転職を考えている薬剤師
今の会社(薬局)を辞めようと思っています。転職活動と退職はどっちが先ですか?
仕事をしながら転職活動をした方が良いのか、退職してから転職をした方が良いのか教えてください。
どっちが先なのかわからなくて・・・。
転職活動をいつするべきか悩んでいる薬剤師
転職活動は仕事を辞めてからするべきでしょうか?
それとも仕事を続けながらするべきでしょうか?
- 転職をしようと決めたけれど何から始めたら良いのかわからない
- 転職活動を始めるのと退職の申し出をするのはどっちが先?
- 平日に休みが取れないから、仕事を続けながら転職活動をするのは難しい
- 転職を機に少し長めの休みを取りたい
あなたもこのようなことで悩んでいませんか?
実は最近、薬剤師の退職を引き留めない例が増加してきています。
薬剤師は売り手市場だから、退職を申し出たら普通は引き留められるんですよね?
数年前までは退職を申し出ると給与の上乗せなどで引き留めることがありました。しかし、最近では状況が変わりつつあります。
今までのような退職希望の薬剤師への引き留めが行われないことが増えてきています。
≫【薬剤師の転職】引き留められて辞めさせてくれない時はどうすべきか?
なぜなら、薬局業界の利益率が減少していて、なるべく少ない薬剤師数で薬局を運営していこうと会社側が考えているからです。
たとえ優秀な薬剤師の退職であっても、その薬局の適正人員を考えて引き留めをしない例が増えてきています。
調剤報酬の度重なる改悪や薬剤師の充足、院外処方率の頭打ちなどの要因により、薬剤師バブルは終わりました。薬剤師免許を持っていれば誰でも採用される状況ではなくなりつつあります。
転職活動は厳しくなり、退職は簡単になっている。
だからこそ、退職を申し出るよりも先に転職活動を始めておいたほうが良いのです。
本記事の内容
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pharma_di(ファマディー)Follow @pharma_di
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全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。
管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
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面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。
私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。
ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。
このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。
転職活動と退職はどっちが先か。その答えは転職活動が先です。
最近では退職の引き留めが緩くなっていますので、退職の申し出から退職日までの期間が従来よりも短くなっています。
ブランク期間を作らないためにも、転職先を決めてから退職の申し出を行ってください。
仕事を辞めてから転職活動を始めるとデメリットが大きくなります。少し大変かもしれませんが、今の仕事を辞める前に転職活動を始めましょう。
転職活動を始めるタイミングは辞めてからではなく、可能な限り今の仕事を続けながらがベスト。
その方がメリットが大きいです。仕事を辞めてからでないと時間が取れずに難しいと思うかもしれませんが、十分可能です。仕事を続けながら上手に転職活動をするコツも紹介します。
今の仕事を辞める前に転職活動を始めるのがオススメです。
薬剤師の転職活動の開始タイミングは仕事を辞めてからではなく続けながら
転職活動は仕事を辞めてから始めれば良いのか、それとも仕事を辞めずに転職活動を始めたら良いのか。
どちらが良いのか迷う方も多いと思います。
転職2回経験している私は断言します。
可能な限り、今の仕事を辞める前に転職活動を始めてください。
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それは後から説明するそれぞれのメリットとデメリットを比較してのこと。
