【50代薬剤師の転職】薬局求人の探し方と成功ポイント│まだ大丈夫
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転職希望の50代薬剤師

転職を考えているのですが年齢的に不安なことも多いです。

50代で入ったらせいぜい10年しか働けませんよね。そんな短期間で会社に貢献できるかどうか、採用する側も疑問に思いますよね?

お金がかかる時期でもありますから、なるべくなら今と同じ条件が希望です。管理薬剤師もエリアマネージャー職も経験あるのですが、そういう求人はあるでしょうか?

薬剤師の転職は、経験やスキルを活かし、新たなキャリアアップのチャンスでもあります。

しかし、50代という年齢層で転職を考える場合、適切な転職先を見つけることや、そもそも採用されるのが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。

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そこで、50代調剤経験ありの薬剤師の方に向けて、転職成功のための方法と注意点を解説します。 

本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

自己紹介

pharma_di(ファマディー)

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ストーリーズでは内容の濃い情報を発信中≫ ファマディー

全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。

管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
【私が薬剤師採用のために連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト

面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。

私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。

ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。

このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。

≫詳しい自己紹介

結論
50代薬剤師の転職は30代や40代と比べると厳しいですが、豊富な経験を持つあなたを必要としている薬局はたくさんあります。

50代だからとあきらめるのはもったいないです。

調剤経験あり50代薬剤師の転職注意点

調剤経験あり50代薬剤師の転職注意点

調剤経験のある50代薬剤師の転職は注意が必要です。調剤経験が無い薬剤師よりもリスクは少ないですがゼロではありません。

しかしそのリスクを減らす方法はあります。リスクを減らす方法は後で説明しますので、まずはどのようなリスクがあるのか知っておいてください。

調剤経験あり50代薬剤師の転職リスク

  • 採用されにくいリスク
  • 年収が下がるリスク
  • キャリア・スキルに合う求人が見つからないリスク

採用されにくいリスク

多くの企業は60歳~65歳を定年としているため、50代で入社した場合、最長でも15年しか働けません。

そのため、企業としては長期的に人材を育てることができないと判断し、採用に消極的になる可能性があります。

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会社はなるべく若くて、給料が安い薬剤師を採用したいと考えています。

年収が下がるリスク

50代の薬剤師が転職する場合、年収が下がってしまうリスクがあります。

勤務する地域や入社時の地位(ポジション)にもよりますが、現職と同じ条件で採用されることは少なく、どうしても年収が下がってしまうケースが多いです。

また、勤続年数が長い薬剤師が転職すると、勤続年数によって額が決まる退職金が減ってしまい、結果的には転職しないほうが生涯賃金が高かったということにもなりかねません。

50代は教育費や住宅ローンなどの支払いが重なっている方も多く、年収ダウンは避けたいと考えていると思いますが、年収に固執しすぎると求人が見つかりにくくなりますので気を付けましょう。

