

転職しようかどうしようか迷っている薬剤師
転職しようかどうしようか迷っていてなかなか踏ん切りがつきません。
どうすればよいでしょうか?

このような薬剤師の疑問に答えていきます。
本記事の内容
この記事を読むと次のことがわかります。
- 迷っているくらいなら即行動が必要な理由
- 大量の薬剤師が誕生してくる前にやっておくべきこと

pharma_di(ファマディー)Follow @pharma_di
転職2回の大手チェーン調剤薬局の管理薬剤師。薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。
転職に失敗する薬剤師をゼロにしたいという思いで、自らの経験を基に記事を作成しています。
→詳しい自己紹介
毎年薬剤師国家試験の合格発表後には、約1万人の薬剤師が爆誕します。これをどう考えますか?
転職を考えているなら即行動が必要な理由
あなたが転職を考えているなら、迷っている場合ではありません。
今すぐ行動を起こしましょう。
そうしないと、条件がどんどん悪化していきます。
今年も新たに約1万人もの薬剤師が増えます。
1万人ですよ!
1万人!
国家試験の合格率が下がれば話は別ですが。
もちろん合格した薬剤師全員が医療に従事するわけではありませんが、単純に1万人もの薬剤師が増えるのです。
そうすると毎年何が起こるか。
薬剤師の充足
処方せん発行枚数や分業率は頭打ち。
その状況で毎年1万人もの薬剤師が増えて行ったら(もちろん仕事を辞める方もいるので純増ではありません)、薬剤師の不足度合いは解消されていきます。
そうなるとどうなるか。
- 薬剤師が誕生する
- 薬剤師が増える
- 薬剤師が足りるようになる
- 中途薬剤師の募集が減る
- 中途薬剤師の求人条件が悪化する
こうなります。
第107回の薬剤師国家試験の発表日時は、2022年3月24日木曜日の午後2時です。
さあ、今年は何人の薬剤師が誕生するでしょうか。
もしあなたが転職を考えているなら、のんびりしている場合ではないと思いませんか?
薬剤師が増えれば求人は減るのは当然!薬剤師国家試験合格率と求人数の関係
転職を考えている薬剤師にお願いです。
今すぐに行動を起こしましょう!
薬剤師どんどん増えていきます。
薬剤師がどんどん増えてくれば求人は減ります。
当然ですね。
でもどうせ新卒が入社してきてもすぐに仕事ができるわけではないから大丈夫なのではという意見もあるでしょう。
そうやってのんびりしていると、来年もまた1万人の薬剤師が増えます。
後になればなるほど条件は厳しいものになるでしょう。
薬剤師が不足していてすぐにでも欲しい。
中途薬剤師の募集をかけているが、なかなか採用できない。
でも4月には新卒が入ってくる予定。
その子が薬剤師国家試験に受かれば
中途薬剤師の募集は中止する
国家試験の難易度が高い=合格率が低い⇒入社予定の新卒が合格できない⇒中途薬剤師の採用活動が活発になる。
国家試験の難易度が低い=合格率が高い⇒新たに生まれる薬剤師が多い⇒中途薬剤師の採用活動が弱くなる。
少しでも良い条件の薬局に転職をと考えている薬剤師は、今のうちに活動開始を!
転職するなら今です。
早いに越したことはありません。
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とにかく急いで転職したい
でも条件に妥協したくない

でも本当にそんなに薬剤師って増えてます?
うちの薬局ではいつも薬剤師が足りない足りないと嘆いていますが・・・

本当に1万人近くの薬剤師が誕生しているのか、過去の薬剤師国家試験の合格者数をさかのぼってみましょう。
過去の薬剤師国家試験合格率と合格者数の推移
薬剤師国家試験の合格率と合格者数の推移です。
第107回(2022年2月試験)
合格率:全体 68.02% 新卒85.24%
合格者数:9,607人
第107回薬剤師国家試験の結果について
第106回(2021年2月試験)
合格率:全体68.66% 新卒85.55%
合格者数:9,634名
第106回薬剤師国家試験の結果について
第105回(2020年2月試験)
合格率:全体69.58% 新卒84.78%
合格者数:9,958名
第105回薬剤師国家試験の結果について
第104回(2019年2月試験)
合格率:全体70.91% 新卒85.50%
合格者数:10,194名
第104回薬剤師国家試験の結果について
第103回(2018年2月試験)
合格率:全体70.58% 新卒84.87%
合格者数:9,584名
第103回薬剤師国家試験の結果について
第102回(2017年2月試験)
合格率:全体71.58% 新卒85.06%
合格者数:9,479名
第102回薬剤師国家試験の結果について
第101回(2016年2月試験)
合格率:全体76.85% 新卒86.24%
合格者数:11,488名
第101回薬剤師国家試験の結果について
第100回(2015年2月試験)
合格率:全体63.17% 新卒72.65%
合格者数:9,044名
第100回薬剤師国家試験の結果について
第99回(2014年3月試験)
合格率:全体60.84% 新卒70.49%
合格者数:7,312名
第99回薬剤師国家試験の結果について
第98回(2013年3月試験)
合格率:全体79.10% 6年制卒83.60%
合格者数:8,929名
第98回薬剤師国家試験の結果について
第97回(2012年3月試験)
合格率:全体88.31% 6年制卒95.33%
合格者数:8,641名
第97回薬剤師国家試験の結果について
第96回(2011年3月試験)
合格率:全体44.44% 新卒33.55%
合格者数:1,455名4年制⇒6年制
第96回薬剤師国家試験の結果について
第95回(2010年3月試験)
合格率:全体56.35% 新卒39.68%
合格者数:3,787名4年制⇒6年制
第95回薬剤師国家試験の結果について
第94回(2009年3月試験)
合格率:全体74.40% 新卒84.84%
合格者数:11,301名
第95回薬剤師国家試験の結果について
4年制から6年制への移行期を除き、毎年約1万人の薬剤師が誕生していることがおわかりいただけたと思います。
もしあなたが、転職をしようかどうか悩んでいる、迷っているのであればまずは行動を。
紹介された求人を見てから悩んだり迷ったりすれば良いのです。
結果的に、転職をしないという判断を下しても問題ありません。
『今は何もしない』という選択肢はないはずです。
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