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薬剤師が仕事を辞めてから転職活動を始めるのはリスクが大きい
- どうせ仕事はすぐ見つかるだろうから、仕事を辞めてから転職活動をしても大丈夫だろう
- 今まで全然休めなかったから、この機会に旅行でもしてリフレッシュしよう
このように考えて、ちょっとゆっくりしてから転職活動を始めたいと考える方もいるでしょう。
実は、私も同じことを考えていました。
仕事を辞めてから転職活動を始めるのはデメリットが大きすぎます。
薬剤師が仕事を辞めてから転職活動を始めるデメリット
薬剤師が仕事を辞めてから転職活動を始めるデメリットは以下の通りです。
仕事を辞めてから転職活動をするデメリット
- ブランク期間ができてしまうリスク
- 良い転職先が見つからないかもしれないリスク
- 焦りによる転職失敗のリスク
- 無収入となってしまうリスク
- 足元を見られる可能性があるリスク
- 保険の切り替えが必要
- 引越しが必要となるリスク
ブランク期間ができてしまうリスク
仕事を辞めてから転職活動を始める最大のデメリットは、採用する側に「この仕事をしていない期間は何だ?」と不信感を持たれること。
実際、うちの薬局でもブランク期間があることが気になり、薬剤師の採用を断ったことがあります。
仕事から離れなければならない理由があったのなら問題ないのですが、ただ休みを取って遊びたかっただけというのは良い印象を持たれません。
ブランク期間には何をしていたのか、面接で確実に質問されます。
しっかりとした理由を答えられるように準備をしておきましょう。
良い転職先が見つからないかもしれない
薬剤師が仕事を辞めてから転職活動を始めるデメリット2つ目は、良い転職先がすぐに見つからない可能性があること。
良い転職先がすぐに見つかればよいですが、なかなか見つからない場合も想定しておかなければいけません。
希望条件が高すぎる、薬剤師が充足しているなどの理由で希望に近い求人が出てこないこともあるでしょう。
働きたくても働けない。これも大きなデメリットです。
焦りによる転職失敗のリスク
薬剤師が仕事を辞めてから転職活動を始めるデメリット3つ目は、焦りによる転職失敗のリスクです。
希望通りの転職先がなかなか見つからないと焦りが生じます。
焦りが生じるとどうなるでしょうか。
冷静な判断ができなくなり、希望条件を妥協して下げてしまうこともあるでしょう。
その結果、転職に失敗するというリスクが増大します。
無収入となってしまうリスク
薬剤師が仕事を辞めてから転職活動を始めるデメリット4つ目は、無収入となってしまうリスクです。
仕事を辞めてからの転職活動では、収入が一時的に途絶えてしまいます。
次の仕事が決まるまでは、生活が不安定になることも想定しておきましょう。
貯金が十分にあれば良いですが、日々の生活でお金が減る一方。これはかなり焦ります。
足元を見られる可能性がある
薬剤師が仕事を辞めてから転職活動を始めるデメリット5つ目は、転職先に足元を見られる可能性があるリスクです。
すでに仕事を辞めている薬剤師に対し、採用する側が足元を見てくる可能性があります。
『どうせこの薬剤師は仕事を辞めているのだから焦っているはず。どうせ無職だし、年収交渉に応じなくても良いだろう。』
このように思われてしまう可能性があります。
ブランク期間があることに加えて、足元を見られてしまったら、好条件で転職することは難しくなるでしょう。
保険の切り替えが必要
薬剤師が仕事を辞めてから転職活動を始めるデメリット5つ目は、保険の切り替えが必要になることです。
退職後には一時的に国民保険に切り替える必要があります。
保険の切り替えには手間がかかりますし、保険料の負担も発生します。
令和4年度(令和4年4月~令和5年3月まで)の国民年金保険料は月額16,590円です。
仕事を辞めてから転職活動を始める場合には、こういったデメリットも頭に入れておきましょう。
引越しが必要となるリスク
薬剤師が仕事を辞めてから転職活動を始めるデメリット6つ目は、引っ越しが必要になるリスクです。
前職で借り上げ社宅を利用していた方は、退職日の属する月末など指定された日までに退去する必要があります。
その後の住居の確保や新居探し、引っ越しが必要となることも想定しておきましょう。
このように、薬剤師が仕事を辞めてから転職活動を始めるのはデメリットが大きすぎます。
薬剤師が仕事を辞めてから転職活動を始めるのはデメリットが大きいですね。
でも仕事を辞めてから転職活動をするメリットもあるのではないですか?
