
失敗しない薬剤師の転職 調剤薬局の事務を見れば薬局の雰囲気が一目瞭然ですよ。
転職活動中の薬剤師、転職を考えている薬剤師へ。
薬局見学で話を聞く際の注意点を挙げてみたいと思います。
転職を考えている薬剤師向けに薬局見学で見るべきチェックポイントをまとめました。自分が勤務する職場の見学は必須です。なんとなく見学するのではなく見るべきところを良く見ましょう。転職成功のカギは現地調査です。
薬局見学で対応するのは主に管理薬剤師
薬局見学で話をしてくれるのは、多くの場合その薬局の管理薬剤師です。まれに一般の薬剤師、エリアマネージャー的な人(会社によって役職名は異なります)が出てくることもあります。
見学者のあなたをぜひ採用したいという気持ちが強い順は、エリアマネージャー>管理薬剤師>一般薬剤師です。
この順でセールストークになりがちです。(管理薬剤師をしている私も薬局に見学者がきて、良さそうな人だったらそうなってしまうかもしれません。)
失敗しない薬局選びのためには、エリアマネージャーや管理薬剤師の話はそこそこに、今後同僚となる一般薬剤師からセールストークではない「本当の話」をがんばって聞きだす必要があります。
薬局の残業時間や忙しさ、その会社の教育研修システムなどはここで確認しておいてください。
しかし、薬局の雰囲気をしっかりつかむにはまだ十分ではありません。
薬局で働いているのは薬剤師だけではありません。
薬局見学で見るべきはこの人
薬剤師以外の職種の人。そう、事務さんです。薬局の事務さんを見れば、その薬局の雰囲気がわかります。
事務さんが笑顔で生き生きと仕事をしているか、それとも暗い顔で嫌々仕事をしているのか。
事務さんと薬剤師は連携が取れているでしょうか。スタッフ間のコミニュケーションはどうでしょうか。受付や処方入力、会計など薬局の顔ともいうべき事務さんが素敵な笑顔で働けているということは少なくともその薬局は働く方にとって変な薬局ではないと言えます。
注意:素敵な笑顔かどうかは、患者さんがいない所でチェックしてください。
患者さんの前では営業スマイルになっていることもありますので、患者さんが切れた時間帯にチェックしましょう。
この薬局に転職して大丈夫かどうか判断に迷ったら事務さんを見ましょう。
事務さんを見ればその薬局がうまく行っているのかいないのかが一目瞭然です。
転職失敗回避の方法には失敗例を知ることが大事