勤が減少傾向
2016年4月からのかかりつけ薬剤師の制度創設に伴い、チェーン薬局でも他薬局への異動(転勤)が減っています。
かかりつけ薬剤師の要件の確認です。
- 保険薬剤師として3年以上の薬局勤務経験がある
- 当該保険薬局に週32時間以上勤務している
- 当該薬局に6か月以上在籍している
- 医療に係る地域活動の取組に参画していること
- 研修認定を取得している(2017年4月1日から)
このうち、
当該保険薬局に週32時間以上勤務している
当該保険薬局に6か月以上在籍している
の2つ要件があるために異動や転勤、薬局の兼務が減っています。
せっかく同意書を取得したのにその薬剤師が異動してしまったらかかりつけ薬剤師指導管理料が算定できませんからね。
ということはどういうことか。
薬局薬剤師の人員配置が硬直化する
今までであればその薬局に嫌な薬剤師がいたとしても一定の期間で異動になったり、週の半分は他の薬局に行っていたりと何とか我慢ができていました。
しかし今ではそうはいきません。今まで以上に人員配置が硬直化します。
嫌な薬剤師と今後長期間にわたって働き続けなければなりません。
今の薬局の同僚薬剤師との雰囲気が最悪だとその状況はすぐには変わらないでしょう。
雰囲気が最悪というのはどういうこと?
ではこんなときにはどうしたらよいか、具体的なアクションプランを書いていきます。
薬局の雰囲気が最悪で我慢できない場合の対処法
上司(管理薬剤師)に相談する
なにかしら動いてくれるはずです。何もしてくれない場合はその薬局責任者は無能ということです。
一番最悪なのは、管理薬剤師が人間関係悪化の最大の原因であること。もうどうしようもありません。
その場合はその上の上司に伝えましょう。
異動希望を出す
上司が見て見ぬふりだったり何も動いてくれない場合は異動希望を出しましょう。
転職する
異動が認められない場合や異動する薬局が無い場合はそうせざるを得ないでしょう。
無理してその薬局に勤めなければならない特別な理由があれば別ですが、我慢してまで残る理由がないのであればさっさと転職を考えるべきです。
すでに現在転職活動中の薬剤師は
転職成功には薬局選び(会社ではなく実際に勤務する薬局)の重要度が増しています。特にその薬局の薬剤師スタッフの構成をよく見てから決めましょう。