では、仕事を辞めてから転職活動をするメリットを解説していきましょう。
薬剤師が仕事を辞めてから転職活動を始めるメリット
薬剤師が今の仕事を辞めてから転職活動を始めるメリットもあります。
薬剤師が仕事を辞めてから転職活動を始めるメリット
- 転職活動に十分な時間を使える
- 採用が決まったら、すぐに勤務できる
- 転職活動以外にも自由な時間を持つことができる
- 退職できない、退職時期の遅れのリスクがない
転職活動に十分な時間を使える
仕事を辞めてから転職活動を始めるメリット1つ目は、転職活動に十分な時間を使えること。
仕事を辞めた後なら転職活動に十分な時間を使えます。
丸一日転職活動に費やしても問題ないでしょう。
仕事を続けながらではこんなことはできません。
転職活動に十分な時間を使えるのは大きなメリットと言えます。
採用が決まったら、すぐに勤務できる
仕事を辞めてから転職活動を始めるメリット2つ目は、採用が決まったらすぐに勤務できること。
今すぐにでも働き始められる薬剤師を採用したい。こう考える薬局はかなり多いです。
求人を出すのは薬剤師が不足しているから当然ですね。
仕事をすでに辞めている薬剤師にとって、「明日からでも勤務可能」ということは最大の武器。
仕事を続けながらの転職活動を始めた場合では、転職先への入社は最短でも2~3カ月後になるでしょう。
その点、すでに退職している薬剤師なら退職日の翌日から勤務可能。
今すぐ薬剤師が欲しい薬局に採用されやすいという、大きなメリットがあります。
転職活動以外にも自由な時間を持つことができる
仕事を辞めてから転職活動を始めるメリット3つ目は、転職活動以外にも自由な時間を持つことができること。
退職した後の時間を全て転職活動に費やすことはないでしょう。
旅行に行ったり、勉強したりと自由に時間を使えますね。
上手にリフレッシュして次の仕事への充電期間とすることができます。
退職できない・退職時期の遅れのリスクがない
仕事を辞めてから転職活動を始めるメリット4つ目は、退職できない・退職時期の遅れのリスクがない
退職できない、退職時期を引き延ばされてしまったという理由で転職先への入社が遅れてしまう事は薬剤師ならよくあることです。
私も2回目の転職の時になかなか辞めさせてもらえず、転職先への入社が2か月も遅れてしまいました。
すでに仕事を辞めていれば転職先に迷惑をかける心配はありません。
働き始めたい時期に働き始めることが可能です。
ここまで、仕事を辞めてから転職活動を始めるメリットを解説してきました。
メリットがたくさんあるから仕事を辞めてから転職活動を始めようと思った方もいるでしょう。
しかし、仕事を辞める前に転職活動をするメリットの方が大きいです。
薬剤師が仕事を辞める前に転職活動を始めるメリット
仕事を辞める前に転職活動を始めるメリット
- 今の職場に残るという選択肢がある
- 働いていない期間(ブランク)ができない
- 無収入となってしまうことがない
- 国民健康保険への切り替えが不要
- 会社負担で引越しや新居探しができる
今の職場に残るという選択肢がある
仕事を続けながら転職活動を始める最大のメリットは、今の会社に残るという選択肢があるということです。
転職活動を始めてみたものの、良い条件の薬局がなかなか見つからなかったらどうでしょう。
すでに退職をしてしまっていたら、たとえ前の会社の方が良かったと思っても戻れません。
今の会社に残るという選択肢を残しておくのは大きなメリット。
そのためにも、仕事を辞める前に転職活動を始めましょう。
働いていない期間(ブランク)ができない
仕事を続けながら転職活動を始めるメリット2つ目は、ブランク期間が生じないことです。
仕事を続けながら転職活動をしていれば、働いていない期間が発生しません。
先ほどのデメリットで解説したように、ブランク期間がある薬剤師の採用を嫌がる薬局もあります。
なるべくならブランク期間を作らないように転職をしましょう。
無収入となってしまうことがない
仕事を続けながら転職活動を始めるメリット3つ目は、無収入となる期間が無いこと。
働きながら転職活動を始めておけば、今の仕事を退職後、すぐに転職先に入社できます。
これなら給与が途切れることがないので、無収入となる期間が発生しません。
これも大きなメリットです。
国民健康保険への切り替えが不要
仕事を続けながら転職活動を始めるメリット4つ目は、国民健康保険への切り替えが不要ということ。
今の仕事を退職して次の会社へすぐに入社をすれば、国民健康保険への切り替えが不要です。
国民健康保険料を支払う必要もありません。
デメリットでも説明しましたが、退職をしてから転職先探しを始めると国民健康保険料の負担が生じてしまいます。
