いつも残業が多くてぐったり。今月は40時間を超えました。

過労死のリスクが高まるラインにはまだまだだけど、もう少し早く帰ってプライベートを充実させたい。

薬歴がたまっています。でも薬歴未記入で帰るわけにはいかないので残業しなくてはなりません。

本部からは人件費削減のため残業時間を減らすよう言われています。サービス残業でやるしかないのでしょうか?

なにか対策はありませんか?

薬歴記入で残業になってしまう原因を分析

薬局勤務の薬剤師にとって薬歴の問題は常に付きまといます。薬剤師が多めに配置されていてなおかつ薬歴を書く時間も充分にある場合は問題にはなりませんが、そのような薬局は稀です。

薬歴記入で残業することになってしまう原因は何でしょうか?

  • そもそも書くのが遅い(筆記速度、電子薬歴の場合はタイピング速度)
  • 何を指導したかを思い出すのに時間がかかっている。
  • 電子薬歴が使いにくい、入力できる端末が少ない
  • 患者投薬数が多くて薬歴の数自体が多い
  • 他にもやることが多すぎて薬歴記入がついつい後回しになってしまう

原因がある程度見つかれば後はその対策です。

患者対応(服薬指導)終了後にすぐ書くのが理想

薬歴記載は患者さんに薬をお渡しした後にその場ですぐ記入するのが理想的です。そうすれば未記入の薬歴が溜まることはありません。

でも他にお待ちの患者さんがいるとなかなかできる事ではありませんね。後回しにすればするほど、指導した内容や処方変更点などを忘れてしまう可能性が高まります。

すぐに薬歴を書けないならメモを活用

薬歴記入のうち、指導内容や患者背景を思い出している時間が多いのであればその時間がもったいないので鉛筆等でメモを書いておくとよいでしょう。そのメモを参考にすればすぐに薬歴を書き始められるはずです。

多くの薬剤師を見てきましたが薬歴記入が遅い人に共通しているのは「動いていない時間が多い」という事です。

薬歴に何を書こうか考えて止まっている時間が大変多いのです。後回しにすればするほど思い出す時間が必要になりますので、やはりその場で書く(全部でなく一部だけでも)事を心がけましょう。

薬歴を早く記載する方法(電子薬歴の場合)

電子薬歴の場合はショートカットや辞書登録変換など自分好みにカスタマイズしておけば文章を打つスピードが速くなります。

タイピング速度が遅いのであればブラインドタッチの今すぐ練習すべきでしょう。端末が不足していて記入できないのであれば増やしてもらうようお願いすべきです。

端末を増やすだけで薬剤師の残業時間が減るのであれば経営陣もすぐに増設にゴーサインを出すはずです。

薬剤師人員の問題の対処法

管理薬剤師から開設者へ意見を述べてもらうことでしょう。薬局管理簿にもその旨記載します。といってもチェーンの調剤薬局であればいきなり社長というわけにも行きませんので、管理薬剤師を通じてエリアマネージャー等の上司へ相談します。

それでも薬歴がたまってしまう場合

薬剤師の人員に余裕のある時間帯があるのであれば、1人は集中して薬歴を書くだけの時間にするなど工夫する必要があります。

特定の薬剤師のみ服薬指導数が多くなってしまわないよう仕事量を平準化するなどの対策も忘れてはいけません。

薬歴残業の問題は一人の薬剤師だけでは全て解決することはできません。同僚や上司の協力が必要です。まわりも協力する気持ちが無く、ダラダラ薬歴を書いて残業することを良しとしている薬局なのだとしたらずっとそこに居たくはありませんね。

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