50代は家庭や子供の教育費などの支出も多い時期ですから、経済的に厳しくならないかどうかの検討が必要です。

キャリア・スキルに合う求人が見つからないリスク

50代の薬剤師が転職する場合、自分のキャリアやスキルに見合った求人が見つからないリスクもあります。

50代は管理薬剤師や薬局長などの経験や実績が求められるポジションに就いている方が多いです。

そのまま同等のポジションで転職できるのが理想ですが、一般薬剤師に比べるとそれらの求人は少ないので早いうちから求人探しをする必要があります。

調剤経験あり50代薬剤師の転職成功方法

調剤経験あり50代薬剤師の転職成功方法

50代の薬剤師は転職において様々なリスクがありますが、それでも転職は不可能ではありません。

需要と供給のバランスから考えれば、まだ薬剤師は年齢を問わず必要とされています。

自分の強みや目標を明確にし、適切な薬剤師転職サイトを利用すれば、転職の成功率は高まります。

薬剤師転職サイトの有効利用

薬剤師転職サイトに登録することは50代の転職では必須です。

自分で応募しても年齢がネックとなって面接まで進めない可能性がありますが、薬剤師転職サイト経由ならその心配はありません。

事前に薬剤師専門のキャリアアドバイザーが、求人企業側に話を持って行き、引き合いがあった企業の中から希望条件に合った求人を紹介してくれます。

ですから、年齢について心配する必要はありません。

薬剤師転職サイトに登録をすれば、担当者から履歴書や職務経歴書の書き方のアドバイス、条件交渉などのサポートも受けることができます。

50代の薬剤師にオススメの薬剤師転職サイト

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面接などでのアピール

50代の薬剤師ははこれまでの実務経験やスキルが豊富であることを具体的にアピールする必要があります。

あなたのこれまでのキャリアや経験を、転職先でどのように貢献ができるかを中心に考えておきましょう。

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以下の3つのポイントを意識すると採用される可能性が高まります。

  • 経験とスキル
  • 意欲と柔軟性
  • コミュニケーション能力

経験とスキルをアピールする

50代の薬剤師は、長年の実務経験や専門知識を持っていることが強みです。そのため、面接では自分がこれまでにどんな業務を行ってきたか、どんなスキルや資格を持っているかを具体的に説明しましょう。

また、応募する職場の業務内容や求められる能力に合わせて、自分の経験やスキルがどのように役立つかをアピールすることも重要です。

例えば過去の管理薬剤師経験、エリアマネージャー経験などがあればアピールすべきポイントです。

意欲と柔軟性をアピールする

50代の薬剤師は、年齢的に働き方や環境に固執しているというイメージを持たれやすいです。

あなたが仕事に対して意欲的であり、新しいことにも挑戦できること、変化にしっかり対応できることをアピールしましょう。

例えば、あなたがこれまでに学んだことや成長したこと、今後新たに学びたいことや目標などを伝え、意欲や柔軟性を示すことができます。

採用する側は50代の薬剤師に対して、『新しいことを覚えるのが遅そう』、『パソコンやタブレットなどちゃんと使えるかが心配』などと思われている可能性が高いです。

薬局では電子薬歴、タブレットを使用したオンライン服薬指導などIT化が進んでいるからです。

こういった最新機器も使いこなせる点もしっかりとアピールして不安を払拭しておきましょう。

コミュニケーション能力をアピールする

50代の薬剤師は、これまで多くの患者さんや医師、看護師などと関わってきた経験があります。

そのため、面接では自分が人間関係やコミュニケーション能力に優れていることをアピールしましょう。

例えば、自分がこれまでにどんな人と協力して仕事をしたか、どんなトラブルや問題を解決したかなどを話すことで、チームワークや対人スキルを示すことができます。

会社側は管理薬剤師の方が年下になるということで何か問題が起きてしまうのではないかと心配しています。若い薬剤師が中心の薬局の場合、通常業務を年下に教えてもらうこともあるかもしれません。

そういった会社側が持っている不安を払拭できるようアピールしましょう。

あなたが入社したら、どういう貢献ができるかを明確に数字を用いて伝えられるのが理想です。

薬剤師転職サイトに登録すれば面接対策についてのサポートを受けることができます。

希望条件の柔軟な設定

50代の薬剤師が転職を考える場合、希望条件の設定にも注意が必要です。

自分のライフスタイルや将来設計に合わせて、年収や勤務時間、休日や福利厚生などの希望条件を考えると思います。

ここで希望条件が多くなりすぎてしまうと条件に合う求人が限られてしまい、転職が難しくなってしまいます。

50代の薬剤師は定年も近いことから、求人企業が採用に消極的になります。場合によっては希望条件を緩める必要が出てくるかもしれません。

希望条件には優先順位をつけ、柔軟に対応できるようにしましょう。

≫【薬剤師の転職希望条件】優先順位の正しいつけ方

また、正社員だけでなくパートや派遣など色々な働き方を検討することもおすすめです。

好条件の派遣求人の方が正社員よりも働き方の自由度が高く、年収が高くなる場合もあるからです。

50代調剤経験ありの薬剤師転職先の選び方

50代調剤経験ありの薬剤師転職先の選び方

50代調剤経験ありの薬剤師が転職先を選ぶ際には、以下の点に注意してください。

50代調剤経験ありの薬剤師転職先の選び方

  • 自分のスキルや経験に合った転職先を選ぶ
  • 年収や待遇にこだわりすぎない
  • 焦って転職先を決めない
  • 定年後も働きたいなら定年再雇用制度があるところへ