会社負担で引越しや新居探しができる
仕事を続けながら転職活動を始めるメリット5つ目は、転職先の会社負担で引越しや新居探しができること。
借り上げ社宅が適用される薬局へ転職すれば、今の住居から新居への引っ越し費用や、新居の敷金礼金は全額会社負担となることが多いです。
引っ越し費用もそれに付随する費用も会社負担ですから、自己負担0円で引越しが可能です。
これも大きなメリットです。
私は地方在住で、借り上げ社宅適用の薬局へ転職しました。新居への引っ越し費用は全て会社負担。さらには転勤準備金も支給されました。
やっぱり仕事を続けながら転職活動を始めて、退職したらすぐに次の職場で働き始めるのが理想ですね。
でも仕事をしながら転職活動できるでしょうか。時間がとれるか心配です。
確かに仕事を続けながら転職活動をするデメリットもありますね。
薬剤師が仕事を続けながら転職活動をするデメリット
薬剤師が仕事を続けながら転職活動をするデメリットは主に2つです。
薬剤師が仕事を続けながら転職活動をするデメリット
- 仕事と転職活動の両立が困難
- 転職活動のための時間が取れない
仕事と転職活動の両立が難しい
薬剤師が仕事を続けながら転職活動をするデメリットの1つ目は、仕事と転職活動の両立が難しいということ。
仕事をしながら転職活動をするためには十分な時間が必要です。
休日や有給休暇をうまく利用して、求人探しや薬局見学をしなくてはなりません。
休日はゆっくりしたいと思っている方にとって、仕事と転職活動の両立は難しいと言えます。
転職活動のための時間が取れない
薬剤師が仕事を続けながら転職活動をするデメリットの2つ目は、転職活動のための時間が取れないこと。
朝から夜まで仕事。休みが取れるのは不定期だから予定が立てにくい。
仕事を続けながら転職活動をすると忙しくなりすぎてしまうのがデメリットです。
うーん、やっぱり仕事を辞めてから転職活動を始めたほうが良さそうですね。
ちょっと待ってください。仕事をしながら転職活動をすることは十分可能ですよ。
忙しくて時間が取れないというデメリットもちょっとした工夫で簡単に解決できます。仕事を続けながら転職活動をするコツをお教えします。
まずは、オススメしている仕事を続けながら転職活動をするメリットを解説しましょう。
仕事を続けながらうまく転職活動をするコツ
仕事を続けながらうまく転職活動をするコツ
- 休日、仕事終わりの時間を有効活用する
- 効率的に時間を創る
- 薬剤師転職サポートを複数利用する
休日、仕事終わりの時間を有効活用する
まずは転職活動をする時間の確保です。
休日や平日の仕事終わりの時間を有効に活用しましょう。
- 半休を使って午後に転職活動を行う
- 平日の休みを使って転職活動を行う
- 有給休暇を取得して転職活動を行う
- 仕事終わりに転職活動を行う
求人票やメールのチェックは平日の夜でもできるでしょう。
このように、ちょっと工夫するだけで働きながらでも十分に転職活動をすることができます。
薬局によっては土曜日や平日の業務終了後に薬局見学の時間を設けてくれます。
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≫薬剤師が平日を使わずに土日(週末)だけを使って転職をする方法
土日の週末だけで転職活動をしたい薬剤師必見!平日は仕事が忙しくて転職活動は無理。そんな方でも土日だけを使って転職活動がをする方法を現役管理薬剤師が解説。この記事を読めば土日だけで転職活動をすることができます。
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薬剤師採用担当管理薬剤師が選んだ
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退職希望の薬剤師を引き留めない7つの理由
薬剤師の退職引き留めが減った理由は以下の通りです。
会社が薬剤師の退職を引き留めない主な理由
- 薬剤師が充足している
- 評価が低い薬剤師
- 患者からの評判が悪い薬剤師
- スタッフからの評判が悪い薬剤師
- 年齢が高い薬剤師(定年が近い)
- 給与が会社の基準よりも高額な薬剤師
- リストラ候補だった薬剤師
薬剤師が充足している
退職を申し出ても引き留められない場合の理由の大部分はこれです。
基本的に、退職する薬剤師の補充のために新規で薬剤師を雇う必要が無ければ、引き留めることはありません。
近隣の薬局で薬剤師が充足していれば、異動で薬剤師の補充ができるからです。
代わりの薬剤師なら近くの店舗にいるし、引き留めるのに使う時間がもったいない。
去る者は追わず。 むしろ、「退社」=会社の新陳「代謝」が進んで良い!
