『薬剤師として働きたくない』そう思ったらやるべきこと3選
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薬剤師と働きたくないと思うようになった薬剤師

学生の頃は薬剤師になりたいと思って頑張ってきたのですが、実際に働いてみると私には合わない気がします。

もう薬剤師として働きたくないのです。

でも学費も高かったし、大学6年間も通って免許を取ったからもったいないとも思いますし・・・。

どうしたらよいでしょうか?

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薬剤師として働きたくないと思ったこと、私も今までに何度もあります。

『薬剤師として働きたくない』そう思ったあなた。

何か仕事で嫌な事があったからではないですか?

  • 患者さんからクレームを言われた
  • 仕事の覚えが悪いといつも上司に怒られる
  • お局様からいじめを受けている
  • 仕事を覚えられない
  • 何か仕事で大きなミスを起こしてしまうのが怖い
  • 忙しい割に給料が安い
  • 職場の人間関係が最悪

こんなことがあったら、私だって薬剤師として働きたくないと思ってしまいます。

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『薬剤師として働きたくない』そう思っているあなたに、解決方法があります。

自己紹介

pharma_di(ファマディー)

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ストーリーズでは内容の濃い情報を発信中≫ ファマディー

全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。

管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
【私が薬剤師採用のために連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト

面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。

私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。

ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。

このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。

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 本記事の内容
この記事では次のことがわかります。

結論
薬剤師免許を持っているからといって、薬剤師に固執する必要はありません。

薬剤師免許が無かったとしたら、あなたは何をしたいですか?

実際、薬剤師免許を持っている20人に1人は別の仕事をしています。

あなたの『薬剤師として働きたくない』という理由を深堀りすることで、本当に嫌なことが何かがわかります。

薬剤師として働いていない人はどのくらいいるか

薬剤師免許を持っていながら、薬剤師として働いていない人はどのくらいいるか
薬剤師免許を持っていながら、医療とは関係ない業種で働いている方はどのくらいいるのでしょうか。

2022年の薬剤師統計の概況(厚生労働省)によりますと、薬剤師免許を持っていて医療業界で働いていない人は、7,638人(全体の2.4%)もいます。

薬剤師のうち、20人に1人は薬局や病院、ドラッグストア、介護施設、大学、医薬品関係企業、衛生行政機関又は保健衛生施設以外で働いているという結果です。

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結構多いと思いませんか?

例えば、ケツメイシのRyoさんと大蔵さんは薬剤師の免許を持っていながら音楽活動をされています。

セーラームーンの作者である武内直子さんも薬剤師免許を持っています。

お天気キャスター、タレントとして活躍された久保恵子さんも薬剤師です。

私の知り合いにも薬剤師免許を持っていながら、薬とは関係ない会社を経営しています。

このように、薬剤師免許を持っていても薬剤師として働いていない人は結構いるのです。

あなただって薬剤師と関係ない仕事に就いたって全く問題ありません。

薬剤師として働きたくないと思ったらやるべきこと3選

『薬剤師として働きたくない』そう思ったらやるべきこと3選

薬剤師として働きたくないと思ったらやることは次の3つです。

薬剤師=医療業界で働くという考えを一度捨て去る

薬剤師免許にとらわれてしまうと、あなたが本当にやりたいことがわからなくなってしまいます。

薬剤師免許の事は忘れて、あなたが本当にやりたいことを考えてみてください。

どうですか?

何かやりたいことが見つかったでしょうか?