自分のスキルや経験に合った転職先を選ぶ

あなたは、長年のキャリアを積んだ薬剤師ですが、それだけでは転職に有利とは限りません。

採用側の多くは50代に「第一線で働ける即戦力」を期待しているため、スキルや経験がない状態では採用されない可能性が高いです。

例えば、薬局勤務の経験しかない50代が製薬会社や病院の求人に応募しても採用されるのはまず無理でしょう。

逆に、調剤薬局やドラッグストアの一般薬剤師や管理薬剤師なら、若手薬剤師よりも知識や経験で上回ることができて有利です。

調剤薬局かドラッグストアの求人を狙いましょう。

年収や待遇にこだわりすぎない

年収や待遇にこだわりすぎると転職の障害になることもあります。

50代の薬剤師は人件費が高い点がデメリット。そのため若い薬剤師が優先されて採用されやすいのは事実です。

年収や待遇だけで職場を選ぶのではなく、職場環境や休みの取りやすさなど総合的に考えて転職先を決定しましょう。

希望条件は柔軟に。

焦って転職先を決めない

どんなに知識や経験があっても年齢がネックとなって面接までたどり着けないこともあるでしょう。

しかし焦ってはいけません。

どっしり構え、薬剤師転職サイトの担当者とこまめに連絡を取って、希望に近い求人を探してもらいましょう。

定年後も働きたいなら定年再雇用制度があるところへ

定年を過ぎても働きたいと思っていたのに再雇用制度がなかったらまた職探しをしなくてはいけません。

定年後も働きたいとかんがえているなら定年再雇用制度の有無も調べておきましょう。

【50代調剤経験あり】薬剤師の転職成功方法と転職先選びの注意点(まとめ)

【50代調剤経験あり】薬剤師の転職成功方法と転職先選びの注意点(まとめ)

スキルや知識、豊富な調剤経験を持っていて謙虚で年下にもコミュニケーションがしっかり取れる薬剤師であれば転職は十分可能です。

とはいえ、50代薬剤師の求人数は圧倒的に数が少ないので転職の際には薬剤師転職サイトに登録して専門のコンサルタントをつけることが必要です。

薬剤師転職サイトのコンサルタントを味方につけて戦略的に求人を探しましょう。

直接応募(エントリー)をしても採用される可能性はほとんどありません。チャンスを自ら潰す行為ですのでやめましょう。

正しい手順に沿って転職すれば、求人数が少ない中でも希望に沿った薬局に転職することは十分可能です。

薬剤師転職サイトに登録すればあとは連絡を待つだけ。これだけであなたの転職活動はスタートできます。

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50代で転職をしようか悩んでいる薬剤師のあなたへ。

あなたは、長年の経験と知識を持ったプロフェッショナルな薬剤師です。

あなたは、患者さんや医療チームのために、日々尽力してきました。あなたは、自分の仕事に誇りと責任感を持っています。

しかし、あなたは、今の職場に満足していないかもしれません。

あなたは、もっとやりがいや成長の機会が欲しいかもしれません。

あなたは、もっと自分のライフスタイルに合った働き方がしたいかもしれません。

それなら、転職を考えてみてはどうでしょうか。

転職は、あなたのキャリアや人生に新しい風を吹き込むチャンス。

転職は、あなたの可能性や価値を再発見する機会です。

転職は、あなたの夢や目標を実現する手段です。

もちろん、転職にはリスクや不安もあります。しかし、それらを乗り越えるだけのメリットや魅力もあります。

そして、あなたはそれらに立ち向かうだけの力や勇気を持っています。

だから、迷わずに一歩を踏み出してみましょう。

あなたには、まだ見ぬ新しい世界が待っています。

あなたには、まだ知らぬ新しい自分が待っています。あなたには、まだ叶えられぬ新しい夢が待っています。

50代で転職をすることは決して遅くありません。むしろ、今こそがチャンスです。

あなたの経験とスキルを活かせる職場は必ずあります。あなたの働き方と待遇に満足できる職場は必ずあります。

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私は、あなたの転職を応援しています。