評価が低い薬剤師
今までの貢献度や勤務態度など、評価が低い薬剤師の場合にも退職の引き留めは行われません。
あの人がいなくなったところで別に困らないよね。
どうせ居たってたいして仕事してなかったんでしょ?
言われた事しかしない人だったね。退職の申し出があって良かった!
患者からの評判が悪い薬剤師
患者さんからの評判が悪い薬剤師も退職を引き留めることはありません。
- 服薬指導のレベルが低い
- 言葉遣いや態度が悪い
- 個人に対するクレームが多い
こういうことが続いている薬剤師から退職の申し出があったら即退職決定となります。
あの薬剤師に対するクレームが多かったから、いなく成ってもらった方が助かる。
これから良い薬局になるね。
スタッフからの評判が悪い薬剤師
人事評価が低いだけでなく、パワハラやセクハラまがいのことをする薬剤師やスタッフからの評判が悪い薬剤師も引き留められることはありません。
あの人がいたせいで何人の薬剤師・事務スタッフが辞めていったか・・・。
これでスタッフが落ち着くね。厄介払いができて良かった。
年齢が高い薬剤師(定年が近い)
定年間近の薬剤師についても退職の引き留めは行われません。
引き留めたところでもうすぐ定年だし。他のところで頑張ってもらいましょう。
給与が会社の基準よりも高額な薬剤師
会社の基準よりも高額な報酬を得ている薬剤師も退職を引き留められない可能性が高いです。
- 中途採用時に前職の給与を考慮した結果、会社の基準よりも多い給料をもらっている薬剤師
- 合併等で従来の給与を維持されていた薬剤師
薬剤師不足の時に無理に給料高くして採用しちゃった人でしょ?
辞めてもらった方が人件費削減になって良いんじゃない?
リストラ候補の薬剤師
何かしらの理由で会社側が辞めさせたいと考えていた薬剤師に対してはもちろん退職の引き留めは行われません。
あの人辞めたいって!?
人を辞めさせるのって大変だけどこれは願ったりかなったり!!
すんなり退職できない場合はどうすればよいか
薬剤師が不足しているからすんなり退職できないかもしれないと不安になる方もいるでしょう。
以下の場合には引き止められる可能性が高いです。
- あなたが優秀な薬剤師である
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すんなり退職できない場合は、ある程度退職日を先延ばしにするなどの退職交渉が必要となってきます。
いつまでもズルズルと先延ばしにされても困るでしょうから、妥協できる日を予め決めておき、それ以上は伸ばせない旨をしっかりと伝えましょう。
≫【退職交渉方法】引き留められて辞めさせてくれない時はどうすべきか?
退職交渉をしても全く埒が明かない。会社側が誠実に対応してくれない。退職交渉に応じることなくはぐらかされる。
そういった場合には退職代行サービスの利用も検討してみてください。
退職代行サービスを利用すると驚くほどかんたんに退職できます。
≫薬剤師が退職代行サービスを使って薬局を辞めてみた【利用時の注意点も】
【薬剤師向け】転職活動と退職はどっちが先?仕事を辞めてからはデメリット大(まとめ)
これから転職をする薬剤師に絶対守って欲しいのは、『転職先を決めてから退職の申し出をすること』。
退職の申し出をすると、薬剤師不足だった数年前までは3カ月~半年くらいは辞められないという状況でした。
それが今では、有休消化をしてすぐに退職ということも十分あり得る状況に変わっています。
≫薬剤師が転職するとき有給休暇は消化できる?【完全に有休を使うには】
先に退職の申し出をしてしまうと、すんなり退職が決まってしまい転職先が決まる前に退職日が来てしまうことも考えられます。
退職日が迫ってくると焦りで十分な転職活動ができず、転職に失敗するリスクが高まります。
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