「いやいや、そんなにすぐにやりたいことなんて見つからない」と言う方もいるでしょう。

すでにやりたいことが見つかっている方もいるでしょう。

やりたいことがあっても、薬剤師の給料と比べるとなかなか踏み切れないと感じている方もいるでしょう。

薬科大・薬学部に通って国家試験に合格して薬剤師免許を取得した。

だからといって、薬剤師に固執しなくても良いのです。

カフェをやっても良いですし、画家になっても良いですし、作家になっても良いのです。

薬剤師の枠から離れてもっと自由に、あなたが本当にやりたいことを考えてみてください。

職種を変えることで解決できないか考えてみる

やりたいことは特別無いけれど、なんとなく薬剤師としては働きたくないと思っている。

そんなあなたに解決策を提示していきます。

例えば、薬剤師でありながら、接客をしなくて良い仕事もあります。

接客が無い薬剤師の仕事

  • 工場や倉庫の管理薬剤師
  • 医薬品卸の管理薬剤師
  • 調剤外部委託先の調剤専門業務

このような仕事に興味を持ったあなたは、おそらく接客が苦手であったり、なるべく接客したくないと思っているのではないでしょうか。

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実は、私も接客が苦手です。

  • いろいろ細かい事を言ってくる人
  • クレームを言ってくる人
  • 感じの悪い人

接客の無い仕事に就けば、面倒な人の相手をする必要が無くなります。

調剤薬局以外で薬剤師として働ける職種は他にたくさんあります。

今の職場を変えることで解決できないか考えてみる

あなたが職場の人間関係や休みの取りにくさ、仕事の忙しさが原因で『薬剤師として働きたくない』と思ったなら、職場を変えることで解決できます。

異動や転職を選択肢に加えてみましょう。

大切なのは、今の職場が嫌なのか、職種が嫌なのか、薬剤師という仕事自体が嫌なのかを明確にしておくことです。

  • 今の職場を離れれば解決するのか
  • 薬剤師でありつつも他の業種へ転職すれば解決するのか
  • 薬剤師とは関係しない仕事に転職しなければ解決しないのか

次への進み方が変わってしまいますので、明確にしておきましょう。

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転職をして年収が上がったら、不満が一気に解消したという人が少なくありません。
結局お金の問題が大きいかもしれませんね。

 

薬剤師として働きたくないと思ったきっかけと解決策

薬剤師として働きたくないと思ったきっかけと解決策

薬剤師として働きたくない。

こう思ったきっかけから解決策が見えてきます。

薬剤師は給料が安くて将来が不安

薬剤師の給料は初任給こそ良いものの、そこからの昇給は少ないことがほとんどです。

一般の職種よりも薬剤師は年収が高めではありますが、6年間大学に支払った授業料や勉強量と比較すると割に合わないと感じるのではないでしょうか。

一般の薬剤師だと年収600万円付近が上限。

管理薬剤師でもせいぜい年収700万円~800万円が限界でしょう。

この金額では将来が不安と感じる薬剤師(特に男性薬剤師)が多いようです。


一番簡単に年収をアップさせることができるのは転職です。

自力で転職はせずに、薬剤師転職サイトに登録して給与交渉をしましょう。

これをしないと年収アップは叶いません。

薬剤師1年目で辞めたいと思ったら

あなたがまだ1年目の薬剤師だったらこちらが参考になるかもしれません。

患者さんからクレームを言われて辞めたくなった

薬局や病院で働いていると患者さんからクレームを言われることがよくあります。

ドラッグストアで働いていてもお客さんからクレームを言われることがあるでしょう。

クレームを言われると少なからず心にダメージが与えられます。

もう辞めたいという気持ちになるのも無理はありません。

職場の人間関係が嫌で辞めたくなった

薬局や病院に必ずと言ってよいほどいるお局様。

いつも言い方がきつくて顔を合わせるだけでストレス。

そんなお局様の特徴を知っておくとストレスが減らせます。

お局様以外からいじめを受けているならこちらをどうぞ。

上司や先輩からパワハラを受けている場合はこちらが参考になります。

怒られて仕事が嫌になった。うつになりそう。

人間関係の問題で仕事に行きたくない。


仕事のプレッシャーが強すぎる

調剤ミスや調剤過誤を起こしてしまったらどうしよう。

患者さんに健康被害を与えてしまったらどうしよう。

薬剤師はいつもこのようなプレッシャーの中で仕事をしています。

間違いを起こしてしまうと、「自分は薬剤師に向いていないのではないか」と考えてしまう薬剤師も少なくありません。

【薬剤師辞めたい】調剤ミス・調剤過誤をしてしまったら│判断基準も

薬剤師に対するノルマがきつくて辞めたい

薬局やドラッグストアに多い薬剤師に対するノルマ。

これがきつくて辞めたいと思う薬剤師もいます。

一番多いのはかかりつけ薬剤師の同意書取得枚数でしょう。

休みが取れなくて辞めたい

薬局やドラッグストア勤務だと土曜日や日曜日も仕事という事があります。

病院勤務だと当直もあるでしょう。

希望の日に休みが取れないことも良くある話です。

薬剤師として働かなくたって良い

薬剤師として働かなくたって良い

薬剤師免許を持っているのだから医療に貢献しなくては。

薬剤師は皆真面目ですからそう思ってしまうのかもしれません。

ですが、薬剤師免許を活かそうが眠らせておこうが自由。

もっと自由な働き方をしたって良いのです。

別の仕事をしてからまた薬剤師に戻ってくるという選択肢もあります。

もっと自由に仕事探しをしてみませんか?

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